【ドールハウス工作】 No.57 ミニチュアチーズの盛り合わせ/Miniaturkäseplatte
(。◕‿◕。) 『ドイツのホテルの朝食』でブログ主が楽しみなものの一つはチーズ。
ドイツの生産品というよりは、EU域内に酪農国があるので、安くて美味しいチーズが豊富にあるのだと思いますが。
例によって、10円玉とほぼ同じ大きさの1ユーロコインを比較のために置いていますが、これだけじゃ面白くないですね。
それで、カットして朝食に出てくるような盛り合わせを作ってみました。
こういう盛り合わせをKäseplatte(ケーゼプラッテ)と呼ぶようです。
苦労してアガチス材に溝を掘ったので、直接接着するのは躊躇われて、透明なプラスチック板に貼り付けて置いてみました。
チーズは、ホコリ除けや乾燥を防ぐために、大抵、こんなケースに入っています。
蓋(カバー)は、クリップとか画鋲が入っていたプラスチックのケースを使って作りました。取っ手はウッドビーズです。
ミニチュア製作ワンポイントメモ(No.1) 木材
現在、アルバムの『なんちゃってドールハウス』は非公開にしているので、そこにまとめていたミニチュア&ドールハウス作成のコツなんかを「ワンポイントメモ」として、不定期に連載することにします。
今回はミニチュアやドールハウスに使う木材とそれに準じる材料についてです。
木工に使う一般的な木材よりは柔らかいものが多いので、以下の堅さについての記述はあくまでも比較によるものです。
a : シナベニヤ(合板) 表面が白っぽくきれいなので、ドールハウスの壁に多く使われてる。厚みは様々。(参考:450×300×4mmで280円程度)
b : 檜(ヒノキ) 角棒・板材/白っぽい色、アガチスよりは柔らかい(※)/家具の脚や窓枠など/90cmの角材なら数十円~100円程度。
c : デコモール 材質は不明/様々な形にカットされていて、家具やドールハウスのアクセントに使える/50cmほどの長さで価格は200円~
d : ラワンベニヤ(合板) 表面が粗いが安い(シナベニヤの半分くらい) ドールハウスには余り使わないそうだが、目立たないところや壁紙で隠れるようなところに便利(参考 450×300×3mmで120円程度)
e : アガチス 薄い茶色で様々なサイズ(幅・厚さ)の板材がある。 檜より安い。
f : バルサ 板材、角材、丸材があり、カッターで切れるほど柔らかいので小物を作るのに適している。見た目がいかにも柔らかくて、家具の目立つ部分には使わない
※ヒノキはアガチスよりも粘り(←正確な表現は分かりませんが)があって欠けにくい。アガチスは「もろい」という感じ。削って細工するにはヒノキの方がいい。アガチスは大抵板材として売られていて、ブログ主はテーブルの天板などに使用している。
前述のように、ドールハウスそのものを作るにはシナベニヤが多く使われますが、ブログ主はあくまでもミニチュアを飾るためのフレームという位置づけなので、あまり大きなドールハウスは作らず、ディスプレイコーナーのようなものを作っています。
よく使うのがスチレンボードで、スチレンボードと呼ばれる発泡ボードは加工しやすく、塗料の発色もいいので、便利な素材です。布で隠れるソファーなどの家具に使用したり、床に使用したりできます。
表面に紙が貼ってあるものやないものがあり、100円ショップでも手に入ります。(鉄道模型などによく使われるので、そういった材料を扱っている店や東急ハンズのような店に行けば、様々な厚さ・大きさのものが手に入ります。)
例えば下のディスプレイコーナーはスチレンボードを主体に作り、木材は床の表面や回り縁などにのみ使用しています。
木材をカットするのには「ピラニア鋸」というノコギリを使っています。
これは、プラスチックなどもカットでき、刃が薄くて目が細かいので、カットしたときに生じる誤差が少なくなります。
これはたまたま近所のホームセンターで売っていたもので、「2」というのは両刃のタイプで、切れ味が鈍ったら刃を反対向きに取り付ければOKです。本体サイズ(約):290.0×50.0×25.0mm、重量(約):75g とのこと。
東急ハンズの商品紹介ページに使用しているところや拡大画像があったので、リンクを貼っておきます。(ピラニアツール ピラニア鋸2両刃 PS-1)
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