2000年9月21日(木)
■ 13:00 ベルリン/Zoo駅発 -(ゲンティン/Genthin、マグデブルク/Magdeburg乗り換え)-16:21 クヴェドリンブルク/Quedlinburg
電車は数分遅れてクヴェドリンブルクに到着。ベルリンで切符を買った際に列車の接続を尋ねたら紙に印刷してくれた。この方法は便利と、この後も時々活用。
クヴェドリンブルクの旧市街は1994年以来、ユネスコの世界文化遺産に登録されている。
詳しくは観光局の公式サイト、またはWikipediaのQuedlinburgの項を。
画像は市庁舎/Rathausの入り口。下に、観光局も貰ったお薦め散策コースの解説を引用しておいたが、初期ゴシック様式のこの建物は1616年に改築されて現在の形になったとのこと。門の上には昔の市の紋章が掲げられている。(左の画像はスクラップブックに貼ったシール。観光局か本屋で買ったと思う。現在の紋章はワシがもう少し現代的にデザインされている。)
更にその上にある女性の像は豊穣の女神アバンダンティアで、壁に凹(くぼ)みををつけて安置している。このような壁に作られた凹みを建築用語で壁龕=へきがん=ニッチと言うそうで、ドイツ語ではNische(>Sitznische)というらしい。
Das Rathaus (Frühgotik) erhielt mit dem Umbau von 1616 sein heutiges Aussehen. Bemerkenswert sind das Renaissance - Prunkportal mit Sitznischen und das überdimensionale Stadtwappen, das von einer Göttin des Wohlstandes (Abudantia) gekrönt wird.
下の画像は翌日撮影したもので、市庁舎の前は広場/Marktになっている。市庁舎の背後に見える尖塔はSt.Mthildis教会で、2枚目の画像の市庁舎右側に見える建物にツーリストインフォメーションのオフィスが入っていた。
市庁舎の左端に建っている石像はローランドという伝説上の英雄で、ドイツでは自由の象徴として多くの都市でシンボルとしている。
市庁舎脇に“zum Roland”というカフェがあった。下は(あまりきれいな画像ではないが、)その看板。ドイツではこうした鋳物の看板を見て歩くのも楽しい。
2泊するために宿を見つけて貰おうとインフォメーションに行ったところ、今日は部屋があるが、明日はあるかどうかまだ分からないので明日また来て欲しいと言う。さすがに世界遺産の町だからか。取りあえず宿が見つかりホッとする。おまけに、今日の宿は行ってみたかったビール醸造所だった!
Michael Jackson's Pocket Beer Book:
at Quedlinburg (14 Blasii Str), the Lüddle brewpub offers a Pils and a sweet, dark top-fermenting house speciality.
ビール:Pils 0.3l (DM3.30)、Knuttenforz 0.4l (DM3.90)
BierkuTsch.Steak (DM17.50)
Knuttenforz を検索したら、ここで醸造した黒ビールらしい。