公開: 2026-01-18 06:37:31 更新: 2026/01/22 19:53
最初にお断りしておきますが、ブログ主は「無党派」で、投票行動は「『最悪』を実現させない」です。
今回、自民党自体の支持率は30%前後と依然低迷している中、高市首相の人気が高いという状況で、それでも、立憲民主党の支持率低迷などで、単独過半数は行くかな... と思っていたら、衆議院だけ公明党と立憲民主党が ”合併” して、新たに「中道改革連合」という政党が立ち上がったことで、自民党の単独過半数に黄信号が灯りました。
それはさておき、中道改革連合の存在は沖縄の選挙に影響を及ぼしそうです。
沖縄の一つの大きな勢力に「オール沖縄」があります。
自民党であった故 翁長雄志氏が、普天間米軍基地の辺野古移設反対を掲げた左派政党と組んだことから、保革の枠を超えた ”オール” 沖縄として誕生したものですが、それでも中央(政府)とパイプがあった翁長氏から玉城デニー県知事に移って左派一色になると、基地を巡る対立姿勢ばかりが強まるのと反比例して、生活に関心が高い県民の支持が減っていた状況です。
そのため、このところ、市長選では保守の候補者に連敗してきました。保守の市長グループは「チーム沖縄」と呼ばれます。
一方、県知事選では、元地元のタレントで圧倒的な知名度を持つ玉城デニー氏には沖縄保守(自民+公明)は煮え湯を飲まされてきました。沖縄主要二紙が全力で玉城デニー氏を応援する事も原因です。
また、国政選挙に於いては、(一応、保守とは呼ばれるも、)第三極の日本維新の会の候補者が保守の票を割ったりして、自民党候補者は苦戦を強いられます。参政党の台頭も侮れなくなってきました。〔偶然ですが、どちらもシンボルカラーはオレンジ〕
こうした状況で中道改革連合... 、上に合併と書きましたが、公明党に立憲民主党が飲み込まれる形の党が誕生し、オール沖縄に不協和音が現れました。
元々「れいわ新選組」はオール沖縄には入らず〔※〕、基地移設容認の公明党に屈した元立憲民主党の立ち位置も微妙です。辺野古問題は封印するのか... ?
※ 赤旗(2024年10月24日): れいわの山本代表が暴言 オール沖縄「歴史的役割終えた」
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▲琉球新報より拝借
◆沖縄2区
また、社民党の中央と沖縄の確執も問題です。
昨年末には、社民の牙城である沖縄2区の新垣邦男 衆議院議員が立憲民主党入りをしました。議席を長年守ってきた故 照屋寛徳氏が晩年に面と向かって福島瑞穂党首を批判したのは有名で、新垣氏はその後継者です。
産経(2025/11/27): 「ショック」社民・福島氏 離党した新垣氏が立民・小沢グループ入り 社民は衆院議員ゼロ
この因縁があり、今回の衆院選では、社民党県連が反旗を翻しました。
沖縄タイムス : [攻防 2026衆院選]社民、瑞慶覧氏擁立へ 2区 「オール沖縄」分裂か
公開日:2026年1月18日 3:59
社民党県連の多和田栄子副代表は17日、名護市辺野古の新基地建設に反対する「オール沖縄」の政党会派会議で、次期衆院選沖縄2区に独自候補を擁立する方針を報告した。関係者によると、元衆院議員で、南城市長も務めた瑞慶覧長敏氏(67)が、社民推薦の無所属で立候補の意向を示している...
このニュースに、社民党副党首で落選中の大椿ゆうこ氏が「X」で「社民党が、オール沖縄を分裂させる様な事に加担すべきではありません。」と批判していました。
【追記】
2026/01/21 参政党、吉田悠里氏(40)を擁立。
2026/01/22 無所属 比嘉隆氏、立候補を表明。... 反ワクチンで参院選2025にも立候補。失礼ながら泡沫候補。
◆沖縄4区
沖縄本島南部と先島諸島の沖縄4区は自民(+公明推薦)の西銘恒三郎氏が勝利していますが、前回(2024年10月)衆院選では、立憲民主党の他にれいわ新選組が候補者を立て、革新の分裂選挙となりました。立憲とれいわの候補者の得票を足せば西銘氏に勝てた選挙でした。
今回もれいわは独自候補を立てるとの事で、革新候補の一本化が難航している様子です。
FNN/沖縄テレビ(2026年1月14日): 衆院選の支援体制についてオール沖縄が対応協議 4区については結論出ず協議継続
普天間基地の名護市辺野古への移設に反対するオール沖縄勢力は13日、衆院選の支援態勢を協議しましたが、前回分裂選挙となった沖縄4区については結論が持ち越されました。
沖縄県政与党のいわゆるオール沖縄勢力は、衆議院の沖縄選挙区について1区から3区はこれまで同様現職の3人を支援する方針を確認しましたが、沖縄4区の対応については結論が出ず協議を継続します。
沖縄4区は、前回2年前の衆院選でオール沖縄が支援する候補と、同じく普天間基地の辺野古移設に反対するれいわ新選組が擁立した候補による分裂選挙となった経緯があります。
... いっぽう、自民党は1区から4区全てで現職4人の擁立を予定しています。
現時点では、元石垣市議の砥板芳行氏が立憲民主党から出馬の予定です。〔以前は保守だったはずなのですが、ある時いきなり手のひら返しをした方... 〕
【追記】
2026/01/22 『琉球新報』によると、「「オール沖縄」4区で統一候補なし」なので、砥板氏は支援しないという意味か?
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◆沖縄1区
なお、沖縄1区は、自民+公明と日本維新の会が一本化できない事もあり、共産党に苦杯を喫してきました(自民党候補は比例復活)。更に前回には参政党も加わったので、自民党の立場からすると、毎回 ”オレンジ” に邪魔される格好です。
【追記】
2026/01/21 参政党、和田知久氏(66)を擁立。... 参院選2025にも立候補し、自民党候補に次ぐ3位になった。今回も確実に自民党候補の票を削る。
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◆沖縄3区
沖縄3区は前回、前々回ともに自民党の島尻安伊子氏が接戦を制していますが、前回2位で比例復活したのは立憲民主党の屋良朝博氏で、既に中道改革連合への合流を表明しています。
沖縄タイムス: 立民の屋良朝博氏・公明の金城泰邦氏、新党「中道」に合流へ 新垣邦男氏は検討の意向
公開日:2026年1月17日 8:36更新日:2026年1月17日 8:38有料
立憲民主党と公明党が衆院選の選挙協力で結成した新党「中道改革連合」に、両党所属で現職の県関係衆院議員の屋良朝博氏(立憲)と金城泰邦氏(公明)が合流の意向を固めたことが16日、分かった。2氏はそれぞれ党の方針に沿い、手続きを進める考え。一方、衆院会派「立憲民主党・無所属」に属する新垣邦男氏は...
前述の様に、公明の政策を飲むなら、辺野古移設に賛成しないとならないはずで、ここが弱点にはなりそうです。
また、中道改革連合の選挙区割りはまだよくわからないところがありますが、巷間伝えられている様に、比例区の1位は公明党候補者に与えられるとしたら、金城氏は前回と同様に比例九州ブロックで安泰のはずです。
【追記】
2026/01/21 参政党、仲間暁子氏(42)を擁立。

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