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【国際】北朝鮮拉致問題

2021/12/06

【拉致問題】「拉致の可能性を排除できない行方不明者872人」という数字

先日、北朝鮮の拉致の疑いがあった女性が約40年ぶりに見つかったという報道がありました。

短い記事なので、まずは全文を引用します。

 

* * * *

https://www.sankei.com/article/20211203-7DGPXIOE6RPAZO6NT4GWYZRIMU/
北朝鮮拉致疑い女性、国内で発見 大阪府警
2021/12/3 15:52

大阪府警は3日、昭和55年に失踪し警察庁が北朝鮮による拉致の可能性を排除できないとしていた60代女性=当時20代=を今年9月、国内で発見したと発表した。発見場所や失踪理由などは明らかにしていないが、身元確認を進め、女性が拉致や事件、事故に巻き込まれていなかったと判断した。

警察庁によると、女性の発見により、拉致の可能性を排除できない行方不明者は872人となった。

* * * *

 

この女性は、特定失踪者問題調査会の荒木和博代表の12月3日付けブログエントリーに書かれていますが、調査会のリストには無かった方だそうで、9月に見つかっていたのを何故今頃発表するのだろうか?という疑問を呈されています。

今回見つかった女性のご家族のように、失踪者のご家族が全て調査会に申請あるいは相談しているわけでは無いので、この女性が本当に拉致と関わりが無かったのかどうかは分かりませんが、とにかく、警察が把握している数字からは1人減って872人となりました。

 

ところで、この「拉致の可能性を排除できない行方不明者872人」という数字ですが、これについて、調査会の荒木代表が解説されています。

 

 

上記動画(1:37~)では、調査会で作成したポスターに書かれた「約883人」という数字に何故「約」が付けられているか、というお話をされていますが、そもそも、「883人」だろうと「872人」だろうと、その数字は、警察の調査によって拉致の疑いありとされたものではなく、基本的にはご家族から「拉致では無いか?」と警察に相談があった数字の総数です。もう少し正確に言うと、各県警に届け出された数字を積み上げた数字です。

従って、今回見つかった女性のように、拉致では無かった人も含まれている可能性があるのと同時に、身寄りの無い方が拉致された場合、誰からも届出がなされない場合もあります。実際に、そのような人物を狙った拉致があったことが分かっています。

荒木代表が仰るように、「拉致は無い」と言い張っていたくせに、切羽詰まると拉致を認め、死んだと言って適当に作った死亡診断書を出してくるような国なのですから、「北朝鮮は嘘をつく」という前提で、日本政府が認定した拉致被害者を含めてこのリストを突きつけて、「全部返せ」と言うしかないと思います。

 

 

  


 

 

 

 

2021/06/28

【特定失踪者】藤田進さんのご家族に対する立憲民主党・有田芳生議員の執拗な嫌がらせ/特定失踪者とは?

北朝鮮に拉致された疑いの極めて濃厚だとされる「特定失踪者」は約900名近くいます。その中でもほぼ確定と判断されている方の一人が藤田進さんです。この進さんの弟で救出を求める活動を行っているのが藤田隆司さん〔@ryokuhuuka〕ですが、比較的活発にTwitterで発言していることもあり、立憲民主党の有田芳生参議院議員とその弟を含む取り巻きが、ストーカーのようにつきまとい、レイシストなどと誹謗中傷をしたり、進さんの拉致を否定したり、藤田隆司さんの職場を突き止めて嫌がらせを繰り返しています。

詳細は後述しますが、特定失踪者問題調査会の荒木和博代表も下の動画で、特定の人間が藤田進さんの拉致を殊更に否定するのは、藤田進さんのケースが、ある種の人々の中では、絶対に阻止しなくてはならない何かがあるからだと仰っていますが、ブログ主もそう思います。

 

 

荒木和博代表は、進さん救出の動きを止めたい勢力の例として「日朝国交正常化」に前のめりになっている永田町を挙げていますが、ブログ主は、総連の意向もあるのではないかと思っています。

まず、政府が拉致認定をした被害者は17人いますが、既に蓮池さん等5名が帰国(2002年10月15日)されてから19年が経ち、当時は拉致問題の報道も多かったのですが、今では、特に若い人などは、せいぜい家族会のご家族の認識しかないと思われます。

従って、真っ先に思い浮かべるのは横田めぐみさんで、蓮池さん・地村さんご夫婦のように、海岸近くで襲われてそのまま船に乗せられた方々、あるいは有本恵子さん、石岡亨さん、松木薫さんのようなヨーロッパルートだと思います。

前者は海からやって来た工作員が突発的に拉致した(ように見える)ケース、後者はよど号犯人の妻などが関わっており、そこに具体的な総連系工作員は出てきません。有名な辛光洙(シン・ガンス)工作員は原敕晁(はら ただあき)さんの拉致犯ですが、最近では、拉致問題が報道される時にこの名前が言及されることは無く、知らないか、忘れている方も多いでしょう。

 

Abduction13

 

しかし、藤田進さんの拉致について知れば知るほど、日本国内で一般市民のフリをして活動している工作員にスポットが当たってくるのです。

そうなると、きっと国民の怒りの矛先は総連や在日朝鮮人に向かいます。また、総連に対する政府の無為無策への批判も強くなります。

ブログ主は、政府に対する批判はともかく、藤田隆司さんへの嫌がらせ行為は前者を妨害する為でないかと思うのです。北朝鮮を批判する藤田進さんに対して「レイシスト」などと言う罵声を浴びせている事とも付合します。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

◆「特定失踪者」や「特定失踪者問題調査会」って何? 家族会と特定失踪者家族会は何故別の組織なの?

基本的には、政府は拉致認定には慎重です。

荒木和博氏の説明を聞いて、理解できなくもないと思うのが、万が一拉致認定者の中から北朝鮮による拉致ではなかったと判明するケースが1件でもあると、対北朝鮮の交渉に不利になるという理由です。

「特定失踪者」とされている方は約900名いるのですが、過去に実際に拉致ではなかったと判明した方もおり、政府が公式に認定するのに躊躇するのは、藤田進さんのようなケースを除いて一般論としては理解できます。

そこで、誰かがその責任を引き受けなくてはならないと結成されたのが「特定失踪者問題調査会」で、ここで特定失踪者をリストしてるのです。

そのために、拉致認定者12名とそのご家族の所謂「家族会」と「特定失踪者家族会」は別の組織なのですが、実際の活動は協力してしおり、例えば、北朝鮮向けのラジオ放送「しおかぜ」では、どちらの会のご家族も北にいる家族に向かって呼びかけています。

 

「しおかぜ」はこちらで聴くことができます。〔恐らく、個人で受信したラジオ放送をYouTubeにupされている方のチャンネルだと思います。〕

また、7月11日まで、「しおかぜ」の運営費用を募るクラウドファンディングも実施中です。

 

しかし、国会議員や外務省には「日朝国交正常化」に前のめりな勢力があり、拉致問題はその妨げになると考えているのは事実です。これは拉致問題に関心があれば衆知の事です。また、政府、例えば官房長官は「特定失踪者問題調査会」のご家族とは頑なに面会しません

 

藤田隆司さんは、お兄様の拉致認定を求めています。それだけの証拠はあるのですが、政府は認定しません。

これはブログ主の想像ですが、藤田進さんを認定すると藤田隆司さんが家族会で活動するようになり、メディアにも取りあげられます。藤田進さんのケースが世間に広く知られることが不味いと考えている勢力があるのではないでしょうか。

 

◆限りなく北朝鮮による拉致が濃厚な藤田進さん

上に提示した荒木和博氏の動画でも語られているように、藤田進さんの拉致はほぼ間違いありません。

まず、北朝鮮から持ち出された写真と藤田進さんの写真の鑑定結果が証拠です。これは、調査会が独自に依頼した鑑定だけでなく、警察も認めています。〔画像後掲〕

これだけでも認定されても良いとは思いますが、北朝鮮の元工作員・安明進(アン・ミョンジン)氏の北での目撃証言もあります。〔荒木和博氏の動画参照〕

安氏は、一時、めぐみさんに関する証言で日本のテレビにも頻繁に露出していましたが、荒木和博氏によると既に中国で死亡しているそうです。

動画では藤田進さんが通っていた東京学芸大近くに彫刻のアトリエがあり、その主が総連系の朝鮮人という話が出てきますが、これ以外にも、藤田さんが拘束された、総連に近い病院の話もあります。〔画像後掲〕

 

点と点を繋げると線になる

もう一つ、川口市〔埼玉県〕では藤田さんを含めた5名の失踪者がいます。その内の1名は政府認定の田口八重子さんで、田口さんは大韓航空機爆破犯の金賢姫(キム・ヒョンヒ)元工作員に日本語を教えた「李恩恵」と呼ばれる女性だと言われています。この5人や、更に範囲を広げて鉄道に目を転じると、ある路線の特定の区間にも失踪事件のスポットが集中していたり、一人一人だけだと証拠が弱くても、総合的に見ると接点があり、拉致は、“海からやって来た工作員が突発的にさらった” のではなく、日本国内の工作員が綿密にターゲットを絞って拉致したのではないか、という認識が日本人の間に広まるはずです。

 

Fujita_susumu_kawaguchi
藤田隆司さんのツイートより拝借した画像。

 

特定失踪者の事を知れば知るほど、そう思います。

こうしたことから、総連やそれに近い議員などは、特定失踪者に注目が集まるのを妨害したいはずだとブログ主は考えるのです。

 

【藤田進さんの学生時代の写真と北朝鮮から持ち出された写真の鑑定結果】

Fujita_susumu_kantei
藤田隆司さんのツイートより。更に大きな画像はこちら

 

 

【藤田進さんを拘束したと在日朝鮮人の告白/西新井病院】

Fujita_susumu_nishiarai
藤田隆司さんのツイートより。
画像が小さいのですが、ブラウザなどで拡大して下さい。
下記ののブログにも書かれています。
【みんな生きている】藤田 進さん[西新井病院]/CX〈埼玉〉


 

こちらもお読み下さい。〔過去のブログエントリー〕

 

「ただいま」も言えない「おかえり」も言えない(特定失踪者家族会 著/特定失踪者問題調査会 編)

 

是非、特定失踪者や特定失踪者問題調査会にも関心を持って下さるよう、お願いします。

下記のHPから、応援のためのグッズを購入したり、寄付も可能です。寄付はネットショッピングのようにカートに入れて購入する形で手軽にできます。

 

特定失踪者問題調査会HP
特定失踪者のリストなど

 

着岸漂流一覧と失踪関連地点マップ
失踪者情報がGoogleマップ上マッピングされています。

 

  


 

 

 

 

2020/08/21

【北朝鮮拉致問題】着岸漂流一覧と失踪関連地点マップ

特定失踪者問題調査会のHPには失踪者のリストがありますが、これ以外にGoogleマップに失踪地点や北朝鮮の着岸船をマッピングしたものがあります。

 

 

下図のように失踪者はピンで、着岸船の発見場所は点で示されており、それをクリックすると左側に顔写真や失踪時の状況などが表示されます。

リストだとピンとこなくても、地図上で特定の地点に密集していたり、自分の住んでいる場所で発生しているのが分かると、拉致問題がより身近に感じられるのではないでしょうか。

 

20200821_abduction_mapping

 

調査会・荒木代表のブログ: 荒木和博BLOG

 

 

  


 

 

 

 

2020/08/10

【北朝鮮拉致・特定失踪者】産経新聞:北拉致未遂疑い 都庁職員が訴え(2019年7月13日)

取り敢えず新聞記事や関連動画を掲載します。

 

20190713_sankei_rachi

 

【動画】【ch桜北海道】[特別番組]「北朝鮮に狙われた北海道民」[R1/7/19]

■特定失踪者問題調査会代表 荒木和博氏による講演

と き:7月17日(水)10:30~16:30※講演14:00~
ところ:チ・カ・ホ(北3条交差点広場・西側)
◇主催:政府拉致問題対策本部、北海道、札幌市、
    北朝鮮に拉致された日本人を救出する北海道の会

◇チャンネル桜北海道「北海道における北朝鮮による不気味な拉致と道庁爆破事件を巡る不幸の連鎖

 

 

  


 

 

 

 

 

2020/08/09

【拉致問題】騙されて連れて行かれた人は拉致でないと言う共同通信・磐村和哉論説委員【プライムニュース2020/07/30】

先日(7月30日)のBSフジ・プライムニュースで、共同通信の磐村和哉論説委員が「騙されて連れて来られた人は拉致ではない」と発言しました。

この日の番組前半は産経新聞ソウル支局と繋いで、2018年5月に北朝鮮から解放された米国人・ドンチョル・キム氏の証言について取りあげたのですが、その中での発言です。(リンク先は西村幸祐氏のツイート。動画あり)

 

20200730_primenews_iwamura

 

文字に起こすとこのような内容でした。

 

騙されて連れて来られた、いい暮らしができるからといって連れて来られた、というのは拉致とは言えないと思います。
但し、一つ思い出すのは、藤本さんですね。金正日の料理人だった。彼も最初はいい待遇があるからといって受けていったんですよ。そしたらロイヤルファミリーに溶け込んで、今は平壌でラーメン屋やってますが、そういう人もいる。一方で帰りたくても帰れない人がいる。という意味では、これは拉致とは言えないと思いますけどね。

 

これは、有本恵子さん(1983年拉致)のようなヨーロッパルートでよど号グループなどにより言葉巧みに連れて行かれた被害者も日本政府で拉致認定されているので全くの誤りです。ヨーロッパルートの拉致被害者はまさしく「帰りたくても帰れない人」ですが、キム氏が会った7人の日本人は藤本さんの様な例だと印象づけたいのでしょう。

磐村氏のこの発言の背景は、キム氏が北朝鮮で日本人に会った場所が羅先(ラソン)特別市という経済特区で、比較的外国人が自由に出入りできる場所であることもあるのかも知れませんが、キム氏の話では、帰国した在日朝鮮人(帰還事業で北朝鮮に渡った人達と思われる)と違い、日本人は常に監視の対象で、家族同士でも密告がある相互監視の中に置かれているそうで、キム氏が日本人と接触したのは公衆浴場や市場(ジャンマダン)は監視の目を逃れられる希有な場所だったからです。

 

20200731_sankei_map

 

また、特定失踪者問題に取り組んでいらっしゃる荒木和博氏がこの件についてショートメッセージ(約9分の動画)で語っていますが、横田めぐみさんのイメージが強いが、暴力的に連れ去られるケースは少なく、工作員は対象者の身辺を調査して、仕事の悩みなどにつけこんで、良い仕事があるなどと誘い出して連れて行かれ、結局留め置かれたパターンが多いと思われるそうです。

 

 

ブログ主の記憶ですが、金正恩の時代ならいざ知らず、70年代、80年代はまだ北朝鮮に行くことはそれ程抵抗がなく、90年代までは万景峰(マンビョンボン)号が新潟と北朝鮮の間を航行しており、Wikipediaによると、「後に衆議院議員となる辻元清美等が設立したピースボートは、1996年に万景峰号をチャーターし運航した」事があるそうです。

以前も書いた記憶がありますが、ブログ主の勤務先の男性(他部署なので面識はありませんが)も、取引先の社長か誰かに誘われて、休暇を取って平壌に旅行したことがあります。その後しばらくしてその社長が北朝鮮のスパイとして逮捕されるという“オチ”がありましたが。

 

共同通信と言えば、昨年末に怪しい記事を配信しています。

 


https://this.kiji.is/583036916404716641
北朝鮮拉致情報、政府高官が封印
田中実さんら2人生存、首相了承
2019/12/27 06:00 (JST)12/27 10:34 (JST)updated

 拉致問題を巡り北朝鮮が2014年、日本が被害者に認定している田中実さん=失踪当時(28)=ら2人の「生存情報」を非公式に日本政府に伝えた際、政府高官が「(2人の情報だけでは内容が少なく)国民の理解を得るのは難しい」として非公表にすると決めていたことが26日、分かった。安倍晋三首相も了承していた。複数の日本政府関係者が明らかにした。もう1人は「拉致の可能性が排除できない」とされている金田龍光さん=同(26)。

 日本では身寄りがほとんどなく「平壌に妻子がいて帰国の意思はない」とも伝えられ、他の被害者についての新たな情報は寄せられなかった。

 

この記事に対しては、麗澤大学の西岡力教授(国基研企画委員兼研究員)が「国家基本問題研究所」のサイトに『共同通信の拉致報道に注意せよ』という記事を書いており、「安倍政権批判の意図」があるのではないかと述べています。

 

次回以降、産経新聞のキム・ドンチョル氏に関する記事やプライムニュースの内容を整理しておこうと思います。

 

  


 

 

 

 

 

2020/06/13

【拉致問題】西岡力緊急参戦!【横田滋氏追悼SP】激白!!朝〇新聞の巨悪!!【加藤&阿比留のなんだかなぁ】

2020/06/09に公開の文化人放送局『18 西岡力緊急参戦!【横田滋氏追悼SP】激白!!朝〇新聞の巨悪!!【加藤&阿比留のなんだかなぁ】』(約1h18m)を視聴しました。

 

6月9日収録
【出演者】
・加藤清隆(政治評論家)
・阿比留瑠比(産経新聞論説委員)
ゲスト
・西岡力(麗澤大学客員教授)
・加藤達也(産経新聞元ソウル支局長)

 

出演者の口調など、実際にご覧になった方が情報量が増すので、是非多くの方に観て戴きたいのですが、ブログ主のメモとして、また、検索されやすいようにテキスト化しておきます。

なお、『ニュース女子』の拉致問題特集をまとめたのはこちら。更に詳しく時系列をまとめたのがこちらのエントリーです。

併せて、チャンネル桜『【夢を紡いで #119】共に戦ってきた横田滋さんの死、後ろから弾を撃った者達、政権批判に利用する者達-西岡力氏に聞く[桜R2/6/12]』もご覧下さい。

以下、発言要旨。(敬称略)

 

* * * *

 

(横田滋さんの葬儀の様子などは省略します)

◆滋さんの戦い/世間、政治家、メディアの無関心

西岡力(以下、西岡):(横田滋さんの葬儀で)早紀江さんに頼まれて私も十数分間思い出を語らせて戴いた。そこで言ったのは、一言で言うと滋さんは戦いの中で倒れられた。23年間の滋さんの戦いは、嘘に対する戦いだった。一つ目は「拉致がないという嘘」との戦い。産経だけは拉致事件と書いていたが他のメディアは拉致疑惑という表現で、朝鮮総連の主張と我々の主張と両論併記だった。そうした中で平成9年(1997年)、実名を出して訴えるという決断を滋さんはした。当時、専門家の意見は実名を出すとめぐみさんの身に危害が加わるという緊迫した状況だったが、世論に訴えるという選択をされた。それを見て他の家族も合流して家族会を作り、それを見ていた私たちも救う会を作った。

 

拉致被害者家族が国会議員に陳情して回った時、皆、厄介者が来たような応対だったが、安倍晋太郎(安倍総理の父)だけは「それは大変だね」と声を掛けてくれ、当時秘書をしていた安倍晋三に面倒を見るよう指示をして、警察などに付き添って貰った。(【夢を紡いで】より)

 

それでも小泉訪朝(2002年(平成14年)9月17日 日朝首脳会談)までは、署名活動をしていても殆どの人達が振り向いてくれない、署名用紙を叩き落とす、チラシを踏みつけられる、そういう状態でも、どこにでも出かけていって、滋さんの実直な人柄、早紀江さんの魂を揺さぶるメッセージで徐々に世論を変えていった

その「拉致がない」という嘘については2002年に金正日が認めて謝罪させた。私は脱北者の知り合いがたくさんいるが、「先生達はすごい。金正日に謝罪をさせるなんて」と言っていた。

しかし、彼はもう一度嘘をついた。「8人死亡。それ以外の拉致被害者はいない」という嘘を。滋さんはそれとずっと戦ってきた。最後の2年間は「めぐみさんに会うための病気との闘い」だった。

加藤清隆(以下、加藤): 私は2002年9月17日、小泉訪朝団の取材で北朝鮮に行った。その前の、拉致問題が一般的になっていない頃、外務省の担当だった。当時週2回の懇談会を行っていたが、外務省のあるアジア局長が「拉致被害者の12人のために日朝国交正常化交渉を犠牲にするわけにはいかない」とはっきり言った。(当時、北京で交渉を行っていた。)それに対して、私と産経の記者以外は誰も文句を言わなかった。(他社の記者は)だれも関心を持たないから、記事にもならなかった。そう言う時代が長く続いた。

 

Abduction18

 

西岡: 産経は書いた。(阿比留、加藤に)それで確か出入り禁止になったんですよね。

阿比留瑠比(以下、阿比留): 小泉初訪朝の当日の紙面ですら、朝日新聞は拉致被害者と書かずに「行方不明者の親たち」と書いた。当時、北朝鮮がこの表現を好んで使っていたので、北朝鮮の用語を使った。朝日新聞は「拉致(問題)は国交正常化の障害」とまで書いた。

西岡:そう言う社説を小泉初訪朝の2年前、2000年に書いた。社説ですよ? 横田さんご夫妻は親の代から取っていた朝日をその社説を読んで産経に変えた。

加藤: (1980年1月7日に)産経の阿部さんが歴史的スクープをしたが、他社は一向に後を追わない。その理由は恐らく朝鮮総連の存在だったと思う。「朝鮮総連は怖い」というイメージがあって。

 

Abduction02

 

◆歴史的な梶山答弁/北朝鮮に丸め込まれた金丸信

加藤達也(以下、加藤達): 私は公安担当を長くやっていたので公安の観点から一言。金丸(信)訪朝の時(1990年/平成2年)、結局丸め込まれて何も言わずに帰ってくるわけだが、この時の公安当局は3件の事件着手を用意していた。これをメッセージにするつもりだったが、当時の官邸からまかりならぬと潰された。この時の断腸の思いをいまだに語るOBがいる。

加藤: 昭和63年(1988年)に梶山静六国家公安委員長の答弁(昭和53年以来の一連の行方不明事犯を「恐らくは北朝鮮による拉致の疑いが十分濃厚」と、政府が初めて北朝鮮の名前を出した。)も、相当勇気が要ったはず。歴史的な答弁にも関わらず、話題にならなかった。(梶山答弁を報じたのは産経新聞と日経新聞だけ。産経や日経ですら小さなベタ記事で、世間の知るところとはならなかった。

 

88年の梶山答弁があり、その年に有本恵子さんから両親の元に手紙が届いたのに金丸訪朝団が行くことになったので、家族会はあちこちに陳情、訪朝団の事務総長の石井一は「分かった」と言ったのに結局何も言わず、戻ってきてから「そんなこと言えるわけないだろ」と言った。(【夢を紡いで】より)

 

Abduction05

 

西岡: 加藤達也記者が言っていた事件の1つは知っている。朝鮮総連の当時の副議長の安商宅という人物で、田口八重子さんの拉致にも絡んだものだった。(『文藝春秋』が1998年に「朝鮮総連元幹部元幹部の外国人登録法違反ーー故金丸氏捜査に圧力」という記事を書き、『産経新聞』が2001年12月16日に同じ件を取りあげる。西岡力著「横田めぐみさんたちを取り戻すのは今しかない」より

 

「救う回・福岡」のサイトより(西岡力氏)

 ここでも名前は出てこないのですが、私は敢えて名前を出しています。2002年の参議院の外交委員会に参考人として呼ばれた時も名前を出したんですが、このXというのは安商宅という人です。朝鮮総連の副議長で東海商事という朝鮮総連が持っていた貿易会社の会長をやっていた人です。

 土地ブローカーみたいなことをやっていて、帝国ホテルに部屋を持っていて、お金で土地ころがしみたいなことをやってバブルの時大変もうけていたんです。平壌に安商宅通りというのがあります。当時50億円とも30億円ともいわれる巨額の献金をしたことが喜ばれて、通りの名前が安商宅通りに変わった。しかしその時の彼の税金はゼロだったと言われている人です。国賓待遇を受けるというのも多額の献金のことです。

 

加藤: 金丸・田辺の訪朝の際、北朝鮮は金丸さんのことを事前に徹底的にに調べ上げた。彼と(社会党の)田辺誠を引き離して金日成と長時間の会談で丸め込んだ。

西岡: その時の話を曽我ひとみさんがしている。テレビで日本の政治家が来たというのを知り、自分を助けに来てくれたと思った。しかし何も起きなかったと。助けるも何も、こちら(日本側)から(拉致のことを)話題に出さなかった。

加藤:それどころか、その後の日朝国交正常化交渉でも議題になってない。

西岡: (国交正常化交渉で)田口八重子さんのことを1回だけ口に出した。そうしたら北朝鮮側が席を立ってしまったので、外務省の北東アジア課の幹部が秘密裏に訪朝して、次は言わないから来てくれと言った。

加藤: 滋さんが亡くなって、安倍さんは何もしていないとかゴチャゴチャ言うけれど、安倍さんが頑張ったから5人が帰ってきたし、帰った後も、日本政府の公式見解は「5人を戻せ」だったのに、それを阻止したのは当時の安倍官房副長官。

 

◆帰国した5人の拉致被害者を北に返そうとした人々

阿比留: 訪朝した時、昼休みの際に安倍さんが盗聴されていることを前提にして小泉首相に「拉致被害者を返さないのなら、このまま席を立って帰りましょう」と言ったら、金正日が態度を変えて謝罪した。

それと、5人が帰国した後、当時の福田康夫官房長官や田中均アジア局長などは「拉致被害者を早く返せ」と言っていた。それを官邸内で戦って彼等を「政府の意思で」日本に留めたのが安倍さん。「政府の意思で」というのは、被害者本人達は自分の口から希望は言えない。そこで、安倍さんが戦って日本政府の意思で彼等を残すという結論を出した。

 

Abduction20

 

***

加藤: 先程の続きから。

西岡: 福田康夫官房長官と田中均局長は5人を帰そうとした。しかし、5人は秘密裏に安倍さんと中山恭子さんだけに日本に残りたいと言っていた。北朝鮮にいる家族に危害が加わるといけないので、それは公開しなかった。そうしたら朝日新聞が「逆拉致」と書いた

加藤: えっ!?

西岡: それで蓮池薫さんが怒って記者会見をして話すと言ったが、中山恭子さんが「私たちを悪者にしとけばいいのよ」となだめて、記者会見はしたが、そのことは言わなかった。蓮池薫さんはそれまでブルーリボンと北朝鮮労働党のバッジをしていたが、その時北のバッジを外した。

彼等は日本に帰る前、「おまえらは日本ではテロリストと思われている」と脅されていたので、日本が守るという姿勢を示さずに福田康夫や田中均の路線だったら、彼等はきっと来てに帰っていた。我々は彼等は洗脳されていないと信じていた。だから、彼等が日本に到着してタラップを降りる時、下で「お帰りなさい」というプラカードを掲げた。中山恭子さん達と相談して「こっちが故郷だ」という作戦だった。

安倍さんの何よりの功績は第一次安倍内閣の時に「拉致対策本部」を作ったこと、拉致担当大臣を設けたこと。我々は外務省の外に拉致だけを担当する部署を作って欲しいと要望していた。当時は田中均さんがいたので、外務省とは敵対関係だったので。それが拉致問題に取り組んできた40年を30年と10年に分ける。30年間何もやってこなかったからこれだけ長く掛かっている。何もやった来なかった人間が私や安倍さんを批判する資格があるのかと強く言いたい。

加藤: 私は外務省担当だったが、外務省は田中均だけではなく事務次官以下、北朝鮮側に立ったことしか言わなかった。社会党だか社民党だかの議員も一緒になって異口同音に「(被害者を)北に返せ」と言っていた。

阿比留: 小泉訪朝前だったが、辻元清美さんはインターネット番組で「9人、10人のことで北朝鮮に文句を言うのはフェアじゃない」等とおよそ人の心が無いようなことを言っていた。河野洋平さんも外務大臣当時、「拉致ごときで国交正常化が止まったら国益を損ねる」という趣旨のことを言っていた

古川貞二郎官房副長官も「拉致被害者が帰ってきたらラッキーだが、それが目的ではない」ということを記者会見で言っていた。みんなどうかしてた。

 

▼拉致被害者の帰国について、当時の古川貞二郎官房副長官は小泉訪朝5日前の記者会見でこう述べていた。「そういうことがあればハッピーだが、それよりまず国交正常化に対する扉を開くことに大きな意義がある」。(【産経抄】2018.6.9 05:04

 

加藤: 河野洋平さんが外務大臣の時に外務省の入り口で家族会の方が大臣に会わせろと押し問答をしてたことがあった。在室していることが分かっているのに留守だと秘書官が言っていた。つまり、河野洋平だけでなく、外務省全体が日朝国交正常化ありきで拉致被害者のことなどどうでもいいと思っていた

 

◆拉致実行犯の辛光洙(シンガンス)を釈放しろと署名する間抜けな国会議員達

加藤達: 明確に覚えていて腹が立ってしょうが無いのは辛光洙(シンガンス)問題。平成12年(2000年)に韓国で刑期を終え、北朝鮮に送還するというのにあたり、日本の国会議員の一部が送還を促進する署名運動までやっていた。

 

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阿比留: 辛光洙死刑囚は曽我ひとみさんに「自分が横田めぐみさんを拉致した」と言っている。これが正しいかは分からないが、そう言っている人物に対して、菅直人とか村山富市江田五月とかみんな助命釈放嘆願書に署名している。安倍副長官が「極めて間抜けな議員」と国会で答弁したら、委員会の委員長に謝罪させられた。

加藤達: 最近では福島瑞穂先生が横田滋逝去の報にSNSで余計なことを書いて炎上していた。(ブログ主註:お悔やみの言葉

加藤: おまえらにそんなことを言われる筋合いはないと言いたい。

阿比留: 社会党は拉致問題は公安と産経新聞のデマだと言っていた

加藤: 自民党も同じことを言っているような議員はたくさんいた。その総帥が金丸さんだったかも知れない。社会党はどうでもいいが、与党の自民党がそんなだったから何も動かなかった。

 

◆安倍晋三の後ろから石を投げた人々

阿比留: 小渕政権の時、当時の野中広務官房長官と鈴木宗男官房副長官が雑談しているのをたまたま聞いたが、「北朝鮮問題で跳びはねている安倍晋三はけしからんですね」と言っていた。また、小泉訪朝の後、官邸のエレベーターに乗っていたら朝日の女性記者が拉致議連を見て「あの『ならず者』」と言っていた。彼等は本当におかしい。

西岡: 野中さんが主導して河野外務大臣の時に北に米支援をしたが、我々は自民党本部前で座り込みをして抗議した。そうしたら、野中さんは「自民党本部の前でいくら吠えても帰ってこない」と、「吠える」という言い方で我々を動物扱いした。

阿比留: その時のことかは分からないが、野中さんは被害者家族が自民党の前にいたり、入ろうとしていた時に警察に電話をかけて「あいつらを排除しろ」と言ってきたと佐々淳行さんから聞いたことがある。「人道派」なんて言ってる人達の正体はそんなもの

加藤: 思い出したのが石破(茂)さん。

西岡: 拉致議連が一度解散して若手で拉致議連をもう一度作った時の初代会長が石破さん。帰国した5人のことではあまり役に立ってくれず、また、我々が経済制裁が必要だと言ったら「ミサイルが飛んでくる」と事実上制裁に反対されていた。

阿比留: 石破さんが会長になる時、中川昭一さんから電話が掛かってきて「北朝鮮寄りと言われる経世会(竹下派)の石破さんが受けてくれた」と喜んでいた。ところが、その後、小泉内閣で防衛庁長官に抜擢された後は拉致問題に関わろうとしなかった。

***

◆今後の見通し、何をすべきか

西岡: 我々は安倍総理と、先に圧力をかけて交渉するという戦略で一致している。その圧力は国連の安保理制裁で完成した。その結果北朝鮮は30億ドル弱の輸出収入があったのが今は3億ドル未満。外貨が底を突いてきた中でコロナウィルスがあり、セルフ制裁(中国との国境封鎖)をやったので相当苦しくなっている。

阿比留: あと一歩まで来ていると思う。金正恩にとって一番怖いのがトランプ大統領。状況を打開するには日本と上手くやるしかないという所に安倍さんは持って行った。

加藤達: 現場にもう少し権限を下ろした方がいいと思う。拉致問題対策本部や内閣調査室の匿名の派遣官も含めて、積極的に海外に出て継続的に下交渉をしている。その中で時々“エラー”が起きる。どういうことかというと、○百万出したら情報を持っている人間と会えるなどという場合、いちいち東京の本部に決済を求めなくてはならないが、躊躇してチャンスを逃している。

加藤: 今、拉致問題のトップは官房副長官ですか?

阿比留: 名目上はそうだが、拉致問題対策本部は総理と直結しているようなもの。多方面でありとあらゆるチャンネルを使って動いている。例えばNSC(国家安全保障局長)の北村滋さんとか。

加藤: 外務省も昔よりはましになった。秋葉剛男クンが事務次官やっているし。

阿比留: 秋葉さんは小泉訪朝の時に条約課長として同行した方なので詳しい。

西岡: 秋葉さんはワシントンの公使で、我々が訪米した時に各所にアポを取ってくれたり親身になってくれた。安倍さんが任命した人だからこの問題をなんとかしなくてはと思ってくれているに違いない。

加藤達: (産経の拉致特集記事の話題で)拉致の認定基準は、政府はけっこう厳格。警察は正確な根拠を漏らさないが、①本人の意思に反して連れ去られ、北朝鮮にいるとことが間違いない、②物理的証拠があること。例えば船で連れ去られる時は海岸に接岸する時に陸側と無線で連絡し合っているが、この電波に特徴がある。こうしたことを補足していること。こうした証拠を積み重ねてようやく認定に至る。

西岡: 警察当局に「ヤマ」と呼ばれる無線傍受機関があり、彼等が使っている無線機を入手して工作船の電波をキャッチしていた。これをKB(コリアン・ボート)情報と呼び、これが各県警に伝えて海岸の警備を指令していた。このことは警察は公式には認めていないが、産経新聞が2002年以前にスクープした。

お願いしたいのは、拉致・特定失踪者についてのこうした情報を整理して安倍総理のところに上げておいて欲しい。そうすれば、例えば30人帰ってくる場合にこれが全てと言えるのか、総理が判断できる。

***

◆拉致被害者・家族の敵だった福田康夫、田中均

加藤: 横田滋さん早紀江さんについて、お人柄などを。

西岡: 滋さんは非常に温厚な方だが、顔を赤くして怒って記者会見をしたことが2回ある。2002年の小泉訪朝の日、外務省の施設に呼ばれて、外務副大臣から「おたくの娘さんは亡くなっている」と断定された。ところが次の日、安倍晋三さんが来て、確認はしてないということが分かった。そして、その日の夕方横田家は息子さん達も含めて、外務省に行き、訪朝団に随行して「めぐみさんの娘」と称する女の子に会った外務省の幹部と面談したら、確認はしていないと言う。娘はめぐみさんのラケットという持ってきたが、その写真すら撮っていなかった。確認もしていないのに亡くなったと断定した外務省に滋さんは怒った。

2度目は2回目の小泉訪朝で北朝鮮が出してきた「遺骨」からめぐみさんの物ではない2人の人物のDNAが検出された時。(めぐみさんの「ヘソの緒」で鑑定ができた)その遺骨にも遺族はいるはずなのにと、あまりにも人の命を軽視している北朝鮮に怒った。

2002年の時そばにいた議員は安倍晋三さんとか中川昭一さん、西村真悟さん、古屋圭司さん、山谷えり子さん。こういった人達が必死に動いていて当時何もしていなかった人達が今、「1ミリも動いていない」というのを聞くと腹が立つ。

加藤: 私は2002年9月17,18日と小泉訪朝に同行したが、18日に田中均アジア局長が淡々と死亡者名を読み上げた。その後、質疑も何もせずに解散したが、あまりにも冷たかった。

阿比留: 飯倉公館で福田康夫官房長官が報告をした際にある被害者家族が激怒したら、「あなたのところのお子さんは生きているのだからいいでしょ」と言った。オフレコだったので今初めて言うが、有本恵子さんはよど号の犯人が拉致したので「北朝鮮の拉致事件ではない」と最初言っていた。本当に信じられないことをたくさん、たくさん見てきた。

小泉さんの記者会見は当時は会社でテレビを見ていたが、意気軒昂としていて、NHKの記者もそれを持ち上げるような質問をしていたが、(死亡者と生存者の明暗が分かれて)日本中が涙している時にこれかよと思った。それで、専用機が羽田について安倍さんに電話をして、小泉さんは高揚してたけど、日本の空気は違いますよと伝えたら「分かってる」と言った。分かっているのは安倍さんだけだったと思う。

加藤: 小泉さんの脳天気な会見、福田官房長官の冷たいあしらい方。この2人に違和感を覚えていたなか、安倍さんが救いだった。

阿比留: 小泉初訪朝の直前、ある時安倍さんが私に、うめくように「小泉さんは拉致のらの字も分かっていない」と言った。小泉さんが批判をされると、「何でみんな俺を褒めないんだ。褒めるのは社民党と共産党くらいだ」と怒鳴ってた。当時、安倍さんを除いて、拉致問題を分かっておらず、家族会や救う回を舐めてたと思う。

 

◆隙あらば「日朝国交正常化」に誘導しようとする人々

加藤達: これから心配していることがある。運動を生涯を掛けて引っ張って来た滋さんが亡くなったことが悪い意味でエポックメイキングになっていまうこと。これで国交正常化の方に持って行こうとする人達が必ず現れてくる。

電子版のある週刊誌の記事に非常に誘導的な記事が出ている。それは滋さんが「朝鮮学校にお金を出さないのはおかしい」という発言をしていたとか、「国交正常化を進めるべき」、「孫娘にもっと会いたかった」など、枝葉の話を持ってきて安倍さんを批判する記事。こういうことに注意したい。

西岡: 私もそれは読んだ。非常に誘導的なインタビューをしたのだろう。(ブログ主註:文春オンライン『「もう一度ウンギョンさんに会いたい…」横田滋さん“本当の願い”を封じたのは誰か五味 洋治


***

◆横田さんを利用し、デマを流した有田芳生

西岡: モンゴルで横田さんが孫娘に面会したことがあったが、北朝鮮の統制の効かないところで会うことが条件だったからで、北朝鮮はそれを飲んだ。孫娘は「どうして平壌に来てくれなかったのか?」と言った。横でウンギョンさんのお父さんがビデオを回したので、早紀江さんはこれを北の指導者は見るはずだと思い、「平壌に行かなかったのは、日本中があなたのお母さんは生きていると信じているから」と伝えたところ、娘はショックを受けていた。彼女はめぐみさんと夫が離婚したあと亡くなったと聞かされていたが、葬式にも出ていない。

敢えて言うが、現職で議員をしているある人(有田芳生)が横田さんからお孫さんと会った時の写真を預かったと言って、自分の選挙の直前に週刊誌に公開した。横田さんたちも写真を持っているが、お孫さんから公開しないでと言われているので、有田芳生の言ったことは嘘。有田芳生は横田さんが安倍さんに不満があるから私に預けたと嘘をついている。

 

◆北朝鮮を「利権」としか見ない経世会、国交正常化促進議員連盟

阿比留: 石破さんも今はすっかり北朝鮮の融和派で、北朝鮮との国交正常化促進議員連盟に顔を出したり、平壌に支援事務所を作れと言ったりしている。安倍総理が頑張っていても、背後から石を投げたり足を引っ張る人が後を絶たない。日本の世論が分裂しているかのように言う人が多くて困っている。

加藤: 私は竹下派(経世会)の担当だったので何となく雰囲気は分かる。あそこの派閥はハッキリ言って北朝鮮を「利権」だと思っている。だから、「援助をしましょう」という話ばかり出て、拉致被害者の話などしなかった。
だから、経世会の金丸さんが狙われたし、北に招く時も朝鮮総連を使って徹底的に金丸さんを調査した。そこで、田辺誠と話して金日成に会わせ、談話記録も取らせないので北が好き勝手なことを流す。丸め込まれたというか利用された。

阿比留: 利権ということでは、小泉訪朝の後に大手ゼネコン5者くらいが北朝鮮を訪問しようとしたことがあった。北の良質な砂利などが目当てだったが、産経新聞が先んじて報じたせいか、結局訪朝は潰れた。

西岡: トランプ大統領がシンガポールで金正恩と会った直後に、日朝国交促進議連がすぐに動き始めた。もし次に安倍さんが会うとなると多額のODA資金が動く可能性がある。朝鮮総連も促進議連に近づき、国会会館で促進議連の総会があり、その講師は朝鮮総連の新聞の平壌支局長が石破茂さんを含んだ40名の国会議員の前で「拉致は解決した」と堂々と講演した。もう一人の講師は田中均さんで、東京と平壌に連絡事務所を作れって、拉致問題と国交正常化交渉を平行でやればいいと話した。それが前回の自民党総裁選の石破さんの公約になった。

 

◆外交文書を隠した田中均

加藤: 阿比留さんが昔田中均さんのことで書かれた記事について。田中均さんがミスターXという人物と秘密交渉したきたが、外務省の交渉記録が2回分無くなっている。もし破棄したのなら重罪だ。

阿比留: 日朝交渉の最後の詰めの部分、最後の2回分が欠落している。最後の詰めはおそらく「お金」(の話)だと思われる。私がこの記事を書いたが他所(の社)はどこも追わなかった。当時、高村正彦さんが外務大臣だったが、私の記事を否定できずに誤魔化した。それを第2次安倍政権のときに安倍さんが何かに書いた。

西岡: 田中均さんが批判したから、安倍さんが「外交官失格だ」と書いた。

阿比留: 安倍さんがそういうことを書いても、毎日新聞の倉重とかは「どっちもどっちだからもうこの話は止めよう」なんてコラムを書いた。
今、政府の公文書を大事にしろと言っている人達が、重要な外交文書が欠落していることを不問にしろと言っている。
田中均さんは産経の取材を受けないというのが鉄則だが、電話で直接話を聞いたことがある。本人は「知らない。外務省に聞いてくれ」と言ってたが、知らないわけない。

西岡: 2002年に平壌に高官としていた亡命者が今、ソウルに何人もいる。少なくとも4人くらいは、小泉訪朝の後、100億ドル来ると聞いていた。その100億ドルは現金ではなくプロジェクトだから、プロジェクトを作れ(計画しろ)と命令が下った。
それが今我々の手足を縛っている。安倍総理がもし北と会ったら、向こうはその100億ドルをくれと言うはず。その記録が(こちらに)無い状態で安倍さんは外交をしなくてはならないというのは国益を非常に損なうことだ。

この消えた外交文書についてはブログエントリー『【北朝鮮拉致】産経新聞・阿比留瑠比論説委員『小泉政権時代の外交交渉記録欠落』【虎ノ門ニュース(2018/06/26)】』にも書いています。

加藤: ここで時間になってしまった...(〆の言葉)

 

Rachi

 

  


 

 

 

2018/09/25

【北朝鮮拉致】拉致事件実行犯の帰化問題【虎ノ門ニュース】

ブログ主の覚え書きとして。

 

今朝(9月25日)の虎ノ門ニュースで、昭和52年(1977年)に久米裕さんの拉致実行犯の帰化の問題を取り上げていました。ここでは、関連するサイトなどをメモしておきます。

 

20180925_tora8

 

 

平成25年(2013年)のこの件に関する国会質疑(参議院)

該当する議事録は以下の通り。中山恭子議員が言及したもよう。

 

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/185/0180/18511200180005a.html

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第5号
平成25年11月20日

(以下、該当部分のみ抜粋。)

○中山恭子君 お手元に、米国大統領府の組織図と、それから日本の今回の組織図を配付しております。この組織図を見ましても相当に違いがありまして、アメリカにおける国家安全保障問題担当大統領補佐官というものの権限の強さというものが見て取れるわけでございまして、そういったことについてもいずれ是非御検討いただきたいと思っております。
 北朝鮮による拉致問題についてお伺いいたします。
 十一月十五日、めぐみさんが拉致されてから三十六年が過ぎました。なぜ日本は他国の工作員が日本に侵入するのを防げなかったんだろうか、なぜ日本は北朝鮮の工作員が日本人を拉致することを防げなかったのだろうか、なぜ日本は拉致された日本人被害者を長年の間放置してしまったのだろうか、こういったことを考えますとき、非常に無念な思いが込み上げてまいります。
 五人が戻りましたけれども、五人が戻りましてからはや十一年たちます。当時の状況を思い出しましても、総理はよく御存じでいらっしゃいますが、幾つもの問題を抱えておりました。北朝鮮に残されている被害者の無事を祈らずにはおられません。拉致問題に対する総理の思いをお聞かせください。

○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今委員が御指摘になったように、一九七七年の十一月にめぐみさんが拉致をされたわけでありまして、その年に久米裕さんが拉致をされ、そして実行犯の一人は逮捕することができたわけでありまして、そしてそれは、その際、家宅捜査等によって乱数表も入手をしていたわけでございます。ただ、それをしっかりと北朝鮮が拉致というオペレーションをやっているんだということを政府全体で認識できなかったところに大きな問題があって、もし認識ができていたのであれば、私は、めぐみさんは今でも日本で幸せに暮らしている可能性はあるのだろうと、こう思うわけであります。
 その上においても、情報を収集すると同時にそれを政府で共有し、言わば能力を合わす形において総合的にそれを分析をして対応していくことが大切だろうと、このように思いますし、安倍政権の間に必ずこの問題を解決をしていくという決意で取り組んでいきたいと思います。

○中山恭子君 済みません、時間が来てしまいましたけれども、四大臣会合の中で是非、この組織ができましたらまず第一にこの問題を四大臣会議の中で取り上げていただいて進めていただきたいと思っております。
 ありがとうございました。

 

特定失踪者問題調査会

荒木和博氏が李秋吉氏のことに言及している。(該当部分のみ引用)

 

http://chosa-kai.jp/140311.html

 久米裕さん拉致の実行犯である李秋吉は北朝鮮に渡った妹さんを人質にされ、昭和48年8月頃に北朝鮮工作 員に包摂(取り込まれること)されたと言われています。それから久米さん拉致まで4年ある訳ですが、おそらくその間そして今日まで、本人の心は穏やかでは なかったでしょう。もちろん今でも拉致実行犯として罪に問うべきと思いますが、彼自身も被害者であることは間違いありません。

 

第183回国会(常会) 質問主意書と答弁書定

第183回国会(常会)で、なぜか有田芳生が2件質問している。探りを入れているのだろうか? URLのみ転記。

質問主意書一覧: http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/183/syuisyo.htm

 

質問第二九号: 日本国内に在住する拉致実行犯に関する質問主意書

 

二 政府認定の拉致被害者である久米裕さんは、昭和五十二年九月十九日に石川県宇出津海岸付近で失踪しました。大山秋吉こと李秋吉氏は外国人登録法違反で検挙され、久米さんを北朝鮮工作員に引き渡したことを自白しました。大山氏の時効はすでに成立しているのですか。この事件では主犯格の朝鮮労働党対外情報調査部幹部工作員だった金世鎬に対して、国外移送略取容疑での逮捕状が発付され、国際手配の手続きがなされています。仮に時効が成立していないならば、大山氏はなぜ検挙されないのですか。その理由を明らかにして下さい。

【政府答弁】

一から三までについて

 お尋ねについては、いずれも現在捜査中の個別具体的な事件における捜査機関の活動内容に関わる事柄であるので、答弁を差し控えたい。

 

 

以下は参考まで。

質問第四号: 北朝鮮による拉致の可能性を排除できない失踪者に関する質問主意書

 

 

 

 


 

2018/06/26

【北朝鮮拉致】産経新聞・阿比留瑠比論説委員『小泉政権時代の外交交渉記録欠落』【虎ノ門ニュース(2018/06/26)】

本日(2018/06/26)の虎ノ門ニュースで産経新聞の阿比留瑠比氏が出演し、『小泉政権時代の外交交渉記録欠落』について話されていました。

これは21日付紙面に掲載されており、web版にも全文が掲載されているので後述しますが、6月18日の参議院決算委員会に於ける立憲民主党の風間直樹議員による安倍総理対する質疑を受けたものです。

まだ議事録は公開されていないようで、記事にも質疑の一部が引用されていますが、動画で確認すると、まず、風間氏が「『日朝平壌宣言』(文書の日付は平成14年〔2002年〕9月17日/全文はこちら)に先立つ秘密交渉に於いて、当時の担当者が、拉致問題が主権の侵害であることを主張していない形跡がある。何故か安否情報の提供のみ要求している。」旨の発言後、当時の官房副長官であった総理の考えを訊いています。

総理は、日朝平壌宣言の作成過程には答えられないが、と前置きし、「我が国の国内に於いて拉致が行われたことは主権侵害と認識。」と発言し、記事に引用されたやり取りに続きます。

 

 

 

 

番組でも阿比留氏が言っていたように、当時の担当者とは外務省の田中均アジア大洋州局長で、自身の都合の悪い部分を廃棄したのではないかと想像されます。

もう少し補足しておくと、それ以前の交渉では、北朝鮮側が拉致ではなく「行方不明者」として調査する意向を示すも、そのような行方不明者は存在しない(98年6月)と発表、99年12月に再び行方不明者の調査で合意するも、2001年12月に交渉が途絶えます。

なお、金正日総書記の長男正男氏が不法入国で一時拘束されるも国外退去処分でみすみす返してしまったのはこの年の5月です。

手詰まり感のある中、事態が大きく進展したのは田中均氏が金正日総書記と近い人物(当時、「ミスターX」と呼ばれた)と極秘交渉を重ねて2002年9月の日朝首脳会談が実現したのは事実ですが、冒頭に書いたように、その交渉過程の記録が一部欠落しているという阿比留氏の発言に繋がります。

 
以下、21日付産経新聞の阿比留氏のコラムで、番組で話したこととほぼ同じ内容です。

 

https://www.sankei.com/premium/news/180621/prm1806210009-n1.html
2018.6.21 01:00

【阿比留瑠比の極言御免】日朝交渉文書欠落を振り返る

 もはや「モリ・カケ依存症」とでも言うべき野党のワンパターンな国会質問の中にあって、18日の参院決算委員会での立憲民主党の風間直樹氏の質問は白眉だった。今後、北朝鮮との交渉で焦点となる可能性が高い部分について、正面から取り上げたのである。少し長いが紹介したい。

 風間氏「(平成14年の小泉純一郎首相の初訪朝)当時の交渉担当者は、2回分の外交交渉記録を外務省に残していないとの国会答弁がある。安倍晋三首相も『彼は交渉記録を一部残していない』と(25年6月の)フェイスブックで批判している。公電が欠落している2回の交渉で、当時の担当者が北朝鮮と何を約束したか知っているか」

 安倍首相「ご指摘の部分は記録が存在していないため、当時の田中均外務省アジア大洋州局長が北朝鮮とどのような交渉を行い、何を約束したかについては、残念ながら承知していない」

 風間氏「国交正常化の際に、日本から1兆円規模の経済協力資金を提供するとの合意が図られ文書も交わされたと耳にしている。抜け落ちた公電にはこの部分が記載されていたと思うが、日朝間にそういう約束はあるのか」

 安倍首相「日朝平壌宣言自体、北朝鮮に行く飛行機の中で見せられた。交渉過程、宣言作成過程については全く承知していない」

 この問題について産経新聞は、10年以上前から何度も書いてきたが、他のマスメディアはなぜか関心が薄いようである。参院決算委翌日の19日の在京各紙を見ても、この部分には一切触れていない。そこで改めておさらいをしたい。

 この件は、田中氏が北京などで北朝鮮側の「ミスターX」らと30回近く非公式折衝を実施したうち、14年8月30日に政府が小泉初訪朝を発表し、9月17日に金正日総書記と日朝首脳会談を行うまでの間の2回分の交渉記録が外務省内に残されていない-という大問題なのである。

 通例、外交上の重要な会談・交渉内容はすべて記録に残して幹部や担当者で情報を共有し、一定期間を経て国民に情報公開される。そうしないと、外交の継続性や成果は無に帰するし、どんな密約が交わされていても分からない。それが欠落しているのだから、看過できる話ではない。

 安倍首相は25年7月の日本記者クラブ主催の党首討論会で、かつて谷内正太郎外務事務次官(現国家安全保障局長)に「すべて(日朝交渉の)記録を見たいから調べてほしい」と依頼したところ、佐々江賢一郎アジア大洋州局長が「2回分がない」と報告してきたと証言した。田中氏本人に確かめると「私は知らない」と答えたことも、同時に明らかにしている。

 これは、ふだん野党が何かに取りつかれたように追及している森友学園への国有地払い下げをめぐる財務省の文書改竄(かいざん)問題や、愛媛県と加計学園とのやりとりの備忘録メモよりも、はるかに重大で深刻な問題である。日本側は把握していない2回分の記録を北朝鮮側が持ち出し、何を要求してくるか分からない。

 その点を野党議員が提起したことに、少し救われる思いがしたが…。

 その後の野党幹部の発言に注目したが、やはり「(財務省の文書改竄は)民主主義の土台を揺るがす前代未聞の不祥事」(社民党の又市征治党首)などと相変わらずで、外務省の文書欠落への言及は見当たらなかった。野党もメディアも根本的にずれている。(論説委員兼政治部編集委員)

 

産経新聞、というか阿比留氏は過去にも度々田中均氏を批判しており、探したら、2013年のコラムがあったので下に引用しておきます。

 

https://www.sankei.com/politics/news/130627/plt1306270074-n1.html
2013.6.27 09:02更新

【阿比留瑠比の極言御免】だから田中均氏は信じられない

 前回、安倍晋三首相による「フェイスブック」での田中均・元外務審議官の対北朝鮮外交への批判とその波紋を取り上げた。その後、田中氏が24日の講演でこれに反論したことについて、拉致被害者の有本恵子さんの父、明弘さんからこんな電話をもらった。

 「メディアが田中氏に語らせるのが悔しい。外交官が自分でちょんぼしておいて反省せず、首相に文句を言う。田中氏は被害者家族と顔を合わせもしない」

 また、民主党の細野豪志幹事長や自民党の小泉進次郎青年局長が首相に自制を求めたことをこう嘆いた。

 「細野氏が言うのは野党だからまだいいねん。だけど、小泉氏が同じことを言うのはいかん。当時のことを何もわかっていない」

 拉致被害者家族の田中氏への不信感は根強い。背景には、田中氏自身の過去の言動の積み重なりがある。平成14年9月17日、当時の小泉純一郎首相の初訪朝前後を振り返ると-。

 田中氏は北朝鮮が伝えてきた不自然な拉致被害者8人の「死亡年月日情報」について、報道されるまで被害者家族に伝えなかった。17日午前中には情報を得たのに、小泉首相にも平壌宣言署名直前の午後5時ごろまで報告しなかった。

 10月に米大統領特使として来日したケリー国務次官補が福田康夫官房長官と安倍副長官を夕食会に招いた際には、勝手に「両氏とも忙しい」と断り自分が面会した。15年5月の日米首脳会談の際は、両首脳が北朝鮮に「対話と圧力」で臨むことで一致したのに、記者団への説明用資料から独断で「圧力」を削除した。

 米国務省幹部からは「サスピシャス・ガイ(怪しいやつ)」と呼ばれ、拉致被害者の家族会と救う会が北朝鮮担当から外すよう求める声明を出したこともある。

 「もう田中氏を相手にしてもしようがない」

 安倍首相は周囲にこう漏らす。ただ、田中氏の24日の講演での首相への反論も論点のすり替えが目立つ。

 例えば14年に帰国した拉致被害者について、田中氏が北朝鮮に戻すべきだと主張したとの首相の指摘を否定し、戻さないと決めた最終判断には「誰も反対していない」と強調した。とはいえ、田中氏が首相官邸内での議論の過程で「いったん北に戻すべきだ」と訴えていたとの当事者、関係者の証言には事欠かない。

 また、田中氏は首相の「日朝交渉記録を一部残していない」との批判に関しては「記録をつけない交渉なんてあり得ない」「記録が作られていないことはない」と反論した。だが、首相は「作られていない」などとは言っていない。なぜか今、一部の資料がない問題を問うているのだ。

 この件は菅義偉官房長官が25日の記者会見で「記録は一部残っていないのか」と問われ、こう明言した。

 「それは当然だ。そういう見解だ」

 結局、メディアや与野党の政治家も加わった今回の論争を通じて浮かび上がったのは、拉致問題に向き合うそれぞれの姿勢ではなかったか。(政治部編集委員)

 

追記することがあるかも知れませんが、一旦ここまでで公開します。

 

なお、番組で紹介されていた『メディアは死んでいた』(阿部雅美著/産経新聞出版)の書評はこちらのエントリーに。(櫻井よしこ氏の書評も掲載してあります。) また、現在、「学園浸透スパイ事件」と併せ、拉致事件を含めた日本・朝鮮半島史については時系列にまとめ中です。

 

 

 

 


 

2018/06/19

【北朝鮮拉致】5分で分かる拉致問題の経緯【ニュース女子(2018/06/18)】

公開: 2018/06/19 12:45  最終更新: 2018/06/19 13:32  

2018/06/18放送のニュース女子の『【ライブ配信 6/18(月)】『ニュース女子』 #166(米朝首脳会談・拉致問題・政界)』では北朝鮮による拉致事件を振り返っていました。

現在、拉致問題については「学園浸透スパイ事件」と共にこちらのエントリーに時系列にまとめつつありますが、拉致問題だけの流れを把握するためにこのエントリーではブログ主の補足も加えつつ、テキストでまとめておきます。

 

『ニュース女子』 #166(米朝首脳会談・拉致問題・政界)

①「米朝首脳会談」
②「拉致問題、解決の足を引っ張ったのは誰なのか?」
③「政界の忘れてはいけない問題」

MC:上念司(経済評論家)
西川史子(医師)
筆坂秀世(政治評論家)
藤井厳喜(国際問題アナリスト)
ケント・ギルバート(カリフォルニア州弁護士)
須田慎一郎(経済ジャーナリスト)
井上和彦(軍事ジャーナリスト)
阿比留瑠比(産経新聞社政治部編集委員)
杉原杏璃(タレント)
吉木りさ(タレント)
眞鍋由佳
五十嵐麻里恵

ツイッターにupされた動画はこちら: https://twitter.com/chidiremen11/status/1008733411928727552

 

 

 

 

 

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1978年、日本海沿岸から相次いでカップルが姿を消した。(但し、後に判明するが、1963年に能登半島沖で遭難したとされる寺越武志さんが、それから24年後に北朝鮮で生存していることが判明。「北朝鮮に救助された」と本人は言っている。)

 

1980年1月7日、産経新聞(当時はサンケイ新聞)の阿部雅美記者による記事が初めて「外国情報機関の関与」を疑う記事が掲載されるも、当時は虚報とされていた。そのため、この記事を目にしたのは産経の読者のみ。国民の多くは知らされなかった。

 

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個々の事件は地方紙には掲載されていたが、行方不明者に失踪する動機も見当たらず、ゴム製の猿ぐつわなど、遺留品が国産のものとは思えない粗悪な製品であった。

 

1987年の大韓航空機爆破事件により、拉致被害者の存在が浮かび上がったにも関わらず、救出しようという機運は生まれなかった。

 

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当初は、韓国による自作自演説も流れていた。最もこの説を主張したのが社会党。

 

1988年、国会で梶山静六国家公安委員長による、初めて「北朝鮮による拉致の疑いが濃厚」という貴重な答弁があった。

 

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この答弁を引き出したのが共産党の橋本敦参議院議員。

元共産党幹部の筆坂秀世(政治評論家)によると、80年代頃は北朝鮮や朝鮮総連と共産党は断絶していた。それは、金日成思想を日本の共産党にも押しつけようとしことに反発してのものだった。

なお、橋下議員の秘書であった兵本氏は拉致問題に奔走。その後の家族会の設立に阿部記者や朝日放送プロデューサーの石高健次らと共に一役買った。

 

梶山答弁を報じたのは産経新聞と日経新聞だけ。産経や日経ですら小さなベタ記事で、世間の知るところとはならなかった。

 

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その後、1997年に産経新聞が横田めぐみさん拉致事件を実名で報道するが、行方不明になってから既に20年が経過していた。

 

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梶山答弁と同年の1988年、ヨーロッパで拉致された石岡亨さんからの手紙が家族の元に届く。

 

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家族は藁にもすがるつもりで北朝鮮との繋がりがある土井たか子氏に陳情するも、けんもほろろに「拉致など無い」と言われる。「拉致問題は政府の陰謀」との発言も。

 

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のちに、2002年の小泉総理大臣訪朝で金正日が拉致を認め、実態が明らかになると「私も騙されていた」と発言。しかし、その後も拉致創作説の論文を党のホームページに掲載していた。

 

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更に、1989年、韓国政府に逮捕されていた政治犯の釈放を求める嘆願書を、土井たか子氏、菅直人氏等が中心となって当時の盧泰愚大統領に提出。

 

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この政治犯とはもっぱら在日朝鮮人の韓国留学生による「学園浸透スパイ団事件の首謀者」とされた徐勝・徐俊植兄弟の救援であったが、この中に1980年に原敕晁(はらただあき)さんを拉致した辛光洙(シンガンス)容疑者も含まれていた。

辛光洙容疑者は元々「立山富蔵」と名乗っていた在日朝鮮人で、1985年にソウル特別市内で韓国当局に逮捕→死刑判決→無期懲役に減刑→1989年7月 日本の議員により釈放嘆願→1999年12月31日、金大中大統領によるミレニアム恩赦で釈放、北朝鮮に送還。

辛光洙は国戻って英雄と称えられる。

 

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のちにこのことを当時の安倍晋三官房副長官は「極めて間抜け」と評する。

 

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2001年、金正男氏が密入国で入国管理局に拘束されるも...

 

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超法規的措置により、送還してしまい、みすみす、外交カードを逃してしまった。

 

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この措置に反対する議員も少なくなかったが、ここまで見てきて分かるように、社会党だけでなく永田町には親北の議員が跋扈していた。

阿比留瑠衣氏談: 社会党はほんとにひどかった。(拉致問題に関しては)警察の捜査を邪魔しようともした。しかし社会党だけでなく、自民党にも親北の議員、野中広務や河野洋平など、が大勢いた。

 

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拉致問題が大きく進展するのは2002年の小泉総理大臣訪朝による初の日朝首脳会談。

 

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金正日総書記が拉致を認めるも、特殊機関の一部が暴走してやったこととした。

 

2002年10月15日、拉致被害者5人が帰国。この中には政府が認定していない曽我ひとみさん(特定失踪者)も含まれていた。

 

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この時の申し合わせは「一時帰国」。政府は返さなかったが、一部マスコミは北朝鮮に返すべきと批判。

番組では取り上げなかったが、2004年5月に小泉首相が再訪朝。これにより、地村さん、蓮池さんご夫妻の子供が帰国、曽我ひとみさんの夫、ジェンキンスさんも日本へ。

 

未だに12名の被害者が帰らず。拉致の可能性を排除できない事案は883名に上る。

 

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拉致問題を語る時、当時の日本の社会情勢も知らないと理解できません。

慰安婦問題などなかった頃ですが、民主化が遅れた韓国や地上の楽園とまで言われた北朝鮮に対する日本人の意識、それを形成したのは知識人や岩波、朝日といったマスコミや言論界です。また、北朝鮮との国交正常化に前のめりになっていた外務省、etc. そうしたことは前述の時系列記事にまとめ中ですが、今回のニュース女子のVTRは大まかな流れがよく分かる良企画だと思います。

 

 

 

 


 

2018/06/17

【北朝鮮拉致】拉致と認定されない拉致 寺越武志さんのケース

「拉致被害者」と言うと、一般には12件17人の認定被害者の方を思い浮かべますが、政府から公式に認定されていない「特定失踪者」と呼ばれている方々がいます。

特定失踪者問題調査会によると、全国の約470人を拉致の疑いを排除できない「特定失踪者」としています。

しかし、拉致であることが判明しているのに、このどちらにも含まれていない方もいます。

その一人が寺越武志さんです。

 

 

 

 

「メディアは死んでいた」(阿部雅美著/産経新聞出版)にも、寺越さんのことは第4章に「不自然」(P.136~)と題されて書かれています。

 

 

寺越さんは63年に石川県志賀町(しかまち)の高浜漁港から叔父さん2人と能登半島沖に出漁中に行方不明になりました。漁船だけ発見され、家族も海で亡くなったものとして葬儀も済ませたところ、24年後に北朝鮮から叔父さんの手紙が届き、武志さんも生存して北朝鮮で生活していることが判明しました。

この本に書かれていることのいくつは、改めて「ああ、そういうことがあったな」と思い出すことも多く、寺越さんの事件もその一つだったはずですが、たまたま5月に読売新聞に『北の息子と「最後」の対面』というタイトルで久しぶりにこの事件を思い出していました。

 

読売新聞は6月12日の米朝首脳会談の日程が決まった後に、見開き2頁で『基礎からわかる拉致問題』の特集を組んでいましたが、それより1週間前に寺越さんとお母さんの再会を記事にしていました。

 

下がその記事です。

 

20180523_yomiuri_terakoshi

 

この記事にも書かれていますが、武志さんは「北朝鮮船に救助された」と語っており、家族は当然この不自然さに気づいていますが、拉致と言ってしまうと武志さんの身に危害が加えられることを恐れ、家族会にも加わらずにいます。

ブログ主がこの事件を知ったのはいつだか忘れてしまいましたが、時々、寺越さんとお母様との再会は新聞記事になっている記憶があるので、多分その記事の一つででしょう。

 

なお、「メディアは死んでいた」で知りましたが、2001年に寺越さんは本を出版されているそうで、邦題を『人情の海』というものだそうです。

ネットに公開されているというので調べて見たところ、特定失踪者問題調査会代表の荒木和博氏のブログにダウンロードできるようにPDF掲示されていました。

ブログ主は読んでいませんが、当然のことながら、金日成を礼賛する内容で、阿部雅美氏も「一読はお勧めしない」と書いています。

 

荒木和博BLOG: 2005年5月8日 『人情の海』

 

なお、寺越さん同様、拉致であることが判明していて認定されていない被害者には、74年6月に埼玉県上福岡市〔現・ふじみ野市〕から拉致された高敬美ちゃん(読売記事では6歳/本では7歳)と3歳の弟、剛ちゃん幼児がいます。

この2人のケースが認定されないのは日本国籍ではないためで、日本人の母親は殺害されたとみられているそうです。

 

 

 

 


 

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