【ドールハウス工作番外編】筆の洗浄用具/ブラシエイド(筆の洗浄&トリートメント剤)
以前、ブログ主が塗装(筆塗り)に使う道具をご紹介したことがありますが、今回はその洗浄についての話です。(但し、かなり邪道かも知れませんが...)
ミニチュアに塗装する場合、多くは塗料はごく少量しか使わないので、ブログ主はあまりパレット(と言っても、上のリンク先でご紹介したプラトレイ)や塗装皿のようなものに取り出すことはなく、蓋の裏に付いた塗料で塗ってしまったり、瓶に直接筆を入れてしまうことがほとんどです。
水性塗料が主なので、筆はその都度小まめに水洗いし、同じ筆で別の塗料や重ね塗りをするために同じ塗料を付け直すことが多いのですが、プラモ用の塗料の場合、水で洗った筆を突っ込むのはまずそうなので、筆を溶剤(アクリル塗料薄め液)で洗う、と言うか、濯いでから使っています。
左は溶剤が元々入っていた瓶で、今は容量の大きいものを買っているので、この瓶は溶剤をつぎ足して“すすぎ用”に使っています。
ところで、この瓶の中に入っている棒寒天のようなものですが、これはスポンジです。
実は、こういうスポンジ入りの瓶(NEWブラシウォッシュ/ガイアノーツ社)が市販されていて(瓶とスポンジだけで330円くらい)、塗料コーナーでよく目にはしていたものの、それほど必要性を感じなかったので買ったことはありません。
で、ある日、ダイソーに行ったら、石けん置きにこういうもの(スポンジ)を見つけました。10cm四方くらいのプラスチックのトレイの上に、このスポンジが載っているという石けんケースです。
試しにそれを買って、カットして溶剤の瓶に入れてみたところ、市販の洗浄瓶のようになりました。
オリジナル商品の方は使ったことがないので、これが代用品になっているかどうかは分かりませんが、この目の粗いスポンジを入れておくことで、筆を洗いやすくなりました。
newブラシウォッシュ(G-01n)【80013】 【税込】 ガイアノーツ [GN 80013… |
話が前後しますが、ブログ主は下の画像に映っている筆洗い(陶器製)に水を入れて筆を洗っています。
それを入れている半透明のトレイは100均のもので、実際はこのトレイの中には新聞を敷いて筆洗いとぼろきれ(ウエス)くらいしか置いていません。空いている場所には洗った筆や使いかけの筆を一時的に置いています。
画像の中でトレイの上に置いてある緑色の蓋の容器はブラシエイド(トライデント社)という筆の洗浄剤&トリートメント剤です。
下の画像の方が分かりやすいと思いますが、底にくびれのようなものがあり、凹んだところに洗濯板のような波が付いています。
ブラシエイド 120ml 【税込】 トライデント [TR ブラシエイド120ml]【返品種別B… |
このギザギザの部分は筆をこすりつけて洗うためのものです。
洗浄液は少しとろみがある無色透明(ついでに無臭)で、固まった絵具も溶かせるとのことですが、それほど汚れた筆は洗ったことがないので分かりません。
本来はこの液で直接塗料が付いた筆を洗って良いのですが、ブログ主はまず水で洗うため、最終的な洗浄&筆の保護で使っています。
筆はどうしても根元の方に塗料が溜まるのですが、この瓶の底に押しつけると、水や溶剤で落ちきらなかった塗料が溶け出すように落ちます。
また、筆の保護(トリートメント)というのは、これで洗った筆は毛がしっとりして、変な癖が取れる(割れない)ようで、筆が長持ちするようになりました。
なお、ブラシエイドで洗浄した後に必ず水洗いが必要です。
上の画像で筆を立てている透明のスタンドはブラシエイドで洗った後の筆を一時的に置いておくためのもので、これは実は100均で買った歯ブラシ立て。(上の画像をクリックすると歯ブラシ立てが拡大されます。)
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