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2017/11/14

【ドールハウス工作】 No.365 クリスマスのミニチュア/ペーパーバッグとお菓子の缶

クリスマスのミニチュアフレーム(壁掛け)に飾るためのミニチュアです。

今回ご紹介するのはペーパーバッグとお菓子の入った缶です。

こんなの↓。

 

Christmas_paperbag2

 

ネットのフリー画像に自分で作成したロゴ(文字)などを組み合わせてブログ主がデザインしたもので、この記事の後半で画像素材も提供します。

 

 

 

 

円筒形の缶の作り方

缶は中にレープクーヘンというドイツのお菓子が入っている設定です。

 

Lebkuchenstand

 

上の画像はWikimediaから直接表示したものですが、多分ドイツのクリスマス市か何かのレープクーヘンのスタンド(店)だと思います。

レープクーヘンは画像のような円形のお菓子で、画像にも写っていますが、ギフト用に円筒形の缶に入ったものも売られています。

 

ミニチュアの作品はこれをイメージして、Φ10mmの丸い棒の周りに細長い長方形の紙(ラベル)をぐるりと貼って作りました。

蓋の部分は紙に金色のアクリル絵具を塗り、幅2mmにカットして上部に巻いて、木材の断面に同じ色の絵の具を塗っただけです。この紙は、ラベルを印刷した紙の切れ端を使いました。

ラベルの印刷にはマット紙を使いましたが、今回使ったは厚さ0.12mmと、コピー紙よりやや厚い程度の薄い紙です。

仕上げはニスを塗ってツヤを出し、缶のような雰囲気にしています。

ニスを塗る前、と言うか、ラベルをPCで作成して印刷した後に紙にウォータープルーフスプレーをかけています。(ウォータープルーフスプレーについては後述)

 

ペーパーバッグの作り方

過去にWordやExcelを使ってペーパーバッグをデザインしたりサイズを変える方法はご説明しているので、ここではその記事をご紹介します。

下は、自分でデザインするペーパーバッグの作り方を解説した記事で、枠線も提供しています。

 

 

下は、画像をWordに貼り付けてサイズを変更する方法を説明する記事です。

 

 

ペーパーバッグも同じ0.12mmの厚さのマット紙を使いましたが、もう少し厚い紙(0.14mmくらい)でもいいかと思います。

 

画像素材

ここで提供する素材は個人で工作を楽しむためにお使い下さい。(素材を使った作品を販売するなど、商用に使わないよう、お願いします。 )

下の画像は画像素材をWordに貼り付けたところです。サンプルとしてご覧下さい。

 

Christmas_paperbag_material_sample

 

「Christmas_paperbag02.jpg」をダウンロード

「Christmas_paperbag2_logo.png」をダウンロード (背景透過)

「Christmas_paperbag2_illustration.png」をダウンロード (背景透過)

 

ちなみに、作品のペーパーバッグは、大きいバッグが横幅を79.99mm、小さいバッグが横幅65mmに設定してあります。(WordやExcelは内部的にはポイントという単位で管理しているので、例えば80mmと指定しても、近似値に設定され直す場合があります。)

 

右端の細長い部分は「のりしろ」ですが、マチの半分以下の幅が良いので、不要な部分は切って下さい。(下はカット方法。今回作成した画像は上部の「折り返し」を付けるのを忘れましたが、プリンター用紙の余白を使って折り返し部分を作って下さい。

 

Howto03_2_2

 

Howto21

 

持ち手の付け方など、詳しい作成方法は上に提示した過去の記事をお読み下さい。

 

ウォータープルーフスプレー/UVスプレー

PCで作成したラベルなど、顔料インクなら耐水性がありますが、そうでない場合、印刷後、ウォータープルーフスプレーをかけておくと扱いやすくなります。

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ホルベイン画材 OIL O615 220ml ウォータープルーフスプレー
価格:1192円(税込、送料別) (2017/11/14時点)


 

 

また、印刷物の色あせを防ぐUVスプレーというものもあります。

下はグロス(ツヤあり)とのことですが、プリンター用紙に使った限りではたいしてツヤは出ません。同シリーズにマット(ツヤ消し)もあります。

 


 

 

 

 


 

2017/01/27

【ドールハウス工作番外編】 フリーの壁紙素材を使って柄の大きさを調節した布を作る【Word2013】

テーマは「ドールハウス工作」としましたが、これは普通のWord2013(Excel2013)のテクニックです。

ミニチュア工作をしていると苦労するのが,柄の小さな布を見つけることです。布小物、例えば、青海波(せいがいは)模様の風呂敷を作りたいと思っても、ミニチュアサイズの柄を見つけることは困難です。

布だけでなく、包装紙なんかも細かい柄のものはなかなか見つかりません。

これをフリーの画像を使って、自分で作ってみようというのがこの記事の趣旨です。

フリーの画像と書きましたが、もう少し正確に書くと、web製作で壁紙や背景に使えるフリー素材のパターン画像です。

例えばGoogleなどで、「壁紙 パターン フリー」といったキーワードで検索すると様々な画像が検索されます。(下図-1/※)

 

Free_wall_paper
(図-1)

 

※「フリー」というキーワードを指定したからといって、必ずしも検索された画像が無料であったり自由に使えたりするわけではないので、必ずそのページにアクセスして確認して下さい。

また、フリー素材であっても、画像そのものの二次配布は禁止されているなど、そのサイトによって規定は様々です。

 

 

 

 

【サンプル】

具体的にどんなことができるのか、サンプルを使って説明します。(補足説明は後ほど行います。)

下は、Word2013の白紙文書にまずオートシェイプ(図形)の「矩形」(四角)を挿入して、塗りつぶしに「かまわぬ」柄のパターンを指定したところです。

 

Texture01
(図-2)

 

このパターン画像は1280×1280px(ピクセル)という比較的大きな画像で、矩形の中に画像の一部が表示されているような感じです。

WordやExcelのオートシェイプは枠線の四隅などにある「○」をドラッグすると伸縮できるので、横に広げてみると...(図-2/①)

 

Texture02
(図-3)

窓を開くような感じでパターンが現れます。(図-3)

 

更に、パターンの拡大率を変更(ex. 縦横とも50%)すると...

 

Texture03
(図-4)

オートシェイプの大きさはそのままで、中の柄、つまりパターンだけ50%に縮小されます。

 

ここまでで、オートシェイプの扱いに慣れている方はもう理解されたと思いますが、矩形をmm単位で好きなサイズに設定して、パターンの拡大率を変えれば、好みの柄の大きさの画像が作れることになります。

 

「かまわぬ」は比較的大きな画像と言いましたが、小さい画像を使うとどうなるかというと...

 

Texture04
(図-5)

 

パターンが連続して表示されます。

なお、このように連続して表示されたときに柄が連続、つまり継ぎ目が分からないようにするためには、あらかじめそのようにデザインされた画像を使う必要があります。

このような画像はたいてい“シームレス”(seamless:seam=継ぎ目〔が〕less=ない)と謳われています。壁紙パターンにはシームレスになるようデザインされたものがたくさんあるので、キーワードに「シームレス」を追加したり、無料の壁紙パターンを提供してくれるサイトで探してみて下さい。

 

あとは、インクジェットプリンターで印刷できる布やプリンター用紙に印刷して使います。

 

補足説明

【おすすめ背景素材サイト】

  • Bg-Patterns URL:http://bg-patterns.com/
     
    WEBやDTP、ビジネス資料などで使える背景素材を商用可でフリー(無料)ダウンロードできる『Bg-Pattrens』。
    色や形、サイズも自由にカスタマイズして自分のオリジナルの背景を作ろう。
     
  • wargo Pattern URL:http://www.japanese-pattern.info/
     
    和柄フリー素材、和風フリー画像が【日本最大級、毎週更新全て無料!!】のワーゴパターン

サイトの謳い文句をそのままコピペしました。おすすめと書きましたが、他にもたくさんあります。検索キーワードに「かわいい」とか「花柄」、「ボーダー」などと追加して探してみて下さい。

 

【手順】

  1. あらかじめ使いたいパターンをダウンロードしてPCに保存。
  2. Wordの新規文書を開き、オブジェクトの矩形を挿入する。(こちらの記事の「4.背景に色を付ける」を参照してください。別ウィンドウで開きます。
  3. 矩形を任意のサイズに変更する。(同記事の「2.画像のサイズを変更」を参照してください。サイズをmm単位で指定できる設定方法も説明しています。)
  4. 「図形の書式設定」でパターンを読み込み、縮小率を任意に設定。

 

【4に関する補足説明】

オブジェクトを挿入すると、まず、「塗りつぶし」、「線」共に青が設定されています。これを変更するには、オブジェクトクリックしてを選択した状態で右クリックし、表示されるメニューから、「図形の書式設定」をクリックします。

すると、右側に下のようなサブメニューが表示されます。(縦に長いので2つに分けて表示しています。)

 

Texture05
(図-6)

 

「塗りつぶしと線」メニューで、「塗りつぶし(図またはテクスチャ」を選択(②)し、パターン(画像)を指定(③、④)、「図をテクスチャとして並べる」にチェックを入れます。(⑤) 

「線」は「線なし」を指定します。(⑦)

あとは、拡大率(縮小率)を任意に設定します。(⑥) 

この例では必要ありませんが、「図形に合わせて回転する」のチェックを外すと、オブジェクトを傾けた場合でも、パターンは元の角度を保ったままです。(下図-7)

Texture06
(図-7)

 

 

 

 


 

2016/07/16

【ドールハウス工作】 No.267 ミニチュア製作に役立つWordのテクニック【Word2013】

ここでは前回ご紹介した朝顔の葉をWord(Word2013)に貼り付けてサイズを変更したりする基本的なテクニックを説明します。Wordに不慣れな方向けなので、基本的な操作です。

ブログ主は時々自作のミニチュア用ラベルや植物の葉などの画像をブログで提供しているので、それに活用できるレベルを想定しています。

記事公開後も思いついたことがあれば追記します。カテゴリ『Excel/Wordでお絵かき』には様々なテクニックの記事をまとめてあるので、併せてご一読下さい。基本的にはExcelもWordも同じような機能があり、メニュー構成も同様です。

 

 

 

 

1.画像の挿入

 

PCに保存されている画像を呼び出した文書上に貼り付ける場合、「挿入」タブをクリック→「画像」アイコンをクリック(これ以降『「挿入」タブ→「画像」』のように表記。更にサブメニューが表示される場合も同様。また、メニューの中の項目をクリックして選択する場合、単に『選択』と表記。)で呼び出します。

このあとの作業で葉の画像は何枚もコピーして横に並べることになりますが、画像の「レイアウトオプション」が「行内」になっていると画像を並べることができないので、「四角」を選択して変更します。

 

Morning_glory_howto05b

 

なお、いちいち設定を変えなくても規定値を「四角」にしておくことができます。(→『【Word2013】Wordでかんたん年賀状作成/画像や文字を自由に配置する』の「「オプション」で設定を変更する」の項参照。)

 

2.画像のサイズを変更

 

画像を選択した状態で、「図ツール/書式」タブ→「サイズ」のオプション。

 

Morning_glory_howto05

 

「サイズ」の単位が「mm」でない場合は、一旦中断し、規定値を変更します。→『【ドールハウス工作番外編】 Wordの画像整列のコツ・グリッド線の活用/ラベルなどを印刷するテクニック【word2013】』参照。

 

「レイアウト」ダイアログボックスが開くので、「縦横比を固定する」にチェックが入っていることを確認して、「高さ」または「幅」の数値を変更します。

 

Morning_glory_howto07

 

ちなみに、ミニチュア朝顔では13mmと11mmの二種類を作りました。

なお、13mmと指定しても、一旦内部でポイントという単位に換算されて再表示されるので、13.2mmなどと指定した数字とずれることがあります。

 

 

3.サイズを変更した画像をコピー&ペースト(貼り付け)で増やす

 

下図を参照して下さい。

 

Morning_glory_howto08

Morning_glory_howto09

Morning_glory_howto10

 

印刷後に切り抜きやすいよう、画像を「上揃え」などの整列をさせることができます。詳細は→『【ドールハウス工作番外編】 Wordの画像整列のコツ・グリッド線の活用/ラベルなどを印刷するテクニック【word2013】』参照。

 

4.背景に色を付ける

 

今回、朝顔の葉は黄緑色の画用紙に印刷し、さらに切り取ってから色を塗ったので、背景はあまり気にしなくても良かったのですが、切り残しが目立たないように葉の色とよく似た色を付けた方がいい場合があります。(下図)

 

Morning_glory_howto15

 

この場合は矩形(四角形)を描いて背景色となる色を付け、葉の画像の後ろに配置します。下図を参照して下さい。

 

Morning_glory_howto16

Morning_glory_howto17

Morning_glory_howto18

 

あとはこの矩形を好みの色に変えるだけです。

 

矩形を選択したときに表示されるメニューの「塗りつぶし」から色を指定できます。また、規定値では青の枠線が付いていますが、不要なので同じメニューの「枠線」で「なし」を選択して枠線を消します。

 

Morning_glory_howto19

 

5.印刷

「ファイル」タブ→「印刷」から行います。普段と違う用紙、例えばマット紙などを使う場合、「プリンターのプロパティ」で正しく用紙の設定をしてから「印刷」ボタンを押して下さい。

 

 

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2016/03/31

【ドールハウス工作】 No.244 本格的な製本のミニチュアブックを作ってみよう No.3【Excel】

前回の続きで、今回は下のような本のカバーを作成します。

 

Miniature_book_magdatrott

 

カバーのタイトルや画像は最初は勘で配置することになり、背タイトルは帯状の紙の中央に置けばよいのですが、表紙に当たる部分のタイトルや絵などの位置は本の厚みに左右されるので、プリントしてみてからの微調整が必要になってきます。

ただ、安価なコピー用紙でも使って試し刷り(プリント)しつつ調整すればよいので、それほど面倒ではありません。

 

以下の説明は、No.1とNo.2の記事を読んでいることを前提としています。

 

 

 

テンプレートを取り込む

下の図をクリックして拡大表示(オリジナルサイズの画像を表示)し、一旦PCに保存して、Excelに取り込んで下さい。(色はExcelで変更できます。→後述)

 

Cover_template

 

この画像は、No.2の記事で作成した本がだいたい高さ26mmになったので、260ピクセル×730ピクセルで作成しています。

これをExcel(Excel2013)に取り込んで(図形に変換した後)、高さ26mmに設定すると、縦横比が変わらずに横は730mmになる、ということはNo.1で説明しました。

この730mmというのは、No1.のアウトラインを使って本文ページを3ブロック(1ブロック=8ページのものを3つ)使い、No.2のように製本した場合に適した長さ(横幅)です。(もし730mmで足りなければ、取り込んだテンプレートに対し「縦横比を固定する」のチェックを外して横の長さを適宜変えて下さい。長ければ印刷後にカバーの両端をカットすればOK。)

下の画像の本は本文の高さを32mmにした結果、表紙が35mmになったので、カバーもそのサイズに設定したものです。ページ数は2ブロック分で薄いのですが、カバーの横幅はそのままで違和感ありません。

 

Miniature_book_amenimomakezu_miyaza

 

テンプレートの色を好みの色に変更する

このような単色の図形なら、Excelで色を簡単に変えることができます。

 

Miniaturebook31
(図-1)

 

画像を選択した状態で、「図ツール/書式」タブ→「色」から行います。

今回用意したのは山吹色のような画像ですが、例えば上の図のように薄いグリーンの上にマウスカーソルを重ねるだけでその色がシミュレーションされます。クリックすると決定します。他の色にする場合は「その他の色」から色を選択できます。

 

イラストや本のタイトルを挿入する

イラストを挿入する方法は【ドールハウス工作】 No.191 ハロウィン no.3 Excelでトリートバッグ(Treat Bag)を作ろう!【Excel2013】で説明しました。

ここでは「ワードアート」を使用して文字を入力する方法を簡単に説明します。

 

ワードアートとテキストボックスの違い

テキストボックスもオブジェクトとして文字を入力できますが、文字に対する装飾は限定されています。ワードアートでは文字色をグラデーションにしたり、立体的にしたり、変形したりと様々な装飾を加えることができます。

また、画像としてコピーしても劣化が少ないようです。(Excel2003の頃はテキストボックスの文字を画像に変換するとかなり劣化しました。)

 

「挿入」タブ→「ワードアート」(A のボタン)をクリックすると様々なテンプレートが表示されますが、これは後からでも変えられるので、左上のシンプルなタイプを選択(クリック)します。

 

Book_howto04(図-2)

 

すると、下のようにワードアートが挿入されるので、文字を入力したり、フォントやサイズを変更します。

 

Book_howto05(図-3)

 

文字をドラッグして選択(図-5)すると、いつでも上のようなツールボックス(メニュー)が表示されるので、フォントに関する設定はいつでも変えられます。

 

下図はフォント名とフォントサイズを変更した例です。

 

Miniaturebook34
(図-4)

 

ワードアートを縦書きにする

ワードアートは様々な効果をつけることができますが、全てをご紹介することはできないので、ここでは背表紙に使う可能性がある縦書きについて説明します。

図-3の「文字の効果の設定」から行いますが、その下のメニュー(「図形の書式設定」)からでも最終的に縦書きの設定をするパネルを表示することはできます。

 

Miniaturebook35
(図-5)

 

上のように、右側に表示されるパネルから、「文字のオプション」→「テキストボックス」(アイコン)→「文字列の方向」を「縦書き」にします。

 

行間を調整

テキストボックスやワードアートで改行をすると初期値で行間が1行に設定されているので、行間を詰めたくなるときがよくあります。行間を変更するには右クリックメニューがから「段落」を選択します。

 

Book_howto07
(図-6)

 

行間は初期値で「1行」になっているので、「固定値」に変えて、ポイント数を変更(小さく)します。([OK]を押さないとワードアートに反映しません。)好みの行間になるまで調整します。

 

必要であればイラストなどを加えて下さい。

 

Miniaturebook37
(図-7)

 

これをNo.1の記事で説明したように、印刷用のシートに画像として貼り付け、高さを調整した後にプリントします。

 

Miniature_book_peterrabbit

 

 

 

 


 

2016/03/26

【ドールハウス工作】 No.242 本格的な製本のミニチュアブックを作ってみよう No.1【Excel】

ミニチュアブックを作ってみました。

こんなの↓。

 

Miniature_book_magdatrott

 

表紙のサイズは横2cm×高さ2.6cmくらいで、本文のページのサイズは1.8cm×2.2cmです。

下はカバーを取ったところです。布で装丁してあります。

 

Miniature_book_magdatrott_02

 

10円玉とほぼ同じ大きさの1Euroコインと比較しています。

今回、割合と本格的な製本を行いました。本文も印刷してあります。

装丁には布を使ったので、本のタイトルなどは別にカバーを作っています。大抵のハードカバーの本はこんな体裁ではないでしょうか。

ブログ主は高校の美術の授業で製本を習ったことがあり、今までもこういったミニチュアの本を作ってはいたのですが、本棚に並べるだけなら表紙だけそれらしく作って、本文の部分はバルサやスチレンペーパーで代用した簡単なもので十分なので、あまり詳しく作り方を説明することはありませんでした。

本文の原稿はExcelを使えば作成できるし、製本もさほど難しいものではないのですが、このような小さいものだと、本文に使用する紙、表紙に使う厚紙や布の厚さにかなり左右され、いざ説明するとなると簡単には説明ができないことも大きな理由です。

でも、このブログにもミニチュア本の作り方といった内容のキーワードでのアクセスが少なからずあるので、今回は原稿の作り方から装丁の方法までを解説しようと思っています。

 

基本的には、

 

  1. 本文の原稿を作る【Excel】
  2. 製本
  3. カバーを作る【Excel】

 

の3つに分かれますが、丁寧に説明すると長くなりそうなので今回は主にExcel(Excel2013)を使用して本文の原稿を作る方法をご紹介します。

 

本文に使用する用紙について

今回使用した用紙はそれほど厚くないマット紙(厚さ0.14mm)です。

マット紙とはつや消し(mat/matt(e)の紙で、OA用に様々な厚さのものが売られており、大きく分けて、

  • 特厚、厚口: ペーパークラフトに使うような厚手のしっかりした紙(0.20~0.22mm)
  • 薄手: しっかりした上質コピー用紙(0.10mmくらい)
  • 中間のもの(表記は一定していない): (0.14mmくらい)

の3種類くらいあるようです。家庭やオフィスで使う安いコピー用紙はだいたい0.1mm以下です。

 

探したら、紙の通販のダイゲン社のサイトに『紙の厚さについて』という分かりやすいページがあったのでいくつか比較のためにご紹介すると、

 

  • 1万円札: 0.10mm
  • 商品券: 0.12mm
  • 厚手模造紙: 0.14mm
  • 画用紙: 0.21mm
  • 官製はがき: 0.22mm

 

だそうです。目安にして下さい。

 

また、「両面」、「片面」の区別があり、「片面」のものは裏表があって、表はインクの定着や発色が良いよう加工がしてあり、裏よりも白色度が高いので見て分かります。片面で十分なのですが、たいして価格は変わらないようなので、却って「片面」で限定して探すと選択肢が狭まるかと思います。

本文の紙は薄いほど実際の本のようになりますが、ページ数が多くなると手間がかかり、綺麗に折るのが難しくなるるので、今回は0.14mmの紙を使っています。

 

 

 

本文作成手順概略

手順は下記の通りです。

 

  1. Excelのシートをキャンバス代わりに使い、そこにアウトラインを読み込み、テキストボックスでテキストを記述したり、イラスト(挿絵)などを取り込んで本文を作成する。
  2. 作成した本文を画像に変換。サイズを調整する。
  3. Excelのシートを増やし、そこに2で作成した画像を貼り付ける。(印刷用のシート)
  4. 3のシートを印刷。
  5. 切り取って製本する。(次回に説明)

 

なお、ここで必要なExcelの基本的な操作は下記の記事でご紹介しています。トリートバッグ(紙袋)の作り方を説明したものですが、Excelの操作に慣れていない方はまず下記記事をご一読下さい。基本的に行っていることは同じです。

 

【ドールハウス工作】 No.191 ハロウィン no.3 Excelでトリートバッグ(Treat Bag)を作ろう!【Excel2013】

 

アウトラインを取り込む

下の図をクリックして拡大表示(オリジナルサイズの画像を表示)し、一旦PCに保存してからExcelに取り込んで下さい。(枠線は薄いグレーで作成しています。色が薄すぎるという場合はExcel側で色を濃くできます。→※後述。)

 

Book_page_blank

 

このアウトラインは背景が透過された枠のみの画像(png形式)で、1ページを180ピクセル×220ピクセルの大きさ、8枚連続なので、1440ピクセル×220ピクセルとなっています。

ピクセルというのは点なので長さ(大きさ)の実態がない単位で、ここでは単に、横:縦の比率が180:220と考えてください。つまり、この画像をExcelで縦22mmに設定すると、自動的に1ページのサイズが横18mm、縦22mmとなります。

 

※アウトラインの色を濃くする方法

 

Miniaturebook00

 

画像を選択している状態で「図ツール/書式」→「修正」で明るさやコントラストを修正できます。

また、Excelの罫線と被って見にくい場合は、「表示」→「枠線」のチェックを外すことで背景の罫線を非表示にできます。

 

テキストボックスを挿入し、テキストを入力する

下はアウトラインを挿入後、既にテキストボックスも挿入してページサイズに合わせ、テキストも入力しています。

 

Miniaturebook01
(図-1)

 

テキストボックスは、「挿入」→「テキストボックス」から行います。マウスで斜めにドラッグすると四角のテキストボックスが作成され、あとからサイズは自由に変更できるので、最初は適当なサイズで作っても構いません。サイズは枠の四隅などに表示されるポインターをドラッグして変更します。

枠線を「なし」、塗りつぶしも「なし」に設定します。

 

Miniaturebook02
(図-2)

 

フォント(フォント名、サイズ)を好みのものに設定します。 ここでは「AR新藝体E」、サイズ「8」に設定しました。(使用できるフォントはPCによって異なります。)

 

Miniaturebook03
(図-3)

 

上の図で「キャレット」とは文字が入力できる場所を示すマークのことです。大抵、点滅していると思います。

ここでは青空文庫から宮沢賢治の『雨ニモマケズ』をコピペしました。

 

テキストをコピーして貼り付けた場合、せっかくフォントを設定してもコピー元のフォントを継承してしまいます。その場合は、自動的に現れる「Ctrl」と表示されたアイコンの▼をクリックして「テキストのみ保持」を選択(クリック)すると、テキストボックスに設定された書体が適用されます。

Miniaturebook04
(図-4)

 

2つめからは最初に設定したテキストボックスコピーして使うと良いでしょう。

 

Miniaturebook05
(図-5)

 

原文が短いので1ブロック(8ページ)と1ページの計9ページしかありませんが、次回の製本の説明では3ブロック使っています。

ページ数が違っても構いませんが、蛇腹折りする関係で偶数ページになるよう調節して下さい。(この場合では2ブロック目の2ページまで使います。)

 

印刷用のシートを追加し、ページのブロック毎に画像として貼り付け、サイズを調節する

【ドールハウス工作】 No.191 ハロウィン no.3 Excelでトリートバッグ(Treat Bag)を作ろう!【Excel2013】』と全く同じ方法なので、ここではスクリーンショットで簡単に説明します。

1ブロック全体(全てのオブジェクト)を選択(図-6)し、コピー(Ctrl+C)。

 

Miniaturebook06
(図-6)

 

新しいシート(印刷用のシート)を開き、貼り付け位置で右クリックして画像(png画像)として貼り付けます。(図-7)

 

Miniaturebook07
(図-7)

 

高さを2.2cm(22mm※)に変更。高さだけ変更すれば縦横比はそのままで自動的に横の長さも変更されます。(「縦横比を固定する」にチェックが入っていること)

ここでは横は14.41cmと、1.8cm×8ページ=14.4cmとほぼ同じになりました。

 

Miniaturebook08

 

※高さを設定するときに単位がcmになっていますが、これはプロパティで他の単位に変更できます。

Miniaturebook09
(図-9)

設定は「ファイル」→「オプション」→「詳細設定」の「ルーラーの単位」で行います。

 

印刷

「ファイル」→「印刷」で、印刷プレビューを確認して、「プリンターのプロパティ」で用紙の設定を行い、印刷をします。

 

Miniaturebook10
(図-10)

 

横幅が14.4cmくらいの図形なら100%の大きさでA4縦1枚に納まると思います。別のサイズに設定した結果A4縦1枚納まらなければ、余白を狭めたり、紙を横向きにして100%のサイズで1枚に納まるようにして下さい。

 

 

 

 


 

2016/03/07

【ドールハウス工作】 No.235 紙袋のミニチュア/図形(オートシェイプ)にRGB値を指定して塗りつぶす【Excel】

今作っているミニチュアフレーム用に紙袋(ショッピングバッグ)が必要だったので、一つ作ってみました。

こんなの↓。

 

Paperbag_tokyu_hands_kanegon

 

カネゴンが持っているのは東急ハンズの紙袋、のつもり。(一昔前のデザインですね。)

この会社の広告にでも使ってもらいたいくらい可愛らしい

 

紙袋自体は、下の記事を順番に読んでいただければ作ることができます。

 

 

 

 

 

ここではクラフト紙に印刷しているので背景色をつけずに帯状の部分だけ色をつけています。

今回、東急ハンズのロゴをお借りしましたが、帯の部分にはロゴと全く同じ色を指定しています。このように、ある色と全く同じ色に塗りつぶしたい(=その色の正確な色コードを知りたい)というときがありますよね。

以下、その方法をご説明します。

 

【Excel/Word】図形(オートシェイプ)にRGB値を指定して塗りつぶす

ここでは、前述のトリートバッグの作り方を読んでいるという前提で説明します。

バッグの背景色をつける要領で帯をオートシェイプの四角で作成するわけですが、ロゴには元々背景色があり、その色と全く色にする必要があります。

図形の色は、下図のように「色の設定」→「ユーザー設定」タブでRGB値を直接上書きして変更することができます。元図形の色(RGB値)が分かれば全く同じ色に変えることができます。

 

Excel_rgb01

 

元図形の背景色などのRGB値を知るにはWindows付属のアプリ「ペイント」に読み込み、スポイトツールで色を取得するのが簡単で、特別なアプリをインストールせずにすむのお薦めです。

 

1. ペイントに画像を読み込む/貼り付ける

画像をペイントに読み込む方法はいくつかありますが、PC内に保存してある画像なら、画像を直接ペイントで開くという方法があります。

 

Excel_rgb02

 

なお、現在画面に表示されている特定の場所の色を知りたい、というときは、予めペイントを開いておき、画面のスクリーンショットを貼り付ければOKです。(色のRGB値を取得する方法は以下と同じ。)

 

Excel_rgb03

 

 

2. 「色の選択」ツールでRGB値を知りたい色の部分をクリック

 

Excel_rgb04

 

メニューの「色の選択」ツールをクリックしてから画像の任意の場所をクリックします。(グリーンの背景色部分)

すると、下図のようにその色が「色1」に追加されるので、「色の編集」ツールをクリックします。RGB値が表示され、このグリーンは赤(R):0、緑(G):113、青(B):49の割合で光が配合された色だということが分かります。

 

Excel_rgb05_2

 

3.オートシェイプにRGB値を指定

あとはこの値をオートシェイプの色に指定するだけです。

 

Excel_rgb06

 

なお、ネット上の画像を利用するときは著作権に注意して下さい。

 

 

 

 


 

2015/09/27

【ドールハウス工作】 No.191 ハロウィン no.3 Excelでトリートバッグ(Treat Bag)を作ろう!【Excel2013】

前回の記事で作成したようなトリートバッグをExcel2013を使って作る方法を説明します。

 

Halloween_treat_paperbag

 

 

 

 

手順は、下記の通りです。

 

  1. Excelのシートをキャンバス代わりに使い、そこに必要な画像を取り込んでペーパーバックをデザインする。(イラストなど、画像はExcelから「Bingイメージ検索」機能を使って直接取り込むことができますが、著作権に注意し、個人で楽しむだけにとどめてください。)
  2. 作成したバッグのデザインを画像に変換。サイズを調整する。
  3. Excelのシートを増やし、そこに2で作成した画像を貼り付ける。(印刷用のシート)
  4. 3のシートを印刷。
  5. 切り取って組み立てる。

 

Excelは本来、表計算ソフトですが、画像の扱いがWordより自由なので、簡易なお絵かきソフトとしてもよく使われます。慣れている方は上記の説明で理解できるかも知れませんが、ここでは初心者でもできるよう、なるべく詳しく書く予定です。

 

1.バッグをデザインする

 

前回の記事で公開した画像(アウトラインやロゴ)を使用するので、予めダウンロードしてPC内に保存しておいてください。 

 

1-1 Excel2013を起動し、「空白のブック」を開く

 

Howto01

 

  • 作業の間は、右下の「ズーム」を使用して適宜表示サイズを変えると楽です。(画像が大きすぎて、一度に表示できないときや、細かい作業をするのに拡大して見たいときなど。)
  • シートを増やすには左下のシートタブの右にある+マークをクリックします。印刷用にシートを増やすときに使用します。

 

1-2 アウトラインをシートに取り込む

 

Howto02

 

上図では、画像は既に取り込んで、少し右下にドラッグして移動した後ですが、メニューの「挿入」タブから「画像」を選択し、アウトライン(outline.png)を選択します。(これ以降、「挿入」→「画像」のように簡単に表記します。)

セルの枠線が見えていることから分かるように、アウトラインは枠線のみの図形です。

 

1-3 バッグに色をつける

 

バッグの背景色はアウトラインに直接色を付けるのではなく、色の付いた長方形を重ねます。

Howto03_2_2

 

というのは、右のようにのりしろや折り返し分にも色を付けたいからです。

のりしろは左端のマチの裏に貼るので、マチの半分くらいの幅、折り返しも同じくらいの幅にします。
 

 

下の図は既に長方形を描いた後ですが、「挿入」→「図形」→「四角形」の長方形を選択し、画像のように起点から終点まで、斜めにマウスでドラッグすることで四角形が描けます。

 

Howto03

 

サイズはいつでも調整できますが、折り返しとのりしろの分を加えたサイズの長方形を描いて下さい。

 

1-3-1 長方形を「最背面に移動」し、サイズを微調整し、色を変更する

 

Howto04

 

長方形をクリックして選択し、右クリックして表示されるメニューから「最背面に移動」を選択すると、アウトラインの下に長方形が移動します。(上の画像は既に最背面にしたあと)

次に必要であればサイズを微調整します。長方形の四隅などに表示される○をドラッグすることでサイズを変更できます。(マウスカーソルを上に重ねると上の画像のようにカーソルの形が変わる)

長方形の上で右クリックして表示されるメニューから、塗りつぶしの色を変更します。ここでは黒を選択。

 

Howto05

 

1-4 イラストを挿入する

 

ここでは、Bingを使用して、ネットの素材を取り込んでみます。(PCに保存してある画像を使う場合は1-2を参照してください。)

「挿入」→「オンライン画像」を選択すると、「Bingイメージ検索」のウィンドウが開きます。キーワードで画像を検索することができるので、「Halloween」と入力しました。

 

Howto06

 

好みの画像をクリックし、[挿入]ボタンを押すとシートに取り込むことができます。(一度に複数の画像を取り込む場合は、Ctrlキーを押しながら画像をクリックすると複数の画像を選択することができます。最後に[挿入]ボタンを押します。)

 

1-5 取り込んだ画像を適宜縮小してバッグに配置する

 

下はジャック・オ・ランタンの画像を取り込んだところです。

 

Howto07

 

画像を取り込んでみたら、背景が透過していないのに気づきました。(白い背景が付いている)

このような輪郭線がくっきりした画像の場合、背景を透過させることができます。この作業が必要ない場合は、次項はスキップして1-6に進んで下さい。

 

1-5-1 イラストの背景を透過

 

イラストを選択した状態で、「図ツール 書式」→「背景の削除」を選択します。

 

Howto08

 

白い枠が表示され、枠で囲まれた部分から“背景”と判断された部分がピンクで塗りつぶされています。この白い枠をドラッグで広げ、カボチャの絵全体が囲まれるようにします。(下図参照)

 

Howto09

 

カボチャが全て選択されたら、「変更を保存」をクリックします。これでピンクの部分が透過します。

 

1-6 バッグの中にイラストを配置する

 

Howto10_2

 

Shiftキーを押しながら画像の角をドラッグすると縦横比を変えずにサイズを拡大・縮小できます。

必要に応じてロゴを加えたりしてから画像をコピー&貼り付け(※)で増やし、バッグの裏側にもイラストを配置します。(ロゴの画像は前記事にあります。)

 

※Ctrl+Cでコピー、Ctrl+Vで貼り付けを行うと楽です。(Ctrlキーを押しながらCキー、Ctrlキーを押しながらVキーを押します。)

 

画像をドラッグで動かすのが難しいときは、画像を選択した状態で、マウスではなく、キーボードの矢印ボタン(←↓→↑)を押して動かしてみて下さい、少しずつ動かすことができます。

 

 

 

 

2.画像をコピーしてpngに変換する

 

複数の図を結合した絵は縮小したり拡大したりするとデザインが崩れることがあるので、コピーをして、貼り付ける際のオプションでpng形式の画像にした方が扱いやすくなります。

 

2-1 画像要素の結合

 

必ずしも必要ではありませんが、作業がしやすいように作成したバッグの要素をグループ化して結合しておくことにします。

シート上の複数のオブジェクト(画像やテキスト枠などのこと)を選択するには、Ctrlキーを押しながら一つずつクリックする方法がありますが、「オブジェクトの選択」を使うと、まとめて選択することができ、便利です。

 

Howto12_2

 

メニューから「ホーム」→「検索と選択」→「オブジェクトの選択」を選択し、オブジェクトが全て含まれるようドラッグで範囲指定します。

 

Howto13

 

マウスの左ボタンを離すと、全てのオブジェクトが選択されていることが分かります。この状態で、右クリックし、「グループ化」→「グループ化」を選択します。(あるいはメニューから、「図ツール 書式」→「グループ化」→「グループ化」を選択。)

この後、ESCキー(エスケープ)を押して「オブジェクトの選択」モードを解除してください。

 

2-2 オブジェクトをpng形式で貼り付ける

 

Howto14

 

結合した画像を選択し、Ctrl+C(コピー)、適当なセルをクリック(=貼り付け先を指定)し、右クリックメニューから「貼り付け先のオプション」→「図」を選択することにより、png形式に変換された画像が張り付きます。

 

2-3 画像のサイズを変更

Howto15

 

png画像をクリックして選択した状態で、「図ツール 書式」→「サイズ」欄の「高さ」あるいは「幅」の数字を変更します。(上書きして[Enter]キーで確定。)

ここでは幅9cmに設定しました。

但し、Excelは内部的にはセンチやミリとは別の単位で管理していて、センチやミリに換算するので、入力した数値が近似の数値に置き換わることがあります。(9cmとしたのに8.9mmになるというような現象が起きます。)

 

 

 

 

3.印刷用のシートを作成する

 

3-1 シートを追加してpng画像を貼り付ける

 

印刷用にシートを追加します。

方法は「Sheet1」と書かれたタブの右にある+マークをクリックすると、新しいシート「Sheet2」が追加されます。

 

ここでは行っていませんが、印刷用のシートはセル幅(セル=マス目)を狭めて方眼紙のようにしておくことをおすすめします。(方法:『【Excel2013】業務マニュアル・操作マニュアル作成のコツ (Ⅰ)』の「1.セルを方眼紙のようなマス目状に変更」)

理由は、印刷する際、画像がかかっているセルは印刷範囲とみなされるため、そのセルが1ページに納まらないと、ページが分割されてしまうからです。下の例で言うと、もしもう一枚の画像を横に貼って、K列のセルに画像がかかっていた場合、K列が1ページに納まらない場合、その画像は2ページ目に印刷されてしまいます。(紙が無駄になるという理由です。)

 

Howto16

 

追加したシートに縮小したpng画像を貼り付けます。

 

複数の画像を貼り付ける場合、印刷用紙の無駄が出ないよう、余白を小さくして置いた方が良いと思います。(下図)

 

Howto17

 

「ページレイアウト」→「余白」→「狭い」を選択します。

 

4.印刷

 

Howto18

 

「ファイル」→「印刷」で右側に印刷プレビュー(印刷のイメージ)が表示されます。

幅9cmの画像ならもう一枚横に並べられます。(ここで紙を「横方向」に買えることも可能)

「印刷」ボタン(②)を押す前に、「プリンターのプロパティ」(①)で用紙の設定(サイズ、紙の種類)や印刷品質(「きれい」や「高精細」などに変える)のを忘れないで下さい。最適なのは厚手のマット紙です。

 

5.組み立て

 

Howto03_2_2

 

長方形に切り出してから、上のようにカットします。

 

Howto21

 

アウトラインに沿って左のように折り線を付けますが、予め鉄筆(スタイラス)や出なくなったボールペンなどで、折線の上からなぞっておくと折りやすくなります。
 

ブログ主が愛用している鉄筆はこちら↓。

(画像はAmazonから表示しているので、サーバーが混雑しているときなど、表示されない場合があります。その場合はこのページを再読み込み-Windouw機ならF5キーを押す-してみて下さい。)

 

 

 

トレース台とか鉄筆の専門メーカーVANCO社のものです。No.50の特徴は針先が細いこと。針の太さは約0.4mmと0.6mmで、シャープな折線がつけられます。

通常の立体的なペーパークラフトを作るのに、ここまで細くなくても良い場合、No.100Rくらい(針の太さ0.8mm)が適当かもしれませんが、ミニチュアの場合、細い折線をつけたいので、No.50を使っています。

なお、正確に直線をなぞるとき(あるいはカッターで切るとき)に便利な定規をご参考までにご紹介しました。ステンレス製なのでカッターで削れないという利点はもちろんですが、薄くて、カッターの刃を当てても傾かないため、切りたい(線を引きたい)ラインで切る(線を引く)ことができます。

 

Howto20

 

持ち手は印刷用紙の切れ端を使って上のような長方形を切り出し、紙紐などを貼り付けて図のように折り上げてのり付けします。

これを2つ作成し、バッグの内側に貼り付けます。

ここでは100円ショップでセリアで購入した細い麻紐を使いました。(ラッピング用品)
 

 

 

 

 


 

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