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【IT】 Excel/Word一般

2017/01/27

【ドールハウス工作番外編】 フリーの壁紙素材を使って柄の大きさを調節した布を作る【Word2013】

テーマは「ドールハウス工作」としましたが、これは普通のWord2013(Excel2013)のテクニックです。

ミニチュア工作をしていると苦労するのが,柄の小さな布を見つけることです。布小物、例えば、青海波(せいがいは)模様の風呂敷を作りたいと思っても、ミニチュアサイズの柄を見つけることは困難です。

布だけでなく、包装紙なんかも細かい柄のものはなかなか見つかりません。

これをフリーの画像を使って、自分で作ってみようというのがこの記事の趣旨です。

フリーの画像と書きましたが、もう少し正確に書くと、web製作で壁紙や背景に使えるフリー素材のパターン画像です。

例えばGoogleなどで、「壁紙 パターン フリー」といったキーワードで検索すると様々な画像が検索されます。(下図-1/※)

 

Free_wall_paper
(図-1)

 

※「フリー」というキーワードを指定したからといって、必ずしも検索された画像が無料であったり自由に使えたりするわけではないので、必ずそのページにアクセスして確認して下さい。

また、フリー素材であっても、画像そのものの二次配布は禁止されているなど、そのサイトによって規定は様々です。

 

 

 

 

【サンプル】

具体的にどんなことができるのか、サンプルを使って説明します。(補足説明は後ほど行います。)

下は、Word2013の白紙文書にまずオートシェイプ(図形)の「矩形」(四角)を挿入して、塗りつぶしに「かまわぬ」柄のパターンを指定したところです。

 

Texture01
(図-2)

 

このパターン画像は1280×1280px(ピクセル)という比較的大きな画像で、矩形の中に画像の一部が表示されているような感じです。

WordやExcelのオートシェイプは枠線の四隅などにある「○」をドラッグすると伸縮できるので、横に広げてみると...(図-2/①)

 

Texture02
(図-3)

窓を開くような感じでパターンが現れます。(図-3)

 

更に、パターンの拡大率を変更(ex. 縦横とも50%)すると...

 

Texture03
(図-4)

オートシェイプの大きさはそのままで、中の柄、つまりパターンだけ50%に縮小されます。

 

ここまでで、オートシェイプの扱いに慣れている方はもう理解されたと思いますが、矩形をmm単位で好きなサイズに設定して、パターンの拡大率を変えれば、好みの柄の大きさの画像が作れることになります。

 

「かまわぬ」は比較的大きな画像と言いましたが、小さい画像を使うとどうなるかというと...

 

Texture04
(図-5)

 

パターンが連続して表示されます。

なお、このように連続して表示されたときに柄が連続、つまり継ぎ目が分からないようにするためには、あらかじめそのようにデザインされた画像を使う必要があります。

このような画像はたいてい“シームレス”(seamless:seam=継ぎ目〔が〕less=ない)と謳われています。壁紙パターンにはシームレスになるようデザインされたものがたくさんあるので、キーワードに「シームレス」を追加したり、無料の壁紙パターンを提供してくれるサイトで探してみて下さい。

 

あとは、インクジェットプリンターで印刷できる布やプリンター用紙に印刷して使います。

 

補足説明

【おすすめ背景素材サイト】

  • Bg-Patterns URL:http://bg-patterns.com/
     
    WEBやDTP、ビジネス資料などで使える背景素材を商用可でフリー(無料)ダウンロードできる『Bg-Pattrens』。
    色や形、サイズも自由にカスタマイズして自分のオリジナルの背景を作ろう。
     
  • wargo Pattern URL:http://www.japanese-pattern.info/
     
    和柄フリー素材、和風フリー画像が【日本最大級、毎週更新全て無料!!】のワーゴパターン

サイトの謳い文句をそのままコピペしました。おすすめと書きましたが、他にもたくさんあります。検索キーワードに「かわいい」とか「花柄」、「ボーダー」などと追加して探してみて下さい。

 

【手順】

  1. あらかじめ使いたいパターンをダウンロードしてPCに保存。
  2. Wordの新規文書を開き、オブジェクトの矩形を挿入する。(こちらの記事の「4.背景に色を付ける」を参照してください。別ウィンドウで開きます。
  3. 矩形を任意のサイズに変更する。(同記事の「2.画像のサイズを変更」を参照してください。サイズをmm単位で指定できる設定方法も説明しています。)
  4. 「図形の書式設定」でパターンを読み込み、縮小率を任意に設定。

 

【4に関する補足説明】

オブジェクトを挿入すると、まず、「塗りつぶし」、「線」共に青が設定されています。これを変更するには、オブジェクトクリックしてを選択した状態で右クリックし、表示されるメニューから、「図形の書式設定」をクリックします。

すると、右側に下のようなサブメニューが表示されます。(縦に長いので2つに分けて表示しています。)

 

Texture05
(図-6)

 

「塗りつぶしと線」メニューで、「塗りつぶし(図またはテクスチャ」を選択(②)し、パターン(画像)を指定(③、④)、「図をテクスチャとして並べる」にチェックを入れます。(⑤) 

「線」は「線なし」を指定します。(⑦)

あとは、拡大率(縮小率)を任意に設定します。(⑥) 

この例では必要ありませんが、「図形に合わせて回転する」のチェックを外すと、オブジェクトを傾けた場合でも、パターンは元の角度を保ったままです。(下図-7)

Texture06
(図-7)

 

 

 

 


 

2016/07/16

【ドールハウス工作】 No.267 ミニチュア製作に役立つWordのテクニック【Word2013】

ここでは前回ご紹介した朝顔の葉をWord(Word2013)に貼り付けてサイズを変更したりする基本的なテクニックを説明します。Wordに不慣れな方向けなので、基本的な操作です。

ブログ主は時々自作のミニチュア用ラベルや植物の葉などの画像をブログで提供しているので、それに活用できるレベルを想定しています。

記事公開後も思いついたことがあれば追記します。カテゴリ『Excel/Wordでお絵かき』には様々なテクニックの記事をまとめてあるので、併せてご一読下さい。基本的にはExcelもWordも同じような機能があり、メニュー構成も同様です。

 

1.画像の挿入

PCに保存されている画像を呼び出した文書上に貼り付ける場合、「挿入」タブをクリック→「画像」アイコンをクリック(これ以降『「挿入」タブ→「画像」』のように表記。更にサブメニューが表示される場合も同様。また、メニューの中の項目をクリックして選択する場合、単に『選択』と表記。)で呼び出します。

このあとの作業で葉の画像は何枚もコピーして横に並べることになりますが、画像の「レイアウトオプション」が「行内」になっていると画像を並べることができないので、「四角」を選択して変更します。

Morning_glory_howto05b

なお、いちいち設定を変えなくても規定値を「四角」にしておくことができます。(→『【Word2013】Wordでかんたん年賀状作成/画像や文字を自由に配置する』の「「オプション」で設定を変更する」の項参照。)

 

2.画像のサイズを変更

画像を選択した状態で、「図ツール/書式」タブ→「サイズ」のオプション。

Morning_glory_howto05

「サイズ」の単位が「mm」でない場合は、一旦中断し、規定値を変更します。→『【ドールハウス工作番外編】 Wordの画像整列のコツ・グリッド線の活用/ラベルなどを印刷するテクニック【word2013】』参照。

「レイアウト」ダイアログボックスが開くので、「縦横比を固定する」にチェックが入っていることを確認して、「高さ」または「幅」の数値を変更します。

Morning_glory_howto07

ちなみに、ミニチュア朝顔では13mmと11mmの二種類を作りました。

なお、13mmと指定しても、一旦内部でポイントという単位に換算されて再表示されるので、13.2mmなどと指定した数字とずれることがあります。

 

 

3.サイズを変更した画像をコピー&ペースト(貼り付け)で増やす

下図を参照して下さい。

Morning_glory_howto08Morning_glory_howto09 Morning_glory_howto10

印刷後に切り抜きやすいよう、画像を「上揃え」などの整列をさせることができます。詳細は→『【ドールハウス工作番外編】 Wordの画像整列のコツ・グリッド線の活用/ラベルなどを印刷するテクニック【word2013】』参照。

 

4.背景に色を付ける

今回、朝顔の葉は黄緑色の画用紙に印刷し、さらに切り取ってから色を塗ったので、背景はあまり気にしなくても良かったのですが、切り残しが目立たないように葉の色とよく似た色を付けた方がいい場合があります。(下図)

Morning_glory_howto15

この場合は矩形(四角形)を描いて背景色となる色を付け、葉の画像の後ろに配置します。下図を参照して下さい。

Morning_glory_howto16

Morning_glory_howto17
Morning_glory_howto18
あとはこの矩形を好みの色に変えるだけです。

矩形を選択したときに表示されるメニューの「塗りつぶし」から色を指定できます。また、規定値では青の枠線が付いていますが、不要なので同じメニューの「枠線」で「なし」を選択して枠線を消します。

Morning_glory_howto19

5.印刷

「ファイル」タブ→「印刷」から行います。普段と違う用紙、例えばマット紙などを使う場合、「プリンターのプロパティ」で正しく用紙の設定をしてから「印刷」ボタンを押して下さい。

 

banner_Amazon_my_store_large.png

 

 

 


 

2016/04/21

【Excel/Wordでお絵かき】Excel/Wordでくまモンを描いてみた

著名な漫画家がぞくぞくとくまモンを励ますイラストをネットに上げていますね。

そこで、ブログ主もExcelでくまモンを描いてみました。(今日は贔屓の野球チームの試合もなくて暇なもんで...coldsweats01

Kumamon

画像が大きいので、画像の上で右クリックして表示されるメニューから別タブまたは別ウィンドウで開いて下さい。ブログなどに転載等ご自由にお使い下さい。但し、私的な利用に留めて下さるようお願いします。記事の下方にも画像を追加しています。

身体の曲線を出すのに少し悩んだけれど、色や顔のパーツは単純なので30分ほどでちゃちゃっと描けました。

Excelでのお絵かき方法や描いた画像を取り出す方法は過去に何度か書いているのでここでは省略しますが、描き方が分かるような画像をキャプチャしました。

Kumamon01

左側の画像は作成した絵をコピーしてpng形式で貼り付けたもの、右側はそのオリジナルの絵で、全ての図形を選択したところです。いくつもの図形を組み合わせて描いているというのが分かるかと思います。

分かりやすいように、絵を構成している全ての図形を「色:なし」、「枠線:黒」に変えてみたのが下の右側です。

Kumamon02

身体と腕は3つの「ハート」とフローチャートの「端子」(お尻の部分)、頭とクビの部分は「円」と「台形」、顔のパーツはほとんどが「円」ですが、眉毛は「月」です。口は良い図形が見つからなかったので、「曲線」で描いてしまったのがちょっと残念です。

 

 

鼻は図形ではなく「ワードアート」を使っています。文字は「●」で、下記の手順で変形して鼻の形を作りました。

1.「挿入」タブ→「ワードアート」→左上のシンプルなタイプを選択。

Kumamon04

2.「ここに文字を入力」に「●」を書く。(ATOKなら「まる」とか「くろまる」で変換できますが、IMEでも「くろまる」で変換できるらしいです。)

Kumamon03

3.ワードアートを選択した状態で「描画ツール/書式」タブ→「文字の効果」→「変形」→「下凸レンズ」

Kumamon05

これでくまモンの鼻のような形になるので、あとは縮小したり変形させたりしてみてください。

なお、ほっぺたの赤丸は下の様に色(RGB値)を設定します。(赤:227、緑:40、青:33)

Kumamon06

 

【追加】ハートとメッセージボード付き、他

Kumamon_heart Kumamon_message_board

Kumamon_02s

これはニセモン

くまモン

 

 


 

2016/03/31

【ドールハウス工作】 No.244 本格的な製本のミニチュアブックを作ってみよう No.3【Excel】

前回の続きで、今回は下のような本のカバーを作成します。

Miniature_book_magdatrott

カバーのタイトルや画像は最初は勘で配置することになり、背タイトルは帯状の紙の中央に置けばよいのですが、表紙に当たる部分のタイトルや絵などの位置は本の厚みに左右されるので、プリントしてみてからの微調整が必要になってきます。

ただ、安価なコピー用紙でも使って試し刷り(プリント)しつつ調整すればよいので、それほど面倒ではありません。

 

以下の説明は、No.1とNo.2の記事を読んでいることを前提としています。

 

 

テンプレートを取り込む

下の図をクリックして拡大表示(オリジナルサイズの画像を表示)し、一旦PCに保存して、Excelに取り込んで下さい。(色はExcelで変更できます。→後述)

Cover_template

この画像は、No.2の記事で作成した本がだいたい高さ26mmになったので、260ピクセル×730ピクセルで作成しています。

これをExcel(Excel2013)に取り込んで(図形に変換した後)、高さ26mmに設定すると、縦横比が変わらずに横は730mmになる、ということはNo.1で説明しました。

この730mmというのは、No1.のアウトラインを使って本文ページを3ブロック(1ブロック=8ページのものを3つ)使い、No.2のように製本した場合に適した長さ(横幅)です。(もし730mmで足りなければ、取り込んだテンプレートに対し「縦横比を固定する」のチェックを外して横の長さを適宜変えて下さい。長ければ印刷後にカバーの両端をカットすればOK。)

下の画像の本は本文の高さを32mmにした結果、表紙が35mmになったので、カバーもそのサイズに設定したものです。ページ数は2ブロック分で薄いのですが、カバーの横幅はそのままで違和感ありません。

Miniature_book_amenimomakezu_miyaza

テンプレートの色を好みの色に変更する

このような単色の図形なら、Excelで色を簡単に変えることができます。

Miniaturebook31
(図-1)

画像を選択した状態で、「図ツール/書式」タブ→「色」から行います。

今回用意したのは山吹色のような画像ですが、例えば上の図のように薄いグリーンの上にマウスカーソルを重ねるだけでその色がシミュレーションされます。クリックすると決定します。他の色にする場合は「その他の色」から色を選択できます。

イラストや本のタイトルを挿入する

イラストを挿入する方法は【ドールハウス工作】 No.191 ハロウィン no.3 Excelでトリートバッグ(Treat Bag)を作ろう!【Excel2013】で説明しました。

ここでは「ワードアート」を使用して文字を入力する方法を簡単に説明します。

ワードアートとテキストボックスの違い

テキストボックスもオブジェクトとして文字を入力できますが、文字に対する装飾は限定されています。ワードアートでは文字色をグラデーションにしたり、立体的にしたり、変形したりと様々な装飾を加えることができます。

また、画像としてコピーしても劣化が少ないようです。(Excel2003の頃はテキストボックスの文字を画像に変換するとかなり劣化しました。)

「挿入」タブ→「ワードアート」(A のボタン)をクリックすると様々なテンプレートが表示されますが、これは後からでも変えられるので、左上のシンプルなタイプを選択(クリック)します。

Book_howto04(図-2)

すると、下のようにワードアートが挿入されるので、文字を入力したり、フォントやサイズを変更します。

Book_howto05(図-3)

文字をドラッグして選択(図-5)すると、いつでも上のようなツールボックス(メニュー)が表示されるので、フォントに関する設定はいつでも変えられます。

下図はフォント名とフォントサイズを変更した例です。

Miniaturebook34
(図-4)

ワードアートを縦書きにする

ワードアートは様々な効果をつけることができますが、全てをご紹介することはできないので、ここでは背表紙に使う可能性がある縦書きについて説明します。

図-3の「文字の効果の設定」から行いますが、その下のメニュー(「図形の書式設定」)からでも最終的に縦書きの設定をするパネルを表示することはできます。

Miniaturebook35
(図-5)

上のように、右側に表示されるパネルから、「文字のオプション」→「テキストボックス」(アイコン)→「文字列の方向」を「縦書き」にします。

行間を調整

テキストボックスやワードアートで改行をすると初期値で行間が1行に設定されているので、行間を詰めたくなるときがよくあります。行間を変更するには右クリックメニューがから「段落」を選択します。

Book_howto07
(図-6)

行間は初期値で「1行」になっているので、「固定値」に変えて、ポイント数を変更(小さく)します。([OK]を押さないとワードアートに反映しません。)好みの行間になるまで調整します。

必要であればイラストなどを加えて下さい。

Miniaturebook37
(図-7)

これをNo.1の記事で説明したように、印刷用のシートに画像として貼り付け、高さを調整した後にプリントします。

Miniature_book_peterrabbit

 

 

 


 

2016/03/26

【ドールハウス工作】 No.242 本格的な製本のミニチュアブックを作ってみよう No.1【Excel】

ミニチュアブックを作ってみました。こんなの↓。

Miniature_book_magdatrott

表紙のサイズは横2cm×高さ2.6cmくらいで、本文のページのサイズは1.8cm×2.2cmです。

下はカバーを取ったところです。布で装丁してあります。

Miniature_book_magdatrott_02

10円玉とほぼ同じ大きさの1Euroコインと比較しています。

今回、割合と本格的な製本を行いました。本文も印刷してあります。

装丁には布を使ったので、本のタイトルなどは別にカバーを作っています。大抵のハードカバーの本はこんな体裁ではないでしょうか。

ブログ主は高校の美術の授業で製本を習ったことがあり、今までもこういったミニチュアの本を作ってはいたのですが、本棚に並べるだけなら表紙だけそれらしく作って、本文の部分はバルサやスチレンペーパーで代用した簡単なもので十分なので、あまり詳しく作り方を説明することはありませんでした。

本文の原稿はExcelを使えば作成できるし、製本もさほど難しいものではないのですが、このような小さいものだと、本文に使用する紙、表紙に使う厚紙や布の厚さにかなり左右され、いざ説明するとなると簡単には説明ができないことも大きな理由です。

でも、このブログにもミニチュア本の作り方といった内容のキーワードでのアクセスが少なからずあるので、今回は原稿の作り方から装丁の方法までを解説しようと思っています。

基本的には、

  1. 本文の原稿を作る【Excel】
  2. 製本
  3. カバーを作る【Excel】

の3つに分かれますが、丁寧に説明すると長くなりそうなので今回は主にExcel(Excel2013)を使用して本文の原稿を作る方法をご紹介します。

本文に使用する用紙について

今回使用した用紙はそれほど厚くないマット紙(厚さ0.14mm)です。

マット紙とはつや消し(mat/matt(e)の紙で、OA用に様々な厚さのものが売られており、大きく分けて、

  • 特厚、厚口: ペーパークラフトに使うような厚手のしっかりした紙(0.20~0.22mm)
  • 薄手: しっかりした上質コピー用紙(0.10mmくらい)
  • 中間のもの(表記は一定していない): (0.14mmくらい)

の3種類くらいあるようです。家庭やオフィスで使う安いコピー用紙はだいたい0.1mm以下です。

探したら、紙の通販のダイゲン社のサイトに『紙の厚さについて』という分かりやすいページがあったのでいくつか比較のためにご紹介すると、

  • 1万円札: 0.10mm
  • 商品券: 0.12mm
  • 厚手模造紙: 0.14mm
  • 画用紙: 0.21mm
  • 官製はがき: 0.22mm

だそうです。目安にして下さい。

また、「両面」、「片面」の区別があり、「片面」のものは裏表があって、表はインクの定着や発色が良いよう加工がしてあり、裏よりも白色度が高いので見て分かります。片面で十分なのですが、たいして価格は変わらないようなので、却って「片面」で限定して探すと選択肢が狭まるかと思います。

本文の紙は薄いほど実際の本のようになりますが、ページ数が多くなると手間がかかり、綺麗に折るのが難しくなるるので、今回は0.14mmの紙を使っています。

 

 

本文作成手順概略

手順は下記の通りです。

  1. Excelのシートをキャンバス代わりに使い、そこにアウトラインを読み込み、テキストボックスでテキストを記述したり、イラスト(挿絵)などを取り込んで本文を作成する。
  2. 作成した本文を画像に変換。サイズを調整する。
  3. Excelのシートを増やし、そこに2で作成した画像を貼り付ける。(印刷用のシート)
  4. 3のシートを印刷。
  5. 切り取って製本する。(次回に説明)

なお、ここで必要なExcelの基本的な操作は下記の記事でご紹介しています。トリートバッグ(紙袋)の作り方を説明したものですが、Excelの操作に慣れていない方はまず下記記事をご一読下さい。基本的に行っていることは同じです。

【ドールハウス工作】 No.191 ハロウィン no.3 Excelでトリートバッグ(Treat Bag)を作ろう!【Excel2013】

アウトラインを取り込む

下の図をクリックして拡大表示(オリジナルサイズの画像を表示)し、一旦PCに保存してからExcelに取り込んで下さい。(枠線は薄いグレーで作成しています。色が薄すぎるという場合はExcel側で色を濃くできます。→※後述。)

Book_page_blank

このアウトラインは背景が透過された枠のみの画像(png形式)で、1ページを180ピクセル×220ピクセルの大きさ、8枚連続なので、1440ピクセル×220ピクセルとなっています。

ピクセルというのは点なので長さ(大きさ)の実態がない単位で、ここでは単に、横:縦の比率が180:220と考えてください。つまり、この画像をExcelで縦22mmに設定すると、自動的に1ページのサイズが横18mm、縦22mmとなります。

※アウトラインの色を濃くする方法

Miniaturebook00

画像を選択している状態で「図ツール/書式」→「修正」で明るさやコントラストを修正できます。

また、Excelの罫線と被って見にくい場合は、「表示」→「枠線」のチェックを外すことで背景の罫線を非表示にできます。

テキストボックスを挿入し、テキストを入力する

下はアウトラインを挿入後、既にテキストボックスも挿入してページサイズに合わせ、テキストも入力しています。

Miniaturebook01
(図-1)

テキストボックスは、「挿入」→「テキストボックス」から行います。マウスで斜めにドラッグすると四角のテキストボックスが作成され、あとからサイズは自由に変更できるので、最初は適当なサイズで作っても構いません。サイズは枠の四隅などに表示されるポインターをドラッグして変更します。

枠線を「なし」、塗りつぶしも「なし」に設定します。

Miniaturebook02
(図-2)

フォント(フォント名、サイズ)を好みのものに設定します。 ここでは「AR新藝体E」、サイズ「8」に設定しました。(使用できるフォントはPCによって異なります。)

Miniaturebook03
(図-3)

上の図で「キャレット」とは文字が入力できる場所を示すマークのことです。大抵、点滅していると思います。

ここでは青空文庫から宮沢賢治の『雨ニモマケズ』をコピペしました。

テキストをコピーして貼り付けた場合、せっかくフォントを設定してもコピー元のフォントを継承してしまいます。その場合は、自動的に現れる「Ctrl」と表示されたアイコンの▼をクリックして「テキストのみ保持」を選択(クリック)すると、テキストボックスに設定された書体が適用されます。

Miniaturebook04
(図-4)

2つめからは最初に設定したテキストボックスコピーして使うと良いでしょう。

Miniaturebook05
(図-5)

原文が短いので1ブロック(8ページ)と1ページの計9ページしかありませんが、次回の製本の説明では3ブロック使っています。

ページ数が違っても構いませんが、蛇腹折りする関係で偶数ページになるよう調節して下さい。(この場合では2ブロック目の2ページまで使います。)

印刷用のシートを追加し、ページのブロック毎に画像として貼り付け、サイズを調節する

【ドールハウス工作】 No.191 ハロウィン no.3 Excelでトリートバッグ(Treat Bag)を作ろう!【Excel2013】』と全く同じ方法なので、ここではスクリーンショットで簡単に説明します。

1ブロック全体(全てのオブジェクト)を選択(図-6)し、コピー(Ctrl+C)。

Miniaturebook06
(図-6)

新しいシート(印刷用のシート)を開き、貼り付け位置で右クリックして画像(png画像)として貼り付けます。(図-7)

Miniaturebook07
(図-7)

高さを2.2cm(22mm※)に変更。高さだけ変更すれば縦横比はそのままで自動的に横の長さも変更されます。(「縦横比を固定する」にチェックが入っていること)

ここでは横は14.41cmと、1.8cm×8ページ=14.4cmとほぼ同じになりました。

Miniaturebook08

※高さを設定するときに単位がcmになっていますが、これはプロパティで他の単位に変更できます。

Miniaturebook09
(図-9)

設定は「ファイル」→「オプション」→「詳細設定」の「ルーラーの単位」で行います。

印刷

「ファイル」→「印刷」で、印刷プレビューを確認して、「プリンターのプロパティ」で用紙の設定を行い、印刷をします。

Miniaturebook10
(図-10)

横幅が14.4cmくらいの図形なら100%の大きさでA4縦1枚に納まると思います。別のサイズに設定した結果A4縦1枚納まらなければ、余白を狭めたり、紙を横向きにして100%のサイズで1枚に納まるようにして下さい。

 

 


 

2016/03/17

【ドールハウス工作番外編】 Wordの画像整列のコツ・グリッド線の活用/ラベルなどを印刷するテクニック【word2013】

はじめに

ミニチュアを作っていると、商品用のラベル、本の表紙などといったラベル類を作ってプリントアウトすることがよくあります。

ブログ主はミニチュア用のラベルなどを作る時はドローイングソフト(お絵かき用の専用ソフト)を使うかExcelを使うことが多いのですが、たくさん作ったラベルなどを一旦PC内に保存し、最終的に印刷をするときはWordを使います。

実際に印刷する紙はA4版が多いからで、Wordなら用紙サイズを決めて作業ができるので、視覚的にも分かりやすいからです。

その時に気をつけるのは同じサイズのラベルなどを複数印刷するときに位置を揃えること。上下が揃っている方が切り抜くときに便利で紙が無駄にならないからです。(下図)

W2013_grid00

そこで、今まで適当に使っていたグリッド線(後述)について調べたので、今まで散発的に書いてきたWordのテクニックとともに、Word(Word2013)における図形の位置合わせに関するテクニックをまとめておくことにしました。

ただ、結論としては、グリッド線は助けにはなるがそれほど正確ではなく、最終的には図形を全て選択して「配置」で「上揃え」などの“整列”を行わないとならない、ということが分かりました。

 

以下の順で解説をします。

W2013_grid01
(図-1)

 

  1. Word内で使用する単位を「mm」にする
  2. 方眼状のグリッド線(行グリッド線、文字グリッド線)を表示する
  3. ルーラーを表示し、空白スペースを非表示にする
  4. 微妙なズレを「配置」(「上揃え」など)で調整する
     
  5. 【参考】配置ガイド線(緑のライン)

Label_rosewater

なお、ここで使用しているラベルをテスト用に貼っておきます。(バラの画像はブログ主が購入した素材集のものです。)必要なら自分のPCに保存してご利用下さい。

画像をクリックするとオリジナルサイズ(大きなサイズ)の画像が表示されるので、そちらを保存して下さい。(画像の上で右クリックして表示されるメニュー-使用しているブラウザによって異なる-から保存やダウンロードができると思います。)

Wordに挿入した画像のサイズを変更する場合は、画像を選択した状態で、「図ツール/書式」(なにか画像を選択しないと表示されないメニュー)の「サイズ」で変更します。(下図) ここで単位が「mm」になっていない場合、単位をミリメートルに変更する方法は後述します。

W2013_grid01_a

 

1.Word内で使用する単位を「mm」にする

規定値は「ポイント(pt)」ですが、これは様々な設定に影響します。例えば、画像サイズを変更するときに、ポイントではなく、ミリで設定できるようになります。(下図参照)

W2013_grid02
(図-2)

設定方法は、「ファイル」→「オプション」→「詳細設定」の「表示」の項で数のように行います。

W2013_grid04
(図-3)

「使用する単位」 で「ミリメートル(mm)」を指定して、[OK]で保存します。

但し、Wordの内部的には「ポイント」という単位で管理されていて、指定したミリ数を近似値のポイントに変換してから再度ミリに変換するので、例えば7mmと指定しても、再度確認すると6.98ミリになっているというような現象が起こる。

なお、「オプション」を表示したついでに画像位置の規定値を「四角」に変えておくと良いでしょう。Wordに画像を貼り付けた後、移動が難しいのは、画像の位置がデフォルト(規定値)で「行内」になっているからで、画像を自由に配置するには「四角」などに変更し、これを規定値にしておくことをお薦めします。

方法は『【Word2013】Wordでかんたん年賀状作成/画像や文字を自由に配置する』で説明。

 

2.方眼状のグリッド線(行グリッド線、文字グリッド線)を表示する

グリッド(grid)とは通常「格子、碁盤目」ですが、Wordでは水平線を「行グリッド」、垂直線を「文字グリッド」と呼びます。格子状にグリッドを表示するには、両方を表示する必要があります。

グリッドのメリットは、背景に格子が現れるので視覚的に位置合わせの目安になるのと、図形を動かす際にグリッド線に“吸着”するように止まるので、位置合わせが楽、ということになりますが、この“吸着”と言うのが弱く、実際にはなかなかきっちりと格子の角と図形の角が合わないのです。

グリッドの表示・非表示の切り替え

先に書いておきますが、グリッドの表示・非表示は「表示」メニューから切り替えができます。(「グリッド線」のチェックを外せばグリッド線は非表示になる。)

W2013_grid03_2
(図-4)

グリッドの間隔の指定

グリッド線を設定するには、「図ツール/書式」→「配置」→「グリッドの設定」から行います。

W2013_grid05
(図-5)

W2013_grid06 (図-6)

「グリッドとガイド」ダイアログボックスが表示されるので、ここで、「グリッド線の設定」を2mmや5mmなど、使いやすい整数に変えておくと分かりやすいと思います。ここでは文字グリッド、行グリッド共2mmに設定し、且つ、「グリッドの表示」の間隔を「1」に設定したので、縦横2mmの格子になります。(例えば2や3にすると、上で2mmに設定した場合、4mm毎や6mm毎に垂直線が表示されます。)

「グリッド線が非表示の時に線画オブジェクトをグリッド線に合わせる」にチェックを入れておくと、グリッド線を表示していなくても、グリッド線があるかのように画像を配置できます。

これ以降(別の文書でも)同じ設定を使う場合は[規定に設定]を押して(クリックして)設定を保存します。

 

 

3.ルーラーを表示し、空白スペースを非表示にする

ルーラー(ruler)とはメモリのことです。スクロールしても常に上部に表示されるので、おおよそのサイズを確認する目安になります。(下図-7 スクロールしてもルーラーは固定で表示されている。)

W2013_grid07(図-7)

ルーラーの表示・非表示の切り替え/ページ余白の表示・非表示の切り替え

表示されていない場合は、「表示」メニューの「ルーラー」(図-4の「グリッド線」の上)にチェックを入れれば表示されるようになります。(ここで表示されるメモリの単位は「1.Word内で使用する単位を「mm」にする」の設定によりミリ単位となる。)

更に、ページ余白を非表示にするとルーラーとページ(印刷可能域)が近くなり、見やすくなります。

W2013_grid08
(図-8)

4.微妙なズレを「配置」(「上揃え」など)で調整する

これは、『【ドールハウス工作】 No.230 刺繍枠のミニチュア/how to make embroidery hoop miniature』記事内の「Wordで刺繍した布を作成・印刷する(Word2013)」で説明しています。

 

5.【参考】配置ガイド線(緑のライン)

配置ガイドとは、主に行(段落)頭や用紙の入力可能域の先頭にピッタリと画像を配置するためのガイド線で、画像を行頭に動かすことで自動的に表示され、マウスから手を放すガイドとなる。ページの中央にも表示される。但し、グリッド線と一緒には表示できません

W2013_grid09
(図-9)

表示と非表示は図-6の「グリッドとガイド」ダイアログボックスで設定します。

「配置ガイド」の項の「配置ガイドの表示」にチェックを入れることで表示されるようになりますが、チェックを入れることで「グリッドの表示」のチェックが自動的に外れるので、前述のようにグリッドと同時に使うことはできません。

 

【余談】短くなったプリント用紙を使うには

以下は余談ですが、用紙の上の方にだけ印刷をしてカットし、A4の用紙が短くなったとき、次にその用紙を使う際には縦の長さを計り直して、「ユーザー指定」の用紙サイズをプリンタードライバーに設定していましたが、A4の用紙が入っているトレイにそのまま入れれば、プリンターを“騙す”ことができるようです。

以前使っていた上から給紙するタイプのプリンターでは、用紙のサイズには余り厳しくなかったのですが、給紙トレイに入れるタイプのプリンターでは、トレイの紙抑え(?)を用紙サイズにピッタリ合わせると、「用紙サイズが違います」みたいなメッセージが出て印刷できないのが面倒だと思っていました。

通常A4サイズのコピー用紙をトレイに入れっぱなしにしているので、その上に短くなった用紙をトレイの奥に合わせるように置くと、プリンターはA4サイズだと思ってくれるようです。

これはCanonのプリンターでのことです。

 

 

 


 

2016/03/07

【ドールハウス工作】 No.235 紙袋のミニチュア/図形(オートシェイプ)にRGB値を指定して塗りつぶす【Excel】

今作っているミニチュアフレーム用に紙袋(ショッピングバッグ)が必要だったので、一つ作ってみました。

こんなの↓。

Paperbag_tokyu_hands_kanegon

カネゴンが持っているのは東急ハンズの紙袋、のつもり。(一昔前のデザインですね。)

この会社の広告にでも使ってもらいたいくらい可愛らしい happy01

 

紙袋自体は、下の記事を順番に読んでいただければ作ることができます。

ここではクラフト紙に印刷しているので背景色をつけずに帯状の部分だけ色をつけています。

今回、東急ハンズのロゴをお借りしましたが、帯の部分にはロゴと全く同じ色を指定しています。このように、ある色と全く同じ色に塗りつぶしたい(=その色の正確な色コードを知りたい)というときがありますよね。

以下、その方法をご説明します。

 

 

【Excel/Word】図形(オートシェイプ)にRGB値を指定して塗りつぶす

ここでは、前述のトリートバッグの作り方を読んでいるという前提で説明します。

バッグの背景色をつける要領で帯をオートシェイプの四角で作成するわけですが、ロゴには元々背景色があり、その色と全く色にする必要があります。

図形の色は、下図のように「色の設定」→「ユーザー設定」タブでRGB値を直接上書きして変更することができます。元図形の色(RGB値)が分かれば全く同じ色に変えることができます。

Excel_rgb01

元図形の背景色などのRGB値を知るにはWindows付属のアプリ「ペイント」に読み込み、スポイトツールで色を取得するのが簡単で、特別なアプリをインストールせずにすむのお薦めです。

1. ペイントに画像を読み込む/貼り付ける

画像をペイントに読み込む方法はいくつかありますが、PC内に保存してある画像なら、画像を直接ペイントで開くという方法があります。

Excel_rgb02

なお、現在画面に表示されている特定の場所の色を知りたい、というときは、予めペイントを開いておき、画面のスクリーンショットを貼り付ければOKです。(色のRGB値を取得する方法は以下と同じ。)

Excel_rgb03

 

2. 「色の選択」ツールでRGB値を知りたい色の部分をクリック

Excel_rgb04

メニューの「色の選択」ツールをクリックしてから画像の任意の場所をクリックします。(グリーンの背景色部分)

すると、下図のようにその色が「色1」に追加されるので、「色の編集」ツールをクリックします。RGB値が表示され、このグリーンは赤(R):0、緑(G):113、青(B):49の割合で光が配合された色だということが分かります。

Excel_rgb05_2

3.オートシェイプにRGB値を指定

あとはこの値をオートシェイプの色に指定するだけです。

Excel_rgb06

なお、ネット上の画像を利用するときは著作権に注意して下さい。

 

 

 


 

2016/02/22

【Word2013】ドイツ語など英語以外の外国語のスペルチェックを行うには

タイトルに「Word2013」と入れましたが、これはOffice2013に共通です。但し、Word2013でしか検証していないことを最初にお断りしておきます。

たまたまドイツ語で作成されたWord文書を開いたところ、文書の上部に「校正ツールが見つかりません」というメッセージが表示され、[ダウンロード]、[今後表示しない]というボタンが表示されました。

試しに[ダウンロード]ボタンを押すと、ブラウザでMicrosoftの「Office 2013 の言語オプション」が表示され、「言語パック」(有料)、「Language Interface Pack」、「校正ツール」、「ポップヒント」というオプションと共にそれぞれダウンロードボタンが表示されました。

結果的には、この「校正ツール」からドイツ語の校正ツールをダウンロードすれば良かったのですが、ここではすぐにダウンロードはせず、他の関連ヘルプをいくつか読み、「別の言語を使用して文字列を入力できるように Windows を設定する」)に従ってして設定ました。

以下、その手順をスクリーンショットとともに説明します。(ここではドイツ語を例にしていますが、他の言語でも同様です。)

「校正ツール」インストール手順(Word2013で行う方法)

1. 「ファイル」→「オプション」→「言語」を選択(クリックして選択。以下、単に「選択」と表記。)

German01

「インストールされていない」をクリックすると、前述の校正ツールをダウンロードできるページがブラウザで開きます。

この例では既に「編集言語」にドイツ語が追加されていますが、まだ追加していない場合は、その下の「他の編集言語を追加」と書かれていところのプルダウンボタン(▼)をクリックして該当の言語を追加してください。

予め、その言語の「キーボードレイアウト」を追加する必要があるからです。

日本語の環境では英語用のキーボードレイアウトを使用していますが、言語によってキーの配列が異なります。例えばドイツ語なら、「Y」のキーが「Z」、「Z」のキーが「Y」用のキーになっていたり、ウムラウト付きの文字が入力できるように「*」とか「@」キーの位置にこれらの文字が割り当てられています。

2. 「Microsoft Office 校正ツール 2013 - 日本語」が開くので、該当の言語を選択。

German02

ここではドイツ語を選んだので上のように画面表記がドイツ語に変わりますが、ダウンロード(Herunterladen)をクリックします。

次の画面では32ビット版(x84パッケージ)か64ビット版(x64パッケージ)かを選択します。

German03

これはあとから調べた分かったことで、この時は両方ともダウンロードしてしまいました。

自分のPCが32ビット版か64ビット版か調べるには、スタートボタンから「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「システム」で表示されます。

German04

3.実行ファイル(.exeファイル)をダウンロードして実行。

下記はブラウザによって異なりますが、IEの場合は実行するかファイルを保存するか聞いてくるので、ここでは保存するを選び、ダウンロードされた実行ファイル(.exeファイル)をダブルクリックして実行します。

German05

あとはダイアログボックスの指示に従いインストールを終了させます。

4.「ファイル」→「オプション」→「言語」を選択してインストールが完了していることを確認。

Wordを起動し直して確認します。

German06

 

 

校正ツールを使ってみる

1. キーボードを切り替える。

German07

タスクバーの言語バーで言語を切り替えます。

2. 「校閲」→「言語」→「校正言語の設定」で言語を切り替える。

German08

3.文章を入力してみる。

German09

上はわざとスペルミスなどをした例です。エラーがある単語の下に下線が表示され、右クリックすると修正候補が表示されます。動詞との「数の一致」といった文法的なチェックはあまりしてくれません。(ただ、WinXPの時代に「Microsoft Office 2000 Proofing tools」という有料のソフトを入れていたことがあるのですが、ドイツ語の語順の関係か、あまり文法的なチェックも得意ではなかったような記憶があります。)

この程度(↓)の文法的なチェックはしてくれるようです。(下図)

German10

単語毎の単純なスペルチェックくらいと思って使った方が良さそうです。

 

 

 


 

 

2016/02/09

【Excel2013】セル内の一部の文字だけに色を付けたり書式を変える/「数式バー」の使い方

ブログのアクセスログを見ていて、多分このタイトルのようなことを求めてアクセスしたのか?というアクセスが時々見られます。

そう言えば、時々こういうこと質問されるなぁと思い当たるので簡単に記事にしておきます。

セル内の文字列の特定の文字だけ書式を変えるには「数式バー」を利用します。

以下、その説明です。

1.入力した文字をEnterキーで確定してから、再びそのセルを選択(クリック)すると、数式バーにセルの値が表示されます。

【図-1】
Excel_font01

ここで該当する文字(ここでは「いいい」だけを選択すると、その文字だけ書式を変えることができます。図-1に示したように書式に関わるツールバーが表示されるのでフォントやフォントサイズ、色、太字、程度の変更はできます。

【図-2】
Excel_font02

ツールバーが消えてしまっても文字を選択した状態で右クリックすれば再び現れます。(図-2)

2.

【図-3】
Excel_font03

【図-4】
Excel_font07

但し、図-4で示したように、 数式バー内には文字色やフォントなどの装飾は一切表示されないので注意して下さい。更に、例えば「斜体」を指定した場合、既に指定してある装飾はそのままで「斜体」が追加されます。

 

 

 

なお、数式バーとは一般に関数などの計算式を直接記入する場所ですが、これの使い方は他にも、

  • セル内での改行したい
    改行したい文字の前にカーソルを置き、Alt+Enter(Altキーを押しながらEnterキーを押す)
  • 全く同じ計算式をコピペ(コピー&貼り付け)したい

時に使います。

“全く同じ計算式をコピペ(コピー&貼り付け)したい”というのは、Excelでは貼り付け先のセル位置にあわせて自動的に計算式に指定されているセルがずれてしまう(ずらしてくれる、とも言えますが)のが不便に感じるときです。(図-5)

【図-5】
Excel_font04_3

【図-6】
Excel_font05_2

セルではなく数式バー内に表示されている数式を①コピーし、一度、ESC(エスケープ)キーを押し、貼り付け先のセル(上の例ではC2セル)に②貼り付ければOKです。

“一度、ESC(エスケープ)キーを押し”というのは、①のあとにすぐC2セルをクリックするとC1の数式が「=C2」と変わってしまうからです。(うっかり書き換わってしまったら、Excel_font06=「戻る」ボタンで一つ前の状態に戻せます。)

「コピー」というのは選択範囲をPCの記憶域に一時的に保管するということで、ESCキーを押してもそれがクリアされるわけではなく、あくまでも選択状態を解除するだけです。「貼り付け」(ペースト/paste)はその記憶域内に保存されている内容を貼り付けるという行為です。

 

 


 

 

2015/12/12

【Word2013】Wordでかんたん年賀状作成/画像や文字を自由に配置する

ブログ主は毎年年賀状(喪中の方には寒中お見舞い)をWordで作成しています。以前、『Wordで年賀状-画像を自由に配置する/画像の上に文字を配置する-NEW』という記事で背景一杯にに画像貼ったり、画像や文字を自由に配置する方法をご紹介したことがあるのですが、Word2003の頃に書いたので、ここではWord2013版として、ポイントだけをまとめておきます。

基本的にはWord2003と変わらないのですが、Word2013ではメニュー構成が変わっていたり、新たに追加された機能もあります。

サンプル

Nenga01
(図-1)

背景や「平成二十八年」、「頌春」の文字は全て画像で、Canonクリエイティブパークからダウンロードしたものです。無料で様々なパーツをダウンロードできるのでおすすめのサイトです。

なお、上の画像で分かるように、文章を記入する場合はテキストボックスを使用します。(通常の文字入力だと、画像の配置が難しいため。)

テキストボックスは「挿入」→「テキストボックス」の下向き▼をクリックすると縦書き、横書きを選択することができます。

テキストボックスはドラッグで矩形を描いて作成しますが、後から周囲の枠をドラッグで広げることができるので、最初は適当なサイズでも構いません。

Word年賀状を作成する場合のポイント(要約)

  1. 予め、画像を扱いやすいように、「オプション」で設定を変えておく。
  2. 余白なしの印刷をする場合は、Wordの用紙サイズ・余白の変更とプリンターの設定を行う必要がある。
  3. 画像のサイズ変更などを作成中の年賀状の上で行うことが難しいときは作業用にもう一つ新規文書を開いてそこで作業するといい。

次項以降で詳しく説明します。

 

 

「オプション」で設定を変更する

Wordに画像を貼り付けた後、移動が難しいのは、画像の位置がデフォルト(規定値)で「行内」になっているからです。画像を自由に配置するには「四角」などに変更します。

この変更は個々の画像に対してもできますが、「ファイル」→「オプション」→「詳細設定」で設定を変えておくと、これ以降Wordを使用するとき、常にこの設定がデフォルトとなります。

Nenga03
(図-2)

なお、サンプルでは用紙一杯に画像を貼っていますが、背景全体に色を設定することも可能です。(下図)

Nenga02
(図-3)

(この例ではテキストボックスがデフォルトのままの白の背景色になっています。透過させるためにはテキストボックスを「塗りつぶしなし」に設定する必要があります。)

但し、背景色を設定してもデフォルトでは印刷されません。印刷時に背景色を印刷するには「オプション」→「表示」で「背景の色とイメージを印刷する」にチェックを入れておきます。(下図)

Nenga04
(図-4)

用紙サイズや余白の設定

挿入した画像を用紙一杯のサイズにしたいときや、背景色を用紙一面に設定したいときは、下図のように「ページレイアウト」→「ページ設定」(右下の Nenga06 マーク)をクリックして「余白」タブで行います。(用紙サイズは「用紙」タブで変更)

Nenga05
(図-5)

この時、下図のような警告が表示される場合があります。

Nenga07
(図-6)

これはプリンターの設定が「フチなし全面印刷」になっていないからで、この警告が出た場合は、とりあえず[無視]ボタンを押せばOKです。予め、「ファイル」→「印刷」→「プリンターのプロパティ」でフチなしを設定しておくか、途中で設定すれば警告は表示されません。

便利な機能-画像の背景を透過する-

上でご紹介したCanonクリエイティブパークは便利なパーツがたくさんあるのですが、背景色が不透明(白)のものが多いようです。図-3で、「頌春」という文字(画像)の背景が透過しているのは、Wordの機能で文字以外の部分(背景)を透過させました。

これは以前、Excel2013で説明したことがあり、操作方法はWordでも全く同じなのでその記事をご紹介します。

【ドールハウス工作】 No.191 ハロウィン no.3 Excelでトリートバッグ(Treat Bag)を作ろう!【Excel2013】』の「1-5-1 イラストの背景を透過」をお読み下さい。

なお、「頌春」とか「A Happy New Year!」のような文字を画像ではなくWordのフォントを使用して書く場合はテキストボックスではなく「ワードアート」を使用すると、様々な装飾を付けられます。(ここでは説明は省略しますが、『Wordで年賀状-画像を自由に配置する/画像の上に文字を配置する-NEW』にて説明しています。)

 

 


 

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