読売新聞に掲載されていた記事です。
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2011/07/09記
ちょうど今は杏(アンズ)の季節。安く手に入ったのでジャムを作りました。

アンズジャムは下ごしらえも簡単で、手作りすると自分の好みの甘さに調節できるし、お薦めです。
レシピ、というほど難しくないので、画像入りで分かりやすいサイトを探してみました。『簡単で美しいアンズジャムの作り方 サマーアプリコットジャム』が参考になるかと思いますが、いくつか注意点を。

【材料】
あんず1kg
グラニュー糖500g

とありますが、これは市販のジャムの甘さ。
ブログ主はこの半分弱の砂糖の量で、レモン汁(1個分くらい)を加えて、かなり甘さを控えて作ります。
好みの甘さを覚えるためには、分量の2/3程度の砂糖をかけて1時間ほどおき、出てきたジュース(汁)の味を見て、不足なら更に砂糖を足すようにしてください。
但し、杏は酸味があるので、できあがりのジャムはジュースよりも酸味がやや強くなります。

レモン汁を加えるのは酸味を加えるためというよりは、レモンに含まれるペクチンでジャムにとろみが出やすくするためです。

弱火でコトコトとありますが、最初の10分くらいの間は中火からやや強めの火力で一気に灰汁(アク)を出してしまいます。クリーム状の泡がどんどん出てきますから、すくい取って捨てます。
灰汁を取り終わったら中火からやや弱めの火力で20分、汁気が少なくなると焦げやすいので最後の10分くらいはやや弱火にしてもいいかも知れません。(大抵のジャムは煮詰める時間は30分が目安です。キッチンタイマーを10分単位に設定して計りながら煮るといいかも。)終始鍋底をお玉でかき混ぜて焦げ付かないように注意して下さい。

鍋は酸に強い琺瑯(ホウロウ)がいいのですが、ブログ主は扱い慣れたステンレス鍋を使います。(金属鍋を避ける理由は、酸によって金属が腐食するから...ということなのですが、アルミ鍋はともかく、ステンレスでそれ程神経質になる必要はありません。)

■保存瓶の扱い方(煮沸消毒、詰め方、脱気、瓶詰め後の殺菌、等)


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■アンズジャムを作るときに出る種をホワイトリカーにつけてアンズ風味のリキュールを(P.56)