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2017/09/02

【ドールハウス工作】 No.356 ミニチュアの柿の作り方

ダイソー樹脂粘土で柿のミニチュアを作ってみました。

こんなの↓。

 

Miniature_kaki01

 

 

直径8~9mmで、1/12スケールにはちょっと大きくなってしまいました。

 

ブログ主は柿のことはあまり詳しくないのですが、ドングリのような形の尖った柿はあまり店頭で見ないなあと思ったら、あれは渋柿なのですね。

 

 

 

 

柿というのは元々「渋」があるものだそうで、甘柿は熟すに従って渋が抜けるのですが、渋柿は果実が熟してもタンニンが不溶性物質に変化しない渋い柿、だそうで、尖った柿は干し柿に使われるようです。

なお、柿は英和辞典を引くと「(Japanese) persimmon」などと書いてありますが、ヨーロッパで果物屋の店頭で見ると「KAKI」と書いて売っています。

 

と言うことで、平たい柿の画像を観察してみます。

 

Miniature_kaki02

 

形は球形を上下に潰した形で、中心が少し凹んでいます。上から見ると四角っぽい形のものもあります。

ヘタ(萼/がく)は4枚。柿の花は薄緑で目立たないので、あまりちゃんと見たことが無い方も多いかと思いますが、4枚の花びらです。萼の方が目立っていますね。(下の画像はWikimediaから直接表示しています。)

 

Diospyros kaki3

 

雌雄同株と言って、雌花と雄花をつけます。Wikipediaによると、雌しべの柱頭が4つに分かれているそうで、そのためか、萼の反対側は「×」のような筋が入っています。

色はオレンジ色で、種類や熟し加減により色の濃さが異なります。

 

柿のミニチュアの作り方(粘土の混色)

 

粘土の表記についてはNo.268の記事、粘土の種類についてはNo.269の記事をお読み下さい。

  • 黄+赤+黄土(+白)

 

黄色と赤でオレンジ色を作り、少しくすんだ色にするために黄土色を混ぜます。硬化したときに色が濃くなることを想定して、色を薄めるために白を加えます。

 

この他に和紙(ダイソーのもの。No.355参照)と紙巻きワイヤーを使います。紙巻きワイヤーはダイソーのものより太いNo.18の太さのものを使いましたが、無ければダイソーワイヤーでもいいかと思います。

 

柿のミニチュアの作り方(手順)

1. 混色した粘土で柿の形を作ります。

大きさは、イメージする実物の1/10のサイズ、例えば直径8cmの柿なら8mmくらいに作ると、硬化したときに縮んで1/12くらいのサイズ(一般的なドールハウスのスケール)になります。

 

1枚目の画像に映っている細工棒のお尻で中心を押して少し窪ませました。

下は使用した細工棒と同じ商品(丸)ですが、箸を少し細くした感じです。筆の柄の先とか、ノック式ボールペンの先とか、探せば代用品はあるかも知れません。

 


 

ヘタの軸の部分として、3cmくらいにカットした紙巻きワイヤーを挿し、その反対側を爪楊枝で「×」の筋を付けます。

中心をちょこんと爪楊枝で印を付け、そこを中心に爪楊枝を倒すようにして筋を付けました。

そのまま硬化を待ちます。

 

2.萼(がく)を作る

Miniature_kaki03

萼は薄い緑色の和紙を6mm四方くらいにカットして上の図のように切れ込みを入れました。

中心に目打ちなどで穴を開けて、粘土に挿してある紙巻きワイヤーを通します。ワイヤーの根元に少量の木工用ボンドを爪楊枝で付け、萼の上から爪楊枝で押さえつけて粘土と密着させます。

ボンドが乾いたら、ワイヤーを1mmほど残してカットします。

 

細い筆で萼の和紙に色を付けます。(ベースの色が薄緑なので、絵具はくすんだ緑色をごく薄く水で溶いて細い筆でサラッと塗っただけです。 (No.320『【粘土や絵の具を混色して緑色を作るときのヒント】』参照)

ワイヤーの断面も色を塗るのを忘れずに。

 

大抵売っている柿の萼は枯れているので、ローシエンナ(ローシェンナ)なども使うといいと思います。

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ターナー色彩 アクリルガッシュ 20CC ローシェナー AG020131
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ローシエンナは薄い茶色、言ってみれば「きつね色」なので、クッキーとかパンの焼き色を付けるときにあると便利な色です。

 

柿は艶があるので、仕上げのニスは艶の出るものを使いますが、最初、タミヤのツヤ出しニスを使ったところ、テカテカしすぎたので、上からツヤ消しニス(パジコの「マット」を塗りました。

 


パジコのマットはタミヤのツヤ消しよりは艶があるようなので、最初からこれだけでも良かったようです。

タミヤのツヤ出し・ツヤ消しなら2種類を混ぜて使うくらいがいいかと思います。

 

 

 

 


 

2017/08/25

【ドールハウス工作】 No.355 ミニチュアパイナップルの作り方

ダイソー樹脂粘土でパイナップルのミニチュアを作ってみました。

こんなの↓。

 

Miniature_pineapple01

 

パイナップルは長く伸びた茎の先にたくさんの花がらせん状に付き、一つ一つの果実が互いに接着して一つの果実ののようになります。このような果実は「集合果」と呼ばれるそうです。(下はWikimediaから表示。)

 

Ananas comosus flower

 

画像を示すまでもありませんが、松ぼっくりのような形の楕円の実で、上に葉っぱが生えています。

 

Miniature_pineapple03

 

 

 

 

下から熟していき、完熟すると全体にオレンジ色になりますが、一つ一つの実の周囲(凹み)は緑色が残るので、網目状の模様となります。

また、実の中央には花の名残のようなものがあり、ここは茶色く枯れたような色をしています。(色の対比から、少し白っぽい)

 

 

パイナップルのミニチュアの作り方・粘土の混色

 

粘土の表記についてはNo.268の記事、粘土の種類についてはNo.269の記事をお読み下さい。

  • 黄+赤+黄土(+白)

 

実際は薄い黄色に混色した粘土で作ったのですが、結局オレンジ色の絵具を塗ったので、最初から熟したときのオレンジ色の粘土で作った方がいいかと思います。

 

その他の材料として、和紙(ダイソーで購入したもの)、紙巻きワイヤー(同じくダイソー商品)

 

パイナップルのミニチュアの作り方(手順)

1.最初に葉の部分を作ります。

 

Miniature_pineapple02  

  • 上の画像はダイソーで購入した無地の和紙です。
     
  • 丁度良い色が無かったので、グリーン系の紙を少し濃いグリーンのアクリル絵具で塗りました。
     
  • これを葉の高さ(8mm~1cm/パイナップルの大きさによる)で細長くカットして、葉の形に細長く切り抜いたものを紙巻きワイヤーの周囲に貼り付け、葉を作ります。
     
  • ワイヤーは5mm程、粘土に差し込む部分を度残してカットします。

 

2.果実を作る。

  • 粘土を果実の形に丸め、ワイヤーの先に木工用ボンドを少量付けて差し込みます。反対側には爪楊枝を刺しておきます。(爪楊枝は最終的には根元でカットしますが、茎から切り取った感じにもなり、作業中、持ちやすいので。)
     
  • 薄い金属板(例えば、アロマ用キャンドルの入っているアルミ製の容器)やプラスチックの板をV字に折り曲げたもので松ぼっくりのような模様を型押ししていきます。
     
  • 硬化したら着色します。

 

 

 

 


 

2017/08/20

【ドールハウス工作】 No.354 ミニチュアパパイヤの作り方

ダイソー樹脂粘土でミニチュアのパパイヤを作ってみました。

こんなの↓。

 

Papaya01

 

パパイアは、広辞苑によると、

パパイア科の高木。熱帯アメリカ原産で、熱帯地方で広く栽培される果樹。幹は柔軟で分岐せず、葉は枝先に集る。ヤツデに似るが軟質。雌雄異株。果実は楕円形、長さ約10~30センチメートル。黄色で芳香があり、内部に大量の種子がある。食用。また、蛋白質分解酵素パパインを含み、食肉を軟らかくし、条虫などの駆除剤、ビール・醬油の清澄剤とする。ちちうりのき。パパヤ。

とのことで、漢字で書くと蕃瓜樹だそうで、この「蕃」という漢字は「茂る」と同じような意味、あるいは「房」だそうですが、後ほど提示する画像を見ると、確かに幹の周囲に房のようになって生(な)っています。

 

 

 

 

ブログ主はあまりトロピカルなフルーツは好んで食べないので、実は、生の実を手に取ってみたことがありません。それで、検索した画像を見ながら作りました。

 

パパイヤのミニチュアの作り方・粘土の混色

 

粘土の表記についてはNo.268の記事、粘土の種類についてはNo.269の記事をお読み下さい。

  • 白+黄(+赤)+緑+黄土

 

粘土の混ぜ方は、非常に感覚的なものなのですが、ダイソー樹脂粘土の黄色はやや蛍光色のレモン色なので、最初に少し赤を混ぜて赤みを追加してから緑を混ぜて、グリーンがかった黄色を作りました。

白にこの黄色を少しずつ混ぜて濃さを調節し、少しくすんだ色にするために黄土を少量混ぜました。

 

パパイヤのミニチュアの作り方

まずはネットなどで参考になる画像を探します。(下はスクリーンショット)

 

Papaya03

 

形は少しひょうたん型というか、くびれがあるのが分かります。

まずは、粘土をこの形を目指して指先で形成します。少し歪(いびつ)なくらいの方がリアルです。

そして、“お尻”(ヘタと反対側)は「*」(アスタリスク)のような切れ込みをカッターの先で入れます。

次に、ヘタの部分には爪楊枝の先端にごく少量の木工用ボンドを付けて、浅く挿します。(下図参照) この爪楊枝がヘタになります。この爪楊枝は仕上げのニスを塗るまで付けたままです。

 

Papaya02

 

粘土が硬化したら着色します。

使った絵の具をリストしてみましたが、同じ色が無くても、混色して色を作る際の参考にして下さい。

 

緑系の絵具(Light Foliage Green、松葉色)でヘタに近い方を緑色に塗ります。

ちなみに、Light Foliage Greenはセラムコートというトールペイント用のアクリル絵具、松葉色というのはターナーの「和」シリーズのアクリル絵具です。

この時、細い筆(ここでは画像下のネイル用の筆、別に普通の筆で構いません。)に水を含ませて絵具をパレットで溶き、要らない紙で余分な絵具を落として、叩くように色を付けます。

まず、薄いグリーンを塗ってから、濃いグリーンを下手の周囲に塗り、グラデーションになるようにします。

Sandstone grés(grésというのはフランス語で砂岩)とBurnt Umberもセラムコートでが、これらの色をパレットで適宜混ぜながら、極細の筆(タミヤ)で表面の傷を描きます。Sandstone grésの代わりに白やグレーの絵の具でもいいかと思います。(要するにBurnt Umber=焦げ茶では色が濃すぎたので、もう少し薄い色にしたかっただけなので。)

 

下に、商品の形状や価格が分かりやすい画像を貼っておきました。(商品の販売が終了すると表示されなくなります。)

 


 


仕上げはツヤ消しニスを塗ります。

ニスが乾いたら爪楊枝の余分な部分をニッパーでカットします。

 

 

 

 


 

2017/08/17

【ドールハウス工作】 No.353 ミニチュアマスクメロンの作り方

ミニチュアメロンを作ってみました。

こんなの↓。

 

Miniature_muskmelon  

 

直径はだいたい1.5cmくらい。

1/12スケールの世界では直径18cmくらいです。

マスクメロンのマスクとは本来「ムスク」(musk)、つまり香料の「麝香(じゃこう)」の意で、香りが高いことからこう呼ばれ、メロンの種類としては、その網目模様からネットメロンと呼ばれるそうです。

以下、作り方をご紹介します。

 

 

 

 

マスクメロンのミニチュアの作り方・粘土の混色】

まずは実物の観察です。(下の画像はWikimediaから直接表示しています。)

 

20080317-100-dollar-muskmelon

 

ベースとなる色は淡いグリーン、少し青みがかって、くすんだ色です。ネットの色は淡いベージュですね。

って、またも、実物を見ずに作らなかったので、作品は改良の余地がありそうです。作り直しなんてしないけど

 

粘土の表記についてはNo.268の記事、粘土の種類についてはNo.269の記事をお読み下さい。

 

ここでは、白に黄緑(緑+黄)を混ぜてごく薄い黄緑を作って、そこに若干の青と黄土を混ぜました。

ネットの色は白を単独で使ったのですが、少し黄土を混ぜてベージュにした方が良かったようです。

その他の材料は、竹ひご、紙巻きワイヤー(グリーン/ダイソーのもの)を使いました。

 

マスクメロンのミニチュアの作り方・手順】

  1. メロン本体の淡い緑の粘土を球形に丸めます。
    サイズの決め方は粘土工作の場合分かりやすいです。
    樹脂粘土は硬化すると8割~8割5分くらいのサイズに縮むので、作りたいものの実物の1/10くらい、例えば直径18cmのメロンなら、1.8cmくらいの球にすれば、縮んで1.5cmくらいになり、1/12のスケールになります。
     
  2. 1に軸(茎)となる竹ひごを挿します。
    竹ひごは4cmくらいと長めにして後でカットした方が作業がしやすいかと思います。
     
  3. これに白い粘土をごく少量取り、細く伸ばしたものをひたすら貼っていきます。
     
    今回、ネットを張るのは球形の粘土が柔らかい内に行いました。しかし、一旦、2の状態で硬化させてから、上から絵具で着色してこれが乾いてからでも構いません。
    ダイソー樹脂粘土は柔らかいので、ベースが乾燥していてもくっつきます。
     
  4. この状態で硬化を待ちます。
     
  5. 竹ひごを短くカットし、8mmくらいの長さに切った紙巻きワイヤーを木工用ボンドで接着します。
    竹ひごは平らにカットした方がいいのですが、ここではニッパーでカットしました。
     
  6. 竹ひごとワイヤーに着色します。黄緑色に黄土色を混ぜて抹茶色のような感じで混色します。
    絵具に木工用ボンドを混ぜて竹ひごとワイヤーの接着部分に肉付けして、接着面を自然に見えるようにします。
     
  7. 仕上げはツヤ消しニスを使います。

 

 

 

 


 

2017/04/21

【ドールハウス工作】 No.332 野菜のミニチュア:レタス、パプリカ、長ネギの作り方

八百屋のミニチュアの最終回です。

今回は、まだ説明していない野菜、レタス、パプリカ、長ネギをまとめてご紹介します。

 

まずは、八百屋の床付近の細部です。

Miniature_gemueseladen06
(画像をクリックすると拡大されます。)

 

 

 

 

レタスやパプリカが映っている画像は既にご紹介していますが、こちらです。(←画像がポップアップします。全体像は記事No.327にあります。)

 

【長ネギのミニチュアの作り方・粘土の混色】

粘土の表記についてはNo.268の記事、粘土の種類についてはNo.269の記事をお読み下さい。

 

Miniature_green_onion01

 

【粘土の混色】

  • 白い部分: 白
     
  • 緑の部分: 緑+黄(+白)

 

【作り方】

Miniature_green_onion02

 

  1. 青い部分は平たく伸ばした粘土を長方形(先端になる部分-イラストの左側-は直線にしなくてもよい。後でカットする。)にして、クルクルと適度な太さに巻きます。(①)
     
  2. 青い部分を2本合わせて、白い粘土を足します。(③)
     
  3. 白い粘土を①と同様に平たく伸ばし(②)、2に巻きます。余分な部分はカットします。

 

 

【レタスのミニチュアの作り方・粘土の混色】

 

Miniature_lettuce

 

【粘土の混色】

  • 緑+黄(+白) …濃淡2色作る。

 

【作り方】

  1. 薄い方の黄緑を丸く丸めます。
     
  2. 【ドールハウス工作】 No.91 100均粘土でミニチュアフラワーを作ろう!』のチューリップの葉の要領で、ラップに挟んで葉を作り、実物の様に少しずつずらして1を包んでいきます。チューリップの葉と異なり、粘土は丸く、あるいは横に広い楕円に潰します。
     
    外側の葉は濃い色の黄緑を使います。

 

 

【パプリカのミニチュアの作り方・粘土の混色】

 

Miniature_paprika01

 

【粘土の混色】

     

    【作り方】

    Miniature_paprika02
     

    1. 粘土でパプリカらしい形を作ります。
       
    2. 楊枝を使って筋を付けていきます。
       
      まず、ヘタの部分を楊枝の頭でくぼませます。(①) その凹みから下に向かって楊枝の胴の部分で筋を付けます。線は5本。
       
    3. 下の部分は、楊枝の細い方を使って、パプリカらしい、ボコボコした起伏をつけます。
       
    4. ヘタはレザークラフト用の星型の型抜きで作ります。(トマト→No.324参照)
       
    5. ヘタと同じ緑の粘土を少量、細長くまとめ、ヘタの上に付けます。ヘタとは楊枝でつついてなじませます。

     

    八百屋のミニチュアフレームの解説は今回で終わりです。次作も既に作りつつあるので、次回からはそちらをご紹介します。

     

     

     


     

    2017/04/10

    【ドールハウス工作】 No.330 野菜のミニチュアでマグネットを作ってみた

    ここしばらくは八百屋のミニチュアフレームの細部をご紹介していますが、今回はちょっとお休みして、余った野菜で作ったマグネットをご紹介します。

     

    こんなの↓。

    Miniature_vegetable_magnet02

     

     

     

     

    何パターンか作ったうちの一つです。

     

    フレームはポストカードサイズのものを使っています。

    木箱は24×30mmのサイズで作り、枠は2mm厚・8mm幅のヒノキ棒、底には3mm厚・10mm幅のヒノキ棒を使ったので、高さは11mmです。(木箱の基本的な作り方はNo.320参照)

    後ほどご紹介しますが、裏には100均で買った比較的強力なマグネットをボンドで付けています。

    友人にプレゼントするのに、マグネットとして使うだけでなく、壁や冷蔵庫に飾って貰えるよう、フレームに飾ってみました。

    と、簡単に書きましたが、実はマグネットを作った後、プレゼントするのにどういう風にラッピングしようかと頭を悩ませました。

    マグネットだけだと、例えば箱に入れてもマグネット同士くっついてしまってぐちゃぐちゃになって格好悪いので、金属製のものにくっつけたいと、100均であれこれ見て回って見つけたのがこれ↓。

     

    Miniature_vegetable_magnet01

     

    100円ショップ・セリアで見つけた「インテリアウッドフレーム黒板」というものです。(画像は緑色のもの、これ以外に黒いタイプもあります。)

    この黒板は薄いスチールでできていて、表面に黒板用塗料のようなものを塗っています。(従って、チョークで文字を書ける) スチール板は段ボールと重ねてあるだけなので、周囲の木枠を壊してスチール板だけ取り出しました。

    厚みは缶飲料のスチール缶程度なので、金切りバサミやキッチンバサミのようなよく切れるはさみで切ることができます。

    これをフォトフレームのサイズにカットして入れました。1枚のスチールから、ポストカードサイズの板が2枚取れます。

    フォトフレームには三角ビラカンを付けてあり、元々フォトフレームなので、立てても壁に掛けても飾れます。

     

    もう一種類。

     

    Miniature_vegetable_magnet04

     

    こちらを最初に作ったのですが、最初はフレームに糊付けしようと思ったので、裏板に直接布(ジュート)を貼ってしまいました。

    その後、最初にご紹介したようなマグネットを作ったので、これもマグネットで付けられないかと考え、こんな風↓にしてみました。

     

    Miniature_vegetable_magnet05

     

    磁石用の吸着板をボンドで張り付けました。

    この板もそうですが、磁石はエポキシボンド(二液式ボンド)で接着してあります。

    このように着脱可能にすることで、野菜だけを単独にマグネットとして使えます。背景に貼った布は100円ショップ・セリアのジュートバックからとったものです。

     

     

     


     

    2017/04/06

    【ドールハウス工作】 No.329 野菜のミニチュア:アスパラガスの作り方

    前回に引き続き、八百屋のミニチュアの細部をご紹介するとともに、まだ作り方を説明していない野菜をご紹介します。

     

    こちらは中段と下段のクローズアップです。(全体像は記事No.327にあります。)

    Miniature_gemueseladen05

     

     

     

     

    この中から、今回はアスパラガス(asparagus)のミニチュアをご紹介します。

    既にアーティチョークは記事No.323で、ナスはNo.324で、ニンジンはNo.320で作り方をご紹介しました。

     

    まずは、ブログ主の覚え書きとして、アスパラガスについて。

    アスパラガスはユリ科の多年草で、若い芽を食用にしますが、節のような部分(鱗片)は葉が退化したものだそうです。

    ホワイトアスパラガスは遮光シートなどで覆って日光を遮って栽培したもので、グリーンアスパラガスと同じものです。

    最近、新聞でホワイトアスパラガスの産地、佐賀市の農家を取材した記事を読んだのですが、少しでも日光や蛍光灯の光に当てると緑色を帯びてしまうので、収穫作業は夜明けや明け方に行う、という手のかかるものだそうです。

    グリーンアスパラガスは春と夏の2回収穫できるのに対し、ホワイトアスパラガスは収穫後は日光を当てて株を育てる必要があるので春にしか収穫できません。

    ドイツではホワイトアスパラガスは春のごちそう。季節物です。日本で言う筍とかそんな感じでしょうか。

     

    下の画像はWikimediaから直接表示しています。

     

    Illustration Asparagus officinalis0b

     

    Asparagus on Black (4318038173)

     

    細部を見ると、鱗片はやや紫色を帯びています。

    ネットで検索すればいくらでも大きくてよい画像が見つかるので、実物を観察してみて下さい。

     

    【アスパラガスのミニチュアの作り方・粘土の混色】

    粘土の表記についてはNo.268の記事、粘土の種類についてはNo.269の記事をお読み下さい。

     

    Miniature_asparagus02

     

    上の画像はホワイトアスパラガスとグリーンアスパラガスが混ざっていますが、ホワイトアスパラガスは完成品の色で、グリーンアスパラガスは上から塗装するので淡い緑で作ります。

     

    【粘土の混色】

    • ホワイトアスパラガス: 白+黄土少量
       
    • グリーンアスパラガス: 黄緑に混色した粘土(緑+黄)+白

     

    【作り方】

    Miniature_asparagus01

     

    1. 細長く粘土を伸ばします。
      茎はあとで根元の方をカットするので、少し長めに作ります。(色を塗ったりする作業のために手で持てるよう長めのほうが作業しやすいので。)
       
    2. 小さなはさみで切り込みを入れ、穂先や鱗片を作ります。
      はさみを茎に対して斜めに当てて切るといいでしょう。
       
    3. 硬化したらグリーンアスパラガスは全体を黄緑に塗ります。絵具の混色はNo.320(【粘土や絵の具を混色して緑色を作るときのヒント】)を参照して下さい。
       
    4. 穂先や鱗片の部分は薄い紫色を塗ります。
       
    5. 根元をカットします。
       
    6. ニスはツヤ消しニスを使います。
       
    7. 束にする場合は始めに数本をボンドで接着してまとめ、紐を巻きます。ここではラフィアを割いて縒ったものを使いました。

     

     

     


     

    2017/03/30

    【ドールハウス工作】 No.328 野菜のミニチュア:カリフラワーの作り方

    前回ご紹介した八百屋のミニチュアフレームの細部を今回から少しずつご紹介していきます。

    まずは、最上段の棚のクローズアップです。

    こんなの↓。

     

    Miniature_gemueseladen04

     

     

     

     

    野菜の入った木箱を斜めに置くため、各棚の手前には滑り落ちないよう、5mm程度の幅の板を張り付けてあります。

     

    画像に写っている野菜のうち、カボチャとズッキーニはNo.325の記事で既にご紹介しました。

    今日はまだご紹介していない野菜、カリフラワーを説明します。

     

    まずはブログ主の覚え書きです。

    カリフラワーはブロッコリー同様、結球しない野生のキャベツがルーツだそうで、既に古代ローマで栽培され、日本には明治期に渡来したそうです。

    ブロッコリーより前に日本に入ってきましたが、人気は押され気味だそうです。しかし、加熱した後のビタミンCの残留量はブロッコリーも多いとのこと。

     

    カリフラワー(cauliflower)の名前は古いイタリア語が語源で、仏語ではchou-fleur〔男性名詞〕、伊語ではcavolfiore〔男性名詞〕、独語ではBlumenkohl〔男性名詞〕と言いますが、どれも、「キャベツ+花」(例 独語:Blumen=花、Kohl=キャベツ)という組み合わせ。日本語でも「花キャベツ」という呼び方をします。

    数え方は、日本語ではキャベツ、レタス同様、「~玉(タマ)」と数えたり「~個」ですが、英語では日本語で~玉と数える野菜にはhead(頭)を使うようで、a head of ~、独語も同様に、drei Köpfe ~(drei=3、Köpfe<単数:Kopf)です。

    辞書を引いて見つけたのが“cauliflower ear”(カリフラワー耳)という表現。ボクサーなどのつぶれた耳をこう呼ぶそうです。

    【参考】 『野菜図鑑』(農畜産業振興機構)、各種辞書

     

    以下、作り方を説明します。

     

    【カリフラワーのミニチュアの作り方・粘土の混色】

    粘土の表記についてはNo.268の記事、粘土の種類についてはNo.269の記事をお読み下さい。

     

    Miniature_cauliflower01

     

    【粘土の混色】

     

    【作り方】

    1. 6~7つくらいの小房に分けて作り、柔らかいうちに花束のようにまとめ、
       
    2. 硬化したら余分な茎をカットして葉を付けます。
       
    3. 葉の作り方は、『【ドールハウス工作】 No.91 100均粘土でミニチュアフラワーを作ろう!』のチューリップの葉の要領で、ラップに挟んで作ります。
      実際のブロッコリーのように、少し大きめな葉を付け、硬化したらはさみでザクッと切ってもいいと思います。
       
    4. ニスはツヤ消しニスが適します。

     

    小房の作り方は言葉で説明するのは難しいので、簡単な絵を描いてみました。

     

    Miniature_cauliflower02

     

    粘土をオタマジャクシのような形にまとめて指で挟んで持ち、上から爪楊枝で突きます。(①)

    釘の頭のようにつぶれる(②)ので、次に横から爪楊枝で突いて球状にまとめ(③)ます。

    これをいくつか作り、花束のようにまとめます。

    必要なら房と房の隙間に粘土を少し足して、楊枝で突きなじませます。

     

     

     


     

    2017/03/25

    【ドールハウス工作】 No.327 八百屋のミニチュアフレーム【100均フォトフレーム】

    八百屋をイメージしたドールハウス(ミニチュアフレーム)の完成です。なんだかんだで1ヵ月くらいかかりました。

    こんなの↓。

    Miniature_gemueseladen01

     

    角度を変えてもう一枚。

    Miniature_gemueseladen02
    (クリックすると拡大画像が表示されます)

     

     

     

     

    フォトフレームはブログ主がよく使う、100円ショップ・セリアの木製フレームです。

    これは枠のカットが平らなので、5mm厚の板でボックスを作ればフレームと同じ高さで平らになり、床を作りやすいのです。

     

    ミニチュアフレームの作り方

    いつものように自立するようにも、壁に掛けられるようにも作ってありますが、このようにフォトフレームを使用したドールハウス(ブログ主は“ミニチュアフレーム”と呼んでいます)の作り方は『【ドールハウス工作】 No.234 100均フォトフレームをつかった壁掛けドールハウス』でご紹介しています。

     

    今回、ボックス部分に使った板(アガチス)は5mm厚・45mm幅と、いつもより幅があるものを使用していて奥行きを出しています。

    また、手前に伸びた床の部分は80mmのバルサ(バルサは通常80mm幅で売られています。)を使っていて、これもいつもは40~60mmくらいの奥行きで作るので、奥行き約125mmと、いつもより立体感のある作品になりました。

    バルサを使うのは、この部分は強度を考えてなるべく軽く作りたいからです。

    フレームは元々このような色なのですが、床とフレームを塗装で同じような色にし、一体感が出るように工夫しました。

     

    このように手前に床を伸ばす場合、フレームとの接着面が弱いので、補強を工夫しています。(下図)

    Miniature_gemueseladen03

     

    これもNo.234で説明していますが、床とフレームとの接着面を増やすために床の下に角材を添えて(①)います。

    今回は80mmと奥行きがあるので、1段目(茄子やニンジン、アスパラガスの段)の陳列台をフレームからはみ出させて床と接着(②)させ、更に8mm角のヒノキ棒を斜めにカットして接着(③)しました。

     

    陳列台

    フレームは一番最初に作っておいたのですが、陳列台をどのように作るかは少し悩みました。

    結局、格段を個別に作って、一番下は60mm幅の板を天板にして台にし、床に設置、二段目三段目は棚をフレームの内側(壁)に直接接着しています。

    棚自体は水平で、野菜の木箱を斜めに置くために、棚の上に角材を貼り付けています。

     

    木箱

    陳列台の上に置いている木箱は 2mm厚・8mm幅と2mm厚・10mm幅 のヒノキ棒を使い、42×38×10mmの箱にしました。

    材料は、

    • 側面(2mm厚・8mm幅): 42mm×2、34mm×2
    • 底(2mm厚・10mm幅): 42mm×3

    で、基本的な作り方は、No.320の記事で解説しました。

     

    まだご紹介していない野菜の作り方や、このミニチュアフレームの細部は次回以降説明することにします。

     

     

     


     

    2017/03/22

    【ドールハウス工作】 No.326 野菜のミニチュア:ジャガイモとタマネギの作り方

    今回はジャガイモとタマネギをご紹介します。

    まずはジャガイモです。こんなの↓。

    Miniature_poteto01

     

    こちら↓はタマネギ。

    Miniature_onion01

     

    以下、作り方です。

     

     

     

     

     

    【ジャガイモとタマネギのミニチュアの作り方・粘土の混色】

    粘土の表記についてはNo.268の記事、粘土の種類についてはNo.269の記事をお読み下さい。

     

    【粘土の混色】

    • どちらも、白+黄土 で、薄い茶色を作りました。

     

    【ジャガイモの作り方】

    Miniature_poteto02

     

    1. 粘土をジャガイモの形にまとめます。
       
    2. 爪楊枝で突いて芽の部分を作ります。
      芽(出っ張らせる部分)の周囲を丸く突くと、自然と凹んだ中に芽が出っ張ります。
       
      Miniature_poteto03
       
    3. 今回は粘土だけでジャガイモの色が出せたので、茶色の絵の具で土を描いただけです。
       
    4. ニスはツヤ消しニスを使います。

     

    【タマネギの作り方】

    Miniature_onion02

     

    1. 粘土をタマネギの形にまとめ、下(根が出るところ)に爪楊枝の先端で付いて穴を開けます。
      硬化させるのに、画像のように針で刺しておくと色を塗ったりするのに便利。白い物はメラミンスポンジです。
       
    2. 硬化したら、塗装します。明るい茶色の濃淡で着色しますが、濃いめの色で縦に筋を描きます。
       
    3. 穴にボンドを少量付け、2~3cmにカットした麻紐を差し込みます。
      麻紐を少し長めにするのはニスを塗りやすいからです。
       
    4. ニスはツヤありに少量ツヤ消しを混ぜて、光沢を抑えます。
       
    5. 最後に麻紐を短くカットします。

     

     

     


     

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