【ドールハウス工作】 No.303 朝食のミニチュア/ベーコンエッグ/樹脂粘土「レジックス」
朝食シリーズで作ったベーコンエッグです。
ミニチュアフードは他の回と同様、基本的には本の通りなのであまり詳しくは説明できませんが、ベーコンは本の通り、レジックスという粘土を使用してみました。
この粘土はデンプンを主原料とした樹脂粘土で、モデナやグレイスと同様、硬化前の色は白ですが硬化すると半透明になります。硬化後はモデナのように黄色味がかることはありません。
今回、この粘土を使ってみたのは、硬化後に弾力性が強く残るという理由です。詳しくは本に説明されていますが、硬化した後でも堅いもので強く押すと焼いたベーコンのようにデコボコというか波を打ったようにできるというのですが、果たしてその通りになりました。ただ、モデナも硬化後に弾力性が残るので、モデナでも良かったのかも知れません。
【作り方ワンポイントメモ】
ベーコンの赤身の部分はレジックスに、ダイソー赤+黄土+白を混ぜたもので着色し、脂身の部分はレジックスをそのまま使っています。(粘土の表記についてはNo.268の記事、粘土の種類についてはNo.269の記事をお読み下さい。)
卵は白身に白+レジックス、黄身は白+黄+黄土で作っています。
黄身の上には木工用ボンドに白のアクリル絵具を加えたものを塗って、加熱後の膜を表し、白身の周囲は針でギザギザを付けたあと、アクリル絵具で焦げを表現しています。
ジャガイモはNo.300で説明したものをカットしてアクリル絵具で焼き色をつけました。
【参考図書】
ミニチュアフードは下の図書を参考にしましたが、手持ちの材料(粘土等)を使っているため、作り方など、少しアレンジしています。粘土の着色は絵具ではなく、ダイソーの樹脂粘土を使っているのはこれまでの通りです。
【使用したミニチュア食器】
磁器製で5枚入りですがかなり安価なものです。
最近のミニチュアフードの作品ではだいたい同じショップで購入した食器を使っているのですが、リーズナブルな値段な上に送料も無料です。
但し、海外からの発送なので場合によっては20日以上かかります。梱包が簡素なので一度、商品が割れていたことがありましたが、対応はきちんとしていました。
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