【ドールハウス工作】 No.293 ミニチュアワッフル/スイーツデコ用デコソース
ミニチュアパンを作っている片手間に、ワッフルのミニチュアを作ってみました。
こんなの↓。
黒い板のサイズは5×3cm。最終的には皿に載せ、クリームを添えたり、もう少し手を加えて完成です。
ワッフルの作り方、と言うか型取りのしかたは『【ドールハウス工作】 No.193 100均で買えるあるもので簡単にミニチュアワッフルを作ろう!』で既にご紹介したのですが、その時のサンプルがあまりにもいい加減な作り方 だったので、再度作って着色し、簡単なトッピングをしてみました。以前作ったイチゴのミニチュアや粘土で作ったアイスクリームです。
粘土はダイソー樹脂粘土で、予め、白+黄+黄土の粘土を混ぜて薄い焼き色を付けておくとその後の着色が楽です。(粘土の表記についてはNo.268の記事、粘土の種類についてはNo.269の記事をお読み下さい。)
軽量粘土だけとか樹脂粘土に軽量粘土を混ぜるとマットな質感になりますが、このように着色して質感を表現するなら、粘土は何でもいいかと思います。
上の粘土は上記記事でご紹介した“型”でワッフル特有の凹凸をつけて、100均のクッキー型で抜いたものですが、丸い形なら、下のように作る方が簡単です。
上の画像のように型を上向きに置き、丸めた粘土を載せて上から透明なケースの蓋など(上の蓋は100均のビーズが入っていた箱のもの)でプレスして広げると、大きさや形を確認しながら作れるので、同じ大きさのものをいくつも作ることができます。
その際、画像に写っている離型剤を型と蓋の表面に塗っておくとくっつきません。
粘土が硬化したらアクリル絵具で焼き色を付けていきます。
ワッフルを皿に盛りつける際、フルーツソースをトッピングしたいところです。
フルーツソースで便利なのはデコソースなるもの。
ミニチュアおせち料理を作るときに、(おせち料理には使いませんが)粘土と一緒に試しに何種類か買ってみたもので、パジコ社の製品です。(10ml入りで価格は220円程。)
最初の画像でアイスクリームが溶けたような表現は、粘土で作ったアイスの周囲に商品画像(下)の「デコクリームソース」の「ミルク」(右端の白いもの)を塗っています。
商品画像(上)の「デコソースR」と「デコクリームソース」の違いは、多分、硬化すると透明感を帯びるものと、不透明なままのものではないかと思います。緩さ(粘度)は同じようなものです。
似たようなものはダイソーでも売っています。
上の画像、左端は「デコソースR」の「マンゴー」を透明なプラ板に垂らしたものです。(表面が汚いのは、途中で固まったかどうか調べようと、ブログ主が指でペタペタ触ったため )
その隣の赤いものとチョコレート色のものはダイソーのスイーツデコシリーズの「ソース」。赤とチョコレートでセットになっています。
パジコのものもダイソーのものも、どちらも成分はアクリル樹脂なのでほぼ同じものです。
こういったソースはレジンに塗料(タミヤのクリヤーカラーのようなもの)や顔料を混ぜたり、木工用ボンドにアクリル絵具を混ぜたりしたもので代用できますが、塗料を調色する手間をかけずに一定の色が用意されているのでお手軽ですね。
なお、おせち料理を作ったときに参考にしたミニチュアフードの本ではスイーツだけでなく、卵の半熟の黄身を表現したり、チョコレートをそのままカップに注いでコーヒーとして使ったりする使い方が紹介されていましたが、工夫次第で様々な表現ができそうです。
上の「デコソースR」の商品画像にはありませんが、顔料が入っていない透明なものもあり、塗料で好みの色に着色して使うことができます。
また、同様の商品がタミヤからも「トッピングの達人」というシリーズで出ており、こちらは使ったことはありませんが、パジコのものが10ml入り、こちらは20ml入りで300円弱なので、コストパフォーマンス的にはタミヤの方が優れています。
ストロベリーやキーウィは種のツブツブが入っていたり、パジコにはないハチミツなどの色があったりするので、お好みで。(但し、ツブツブは1/12スケールでは大きすぎるかも知れませんが。)
こちらはタミヤの該当商品の紹介ページで、作例の画像もあります。ご参考まで。
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