Gmm045ドイツらしい建物というと「木骨造りの家」(あるいは「木組みの家」)。英語では“half-timber( ed )”といい、ドイツ語では“Fachwerk”という。

これは、中世以降に流行った建築様式で、木で骨格を組んだ後、間にレンガなどを詰めて壁にした建て方。
今回、観光局サイトを読んで知ったが、例えば左の家(市庁舎近くのカフェ“zum Roland”)のように、上に行くに従ってせり出してくる木骨の家は後期ゴシック以降の建築様式だそうで、実際に箱のように積み上げて建てていく。
“最も古い木骨造りの家”としてこの町の観光の目玉になっているヴォルトはそれよりも古い工法で建てられていて、それを“Ständerbau”というそうだ。“Ständer”とは建築用語で「脚柱(きゃくちゅう)」で、垂直の柱が地面から屋根ま で通っているのが特徴だそうだ。


ヴォルト通り/Word とヴォルトガッセ/Wortgasse の角にある。 Gasseというのは、細い道で、「小路」とか「路地」という意味。下の画像の奥に伸びている狭い道がヴォルトガッセ。

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