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2015/01/22

【ドールハウス工作】 No.174 『水曜日はつくろいもの』/ソーイングボックスのミニチュア

(。◕‿◕。) No.172でご紹介した100均フォトフレームを使ったドールハウスは、フレームを2つ作っておいたので、別なドールハウスを作ろうと、そのための小物を作っているところです。

タイトルの『水曜日はつくろいもの』というのは、『大草原の小さな家』シリーズにも出てくる、開拓地の忙しい主婦たちの言い伝えのようなもので、

   “月曜日は洗濯
   火曜日はアイロンがけ
   水曜日はつくろいもの
   木曜日はバター作り
   金曜日は掃除
   土曜日はオーブン料理
   日曜日は休息日”

からとっています。

やらなくてはならないたくさんの家事を効率よく片付けるためのものだそうです。(日曜日にお客が来ても良いように掃除は後半に、のように理由があるようです。)

で、今回はソーイングボックスとリボンのボックスです。

Laura_sawing_box

ソーイングボックスは、ドールハウス本にあったものを参考にしましたが、サイズや中の小物など、ディテールは少し変えています。

箱のサイズは中身を作ってから決めるので。

簡単に説明をすると、

木箱はバルサで作っています。ラベルは、こういうアンティーク風のラベルやシールなど、コレクションしたものを縮小コピーして使っています。(実際はスキャンしてPDFファイルにしておき、サイズを調整してプリントしたものを使っています。)

左右の取っ手は、以前から時々使っているアクセサリーパーツです。名前も用途も分かりませんが、ホチキスの針のようにコの字形をしているものを曲げました。

ハサミもアクセサリーパーツ。丸カン部分をカットして。

リボンやボタンの台紙に使ったのは厚紙ですが、紙はわざわざ買わなくても、身の回りにたくさん素材があります。

リボンに使ったのは工作用紙の方眼が書いてない部分(「工作用紙」って書いてある余白)。ボタンの台紙はたまたま使い終わったティッシュのボックスから。

ほんの少量あればいいので、いろいろな厚さや質感、色の紙を保存しておくと便利です。お菓子の箱(贈答用の箱で、折って組み立ててあるようなもの)は貴重な色の付いた厚紙です。

ボタンは市販品。と言っても、手芸店でたまたま見つけたもので、ビーズとかそういう扱いだったような気がします。(アップリケに使うとか?)

 

 

Laura_quilt

ところで、今日(22日)から28日までの日程で、からくり屋敷、じゃなかった、東京ドームで開催される『第14回東京国際キルトフェスティバル』で、特別企画として『キルトでつづる大草原の小さな家』が展示されているそうです。

ブログ主は時間がかかる手芸は苦手なので、キルトやパッチワークは守備範囲外(と言うか、縫い物は苦手)なのですが、右の画像のようなローラ・インガルス・ワイダーが自身で作ったキルトやレース、ドレスが展示されています。(画像は新聞記事の一部を縮小したもの)

レースの襟はヘアピンで編んだもののようですよ。(画像にもヘアピンが映っています。)

ご興味のある方は公式サイトで詳細をチェックしてみて下さい。サイトのテーマ画像も『大草原の小さな家』をモチーフにしたキルト作品です。

 

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2013/02/21

横浜美術館 『ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家展』を観てきた

先日、横浜みなとみらい21にある横浜美術館に、掲題の写真を見に行きました。(リンクは美術館HP/その他の関連情報はブログ記事『【書籍レビュー】沢木耕太郎『キャパの十字架』読了』にあります。)

関東に雪の降った日で、昼頃を狙って行ったのですが、午後になると人が増えてきました。

混んでいると言うほどではなかったけれど、作品、つまり写真が小さいので、スムースに観られるギリギリという感じでした。

展示内容は公式サイトに載っているので詳しくは書きませんが、展示数約300点の内192点は美術館所有のものです。

キャパの実弟コーネル・キャパが設立したICP(International Center of Photography, NYC/国際写真センター)から購入したコレクション+コーネル・キャパより寄贈されたものだそうで、これがまとめて展示されるのは初めてであるだけでなく、キャパの死の直前に滞在した地、日本への感謝の思いから入念にセレクトされた写真群なので、貴重な作品が多いとのこと。

なお、最近の沢木耕太郎の『キャパの十字架』の発行やそれに沿ったNHKスペシャルで、『崩れ落ちる兵士』の真贋に関わる展示を期待する方もいるかと思いますが、(『キャパの十字架』を読んでいればご存じのように、)あくまでも一つの説という認識から、この件にスポット当てた展示はありません。

ところで、桜木町駅から行く場合は、動く歩道でランドマークプラザ(ランドマークタワーに付属したショッピング施設)に入り、通り抜けて行くのですが、歩道から入ったフロア(3Fかな?)から階下に降りず、右方向に歩いて行った方がいいです。建物が切れたところから横浜美術館へと道路を渡る橋があるので。うっかり地上界に降りてしまうと、横断歩道が遠くて道路を横断できないのです。

ミュージアムショップでは図録を購入しました。キャパとゲルダとで二分冊になっていて、内訳は忘れたけど、キャパの図録が1700円、ゲルダの図録が1300円とかそんな感じで、1冊だけでも買えるけど、2冊一緒だと簡単な紙のカバーに収まっています。

ゲルダの図録は写真が小さいのが残念ですが、エッセイなどのテキストが充実しているのと、今後、写真と解説がまとまったものはそれ程出ないと思うので貴重かも知れません。

図録以外にショップでこんなものを見つけて、買ってしまいました。

Stamp_frog

鳥獣戯画のカエル かわええ (;´Д`)

 

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2012/04/22

【ブログ主覚書】『KATAGAMI Style』展(三菱一号館美術館)

新聞に、気になる美術展の記事がありました。『KATAGAMI Style』展というタイトルで、東京での開催(~5月27日)後、京都と三重で開催されるそうです。

ちょっと行ってみたい。

Katagami

ブログ主の興味を引いたのは、ウィーン工房のK.モーザーに影響を与えたという部分。

K.モーザーとは、コロマン・モーザー(Koloman Moser/1868年3月30日~1918年10月18日)のことで、ブログ主の好きな画家の一人です。

画家と書いたけれど、ウィーン工房(Wiener Werkstätte/1903年~1932年)の設立者の一人として活躍し、この工房はグラフィックデザインや家具のデザイン、服のデザイン、室内装飾や住宅の設計など、斬新的なデザインの作品を世に送り出しました。

ブログ主は、2度目のウィーンの旅ではひたすら美術館巡りをしたのだけれど、その時に買ったコロマン・モーザーの本が、これ(↓)です。(大型本のため、一部切れているけど)

Kolomoser00

この作品集からコロマン・モーザーの作品をいくつかご紹介すると、

Kolomoser02 Kolomoser01

こういった作品です。

(ウォーターマークを入れてあります。)
日本でも、例えば竹久夢二(1884年9月16日~1934年9月1日)が商業的に便箋や着物のデザインなどを手がけていましたが、ウィーン工房と同時期ですね。

 

この少し前、つまり、19世紀末にはヨーロッパに新しい芸術の気運が高まり、ウィーンを中心としたドイツ語圏ではユーゲントシュティール(Jugendstil/日本語では「青春様式」と訳される)、フランスではアール・ヌーヴォー(Art Nouveau)が開花するのですが、ユーゲントシュティールの代表的な画家の一人、グスタフ・クリムト(Gustav Klimt)もブログ主の好きな芸術家です。

名前をご存じなくても、作品を見れば、見たことがある方も多いのでは?

例えば、『Judith Ⅰ』(ユーディット/1901年)とか。

Klimt01
(ブログ主の手持ちの画集より。ウォーターマークを入れてあります。)

クリムトの金の使い方なども、日本の美術の影響を受けていると言われていますね。

一般的に、ユーゲントシュティールはアール・ヌーヴォーのドイツ版というような紹介をされるのですが、ブログ主は美術について詳しいわけではないけれど、その後のアール・デコ(Art Déco)の時代もカバーしていると思います。

優美な曲線が特徴的なアール・ヌーヴォーから、幾何学的なデザインながらも、エレガントな印象のアール・デコは直線的なデザインの日本家屋に住む日本人には違和感がなくて、落ち着く空間のような気がします。

例えば下はウィーン工房のショールームです。

Wien_werkstaette

日本、と言うか、都内でユーゲントシュティールを見られるのは、(最近ブラタモリで知ったのだけど、明治神宮外苑にある聖徳記念絵画館ですね。(リンク先サイトのフラッシュ動画で内装の一部を見ることができます。)

調べたら、起工:(1919年)大正8年3月5日、 竣工:(1926年)大正15年10月22日ということです。

ブログ主は建築は全くの門外漢ですが、ヨーロッパに旅するようになって、やはり建築史くらい知っていた方が楽しめるので、本を読んで、建築にも興味を持つようになりました。

そういう意味ではウィーンはとても楽しい都市です。

最後に、スナップ写真をスキャンしたものですが、この時期の建築物の写真を数枚...

ウィーンの郵便貯金局(1906年~1912年)、つまり郵便局ですが、オットー・ワーグナー(Otto Wagner)の設計です。(こういうのを見ると、ユーゲントシュティールをアール・ヌーヴォーと呼んでしまうのはちょっと違和感があります。それとも、アール・デコはもう少し範囲の狭い言い方で、美術史や建築史的にはアール・ヌーヴォーの時代に含まれるのかな?)

Jugendstil05a Jugendstil05b Jugendstil05c
 

調度品はレプリカだろうとは思うけど、こういう歴史的建造物が普通に使われているのは羨ましい限りです。

2010/09/09

『龍馬伝』の弥太郎=『魔笛』のパパゲーノ!?

昨日は台風の影響で大雨。昼間は衛星放送が映らない程酷かった。途中で熱帯低気圧に変わったようで、暴風雨ではなかったのが幸いでした。

駅の方に出かける予定だったけど中止して、たまにはCDでオペラなんかを...。

聴いていたのはモーツァルトのオペラ『魔笛』(Die Zauberflöte)。

このオペラを見たことがない人でも、ここで歌われるアリアは幾つか聴いたことがある人も多いと思う。

例えば、夜の女王の有名なアリア、『復讐の炎は地獄のように我が心に燃え』(Der Hölle Rache kocht im meinem Herzen)

 

プラハで初めてこのオペラを観て以来大好きなんだけれど、それはパパゲーノの存在が大きいかも。

パパゲーノというのは、「鳥刺し」(猟師)という設定なのに、自身が鳥のような衣装を着ていることも多くて、楽しい歌も多い。真面目でハンサムな主人公とは対照的に色々とダメなところがあって失敗ばかりするけど憎めない存在だから、カーテンコールでは大抵主役よりも多く拍手を貰う登場人物。

音楽を聴いていて、ふと、大河ドラマ『龍馬伝』の弥太郎はこのパパゲーノをモチーフにしているのではないかと妄想。

このオペラは、後半はモーツァルトとは別の人物が書いたのかと言われるくらい、後半は前半とは打って変わってシリアスで重苦しい雰囲気が続くけれど、道化役のパパゲーノが笑わせてくれる。

外観も弥太郎が背負っている鳥籠は鳥刺しを暗示してるようだし。↓はパパゲーノのアリア「私は鳥刺し」(Der Vogelfänger bin ich ja )

上のビデオでもちゃんと鳥籠背負ってます。下の画像は、初演の頃のパパゲーノのイラスト。

20100910_papageno

劇の冒頭、三人の侍女にヤイノヤイノ言われるパパゲーノは、坂本家の女性達にしかられる弥太郎のよう。

口をきいてはならぬと「沈黙の試練」が与えられているのに、こらえ性のないパパゲーノはおしゃべりしてしまい、痛い目に遭うし。

「可愛いお嫁さんが欲しいよ~」と言っていると、不思議な巡り合わせでパパゲーナという彼女ができてデレデレ。私が観たオペラでは子宝にも恵まれて仲良く合唱するシーンもあったっけ。↓は「可愛い娘か女房がいれば」(Ein Mädchen oder Weibchen)

↓はパパゲーノとパパゲーナのデュエット「パ・パ・パ」(Pa,pa,pa)

狂言回しかと思えば、途中で主人公とは別れて勝手に行動しているし、そう言えば、『魔笛』には脈絡なく動物がいっぱい出てくるのも、ドラマと似ているかも 

『魔笛』はフリーメイソンの影響があることで有名だけど、龍馬はフリーメイソンに操られていたなどというまことしやかな説もあるか...まあ、これは妄想しすぎかな 

参考までに:

↑視聴もできるようです。

ストーリー解説: 『魔笛』はこんな筋書きである

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