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2017/12/16

【言論弾圧】「ニュース女子『沖縄特集』」に関する考察

公開日: 2017/12/16  

前回のエントリーを加筆した上で改めて補足をしておきます。

前回エントリーに『放送法遵守を求める視聴者の会』の見解(該当のページへのリンク)を追加しましたが、そこに書かれていることで重要なことがあります。

下にその箇所を引用します。

 

▼高江ヘリパッドの機動隊員「土人」発言問題▼(※1

昨年10月、高江のヘリパッド建設現場において、大阪府警から派遣された機動隊員が「土人」などと発言したことが大きく報道されました。これについて、テレビ報道では殆どすべてのコメントが機動隊員を強く非難するもので、その背景にある反対派活動家の暴言や不法行為について言及した報道は見られませんでした

新聞においては産経新聞が「沖縄米軍基地反対派ルポ」等の記事で、反対派の不法行為や地元住民とのトラブル等について記していますが、テレビ報道においてはそうした視点が皆無でした。

こうした状況について、当会では在京キー局6局に対して公開質問状を発しましたが、その後も「反対」側の論調が一方的に報道されて、反対派の問題点や、賛成派の意見等はほとんど紹介されない「沖縄報道の全体主義」とも言える現状です。1月2日に放送されたMXテレビ「ニュース女子」の報道は、そうした「沖縄報道の全体主義」に一石を投じる試みであったと言えます。

 

 

 

 

テレビや新聞で受動的に与えられる情報以外にネットで能動的に情報を収集している方は知っているのですが、後述するように、沖縄の反基地活動家による暴力(※2)は目に余るものがあります。

しかし、それに触れる大手メディアはほとんどありません。

実は、国会でも、例えば自民党の和田正宗議員が質疑(※3)したりしており、また、前回エントリーに提示した公安調査庁のコメント(パンフレットのP.23)、更に以前ご紹介した『自治労の正体』(関連エントリーはこちらこちら)や左記エントリーでご紹介した『チャンネル桜』の動画でも語られているように、沖縄の反基地活動運動はかなりアンタッチャブルなものになりつつあります。

 

 

テレビ局が守らなくてはならない放送法4条は「公平性」が謳われており、意見が異なる事案については多角的な意見を紹介すべきとあります。

今回(1月2日放送)の『ニュース女子』の番組は、“多少の瑕疵”があったとは言え、放送法遵守を求める視聴者の会が言うように、他社が報じない沖縄の一面を紹介したものです。そして、それ故に批判を受けた(と感じた)側の猛反発を受けたのです。

 

“多少の瑕疵”と書きましたが、一例を紹介すると「日当の件」があります。基地反対の抗議行動として座り込みをしたりする人には幾ばくかのお金を受け取っている人は少なくないのですが、BPOの意見(※4)としては日当ではなくて交通費であるとか、些細な揚げ足取りが多いのです。

これなら、愛媛県今治市の獣医学部新設問題で朝日新聞がミスリードを狙って不自然に暗く加工した文科省メモやテレビ朝日の報道ステーションが捏造した2枚の書類など、もっと重大な倫理違反は他にいくらでもあります。

 

Kake13

 

日当の問題に話を戻すと、例えば、実際にこのようなビラで人が集められています。

 

Newsjyoshi03_flyer

 

右下には「往復の飛行機代相当、5万円を支援します。」という文字が見えるかと思います。

また、左上には報告者として、5人の名前と金平茂紀(かねひらしげのり=TBS社員・キャスター)と参議院議員の福島瑞穂の名前が見て取れます。

前回エントリーにてご紹介した我那覇真子氏(※5)の記者会見動画で提示されたビラは上のもので、そこで5人の内2人は既に逮捕されたと言っていました。

 

このブログをたまたま目にした方は、以下に補足する資料も併せて、沖縄で起こっていること、起こりつつあることの全体像を理解して、ニュース女子の問題を考えて頂きたいと思います。

 

 

 

【補足※1】高江ヘリパッドの機動隊員「土人」発言問題

昨年(2016年)、大坂から派遣された機動隊員が彼らを「土人」と呼んだことや(その発言にも関わらず)大坂の松井知事がこの機動隊員をねぎらうような発言をしたことは大々的に報道されました。松井知事の発言に違和感を覚えた人も多いかも知れませんが、こういった背景が報道されないのですから、無理はありません。

 

沖縄知事に県警が陳謝 大阪府警機動隊員の差別的発言  (日経 2016/10/21 1:34)

 沖縄県の米軍北部訓練場のヘリコプター離着陸帯移設工事現場で、大阪府警の機動隊員が反対派市民に「土人」と差別的発言をした問題で、翁長雄志知事は20日、池田克史沖縄県警本部長を呼んで抗議した。

 池田本部長は「極めて遺憾で残念。県民に深くおわび申し上げたい」と陳謝。翁長知事は指導の徹底を求めた。警察庁の坂口正芳長官も20日の記者会見で「極めて遺憾。このような発言の絶無を期す」と話した。

 一方、大阪府の松井一郎知事は20日、記者団に「(機動隊員の)発言は不適切」とした上で「職務そのものについては一生懸命やっている」と主張。反対派の抗議行動は「あまりにも過激なのではないか」と語った。

 松井知事は19日夜、ツイッターに「表現が不適切だとしても、大阪府警の警官が一生懸命命令に従い職務を遂行していたのがわかりました。出張ご苦労様」と投稿。これについて、翁長知事は「沖縄県民への配慮が足りないのではないか」と不快感を示している。

 機動隊員は18日、工事現場でフェンスを揺らすなどして抗議した数人に「どこつかんどんじゃボケ。土人が」と発言した。大阪府警は隊員から事情を聞いた上で処分を検討する。

 

そもそも、なぜ、大阪府警(のみならず、日本各地)から沖縄基地移設の警備に派遣されるのか?という疑問は次項で説明します。

 

【補足※2】大手マスメディアが報道しない、沖縄の基地反対活動家の実態

下は有名な動画、『【ノーカット配信】沖縄ヘリパッド移設反対派リーダーが逮捕~これが暴力行為の決定的証拠だ!【ザ・ファクト】』のキャプチャで、活動家が沖縄防衛局職員をこづきまわして、顔を撮影しようとしているところです。

 

Okinawa_the_fact01

 

画面の右上のロゴを見ると情報元が気になるかもしれませんが、この動画自体は事実を記録したものであり、タイトル通り、ファクト・ニュースです。

 

以下に動画のURLやそのキャプションの一部をご紹介します。

 

2016/10/21 に公開

映像中のピンクの鉢巻きをしている人物、
沖縄高江のヘリパッド移設反対派のリーダー・山城博治氏が
器物損壊に続き、傷害と公務執行妨害の容疑で再逮捕されました。

番組では、8月5日に、高江の抗議活動を取材。
その際、山城氏を中心とする反対派によって行われた、
沖縄防衛局職員への恫喝行為を撮影してきました。

 

警備に当たる方はマスクやサングラスで顔を隠していますが、彼ら活動家はそれを剥がして撮影し、職員を特定することで家族を含めて脅迫をするからです。

昨年(2016年)、大坂から派遣された機動隊員が彼らを「土人」と呼んだことや(その表現にも関わらず)大坂の松井知事がこの機動隊員をねぎらうような発言をしたことは大々的に報道されました。松井知事の発言に違和感を覚えた人も多いかも知れませんが、こういった背景が報道されないのですから、無理はありません。

 

【補足※3】自民党・和田正宗議員の国会質疑

以下、国会議事録から一部を引用します。

 

第193回国会 内閣委員会 第2号 平成29年3月9日

○和田政宗君 次に、沖縄の基地反対活動家による暴力行為について聞いていきます。

 基地反対運動自体については、これは憲法上も認められていることですし、米軍基地に対しては様々な思いを持つ方がいらっしゃると思いますので、反対運動をすること自体にとやかく言うつもりはありません。
 しかしながら、基地反対運動において、様々な違法行為のみならず、暴行行為も行われていることが問題であるわけです。合法的かつ平穏な反対運動になっていないわけです。

 まず、辺野古のキャンプ・シュワブゲート前においては、道路用地を不法に占拠して違法なテントを立て、そこに活動家たちが居座っているわけです。

 しかも、この活動家たちのひどいところは、昨年五月に私が辺野古のキャンプ・シュワブゲート前で演説しようとしたところ、私に暴行をしてきたということです。このときの演説は、米軍基地が将来的になくせたらよいと思うのは私も同じだから、違法行為はやめて合法的な抗議活動をしてくださいということを呼びかけに行ったわけですけれども、私が到着するや否や、向こう側から道路を渡ってきまして、私を取り囲んで、たたく、ひっかく、耳元で大音響でスピーカーを鳴らすという状況で、私は三人から暴行を受けました。

(中略)

○和田政宗君 三十二件、四十一人ということで、ここ二年だけを取ってもこれだけの数に上るわけですけれども、なぜ活動家たちはこんなに暴力的なのかと、さすがに私も疑問に思いました。

 辺野古の住民の方々にお話を聞くと、皆さん口々に辺野古の基地前のテントには辺野古の住民は一人もいないというふうに言います。私も違法テントの中に入って全員に辺野古の人かと確認したわけではないので、もしかしたらいるのかもしれませんけれども、辺野古の方々は口々にあそこに辺野古の住民はいないというふうに言うわけです。

 じゃ、誰が反対運動に参加しているのかということを考えたときに、私にいきなり大人数の集団で暴行を働きに来たという状況から気付いたのは、これは過激派のやり方ではないかというふうに思ったわけでございます。気に食わない発言や人物に対しては暴力を振るってでも抑え付ける、排除をする、これが過激派のやり方です。

 そこで、警察庁に聞きます。基地反対運動に過激派が入り込んでいる形跡はあるのでしょうか

○政府参考人(松本光弘君) お答えいたします。

 沖縄の基地反対運動を行っている者の一部には極左暴力集団も確認されていると承知しております。

 

第193回国会 内閣委員会 第8号 平成29年5月11日

○和田政宗君 更に増えているということでございますけれども、現地の状況などを目撃している方などの話では、やはり不法行為というか、公務執行妨害の中に暴行も含まれるわけでありますけれども、そういった暴力行為というものがやはり多々見られるということは、私はこれはゆゆしきことであろうというふうに思います。

 私も実際にそういった暴行を受けたわけでございますけれども、基地反対運動というものは、それは米軍基地が沖縄にあるということについて快く思わない方がいるというのは、それはまあ当然そういった御意見もあろうというふうに思いますけれども、やはり法にのっとって抗議活動するのであれば正当な抗議活動をしていただきたいというふうに思っております。

 この基地反対運動の現場に行けば分かることですけれども、例えば辺野古のキャンプ・シュワブゲート前の基地反対運動には辺野古の方々は参加していないというふうに辺野古の方々は口々に言うわけです。すなわち、辺野古以外の人が辺野古での反対運動に参加をしているわけですけれども、私も実際に現地に行って何度も見ていますけれども、基地反対運動の参加者の中で飛び交っている言葉を聞きますと、標準語、そして大阪弁、関西弁、そして沖縄の言葉なんですね。垂れ幕をフェンスにも掲げていまして、これも違法なわけですけれども、ここには韓国語のハングルで書かれた垂れ幕もあります。すなわち、辺野古以外の外部から入り込んだ活動家などがこの混乱を引き起こしているわけですけれども、これまでの政府答弁によれば、ここ二年の逮捕者四十四人のうち外国籍の者が四人で、いずれも韓国籍とのことです。

 そこでお聞きをしますけれども、その他の四十人の逮捕された日本人のうち沖縄県外に居住している人というのは何人いるんでしょうか。

○政府参考人(松本光弘君) キャンプ・シュワブ及び米軍北部訓練場周辺の抗議行動をめぐってでございますが、平成二十七年以降、沖縄県警察が逮捕した者につきまして、お尋ねのとおり外国籍の者四人ございますので、それを除いた延べ四十人、このうち逮捕当時に沖縄県外を住所地としていた者は延べ十一人と承知いたしております。

 

 

【補足※4】BPOの「審議」と「審理」、“意見”、“見解”、”勧告”とは

今回、ニュース女子の当該番組にはBPOから“意見”が出されました。

BPOのサイトのFAQによると、まず、「審議」と「審理」があり、重大性については審議<審理のようです。

 

Q. それぞれの委員会ではどんなことを議論しているのですか?

A. (抜粋)放送倫理検証委員会は、放送倫理を高め、番組の質の向上のために取材・制作のあり方や番組内容について審議します。虚偽の疑いのある番組で、視聴者に著しい誤解を与えた疑いがある場合には、審理をします。

 

また、「審議」の結果問題ありとされて出されるのは「意見」止まり。「審理」では「勧告」、「見解」が出されるとのことです。

 

Q. 「審議」と「審理」の違いは何ですか?

A. (抜粋)「審議」と「審理」では、検証の結果の取りまとめ方が異なります。審議の場合は「意見」を出すことができますし、「審理」の場合は放送局に「勧告」やそれより緩やかな「見解」を通知します。「審理」では、放送局に再発防止を求める場合があります。

 

過去の例で言うと、“全聾の天才作曲家”を扱った5局7番組(2015年3月6日 放送局:TBSテレビ、テレビ新広島、テレビ朝日、NHK、日本テレビ)には「見解」が出ています。

なお、「NHKスペシャル」のSTAP細胞論文不正問題では「勧告」が出ていますが、これはBPOの3つの委員会の1つ、「放送人権委員会」です。

今回のニュース女子については、申立人の辛淑玉(シン・スゴ)市民団体共同代表からは番組で名誉を侵害されたと、放送人権委員会にも申し立て、現在審理中だそうです。

  

【補足※5】我那覇真子氏に対する沖縄2紙や県議会議員による言論弾圧

以下に、産経の記事をご紹介しますが、これ以外にも我那覇氏がキャスターを務めるラジオ沖縄防衛情報局に対して社民、社大会派の宮城一郎県議が「差別的だ」という理由で県議会で取り上げたとのこと。詳しくは我那覇氏のTwitterなどを参照して下さい。

 

2017.10.4 08:00更新

【沖縄2紙が報じないニュース】
沖タイ、新報が我那覇真子さん番組を「差別的放送」と“攻撃” 「左翼紙に屈しない」

http://www.sankei.com/premium/news/171004/prm1710040005-n1.html

 沖縄県を席巻する「琉球新報」と「沖縄タイムス」の偏向報道を糾弾している専門チャンネルキャスター、我那覇真子さん(28)に対し、この2紙が“攻撃態勢”に入った。我那覇さんらが出演する県内のコミュニティーFM番組を「差別的放送」などと難癖をつけ、発言の封じ込めに動き出したのだ。「左翼新聞による言論弾圧に屈しない」-。ひるまぬ我那覇さんへの応援と「良心」の輪が、沖縄はもとより全国で広がりつつある。

(以下略)

 

ついでに、これもまたほとんどの大手メディアでは無視されたのですが、今年の6月に我那覇氏が国連人権委員会で行ったスピーチをご紹介します。

国連人権理事会と言えば、最近では『クマラスワミ報告』や国連特別報告者デービット・ケイ氏による「言論と表現の自由」に関する対日調査報告書で、普通の日本人なら、その中立性に疑問を持っているかと思いますが、“人権団体”などと称する左翼活動家の国連でのロビー活動の歴史は長く、国連を利用するノウハウは熟知しているとのことです。

 

前述の活動家リーダー山城博治氏も、今年の6月に、傷害などの罪で保釈中の身でありながら国連人権理事会でスピーチを行っていますが、この動きを察知した我那覇真子氏が急遽ジュネーブに行き、そのカウンターとしてスピーチしたことも報道するメディアは少なかったので、あまり知られていないかと思いますが、

 

本来は、多くの日本人が彼女に感謝しなくてはならないはずです。

 

そのことを報じる記事(『八重山日報』-昭和52年の日付が見えますが、これは第3種郵便の認可日だと思います。)と産経のweb記事をご紹介します。

 

Yaeyama_20170614

 

我那覇真子氏、国連人権理事会で演説「沖縄の人々の表現の自由が活動家やメディアに脅かされている」 (産経 2017.6.15 15:31更新)

http://www.sankei.com/world/news/170615/wor1706150029-n1.html

 【ジュネーブ=原川貴郎】沖縄の真実を伝える活動を続けている沖縄県名護市出身の専門チャンネルキャスター、我那覇真子氏が14日午前(日本時間同日午後)、スイス・ジュネーブで開催中の国連人権理事会で演説し、「沖縄では地元住民の人権と表現の自由が外から来た基地反対活動家や偏向したメディアに脅かされている」と訴えた。

 人権理事会では15日、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設の反対派リーダー、山城博治被告(64)=傷害などの罪で起訴、保釈=が演説する。我那覇氏は「人権と表現の自由を脅かしている張本人である彼が、人権理事会に現れるのは皮肉なことだ」と指摘した。

 「日本政府が表現の自由を侵害している」とする山城氏の主張に対しては「刑事被告人である彼が渡航を許可され、国際組織で話すことが許されていること自体が、日本で人権と表現の自由が尊重されていることを証明している」と反論した。

 

たまたま、我那覇氏は山城被告の前にスピーチする機会を得たとのことで、山城被告や沖縄の基地反対活動家の実態を先に暴露してしたので、山城被告のスピーチに対して聴衆は冷ややかであったと報告されていました。

 

 

 

 


 

2017/12/15

【言論弾圧】「ニュース女子『沖縄特集』」を批判するBPOの委員の正体は?

公開日: 2017/12/15   最終更新: 2017/12/16 20:49

昨日、BPO(放送倫理・番組向上機構)が今年1月2日に放送された東京MXの『ニュース女子』を重大な倫理違反とする報告を公表しました。

このことは今朝の『虎ノ門ニュース』(13:25辺り~)でも取り上げていますが、番組が取り上げた沖縄の米軍基地反対運動活動家の実態が十分な裏付けのないものと判断したためです。

疑問が残る判断であり、ここでは検証の材料として各種ソースを提示しておきます。

 

 

 

 

BPOとは

BPOの設立目的は「本機構は、放送事業の公共性と社会的影響の重大性に鑑み、言論と表現の自由を確保しつつ、視聴者の基本的人権を擁護するため、放送への苦情や放送倫理上の問題に対し、自主的に、独立した第三者の立場から迅速・的確に対応し、正確な放送と放送倫理の高揚に寄与することを目的とする」とありますが、NHKと民放連によって組織されたものであり、公正中立な第三者とは到底言えないものです。

また、今回審査を行った委員の中には公平性に欠く人物が含まれていることが指摘されています。(詳細後述)

 

BPOの意見を報じる記事(産経web 2017.12.14)

「ニュース女子」をBPOが強く批判「重大な倫理違反」 東京MXテレビ番組

2017.12.14 15:03更新

http://www.sankei.com/entertainments/news/171214/ent1712140009-n1.html

 沖縄の米軍基地反対運動を扱った東京MXテレビ(MX)の番組「ニュース女子」に批判が出ている問題で、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は14日、「重大な放送倫理違反があった」とする意見書を公表した。放送前に事実の裏付けや表現などを自己検証する「考査」が機能していなかったとして同局のチェック体制の甘さを痛烈に批判した。

. 対象となったのは今年1月2日放送の番組で、沖縄県の米軍ヘリパッド建設をめぐり先鋭化する反対運動を特集。VTRで運動を「日当を貰(もら)ってる!?」などのテロップ表現を使い紹介したほか、反対派による救急車の運行妨害などを事実として伝えていた。

(中略)

 同番組をめぐっては、市民団体の辛淑玉(シン・スゴ)共同代表から番組で名誉を侵害されたとの申し立てを受け、BPOの放送人権委員会も審理している。

 

 

ニュース女子は東京ローカル局の東京MXで毎月曜22時から放送されていますが、ほぼ同時にネット(エムキャス)でも配信されており、また、他の地方のローカル局でも数日遅れで放映されている人気番組です。

製作はDHCテレビジョンという製作会社で、ネット報道番組の『虎ノ門ニュース』他、複数のネット番組を製作してYouTubeなどで放送していますが、今回の意見書は、記事にもあるように、これを放送した東京MXに対して出されたものです。

いわゆる「完パケ」(完全パッケージ)で、要するに製作会社に企画や台本、キャスティング、その他を丸投げして作成させ、それをテレビ局は納品されるだけと言えど、局は考査を行う義務を怠った、ということからです。

 

経緯としては、問題となった番組放送(1月2日)後、市民団体の「のりこえねっと」からのBPOへの訴えがあり、それを受けて、当該番組を検証する番組を作成(ネットの公開は3月13日)しました。

この検証回は東京MXは放送せずにお蔵入りになっていますが、YouTubeの公式チャンネル「DHCテレビ」で視聴することができます。(リンク先は検証番組の動画で下は番組動画のキャプチャ)

 

Newsjyoshi01

 

下は、動画に添えられている説明です。

 

 

2017/03/28 に公開 ※CMを差し替えて再UPしました

「沖縄問題検証スペシャル」

3月13日月曜23時よりニュース女子沖縄取材第2弾をYouTubeライブ・ニコ生・Fresh!にて生配信いたしました。

今回は1月2日に放送した当番組がBPO審議入りしたことを受け、地上波では放送致しません。

 

今回の意見書で指摘されている項目について検証番組でも検証しているので、予め批判された箇所はテレビ局と製作会社に伝えられていた、ということになります。

放送されなかったのは、BPO審議中だからとありますが、真摯に検証しているので、東京MXがこの番組をきちんと考査の上放送すればよかったと思います。

 

【追記】

BPOの対象となった動画はこちら

 

 

BPOの「ニュース女子」に対する意見書

下記のサイトでPDFにて公開されています。

 

https://www.bpo.gr.jp/?p=9335&meta_key=2017

放送倫理検証委員会 委員会決定  第27号

東京メトロポリタンテレビジョン
『ニュース女子』沖縄基地問題の特集に関する意見


2017年12月14日 放送局:東京メトロポリタンテレビジョン

放送倫理検証委員会は、「東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)『ニュース女子』が2017年1月2日に放送した沖縄基地問題の特集を審議してきたが、このたび委員会決定第27号として意見書をまとめ公表した。当該番組はTOKYO MXが制作に関与していない“持ち込み番組”のため、放送責任のあるTOKYO MXが番組を適正に考査したかどうかを中心に審議した。
委員会は、(1)抗議活動を行う側に対する取材の欠如を問題としなかった、(2)「救急車を止めた」との放送内容の裏付けを制作会社に確認しなかった、(3)「日当」という表現の裏付けの確認をしなかった、(4)「基地の外の」とのスーパーを放置した、(5)侮蔑的表現のチェックを怠った、(6)完パケでの考査を行わなかった、の6点を挙げ、TOKYO MXの考査が適正に行われたとは言えないと指摘した。そして、複数の放送倫理上の問題が含まれた番組を、適正な考査を行うことなく放送した点において、TOKYO MXには重大な放送倫理違反があったと判断した。

 

 

公平性に欠くBPOの委員会メンバー

まず、意見書に書かれているBPOメンバーは下記の通りです。

 

   委 員 長 川端 和治
   委員長代行 是枝 裕和
   委員長代行 升味佐江子
   委 員 神田 安積
   委 員 岸本 葉子
   委 員 斎藤 貴男
   委 員 渋谷 秀樹
   委 員 鈴木 嘉一
   委 員 中野 剛
   委 員 藤田 真文

 

ここに名を連ねている升味佐江子(ますみさえこ)氏は弁護士だそうですが、左翼系ネット番組の『デモクラシータイムス』のレギュラー出演者のようで、『第37回 新沖縄通信 1月号 MXテレビ「ニュース女子」の沖縄ヘイト』と題した番組を2017/02/11に公開しています。

 

Newsjyoshi02

 

動画の内容説明は、下記の通りです。

 

今回はMXテレビ「ニュース女子」の沖縄ヘイト、山城さん長期拘束に批判続々、辺野古工事再開、安慶田副知事疑惑など。出演:  鈴木耕 升味佐江子 宮城栄作(沖縄タイムス東京支社編集部長)

 

この動画を観れば分かりますが、升味弁護士は既にニュース女子に対してバイアスがかかった見方をしています。

なお、上野説明文の中にある「山城“さん”」とは、沖縄の反基地活動家、山城博治被告のことで、この表現からも升味氏やこの番組がどちら側の立ち位置かは想像がつくつと思います。山城被告については、「山城 暴力」で検索したら面白い動画がたくさん見つかるはずです。

 

ここでは、升味氏だけ取り上げましたが、その他の委員も名前で検索すれば色々と分かります。朝日新聞社コンプライアンス委員会委員、マスコミ9条の会、といった素性も分かるし、ツィッターではその思想を隠していないので、思想的にかなり偏りがある委員会であるのは明白です。

 

放送法遵守を求める視聴者の会の「ニュース女子『沖縄特集』」に関する意見

『放送法遵守を求める視聴者の会』の「放送法」とは、『放送法第4条』 を意味し、文字通り、この放送法第4条が守られていない現状を是正しようという会です。

この、放送法遵守を求める視聴者の会が、独自にこの番組に対する見解を公表しています。

 

我那覇真子氏等による辛淑玉氏への反論会見動画

BPOにニュース女子が訴えられたことから、沖縄の実態を知らしめようと沖縄内外に対して啓蒙活動を行っている我那覇氏等が記者会見を行いました。

ここでは2本の動画(同じ会見)を提示します。1の桜H(チャンネル桜)のものは、会見中に流した動画は省略されていますが、2の動画には含まれています。

 

  1. 【沖縄の真実】のりこえねっと辛淑玉氏等による東京MXテレビ『ニュース女子』報道弾圧に抗議する沖縄県民東京記者会見[桜H29/2/25]
     
  2. 沖縄国士 vs 辛淑玉(逃亡中),野間易通,安田浩一(反日極左テロリスト)「東京MXテレビ言論弾圧を 許さない沖縄県民記者会見」日本記者クラブ【4KウルトラHD】平成29年2月24日

 

この会見で我那覇真子氏と共に会見をされているカナンファーム代表の依田啓示氏は沖縄県国頭郡東村で農場とレストランを経営されている方ですが、たまたまニュージーランドからのお客さん一家を車で観光案内していたところ、活動家から米軍関係者と間違われて検問(勝手にやっている)を受けたことで事件に巻き込まれ、その後数々の嫌がらせを受けている方です。(依田氏のTwitter

 

ニュース女子ではその件で出演していました。

なお、上の動画で公安調査庁のパンフレット『内外情勢の回顧と展望(平成29年1月)』を示しているのは現在自民党衆議院議員の杉田水脈氏(杉田さん、この時はケバいですね。coldsweats01 )ですが、このパンフレットは公安のHPでPDFで公開されています。なかなか興味深い内容なので、是非ご一読下さい。

 

公安調査庁HP: http://www.moj.go.jp/psia/index.html

   内外情勢の回顧と展望(平成29年1月)の公表について

   『内外情勢の回顧と展望(平成29年1月)』(PDF)

 

該当のページはP.23(ファイル上は25ページ目)で、ここに沖縄の反基地活動への中国の関わりを述べているコラムがあります。

見やすいようにこのページだけ画像にして添付します。

 

Koan_p23

 

このコラムの内容は以前のエントリーでご紹介した「自己決定権回復運動」に繋がる者だと思います。

 

なお、このパンフレットのP.70(P.72)~は共産党についての報告がなされています。

ご存知でしたか? 共産党は破防法に基づく調査対象団体に指定されている(リンク先に公安の見解)のです。

監視団体でありながら、国会に議員を送り出すことが許されているのですから驚きます。

 

【参考】沖縄周辺の地図

参考までに沖縄周辺の地図を掲示します。

情けないのですが、ブログ主は沖縄の島の位置関係がよく分かっておらず、今回、高校の地図帳(と言っても高校時代ではなく、大人になって買ったもの。とは言え、昭和63年度版ですが。)で、あらためて確認しました。

少し言い訳をすると、テレビの天気予報などで日本全土の地図が表示されますが、沖縄の島々は切り貼りされて画面に収まるようにレイアウトされていて、各島の正確な位置関係が分かりづらく、そして、沖縄関連のニュースでとなると、例えば沖縄本島とかをクローズアップした地図しか目にしないのです。

 

Okinawa_map01

 

これを見ると、宮古島や石垣島は九州より中国(China)の方がずっと近く、今回の衆議院選挙でオール沖縄の一角を崩したのも分かります。(沖縄4区開票結果/画面下方の「開票所別を表示」をクリックすると開票所別の得票数が見られます。)

 

下は沖縄本島の辺野古などを示した地図です。

 

Okinawa_map02

 

公開時の記事を加筆しました。(2017/12/16 8:24) 

次回に続きます。(記事を公開したらリンクを貼ります。)

 

 

 


 

2017/12/14

『教育勅語』(教育ニ関スル勅語)を読んでみよう!【現代語訳】

前回のエントリーを書いて、ブログ主は教育勅語をまともに読んだことがないことに気づきました。

正確には、以前、ざっと読んだことはあるのですが、分からない言葉は適当に読んでいたのです。

「教えるな!」と言われるとへそ曲がりのブログ主はちゃんと読んでみたくなったのですが、もう一つ、先日、ぎっくり腰になってしまってろくに動けず暇なので、精読してみました。

 

 

 

 

まずは、漢文調のリズムを崩さない程度にルビを振り、新漢字と新仮名づかいにしたので、全体を読んでみて下さい。

 

朕󠄁(ちん)惟(おも)うに、我(わ)が皇祖皇宗(こうそこうそう)国(くに)を肇󠄁(はじ)むること宏遠󠄁(こうえん)に、徳を樹(た)つること深厚(しんこう)なり。

我が臣民(しんみん)、克(よ)く忠に、克(よ)く孝に、億兆(おくちょう)心(こころ)を一(いつ)にして世世(よよ)厥(そ)の美を済(な)せるは、此(こ)れ我が国体(こくたい)の精華(せいか)にして、教育(きょういく)の淵源(えんげん)亦(また)実に此(ここ)に存(そん)す。

爾臣民(なんじ、しんみん)、父母(ふぼ)に孝(こう)に、兄弟(けいてい)に友(ゆう)に、夫婦󠄁(ふうふ)相和(あいわ)し、朋友(ほうゆう)相信(あいしん)じ、恭倹(きょうけん)己(おの)れを持し、博愛(はくあい)衆(しゅう)に及󠄁ぼし、学(がく)を修(おさ)め、業(ぎょう)を習󠄁(なら)い、以(もっ)て智能(ちのう)を啓発(けいはつ)し、徳器󠄁(とくき)を成就(じょうじゅ)し、進󠄁(すすん)で公󠄁益󠄁(こうえき)を広(ひろ)め、世務(せいむ)を開(ひら)き、常に国憲(こっけん)を重じ、国法(こくほう)に遵󠄁(したが)い、一旦(いったん)緩󠄁急󠄁(かんきゅう)あれば義勇󠄁(ぎゆう)公󠄁(こう)に奉(ほう)じ、以て天壌無窮(てんじょうむきゅう)の皇運󠄁(こううん)を扶翼󠄂(ふよく)すべし。

是(かく)の如(ごと)きは独(ひと)り朕󠄁(ちん)が忠良(ちゅうりょう)の臣民(しんみん)たるのみならず、又以(またもっ)て爾(なんじ)祖󠄁先(そせん)の遺󠄁風(いふう)を顕彰(けんしょう)するに足(た)らん。

斯(こ)の道󠄁(みち)は実に我が皇祖皇宗(こうそこうそう)の遺󠄁訓(いくん)にして、子孫臣民(しそんしんみん)の俱(とも)に遵󠄁守(じゅんしゅ)すべき所󠄁(ところ)、之(これ)を古今(ここん)に通󠄁(つう)じて謬(あやま)らず、之(これ)を中外(ちゅうがい)に施(ほどこ)して悖(もと)らず、朕󠄁(ちん)爾臣民(なんじ、しんみん)と俱(とも)に拳󠄁々服󠄁膺(けんけんふくよう)して咸(みな)其(その)徳(とく)を一(いつ)にせんことを庶󠄂幾󠄁(こいねが)う。

明治二十三年十月三十日

御名御璽(ぎょめいぎょじ)

 

まず、教育勅語について、広辞苑を引いてみると以下のような説明があります。

 

きょういく‐ちょくご【教育勅語】 ケウ‥

明治天皇の名で国民道徳の根源、国民教育の基本理念を示した勅語。1890年(明治23)10月30日発布。御真影とともに天皇制教育推進の主柱となり、国の祝祭日に朗読が義務づけられた。1948年、国会で排除・失効確認を決議。公式呼称は「教育ニ関スル勅語」。

広辞苑 第六版 (C)2008  株式会社岩波書店

 

「勅語」とは「天皇のことば。みことのり。」なので、明治天皇の国民に対する教育に関してのお言葉、ということですね。

以下、少しずつ読んでいきます。(現代語訳はWikipediaにある、文部省図書局による昭和15年(1940年)『聖訓ノ述義ニ関スル協議会報告書』中の「教育に関する勅語の全文通釈」を参考にしましたが、独自に訳しています。)

 

朕󠄁(ちん)惟(おも)うに、我(わ)が皇祖皇宗(こうそこうそう)国(くに)を肇󠄁(はじ)むること宏遠󠄁(こうえん)に、徳を樹(た)つること深厚(しんこう)なり。

【現代語訳】

朕が思うに、我が御祖先の方々が国をお始めになったことは極めて広遠であり、徳を高めたことは極めて深く厚くあらせられ、

 

  • 朕: 天子の自称。
  • 皇祖皇宗: 天照大神に始まる天皇歴代の祖先。
  • 肇: 始める cf. 肇国(ちょうこく)・・・国をはじめる、国家をおこすこと
  • 広遠、宏遠: ひろくて遠いこと。
  • 深厚: 恩徳のふかくあついこと。

 

と、まず、ご自身の先祖に思いをはせ、次に、国民の先祖を称えて、これが日本の「くにがら」であり、教育の根源であると仰っています。

 

我が臣民(しんみん)、(よ)く忠に、克(よ)く孝に、億兆(おくちょう)心(こころ)を一(いつ)にして世世(よよ)(そ)の美を済(な)せるは、此(こ)れ我が国体(こくたい)の精華(せいか)にして、教育(きょういく)の淵源(えんげん)亦(また)実に此(ここ)に存(そん)す。

【現代語訳】又、我が臣民はよく忠にはげみよく孝をつくし、国中のすべての者が皆心を一にして代々美風をつくりあげて来た。これは我が国柄の精髄であって、教育の基づくところもまた実にここにある。

 

  • 克(よ)く: =能  耐え抜いて~できる、苦労して~し終える
  • 厥(そ)の: そ・の その、それ(指示詞)
  • 国体: くにがら。くにぶり。
  • 精華(せいか): 物事の真価とすべきすぐれたところ。
  • 淵源(えんげん): 根源。
 

次に、国民がなすべきことを仰っています。 

 

爾臣民(なんじ、しんみん)、父母(ふぼ)に孝(こう)に、兄弟(けいてい)に友(ゆう)に、夫婦󠄁(ふうふ)相和(あいわ)し、朋友(ほうゆう)相信(あいしん)じ、恭倹(きょうけん)己(おの)れを持し、博愛(はくあい)衆(しゅう)に及󠄁ぼし、学(がく)を修(おさ)め、業(ぎょう)を習󠄁(なら)い、以(もっ)て智能(ちのう)を啓発(けいはつ)し、徳器󠄁(とくき)を成就(じょうじゅ)し、進󠄁(すすん)で公󠄁益󠄁(こうえき)を広(ひろ)め、世務(せいむ)を開(ひら)き、常に国憲(こっけん)を重じ、国法(こくほう)に遵󠄁(したが)い、一旦(いったん)緩󠄁急󠄁(かんきゅう)あれば義勇󠄁(ぎゆう)公󠄁(こう)に奉(ほう)じ、以て天壌無窮(てんじょうむきゅう)の皇運󠄁(こううん)を扶翼󠄂(ふよく)すべし。

【現代語訳】 汝臣民は、

  • 親孝行し
  • 兄弟姉妹仲よくし、
  • 夫婦仲むつまじく
  • 友人をあざむかず、
  • 謙虚にしてわがままな振る舞いをせず、
  • 人々を慈しみ愛し、
  • 学問を修め、
  • 世の中の務めを果たして知識を身につけ
  • 善良で役に立つ人になり
  • 率先して公共の利益を広め
  • 世のためになる仕事をおこし、 
  • 常に憲法をはじめとする諸々の法令を守り、
  • 万一、有事の際には大義のもとに勇気をふるって、身を捧げて国家につくし、そして永遠に続く皇室の運を助けなさい。

 

  • 恭倹(きょうけん): 人に対してうやうやしく、自分の行いは慎み深いこと。「―己(おのれ)を持す」
  • 徳器(とくき): 徳行と器量、才能と徳
  • 世務(せいむ): 世の中のつとめ。当世の事務。せむ。
  • 緩急(かんきゅう): (2)(「緩」は語調を整える語)急なこと。危急の場合。まさかの場合。「一旦―あれば」
  • 天壌無窮(てんじょう‐むきゅう): 天地とともにきわまりのないこと。永遠に続くこと。(天壌: あめつち。天地。)
  • 扶翼(ふよく): 仕事・任務がうまくすすむように、たすけること。扶助。
 

最後の項目は気にくわない人がいそうですね。

そして次に、上記を実践することの目的が書かれています。

 

是(かく)の如(ごと)きは独(ひと)り朕󠄁(ちん)が忠良(ちゅうりょう)の臣民(しんみん)たるのみならず、又以(またもっ)て爾(なんじ)祖󠄁先(そせん)の遺󠄁風(いふう)を顕彰(けんしょう)するに足(た)らん。

【現代語訳】 かようにすることは、ただ単に朕に対して忠良な臣民であるばかりでなく、それがとりもなおさず、汝らの祖先ののこした美風を表現することになる。

 

  • 忠良(ちゅうりょう): 忠義の心厚く善良なこと。
  • 遺風(いふう): 昔から伝わっている風習。後世にのこっている故人の教化。
  • 顕彰(けんしょう): 明らかにあらわれること。明らかにあらわすこと。

 

そして、ここに示した道は、この国だけでなく普遍的なものであるとし、共に実践していきましょうと結んでいます。

 

斯(こ)の道󠄁(みち)は実に我が皇祖皇宗(こうそこうそう)の遺󠄁訓(いくん)にして、子孫臣民(しそんしんみん)の俱(とも)に遵󠄁守(じゅんしゅ)すべき所󠄁(ところ)、

之(これ)を古今(ここん)に通󠄁(つう)じて謬(あやま)らず、之(これ)を中外(ちゅうがい)に施(ほどこ)して(もと)らず、

朕󠄁(ちん)爾臣民(なんじ、しんみん)と俱(とも)に拳󠄁々服󠄁膺(けんけんふくよう)して(みな)其(その)徳(とく)を一(いつ)にせんことを庶󠄂幾󠄁(こいねが)う。

明治二十三年十月三十日

 

御名御璽(ぎょめいぎょじ)

【現代語訳】 ここに示した道は、実に我が御祖先のお遺(のこ)しになった御訓であって、皇祖皇宗の子孫たる者及び臣民たる者が共々にしたがい守るべきところである。

この道は古今を貫ぬいて永久に間違いがなく、又我が国はもとより外国でとり用いても正しい道である。

朕は汝臣民と一緒にこの道を大切に守って、皆この道を体得実践することを切に望む。

 

  • 遺訓(いくん): 故人ののこした教え。
  • 悖る、戻る(もと・る): そむく。理にさからう。
  • 拳拳服膺(けんけん‐ふくよう): 胸中に銘記して忘れず守ること。(『中庸』〔四書の一つ〕より)
  • 庶󠄂幾󠄁(こいねが)う: こいねがう。切望する。
  • 御名(ぎょめい): 天皇の名。おおみな。
  • 御璽(ぎょじ): 天皇の印。
    大きさは方3寸、「天皇御璽」の4字を刻す。律令制では少納言が監して内印とも称した。現行のものは1874年(明治7)改刻の金印で、もと内大臣が保管して、詔書、親任官・認証官の官記、親授・勅授の位記に用いた。今は侍従職が保管、天皇の国事行為に伴い発せられる詔書・法律・政令・条約書、内閣総理大臣等の任命書などに用いる。玉璽。おおみしるし

 

 

 

 


 

2017/12/13

3月31日閣議決定の教育勅語に関する政府見解(答弁書)とは?

最終更新: 2017/12/14 6:48 (報告書へのリンク追加)

今朝(12月13日)、NHK BS1のニュースを観ていたら、『教育勅語めぐる閣議決定に反対する報告書』なるものを日本教育学会という団体が作成したとの報道がありました。

どういう経緯の話かよく分からなかったので、取り敢えず各種ソースをまとめておこうと思います。

ソースをまとめながら分かったのですが、要は、今年3月頃に話題になった、森友学園の幼稚園が教育勅語を暗唱させていた話の蒸し返しです。

 

  1. NHKニュース/報告書(PDF)
  2. 政府答弁を報じる日経記事、日テレNEWS24記事(4月4日)
  3. 質問主意書・政府答弁書

 

 

 

 

1.NHKニュース

 

教育勅語めぐる閣議決定に反対する報告書 日本教育学会

12月13日 4時05分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171213/k10011256381000.html

教育勅語について、政府がことし3月に「憲法や教育基本法に反しない形で授業で使用することは否定しない」と閣議決定したことについて、教育の専門家で作る学会は、こうした政府の方針に反対する報告書をまとめました。

報告書を作成したのは、全国の教育の専門家で作る「日本教育学会」です。

戦前の学校で教えられた教育勅語は、大阪の学校法人「森友学園」が運営する幼稚園で園児に暗唱させていたことが国会で問題となりました。

報告書では、政府がことし3月、「憲法や教育基本法に反しない形で授業で使用することは否定しない」と閣議決定したことなどを批判しています。具体的には政府が「教育勅語には親孝行や夫婦仲良くなど、現代に通じる普遍的な価値がある」と答弁したことに対して、「教育勅語では身を捧げて天皇や国家に尽くすよう教えており、道徳的な価値として教えることは重大な過ちだ」と指摘しています。
そして、学校で教育勅語を教える場合は、社会科で歴史的事実を示す資料として用いるか、戦前の体制を支えたものとして、批判的に取り上げるかに限られるとしています。

日本教育学会の広田照幸会長は「教育勅語がもたらした負の歴史に目を向けるべきだ」と話していました。

学会は、全国の教育委員会に報告書を送付するとともに、政府に閣議決定の撤回を求めることにしています。

 

閣議決定と書いてありますが、要するに野党議員から政府に質問が出され、それに公式に答弁した、ということです。(内容は後述)

報告書(PDF)は日本教育学会のHPで公開されています。

 

2.政府答弁を報じる日経記事

上の記事にはありませんが、3月31日の閣議決定、要するにこの日に答弁書が出されたようなので、その当時の記事を日経のデータベースで探してみたところ、下記のような記事が見つかりました。

 

政府、教育勅語の活用を否定せず 「憲法に反しない限り」 

2017/4/4 1:21日本経済新聞 電子版

https://www.nikkei.com/article/DGXLZO14872690U7A400C1PP8000/

 菅義偉官房長官は3日の記者会見で、戦前・戦中の教育の根本理念とされた「教育勅語」について「憲法や教育基本法に反しないよう適切な配慮の下で取り扱うことまでは否定しない」と述べた。道徳の教材などに限って使うのは問題ないとの認識を示したものだ。教育勅語には軍国主義を正当化する中身も含まれ、野党などは反発を強めている。

 政府は3月31日、教育勅語について「憲法や教育基本法に反しないような形で教材として用…

 

続きはユーザ登録すれば無料で読めますが、この記事だけでなく、検索結果に表示されるその前後の記事(見出しと記事の一部)を見れば、当時の背景が分かります。

 

2月25日 森友学園問題、野党は首相との関係追及

... 森友学園の教育姿勢も論点だ。籠池理事長は保守系団体「日本会議」に参加し、運営する幼稚園では「教育勅語」の暗唱など復古主義的な教育を実施している。  首相は答弁で、籠池氏と一対一で会ったことはなく、献金も受けていないと強調した。

3月5日 永田町アンプラグド 「安倍長期政権」揺さぶる保守層の鬱憤

...野党は首相や昭恵夫人との関係を国会で連日追及し、首相は否定の答弁を続ける。  学園の籠池泰典理事長は保守系団体「日本会議」に参加。運営する幼稚園で教育勅語の暗唱などを実施し、運動会で園児が「安倍首相頑張れ」と選手宣誓する映像はメディアで繰り返し流れている。野党関係者は「こんな学園が首相を応援している...

 

まず、2月頃から森友学園が運営する幼稚園で教育勅語を暗唱させていることと籠池氏と安倍首相との関係を野党がしきりに攻撃しています。

もう忘れてしまった方も多いかも知れませんが、森友問題は、元々は森友学園のこの復古主義的な教育方針に目を付けた豊中市議が火を点け、福島瑞穂議員や辻元清美議員が国会に持ち込んだものです。

 

3月8日 防衛相「教育勅語の核、取り戻すべき」

... 稲田朋美防衛相は8日の参院予算委員会で「教育勅語に流れている核の部分は取り戻すべきだと考えている」と述べた。稲田氏は教育勅語の精神は「日本が道義国家を目指す」という点にあるとの認識を示し「教育勅語自体が全く誤っているというのは、私...

 

更に、稲田朋美防衛大臣(当時)が「WiLL」(ワック)2006年10月号の新人議員座談会でこの幼稚園を礼賛するような発言をしていたことを野党が取り上げたことから稲田議員に対し質疑し、その発言を巡って執拗に追求しています。ちなみに、今国会の国会議事録を5月31日までに限定して「教育勅語」で検索したところ41件ヒットしました。)

この、稲田氏の雑誌での発言については、民進党(現立憲民主党)の逢坂誠二議員が『稲田大臣の「教育勅語の精神は取り戻すべき」発言に関する質問主意書』(118号/3月9日提出)という質問主意書を提出しています。

 

また、最初に挙げた日経記事(2017/4/4)では2018年度からは小学校で道徳が正式に教科になることも野党が懸念を示しているというようなことも書いてありますが、そう言えば、先日の特別国会・予算委員会でも民進(現立憲民主党)の長妻昭議員が「内心の自由」に絡めて質疑していた他、道徳教科書の「パン屋→和菓子屋」にも噛みついていました。

 

長妻議員は道徳がよほど気になるらしく、3月9日に『道徳心に成績を付けた通知表が入試で使用される実態に関する質問主意書』(123号)、4月10日には『教育勅語を道徳科の授業で扱うことに関する質問主意書』(219号)というのを出しています。

 

この当時の議論は、3月31日の政府答弁書で、「教育勅語の教材化は憲法や教育基本法に違反しない場合に限っている」と答え、「軍国主義を正当化するような内容を教えるのは認めていない」とし、菅官房長官も会見で「教育勅語の法制上の効力は消失している。日本の教育の唯一の根本となるような指導を行うのは不適切だ」と発言していることから、当時はこれで終わった話でしょう。

下は、4月4日に菅官房長官の発言を報じる日テレニュース(動画あり)です。

 

http://www.news24.jp/articles/2017/04/04/04358177.html

教育勅語、積極的に活用する考えない~菅氏

2017年4月4日 21:24

20170404_kyouikuchokugo_suga

 

 戦前の教育規範とされた「教育勅語」について菅官房長官は4日の記者会見で、「政府として教育の現場で積極的に活用する考えはない」と述べた。

 教育勅語をめぐって政府は先月31日、「憲法や教育基本法などに反しないような形で教材として用いることまでは否定されることではない」との答弁書を閣議決定した。

 これに対して、野党側は「戦前回帰の安倍政権の動きを如実にあらわすものだ」などと批判を強めている。

 こうした批判について、菅官房長官は4日、政府として教育勅語の活用を推奨しているわけではないと反論した。

 「憲法や教育基本法に反しないような形で教育に関する勅語を教材として用いることまでは否定されることではない」「政府としては積極的に教育勅語を教育現場で活用する考えは全くありません」-さらに菅長官は「教育は学習指導要領に沿って学校現場の判断で行うべきだ」と強調した。

 

 

日本教育学会なる団体がなぜ今更報告書を提出し、ニュースが取り上げるのか理解できません。(いえ、その意図は理解してるんですけどね。coldsweats01

 

3.質問主意書・政府答弁書

まず、質問主意書とは文書による質疑で、衆議院の質問一覧は、下記ページに掲載されています。「193国会(常会)」で今年の通常国会が選択でき、上に提示したいくつかの質問主意書と答弁も番号で検索すれば読むことができます。

 

http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/menu_m.htm

 

ここで政府が3月31日に答弁書を提出した質問を探したところ、民進党(当時)の初鹿明博議員が3月21日に提出したものらしいと分かりました。(144号)答弁書は内閣総理大臣安倍晋三の名前で出されています。(ここまで出てくるのは、民進の議員ばっかりですね。coldsweats01

ここでは、質問と答弁(青字)を合わせて提示します。

 

教育勅語の根本理念に関する質問主意書

 教育ニ関スル勅語(以下、教育勅語と言う)は終戦後、昭和二十三年六月十九日に、衆議院で「教育勅語等排除に関する決議」が、参議院で「教育勅語等の失効確認に関する決議」が決議され、国権の最高機関である国会によって、教育の指導原理性が否定されました。
 この事実を踏まえて、以下政府に質問します。

 

一 衆議院の排除決議において、教育勅語の根本理念が「主権在君並びに神話的国体観に基いている事実は、明かに基本的人権を損い、且つ国際信義に対して疑点を残すもととなる」として、この排除と指導原理的性格を認めないことが宣言されています。政府は教育勅語の根本理念が「主権在君」並びに「神話的国体観」に基づいているという決議の考えを現在も踏襲しているのでしょうか。

一について

 お尋ねの「決議の考えを現在も踏襲している」の意味するところが必ずしも明らかではないが、御指摘の「教育勅語等排除に関する決議」は、「教育勅語・・・その他の教育に関する諸詔勅・・・の根本理念が主権在君並びに神話的国体観に基いている事実は、明かに基本的人権を損い、且つ国際信義に対して疑点を残すもととなる。よつて憲法第九十八条の本旨に従い、ここに衆議院は院議を以て、これらの詔勅を排除し、その指導原理的性格を認めない」ことを宣言したと承知しているが、教育に関する勅語については、昭和二十三年六月十九日の衆議院本会議において、森戸文部大臣(当時)が「教育勅語その他の詔勅に対しましては、教育上の指導原理たる性格を否定してきたのであります。このことは、新憲法の制定、それに基く教育基本法並びに学校教育法の制定によつて、法制上明確にされました」と答弁しているとおりであると考えている。


二 松野博一文部科学大臣は、記者会見において「憲法や教育基本法に反しないように配慮して授業に活用するということは、これは一義的にはその学校の教育方針、教育内容に関するものでありますし、また、教師の皆さんに一定の裁量が認められる」と発言し、その後の国会質疑でも同様の答弁を繰り返しています。
 衆議院の決議を踏まえれば、教育勅語は「民父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ」などの現在でも守るべき徳目が記載されているとはいえ、根本理念が基本的人権を損ない、国際信義に疑点を残すものであり、教育勅語の本文をそのまま教育に用いることは憲法上認められないと考えますが、政府の見解を伺います。

二について

 お尋ねのような行為が憲法に違反するか否かについては、個別具体的な状況に即して判断されるべきものであり、一概にお答えすることは困難である。

三 衆参の決議を徹底するために、教育勅語本文を学校教育で使用することを禁止すべきだと考えますが、政府の見解を伺います。

三について

 お尋ねの「禁止」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、学校において、教育に関する勅語を我が国の教育の唯一の根本とするような指導を行うことは不適切であると考えているが、憲法や教育基本法(平成十八年法律第百二十号)等に反しないような形で教育に関する勅語を教材として用いることまでは否定されることではないと考えている。

四 教育勅語について、稲田朋美防衛大臣は「教育勅語の核である、例えば道徳、それから日本が道義国家を目指すべきであるという、その核について、私は変えておりません」「私は、その教育勅語の精神であるところの、日本が道義国家を目指すべきである、そして親孝行ですとか友達を大切にするとか、そういう核の部分ですね、そこは今も大切なものとして維持をしている」「教育勅語に流れているところの核の部分、そこは取り戻すべきだというふうに考えております」と教育勅語に共感する答弁を行っています。
 閣僚が教育勅語に共感、共鳴、賛意を示す事は、衆議院の排除決議で指摘した国際信義に疑点を残すことに繋がると考えますが、政府の見解を伺います。

五 国際社会において信頼される道義国家であるためにも、国際社会に疑点を残す考えを表明している稲田朋美防衛大臣は罷免すべきだと考えますが、政府の見解を伺います。

四及び五について

 御指摘の答弁は、稲田防衛大臣が政治家個人としての見解を述べたものであると承知しており、当該答弁に係るお尋ねについては、政府としてお答えする立場にない。
 稲田防衛大臣については、本年三月二十七日の参議院予算委員会において、安倍内閣総理大臣が「今後ともしっかりと職責を全うしてもらいたい」と答弁しているところである。

 

 

 

 


 

2017/12/11

【書籍】「自治労の正体」(森口朗著/扶桑社新書)読了

最終更新: 2017/12/12 7:47 (実際の目次をスキャンしたものを追加)

先日のエントリーでご紹介した『自治労の正体』(扶桑社新書/森口朗著)を読み終えたので、感想などをまとめておこうと思います。

 

後半に、前回提示した目次の抜粋や『連合』の構成図を提示しますが、この本はその図の旧総評(官公労系)にある『自治労』(全日本自治体労働組合)がテーマで、前回にも書いたように新書版で一気に読める長さにもかかわらず、自治労の実態がよく分かります。

また、本書で紹介される様々な不祥事や事件は近年の例が多いので、一部はその新聞記事も引用されていますが、検索すれば簡単に記事が見つかり、理解に役立つと思います。

この本では、一般的な公務員や地方自治体の問題点も語られていますが、ブログ主が最も知りたかった、なぜ、公務員の組合が政治活動、それも、過激な活動に関わるのか、という疑問に答えてくれました。

そもそも、どうして過激派が公務員になれるのか?と思われるかも知れませんが、それは除外する法律がないのです。(正確には、法律があっても適用されないのですが。)

地方公務員の場合は地方公務員法第16条第5号で、国家公務員は国家公務員法第38条第5号で『欠格条項』が決められており、文言は全く同じで、次のような文言です。

「日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法またはその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、またはこれに加入した者」

著者はそれぞれを管轄する総務省と内閣府に問い合わせたところ、これに該当するのが『破防法』(破壊活動防止法)を適用された団体という解釈なのだそうです。

ご存知のように、破防法はオウム真理教ですら適用されていません。(団体規制法に基づく「観察処分」を受けているのみ)つまり、過激派だろうがオウム真理教信者であろうと試験さえ受かれば公務員になれるのだそうです。

また、元はマルクス・レーニン主義からスタートした共産党から非共産系の極左暴力集団が生まれていった流れも分かりやすく書かれています。「分かりやすく」と言っても、「流れが理解できた」というレベルで、なぜ、彼らが毛沢東思想や北朝鮮の主体思想を信奉できるのかは理解の外ですが。

 

読んでいて、思わずニヤリとしてしまった箇所がありました。

それは極左組織は「多数決」を嫌うのだそうです。どういうことかというと、事務局の提案は“全会一致”で承認されるもので、多数決で決めるというのは“反組織的”行為なのだそうです。

“全会一致”...そう言えば、最近誰かがこの言葉を言っていたような...

 

立憲民主・枝野幸男代表 憲法改正の国会発議「全会一致になる努力を」

2017.12.3 17:04更新  産経webより一部引用

http://www.sankei.com/politics/news/171203/plt1712030012-n1.html

 立憲民主党の枝野幸男代表は3日、長野市での記者会見で、憲法改正について各党が国会発議で賛成できるような状況をつくるのが望ましいとの認識を示した。安倍晋三首相(自民党総裁)が改憲を目指していることを踏まえ「どうしても発議するなら、国会で全会一致になるくらい努力すべきだ。安倍政権にはその姿勢がなく、無責任だ」と述べた。

(以下略)

 

前回ご紹介した動画については、近々ブログ記事にまとめておこうと思います。

 

 

 

第1章 地方公務員優遇のからくり

  • 自治労幹部の天下りに規制なし
  • 公務員優遇の影に自治労あり 他

第2章 過激派に蝕まれる自治労

  • 1.過激派も公務員になれる!
  • 2.その時、主体思想信者はどちらに付くのか
  • 3.親北朝鮮派よりも暴力的な毛沢東礼賛者
  • 4.侵略者の手先たち
  • 5.沖縄に集結する中核派と革マル派
  • 6.「国民の声」を偽装する自治労とマスコミ

第3章 自治労にひれ伏す首長

  • 自治労に便宜供与する首長たち
  • 自治労の力の源泉は政治活動 他

第4章 粉飾自治体を食いつぶす自治労

  • ゾンビ自治体を自治労が食いつくす
  • 粉飾決算により破たんした夕張市 他

第5章 自治労解体は日本再生の一里塚

  • 杉並区長の交代で何が起きたか
  • 消費税増税を求める自治労 他

 

【追加】 実際の目次

 

 

20171209_chsakura02_rengo

 

 

 

 


 

2017/12/10

【書籍・動画】「自治労の正体」(森口朗著)・「連合・反日組合の正体」(チャンネル桜)

今回は、取り敢えず本と動画のご案内まで。

実はブログ主もまだどちらも途中までしか読んで/観ていないのですが。

ご存知のように民進党(分裂して、希望、立憲民主、民進とややこしくなったのですが、ここでは「民進党系」という意味で民進と呼びます。)の支持母体として『連合』の存在があります。

たまたまAmazonで別の本を探しているときに見つけ、『連合』理解に役立つかと買った本が、『自治労の正体』(扶桑社新書/森口朗著)です。

 

 

この本については後述することとして、たまたま著者の森口朗氏が出演されていたのが、ネット動画番組『日本文化チャンネル桜 日本よ、今...闘論! 倒論! 討論! 2017』で、テーマは「連合・反日組合の正体」でした。(放送日:2017/12/09)

 

20171209_sakura  

 

先に動画について出演者などをご紹介します。

 

日本文化チャンネル桜 日本よ、今...闘論! 倒論! 討論! 2017

テーマ「連合・反日組合の正体」

 出演:

   篠原常一郎(元民主党・共産党国会議員秘書)
   長尾たかし(衆議院議員)
   中山成彬(衆議院議員)
   野村旗守(ジャーナリスト)
   森口朗(中央教育文化研究所代表・教育評論家)
   吉田康一郎(元東京都議会議員)
   渡邉哲也(経済評論家)

 司会進行:水島総(日本文化チャンネル桜代表) 

 
 

次に書籍『自治労の正体』ですが、まず、タイトルの『自治労』とは「全日本自治体労働組合」の略称で、教員および地方公共団体の一部を除く職員の労働組合の連合体です。

この本は11月2日に出版されたばかりで、前書きを読むと、「執筆中に衆議院の解散総選挙があり、民進党が分裂した」とあるので、現状を伝えている内容と言えるでしょう。

新書版で208ページ、文章も平易でデータを元にしているので読みやすくお薦めします。

ここでは、目次から抜粋した内容をご紹介するに留めます。

 

第1章 地方公務員優遇のからくり

  • 自治労幹部の天下りに規制なし
  • 公務員優遇の影に自治労あり 他

第2章 過激派に蝕まれる自治労

  • 1.過激派も公務員になれる!
  • 2.その時、主体思想信者はどちらに付くのか
  • 3.親北朝鮮派よりも暴力的な毛沢東礼賛者
  • 4.侵略者の手先たち
  • 5.沖縄に集結する中核派と革マル派
  • 6.「国民の声」を偽装する自治労とマスコミ

第3章 自治労にひれ伏す首長

  • 自治労に便宜供与する首長たち
  • 自治労の力の源泉は政治活動 他

第4章 粉飾自治体を食いつぶす自治労

  • ゾンビ自治体を自治労が食いつくす
  • 粉飾決算により破たんした夕張市 他

第5章 自治労解体は日本再生の一里塚

  • 杉並区長の交代で何が起きたか
  • 消費税増税を求める自治労 他

 

ここで、動画や書籍の理解に役立つ図を提示しておきます。

 

20171209_chsakura02_rengo

 

この図は2017年9月1日付日経夕刊に掲載された『連合、残る「同盟vs.総評」』という解説記事にあった図で、動画でも説明されていますが、連合とは、「日本民間労働組合連合会」の略称で、87年に旧民社党系の「同盟」(右派)と旧社会党系の「総評」(左派)をを中心に4団体が枠を超えて集結し、さらに89年に官公労組が加わり発足したナショナルセンターです。

しかし、本来、労働者のための労組が政治闘争に明け暮れ、先の総選挙では民進党の分裂で右往左往していました。

まだ動画を見終わっていませんが、勢力を維持するためにイデオロギー(イデオロギーなんてものがアイデンティティになること自体おかしいのですが)をひとまず置いておいて一緒になった連合は分裂の危機に立っていると思いますが、そんなことが語られるのでは?と想像しています。

現在の会長である神津氏が少し前にBSフジ・プライムニュースに出演していましたが、およそ労働者のことは考えていないことがよく分かりました。それもそのはず、入社数年で組合専従になって以来政治活動をしていたのですから、サラリーマンにシンパシーなんて感じるはずはありません。

  

ブログ主は、政治に興味を持ってから一般知識として『連合』のことは知っていましたが、あまり詳しくはないので、たまたまAmazonで見つけた『自治労の正体』を購入しました。

というのは、ブログ主は比較的大きな企業に勤めていたのですが、政治色を帯びることを嫌う業種のため、労働組合員=役職のない社員のみ=が政治運動に参加することはありませんでした。

また、親が地方公務員だったのですが、政治活動、例えば選挙の時に運動に借りだされるという様子もありませんでした。小学生の時に記憶があるのは、ある日、「メーデーに行かなくてはならない」とブツブツ言いながら出かけるのを覚えているくらいです。

もう一度ブログ主のことに話を戻すと、会社の組合は本来の労働争議を行う組織で、春闘になると各部署から2人くらいずつ代議員と呼ばれる連絡係を選出、と言っても、個人的に声がかかって引き受けるものでしたが、組合で聴いてきた話を職場の人に説明したり、意見を聞いたりするという至って普通の活動だったので、後にこれは例外なのだと知ったときは驚きました。

春闘の時には組合員は「闘争中」とかなんとか書かれた赤い腕章を身につけていたのも懐かしい思い出で、エレベーターに乗り合わせたお客さんに「お、闘ってるねえ」なんて言われたこともありました。ストも入社1年目、つまり入社して数週間後に経験しましたが、どうしていいか分からず、同期(同期入社の同僚)とディズニーランドに行きました。

ストの分は給与からさっ引かれるのですが、その分は積み立ててある組合費から補填されます。動画でも説明されていますが、かつてはしょっちゅうストをしていた国鉄も今はストをすることもなく、組合費はどんどん積み上がっているはずです。しかし、組合に属するサラリーマンは組合費は給与から天引きされるのであまり関心はないのでしょう。

そう言えば、ブログ主の会社では、ストもやらなくなり、いつしか腕章もしなくなり、職場から「組合費を下げろ」という意見が出たことを思い出しました。

ですから、社員はそういうイデオロギーに縛られることはなかったのですが、大勢の社員がいると個人的に活動している人はいました。主に共産党員ですが。あるとき、他部署の女性(おばさん数名)が、会社の「女性差別」を訴えて久米宏時代のニュースステーション(テレ朝)に出ていたのはビックリ。

 

しかし、組合員の関心が薄いことをいいことに組合費を自動的に集め、それを上の組織が吸い上げて、労働者のためではなく自分達の政治運動に使っているのですから一般組合員はたまったものではありませんね。

この動画で久しぶりに『丹頂鶴』という言葉を聞きました。要するに、“頭(トップ)だけが“赤い”のを丹頂鶴になぞらえているのです。

 

 

 

 


 

2017/12/08

長島昭久議員、民進党・小西洋之を「独善的、自分が『完全無欠』と思ってる」とバッサリ【報道特注#21】

今日は軽い話題、というか雑談です。

今日で今年の国会も終わりです。(確か、拉致問題で閉会中審査がこの後もあるはずですが。)

衆議院の解散により開かれた特別国会(特別会)も結局野党はモリカケに明け暮れてましたが、その裏で、淡々と通過する法案もあります。

尤もテレビはスルーですが。

でも、モリカケすら飽きられて、ワイドショーでは多分相撲の話題ばかりだったのではないかと思います。(テレビのEPGで見ただけですが。)

 

 

 

 

さて、今回の話題は、佐藤正久外務副大臣の決意表明にいちゃもんを付けた小西洋之衆議院議員について現希望の党・長島昭久衆議院議員が語る『報道特注#21』。(以下、一部敬称略←ブログ主の敬意によって変わります。coldsweats01

 

Houdoutokuchu21_nagashima  

 

ブログ主はこの動画は公開直後に観ていたのですが、先日の佐藤副大臣の件があったことで思いだし、探していて、ようやく見つかりました。

2017/06/06に公開されたもので、民進党を離党した長島議員にさかなや(築地仲卸三代目の生田よしかつさん)がインタビューしています。

実は、その前の回あたりで、維新の足立康史議員や自民の和田正宗議員が、蓮舫、コニタン(小西)、山尾しおり、辻元清美の悪口を言っていて、その流れで離党した長島さんに彼らを評して貰ってます。

これを観たら、長島さんもこの番組観ているのですね。安倍総理も観ているらしく、一度出演したいと言っているとか。

 

コニタン評は26m59s辺りから。

少し補足をしておくと...

生田さんが冒頭言っている「天ぷら落とした人」とは、コニタンの過去の炎上ツィート(下)のことですが、長島さんも知っていたようですね。

 

https://twitter.com/konishihiroyuki/status/830421673400639488

小西ひろゆき (参議院議員)‏認証済みアカウント@konishihiroyuki

うどん屋でカボチャの天ぷらを取り損ね、床に落とす。やむなくトレイの隅に載せ、別のカボチャをお皿に載せてレジに。昔のバイト先ではこうした場合はお店の負担だったが、自分の責任だから当然二個分払う意思。
レジの定員は全くの無表情のまま淡々と二個分を計上。何か寂しい感じがして少し脱力。。

 

そして、「クイズ王コニタン」とは2013年(H25年)3月29日の予算委員会で、安倍首相に「憲法クイズ」を出し、世間が呆れた質疑に由来しています。探せば動画も簡単に見つかると思いますが、ここでは議事録からその一部をご紹介。

 

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/183/0014/18303290014008a.html

第8号 平成25年3月29日

○小西洋之君 今、後ろから優先順位は決められないというやじがありましたけれども、憲法が基本的に分かっていない方。多分、谷垣前総裁はお分かりでしょう。実は、理論的には分かるんです。
 じゃ、そのことを今から解き明かしてまいります。では、じゃ具体的な話、総理、憲法において包括的な人権保障、包括的な人権規定と言われる条文は何条ですか。安倍総理、どうぞ答えてください。

○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今そういうクイズのような質問をされても、暫定予算を議論をしているわけでありますから、余り生産性はないんじゃないですか。それだったら、そういうのを聞くんだったら、私に聞かなくても調べればいいじゃないですか。

○小西洋之君 私は知っています。今総理が答えられなかったことは、大学で憲法学を学ぶ学生が一学期でみんな知っていることですよ。
 重ねて聞きます。総理、総理は、日本国憲法において包括的な人権保障を定めた条文、何条か知らないという理解でよろしいですか。どうぞ。

○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、済みませんけど、大学の講義ではないんですよ。国会で大切な暫定予算の議論をしているんですよ。こんなやり取りが生産的ですか。

○小西洋之君 暫定予算の質問にふさわしくないと言いましたけれども、憲法の中で最も大切な条文の位置付け、またその内容を知らずに予算を編成し執行すること自体が内閣として失格なんですよ。
 まあ、そのことおきます。じゃ、今総理は人権の包括規定を知らないということをこの国権の最高機関の委員会の議事録に付させていただきました。
 では、聞きます。総理、個人の尊厳の尊重、個人の尊厳の尊重を包括的かつ総合的に定めた条文は何条ですか、憲法、日本国憲法何条ですか。

○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、余り人を指さすのはやめた方がいいですよ。これは人としてのまず初歩ですから。そのことは申し上げておきたいと思います。

○小西洋之君 指さすのは、やむにやまれぬ、国民のためにやむにやまれぬとき以外はしません。
 では、今、私が問うた質問。個人の尊厳の尊重を包括的に定めた総括的な規定は何条ですか、憲法第何条ですか。

 

もうね...

 

 

avocado

 

 

アボカド(アホかと)。

 

 

今回の動画で長島さんがコニタンのことを語っている部分を簡単にご紹介しておきます。

 

長島: 安保法制の党内議論では彼とやり合った。彼は勉強熱心で、法律とか憲法は誰にも負けないという自信を持っていて、だから議論は平行線なんですよね。

ある種の信仰のような世界、「平和教」みたいな。外交の背後には力(武力)が必要だってのは、(彼からすると)憲法から見たら「あり得ない議論でしょ」ってなるんですよ。

さかなや: 子供じゃない、それじゃ。

長島: 恐らく純粋なんですよ。

さかなや: 我々庶民・平民から見ていると、あの人は感じ悪いね。

長島: 私も相当上から目線で批判されました。

さかなや: じゃ、正直、あんまり好きじゃない?

長島: あんまり評価してないですね。議員としては。

さかなや: 一番ダメなところは?

長島: 独善的なところ。

私だって自信を持っている分野とかありますよ。だけど、自分が完璧とは到底思ってないんですよ。いろんな人の意見を聞きます。コニタンの場合はそういうこと無いですね。コニタンは(自分が)「完全無欠」。

さかなや: へー。

長島: 多分本当にそう思っていると思いますよ。「それに茶々入れるおまえらバカ」みたいな。

さかなや: それじゃ水と油みたいな?

長島: コニタンとはなかなか...厳しかったですねぇ(苦笑)。同僚からも色々たしなめられているようですよ。

さかなや: 同僚って?

長島: シニアの方。

 

この動画は上にも書いたように6月の収録で、まだ希望の党は存在しておらず、都民ファーストの小池代表についても長島さんは語っていますが、今観ると「敵を仕立てて叩くことによって人気を浮揚させる」やり方を批判していて感慨深いものがあります。

 

長島さんは自民党の石原伸晃氏の元秘書というのは有名ですが、石原家の次男、石原良純さんとは小学校から一緒で子供の頃から石原家に出入りしていたそうです。

誰が見たって“いいとこのボンボン”ですが、この人のインタビューなどを何度か見た感想としては、裕福な家庭に育って、スポイルされずに真面目に育った人だなあと思います。

自民党は世襲議員が多くて空きがなく、やむなく民主から出たようなことも以前言っていましたが、もったいなかったですね。

 

この動画の中では離党を決意したいきさつなども語っていますが、これを聞いて思ったのは、民主党にとってはある意味うっかり政権を取っちゃったことも悲劇なんでしょう。

「二大政党制」を夢見て、もう一度政権の座へ、と考えるのは分かりますが、政権を取って何をしたいというビジョンが見えないのですから支持されるはずはありません。

スキャンダルばかり追求せよと指示する(民進の)国対(=国会対策委員会)に辟易していたようですが、結局、政権の失点狙いしか方法がなかったように思えます。そして、今でも日本維新の会以外はこの手法を採っています。

 

長島さんは、民進党時代、「安倍さんが右へ行くと(民進の)一部の議員が左へ左へと流れていき、真ん中の人たちが白けちゃった」と言っていましたが、安倍政権は政策を見ても決して「右」ではないと思います。

ここで真ん中と言っているのは二大政党制の片翼を担えるグループ、多分、安全保障に関しては現実的な人たち、つまり現政権と同じ方針を支持する人達のことを言っているのでしょう。が、希望の党の踏み絵を踏んだ人たちが、逆風が吹いて形勢不利となるとたちまち化けの皮がはがれてしまったのを見ると、長島さんほど“真ん中”ではなかったということです。

 

ところで、昨日(12月7日)のBSフジ・プライムニュースはちょっと見ものでした。右派の論客の西尾幹二氏と左派(と言うか、ブログ主から見ると単なる“左巻き”)の山口二郎氏(法政大学法学部教授)が出演していたのですが、西尾氏が右派として安倍総理への失望を語っていたところ、山口氏が安倍首相を擁護し始めたのです。coldsweats01

 

西尾氏は安倍さんの周囲にいる右派が安倍さんを「いい子、いい子」と可愛がりすぎてダメにしたというようなことを言っていたのですが、例えば櫻井よしこ氏のような人を言っているのでしょう。

櫻井氏は安倍総裁の改憲案(9条の1項2項をそのままにして3項以降で自衛隊を明記するという案)を聞いたときガッカリしていました。でも、現実的に改憲を実現させるにはしかたがないと支持をしています。(ブログ主も気持ちは分かります。素直に読めば自衛隊は「陸海空、その他の戦力」ですよ。子供が読んでも自衛隊が合憲だと思える文面にするのがベストです。しかし、ここで国民投票に失敗すれば、未来永劫改憲なんてできないと考えるジレンマがあるのです。)

 

これを観ていてブログ主は考えました。

右派の論客とされる人たちは安倍さんを「左寄りだ!」と非難したらどうでしょうか。そうしたら、左翼どもが“とち狂って”安倍さんを支持するかも...coldsweats01

 

いつも以上の駄文にお付き合い下さり、ありがとうございました。

 

 

 

 


 

2017/12/06

【国会】民進党・小西洋之が佐藤正久外務副大臣の決意表明にいちゃもん(2017/12/05)

最終更新: 2017/12/06 8:59

昨日(2017/12/05)の参議院・外交防衛委員会での冒頭で佐藤正久外務副大臣が行った決意表明に異議を唱え、直後に議事が止まりました。

さらに、小西委員は質疑の最初、約10分に渡り、佐藤外務副大臣の発言を問題視し、罷免を求めていました。

ブログ主は、たまたま途中から見始めて、なにを問題視しているのか分からなかったので、後から動画を確認して上のような流れと分かったのですが、佐藤副大臣の発言は参議院インターネットTVの12月5日→「外交防衛委員会」の最初から再生すれば聞くことができます。

その上で、「小西洋之」の質疑を選択すれば、冒頭の10分ほどをこれに対する非難に費やしているのが分かると思います。

 

佐藤正久外務副大臣の決意表明(冒頭部分)


外務副大臣を拝命致しました佐藤正久でございます。
事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託に応える決意であります。厳しい安全保障環境の中で、国家国民の安全安心を守るため現場主義で汗をかいて参ります。

 

 

佐藤正久外務副大臣の決意表明を報じるニュース(共同通信)

下は日経サイトからの引用です。(配信元は共同通信)

 

自衛官服務宣誓で決意表明 佐藤外務副大臣

2017/12/5 20:47

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24292880V01C17A2PP8000/

 佐藤正久外務副大臣は5日の参院外交防衛委員会で、自衛官が入隊する際に署名する「服務の宣誓」を引用して副大臣の職務に当たる決意を表明した。「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託に応える決意だ」と述べた。

 佐藤氏は元陸上自衛官で、イラク派遣部隊の指揮官を務めた。

 民進党の小西洋之氏は、軍国主義に外交が支配された戦前を想起させるなどと反発し、佐藤氏の罷免を求めた。

 河野太郎外相は答弁で「外務省職員も国民を守るために、わが身の危険を顧みず対応しないといけない時はある」と述べ、佐藤氏の発言に問題はなかったとの認識を示した。

〔共同〕

 

民進党・小西洋之議員の目的

記事では「軍国主義に外交が支配された戦前を想起させるなどと反発し、佐藤氏の罷免を求めた。」と簡単に書いていますが、小西議員は「佐藤副大臣の発言全体に対する政府見解及び個々の言葉の意味([事に臨んでは」、「身をもって」、「責務の完遂」、「国民の負託」等)の見解を求め、その上で、佐藤副大臣の罷免とこの発言を肯定した大臣の問題を理事会で協議すべきと要求しました。

これは、政府に時間を費やさせて仕事をさせないことが目的でしょう。

 

記事にも書いてあるとおり、佐藤副大臣の決意表明は自衛官の「服務の宣誓」を引用したもので、自衛官の宣誓は自衛隊法53条に基づくものです。

 

(服務の宣誓)

第五三条 隊員は、防衛省令で定めるところにより、服務の宣誓をしなければならない。

http://www.houko.com/00/01/S29/165.HTM

 

そしてその宣誓文とは下記の通りです。(Wikipedia『服務の宣誓』より引用)

 

私は、わが国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、日本国憲法及び法令を遵守し、一致団結、厳正な規律を保持し、常に徳操を養い、人格を尊重し、心身をきたえ、技能をみがき、政治的活動に関与せず、強い責任感をもつて専心職務の遂行にあたり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえることを誓います。

 

小西議員の主張は、武官の宣誓を文民である副大臣が用いることが軍国主義に繋がるのだそうです。

...

最後(質疑の冒頭10分間の最後)にあらためて河野太郎外務大臣に「佐藤副大臣を罷免する気はないか」と問うのですが、河野大臣は「全然ございません」の一言。

この後の小西議員の質疑の態度もひどかったのですが、それはいつものことなので書きません。

 

なお、佐藤正久氏は日頃からこの宣誓文を心構えとしているようで、Twitterの自己紹介にも記しています。

 

20171205_satoumasahisa_motto

 

たまたま、このエントリーはネットニュース番組『虎ノ門ニュース』を観ながら(聞きながら)書いているのですが、この後、このニュースを取り上げるようです。(『【DHC】12/6(水) 藤井厳喜・井上和彦・居島一平【虎ノ門ニュース】』)

追記: たった今観ましたが、番組では、「炎上ビジネス」、「正気の沙汰ではない」、「早く亡命しろ」(※)という出演者のコメント。coldsweats01 まあ、ネタニュース扱いでした。

※小西議員は、かねてから、テロ等準備罪が可決した折には「亡命する」と公言していました。

 

(´-`).。oO(ソマリアでもどこでも亡命したらいいのに

 

 

 

 


 

2017/12/01

【国会】希望の党・柚木道義議員、モリカケに続く“忖度”ネタは...【2017/12/01衆議院法務委員会】

公開: 2017/12/01  最終更新: 2017/12/03 13:52

11月30日(木)の参議院予算委員会で福島瑞穂議員が不適切な発言をして審議がとまりました。

 

動画は、参議院インターネット審議中継→11月30日→予算委員会→福島瑞穂で辿って頂ければ観ることができます。 (5h52m00sあたり~)

 

 

 

 

ちなみに下は、このことについての自由党・森ゆうこ_議員のTwitter。

 

20171130_moriyuko_tw

 

昨年起こったある事件(被疑者は不起訴)を持ち出そうとしたからですが、不起訴になった案件なので、福島議員はぼやかして言うしかありません。それでも不適切だと注意を受けたわけですが、本日(12月1日(金))の衆議院法務委員会では、希望の党・柚木議員が性懲りもなく取り上げようとし、しかも事件の当事者を名指しして委員長に注意されていました。

この件は、人権を考慮してブログに取り上げてよいかどうかは迷ったのですが、野党の一部が超党派の会を作ってまで国会で追及しようとしているので、警告のために記事にしておくことにしました。

モリカケ(森友、加計)に続く、野党の新たな “総理のお友達ネタ”)だからです。

 

※もう少し詳しく書くと、この事件の被害者が警察に相談、逮捕状が発行されたが、逮捕直前で上(警視庁刑事部長)からの執行停止命令があった。(実際にそうだったかは不明) この被疑者は安倍首相の本を書いており、刑事部長はかつて菅官房長官の秘書官だったから、という論理のようです。

ブログ主は最初のこの記事を公開した後でもう少し調べたのですが、当時被疑者であった方は、そもそも逮捕状が出ていたかどうかも分からず、その刑事部長も知らないと反論しています。

その後、男性(被疑者)は任意で事情聴取を受けて不起訴。納得がいかなかった被害者の申し立てによって設けられた検察審査会(国民の中から選ばれた11人の検察審査員が検察官の不起訴処分の当否を審査するもの)でも「不起訴相当」と結論が出た件を一部野党が、前述のように“司法に不当な介入をした”というストーリーで追求しようとしているのです。

 

 

以下、一部の固有名詞を伏せ字(A氏と記述)にし、テキストとしては記述しないようにします。

 

20171201_yunoki01  

 

 

柚木議員がなにを取り上げようとしていたのかはTwitterで予告していました。

 

https://twitter.com/yunoki_m/status/936425256289316864

本日2017/12/1衆議院法務委員会で1150-1215質疑に立ちます。
1、伊藤詩織さん「準強姦事件」の警察捜査
2、検察審査会文書の開示
3、申立人の陳述書
4、議事録開示
5、被疑者・被害者の意見表明
6、審査員の選び方
7、検察官の出席
8、デートレイプドラッグ
衆議院インターネットTVでご覧下さい

 

更に詳しいことはFacebookに書いていますが、長いので画像にしました。「捜査プロセスの公正性を正すと」と尤もらしいことを言っていましたが、目的は柚木議員の2017/06/07の厚生労働委員会の議事録を見れば分かります。(一部発言を引用)

 

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0097/19306070097027a.html

相手の、加害者といいますか、取り調べを、当初、逮捕状が発行されたわけですから容疑者だった方、お許しをいただいて、きょう、その方の著書を提示させていただきます。Aさんの「総理」という本、これはもうベストセラーになっています。安倍総理が真ん中で、執務室で思案をされている表情が表紙でございます。

この本が発売をされたのは、二年前の、六月の九日でございます。実際に、逮捕状の執行が直前で取り消しになったのは、その前日の六月の八日でございます。

動画: http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=47318&media_type=fp 柚木道義(民進党・無所属クラブ)

 

上に“新たな総理のお友達ネタ”と書きましたが、6月頃に民進党議員数名が何度か取り上げて不発だったネタをまた引っ張り出してきただけです。(柚木議員の他には、井出庸生議員、野田国義議員、など。ちなみにこの井出議員は、『テロ等準備罪』の審議の際、「百姓一揆が共謀罪に当たるか?」などと言い出して、世間から失笑を買っています。)

 

6月7日の審議は衆議院のインターネット審議中継で日付や委員会を指定すれば視聴することができますが、ブログ主はたまたま直後にアーカイブスで見ていました。彼は毎回、本を持ってきています。coldsweats01

 

20171201_yunoki03_20170607 

 

12月1日の柚木議員の質疑の最中、東京新聞の望月衣塑子‏記者がTwitterで反応していました。(日付はUSA時間だと思います。)

 

20171201_yunoki06_mochiduki_isoko  

 

野党の超党派『準強姦事件逮捕状執行停止問題』を検証する会

“野党の一部が超党派の会を作って”と上に書きましたが、数日前にメンバーが発表されて記事になっています。ここではメンバーの名前だけ転記しておきます。

 

阿部知子、立憲民主党
柚木道義、希望の党
神本美恵子、民進党
田村智子、共産党
石井苗子、維新の会
菊田真紀子、無所属の会
森ゆうこ、自由党
福島みずほ、社民党
糸数慶子、沖縄の風

 

日本維新の会の石井苗子議員が参加しているのがやや謎ですが...。

 

今日の質疑では日弁連のワーキングチームも活動していると言っていたので、いわゆる“人権派弁護士”と野党がチームを組んで、このネタで国会を空転させようとしているようです。

 

A氏がT○Sを辞めたわけ

これも、ブログ主はたまたま先日観た『報道特注 #10』という動画(YouTubeへは2017/04/01に公開)ですが、ここでT○Sを退社したいきさつを語っていました。

冒頭で話していますが、要約すると、ワシントンに駐在時代、アメリカの公文書館で「ベトナム戦争当時に韓国軍がホーチミンに慰安所を構えていた」資料を見つけ、担当していた番組で取り上げようとしたところ却下。そこで文春に記事を書いたところ、役職を解かれて報道から営業局に左遷され、しかも「サンデーモーニング」のPRを担当させられるという嫌がらせを受けたからです。

 

ブログ主はA氏と詩織(伊藤詩織)なる人物との件は興味がありませんが、一人のジャーナリストを野党議員が抹殺しようとし、更に、安倍首相の攻撃に利用しようとしているのを看過できず、ブログに記録しておきました。

 

時系列整理

柚木議員が問題にしたがっている“準強姦事件”について、少し気になったので時系列を調べてみました。但し、まとめサイト(*)やWikipedia(**)などから拾ったものなので一次ソースは不明です。

 

2013年~ A氏ワシントン支局長(**)

2013年秋 A氏がT○S職員に連れられて行ったNYのピアノバー(日本で言うキャバクラ)で店で働いていた伊藤詩織氏と知り合う。後日、T○SのNY支局長・A氏・伊藤氏の3人でランチ。(*)

2015年3月25日 伊藤氏がA氏に仕事を探している旨のメールを送付。その後、伊藤は履歴書などをA氏に送付。(*)

2015年3月26日 A氏が寄稿した「ベトナム戦争時の韓国軍慰安所」記事を載せた『週刊文春』発売。(*)

2015年4月 3日 一時帰国中のA氏と伊藤氏が初めて2人きりの食事。この時、事件発生。(*)

2015年4月 9日 伊藤氏が原宿署へ被害の相談。(*)

2015年4月23日付 ワシントン支局長の任を解かれ、営業局へ異動。(**)

2016年5月30日付 T○Sテレビを退社(**)

2016年6月8日 逮捕の執行が取り消し。空港で署員が待機しているところ、刑事部長から停止の連絡?伊藤氏からの伝聞?(*)

2016年6月9日 『総理』発売

2017年4月1日 報道特注で退社の経緯やを暴露(放送自体は前日?)

2017年6月 国会での言及が集中(※)

 

 

柚木議員は本の発売と逮捕の執行停止とを絡めて、総理や内閣府の関与を疑って検察審査会文書の開示等を求めているようですが、仮に圧力や配慮があったとしたら、T○Sから、あるいはT○Sに対してではないかとも一見思えます。

しかし、『報道特注』を見ると、「ベトナム戦争時の韓国軍慰安所」の取材には圧力をかけ、個人の立場で週刊誌に記事を寄稿した後はA氏を退社に追い込もうと左遷までしています。

 

左翼系の人たちがA氏を攻撃する理由は?

今年4月の『報道特注 #10』へのA氏の出演ですが、実はこの回から3回ほどに渡って森友学園事件がメインテーマで、A氏は“籠池内閣”と世間で揶揄されている、籠池氏の自宅を訪れた野党議員4人と籠池氏の間でどんな密約があったのかを推理したりしています。

 

Kagoike_and_4baka

 

※今年の6月頃、民進党が中心に、“準強姦事件”を第3の“モリカケ”にしたがっていたのは既に書きました。A氏のフルネームで今国会の議事録を検索すると6月6日と7日で2件、「詩織」で検索すると6月2日~16日の間に8件検索され、落選した共産党の池内さおり氏など、左翼系政党が盛んに攻撃しています。

「韓国軍慰安所」と森友学園、この2つで左翼政党と左翼マスコミには邪魔な存在になったのではないかと思います。

 

例えば、1ヵ月ほど前には、新潮がA氏の韓国軍慰安所を否定するような記事を出しています。

 

20171201_yunoki06_shincho  

 

また、12月1日の柚木議員の質疑の中で参考資料として言及された朝日の記事はつい数日前(11月25日~27日)にタイミング良く連載されています。

 

20171201_yunoki06_asahi

 

 

法務委員会の動画を最初見たときは分からなかったのですが、柚木議員が手に持っている別の本が気になって調べたところ、伊藤詩織氏の著書のようです。

 

20171201_yunoki05  

 

なお、この日の柚木議員はしばしば速記が止まりました。指定した参考人が理事会で認められなかったことや、用意したパネルの表示が許可されなかったこと、国会で個人名を出そうとしたからですが、委員長を取り囲んでいる理事の一人、山尾しおり氏が委員長にさかんに文句を言っていました。

 

20171201_yunoki04  

 

再び野党議員とマスコミのタッグ、それに加えて日弁連。いろいろ勘ぐってしまいます。

 

 

 

 


 

2017/11/29

【沖縄】『自己決定権回復運動』とはなにか【虎ノ門ニュース(2017/11/28)】

最終更新: 2017/11/29 15:17

11月29日(水)の『虎ノ門ニュース』をYouTubeで再生して観ていたら、聞き慣れない言葉、正確には、どこかで聞いたことがある言葉なのですが、気になる表現がありました。

それは、“self-determination”(「自己決定」)という言葉で、言葉の響き自体はどうということがない言葉なのですが、出演者の有本香氏の言い方がなにか含みのある感じがしたので調べてみました。

 

沖縄における「自己決定権(回復運動)」とはなにか

この記事に説明があります。

 

琉球の魂 取り戻す 沖縄出身研究者ら 祖先の足どりたどる

2017年7月16日 東京新聞

 沖縄でかつて本土から差別された祖先の琉球人の足跡を探る動きがある。戦前に本土の人類学者により地元の墳墓から持ち出された遺骨の返還要求と、明治の琉球処分(琉球併合)時に琉球王国の救国を訴え、宗主国の清国(中国)に亡命し、北京で死亡した琉球人の墓の保存運動だ。沖縄出身、在住の研究者らが主体。今なお続く差別的な状況の中で、沖縄が本来持っている「自己決定権」を取り戻す運動の一つでもある。 (白鳥龍也)

 

つまり、『自己決定権』という言葉には、

 

沖縄は日本に併合された”ものであり、“本来は中国の属国”であるという意味が含まれているのです。

 

参考までに、一般的な意味は、下のようなものです。

 

じこけってい‐けん【自己決定権】
(self-determination)自分のことを自分で決める権利。国家の独立と内政不干渉の権利や、医療方針の決定などで個人の自律性が尊重される権利。

広辞苑 第六版 (C)2008  株式会社岩波書店

 

 

“ペンネーム”のような記者のお名前から連想したわけではありませんが、番組の中で『龍柱』にも言及されていたのを思いだしました。

 

Dragon_post  

 

上の画像は龍柱に反対する運動(ブログ記事)の署名用紙(画像)からお借りしたものですが、ここにある「4本爪」というのについて、署名用紙には「属国の証」と紹介されています。

 

もう少し補足すると、

ブログ主は仕事で台北に出張した際、週末に現地スタッフから故宮博物院を案内して貰ったことがあります。そこで、「5本指(爪)の龍のモチーフは皇帝しか使えなかった」と聞きました。今でこそラーメン丼(どんぶり)にさえ5本指の龍が描かれていますが、かつては皇帝以外には許されなかったという意味で、この故宮博物院の収蔵物は北京の故宮=紫禁城=から蒋介石率いる国民政府が運び出したもので、“小さくて価値があるもの”を優先的に運び出したので、「ここにあるものが、いかに価値があるか」ということの例として、展示物に5本指の龍が描かれていると、案内してくれた台湾支店の現地スタッフがいちいち指摘していたのを覚えています。

4本爪というのはそういう意味で、「5本爪など畏れ多くて使えない」という姿勢の表れなのです。

なお、この龍柱は翁長雄志沖縄県知事が那覇市長時代に建てたものです。

 

翁長沖縄県知事による「自己決定権」回復を求める国会での演説

話を“self-determination”(「自己決定」)に戻すと、番組の中でその翁長県知事が沖縄の国連で行った演説の中に出てくると言っていました。

そこで探してみると、琉球新報の英文記事にありました。

 

Gov. Onaga gives speech at UN calling for stop to US Henoko base construction

September 22, 2015 Ryukyu Shimp Ryota Shimabukuro reports from Geneva

http://english.ryukyushimpo.jp/2015/09/22/23715/

On September 21, shortly after 5:00 p.m., Governor Takeshi Onaga gave a speech at the United Nations Human Rights Council in Geneva, Switzerland, speaking about the fact that Okinawans do not agree to the new base construction being carried out by the governments of Japan and the U.S. in Henoko, Nago, and arguing to the international community that the forceful implementation of the base construction plans constitutes a violation of human rights and must be stopped by any possible and legitimate means. Governor Onaga called upon the international community, stating, “I would like the world to pay attention to Henoko, where Okinawans’ right to self-determination is being neglected.”(以下略)

上記は一部引用。日本語の記事はこちら

 

要するに、

 

“沖縄の「自己決定」の権利が
(日本によって)無視されている”

 

という主張のようです。「自己決定権」については既に上で説明しました。

そして、

 

“それを回復しようというのが「自己決定権回復運動」”

 

なのです。

 

これを“沖縄県民は~”とひとくくりにするのは危険です。上でご紹介したブログのように、こうした動きに警戒感を持っている沖縄の方はたくさんいらっしゃいます。むしろ、多くの方は、沖縄の悪評をまき散らして、沖縄とそれ以外の日本を分断する行為に怒っています。

 

なお、この時、「県知事」の立場で国連に出席し、その費用約96万円(渡航・宿泊費、日当など)が公費から支払われたのは不適切という提訴が那覇地裁になされたことは、ごく一部のメディア(産経)くらいしか報じていないのではないかと思います。

 

最初に「自己決定権」というのをどこかで聞いたことがあると書きましたが、これは新聞の折り込みに入っている地元ニュース紙のようなものにあった小さな記事です。

ここにも「自己決定権回復運動」という言葉があり、ブログ主はこれを記憶していました。

 

 

 

 


 

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