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2017/01/01

【ドールハウス工作】 No.308 花びら餅と水仙のミニチュア

新年あけましておめでとうございます。

今年最初のミニチュア工作の投稿です。

前回ご紹介した花びら餅のミニチュアに小物を合わせてコースターに飾ってみました。

 

こんなの↓。

Miniature_hanabiramochi_and_narciss

 

 

コースターは裏返して使っています。

花びら餅は、実物はこんなお菓子で、茶道の初釜(はつがま)には欠かせない主菓子(おもがし)です。

(よい画像がないので、商品画像を使いました。)

本来は、濃茶(こいちゃ)なんですが、ここでは薄茶(うすちゃ)を添えました。

 

花びら餅の外側の「皮」は求肥(ぎゅうひ)なので、前回の記事の通り、原料は白玉粉、つまりもち米(うるち米ではない)の粉です。

大福餅の皮のような滑らかでもっちりした皮ですね。

実際の花びら餅は、薄い円形の求肥(ぎゅうひ)を二つ折りにした間に、牛蒡(ごぼう)の蜜漬、白味噌、小豆(あずき)の汁で染めた菱形の求肥を挟んだものが有名ですが、ここ(ミニチュア)では、味噌は省略して皮の内側にピンクの粘土を挟んでいます。

 

【作り方ワンポイントメモ/粘土の混色】

(粘土の表記についてはNo.268の記事、粘土の種類についてはNo.269の記事をお読み下さい。)

  • ゴボウ: 白+黄土+黄
  • 花びら餅(皮): モデナ+白(1.5:1くらい)
  • 花びら餅(ピンクの求肥): 白+赤+黄土(白と赤でピンクを作り、そこに黄土色を少し混ぜて落ちついた色にする)

ゴボウは混色した粘土を1mmくらいの薄さにのばし、硬化したら幅1mm、長さ15cm位に細長くカットします。

花びら餅の皮は、“透け”感が欲しいのでモデナをメインに、ダイソー樹脂粘土の白を加えました。

丸めた粘土1cmΦくらいの大きさに薄く広げます。これに、丸く押しつぶしたピンクの求肥とゴボウを重ねて2つに折りたたんで完成です。

 

粘土工作の道具-1 -粘土を伸ばす道具-

 

ブログ主が粘土を平たく伸ばす際によく使う道具です。

Tools_for_clay01

 

粘土を均等に押しつぶしたり平たく伸ばしたりする場合、粘土板(ブログ主はスチレンペーパー=紙の貼っていないスチレンボードを使っています。ダイソーやセリアでも売っています。)の上に粘土を載せて、その上にクッキングペーパーを被せ、透明な蓋(100均のビーズが入っていた容器の蓋)で押しつぶすか、クッキングシートを半分に折って間に粘土を挟み、同様に押しつぶします。

上の画像のように粘土が透けて見えるので、丸く均等に広がっているか確認しながら押しつぶすことができます。

クッキングシートとは、クッキーなどを焼くときに天板の上に敷くシートで、シリコンが吹き付けてあり、くっつきません。ワックスペーパーは本来「蝋(ろう)引き」の紙ですが、ワックスペーパーの名前で呼ばれることもあります。100均で手に入り、気軽に使えるので、ブログ主は塗装の際にも、下に敷いて使っています。

花びら餅の皮は丸めた粘土をクッキングシートで挟んで上からプラの蓋で押し、1cmΦくらいに広げます。

ブログ主は、プラスチックの蓋の四隅を指で押して潰すことが多いのですが、本当は粘土の中心を押した方が均等に潰せます。

 

これ以外に、厚さを均等にする場合、クッキングシートに挟んだ粘土の左右にヒノキ棒の切れ端を置いて、ローラー(100均で買ったクッキー伸ばし器)を使い、上からコロコロします。

ヒノキ棒は1mm厚、2mm厚~と様々な厚さのものがあり、ミニチュア工作ではよく使うので、端材を利用しています。

 

 

その他のミニチュア、特に水仙の作り方は次回ご紹介します。

 


 

2016/09/10

【ドールハウス工作】 No.288 ミニチュアおせち料理/(10) 門松、三の重の料理

今回は、ミニチュア門松です。

Miniature_kadomatsu

上の画像は前回(No.297)掲載した画像から門松の部分を切り取ったもの。全体像は前回の記事を参照して下さい。

サイズはおせちと一緒に飾れる大きさなので、「門松のミニチュア」のミニチュア、みたいなものです。

なので、実際に作る場合は、下の作り方を参考に、適宜サイズを変えて下さい。

 

 

■門松

Miniature_kadomatsu02 土台は紙を使って円柱と円を作り、図(実線の部分)のように接着します。

図中の数字の単位はmm(ミリメートル)です。

実際には、円柱の直径に丁度いいサイズの丸棒があったので7mmの高さにカットして、それを芯にして(破線の部分)紙を巻いたのですが、このような芯がなくとも、好みのサイズのもの、例えばスティック糊などに紙を巻いて円柱を作ったり、ラップの芯を好みの高さに切り取って使ったり、身の回りのものでも使えると思います。

例えばスティック糊を利用して円柱部分を作るなら、形が崩れないように糊を芯にしたまま円形の紙に貼り付け、完全に乾いてからスティック糊を外します。

あとは竹と松、好みによって梅や笹、注連縄(しめなわ)などを付ければいいのですが、ここでちょっと実物の門松の画像を見てみます。(画像はWikimediaから直接表示しています。)

Kadomatsu-withflowers-2009 Kadomatu18

ブログ主のイメージする門松はだいたい左のタイプなのですが、ミニチュアを作るにあたり、調べてみたら、関西の方は右の画像のように松が長く、竹を覆うように生けるというのを知りました。

それと、画像を検索すると竹や松の周囲に巻くものも藁や竹など、色々あるようですが、これは地域の違いというよりは現代風のアレンジとかデザイン上の違いかも知れません。

 

タケはタミヤのプラパイプ を使っています。これもサイズによってはホームセンターで売っているプラパイプも使えると思います。タミヤのものはこのまま竹に使うには色が白すぎるのですが、比較的柔らかいので、カッターで押し切りしても切れるので扱いやすいです。

切り口を斜めにし、外側を青竹のような色に塗っています。

次に松ですが、プリザーブドのグリーンを適宜カットして竹の周囲に接着します。順番が前後しましたが、竹や松を接着する前に、土台は藁(に模した素材)の色に合わせて塗装しておくといいでしょう。

松には下のような素材が使えると思います。(販売中止の場合やAmazonのサイトが混み合っている場合表示されない場合があります。その際はF5キーなどで再読み込みを試みて下さい。)

 

藁の代わりには、ブログ主は手元にあったマコモを使ったのですが、これもラフィアとか100均で手に入る畳表のようなマットとか、代用品は色々考えられると思います。

最後に黒の木綿糸を三箇所に巻きました。

 

■三の重(煮しめ)

Miniature_osechi0603

ブログ主の覚え書きとして、以下に混色した粘土の色をメモしておきます。(粘土の表記についてはNo.268の記事、粘土の種類についてはNo.269の記事をお読み下さい。)

  • クワイ: 〔芽〕緑+茶(+白)/〔球茎〕黄+白+黄土
  • 里芋:  白+黄土+茶
  • ニンジン: 赤+黄(+白)
  • ゴボウ: 白+茶
  • 椎茸: モデナ+茶
  • 絹さや: 緑+黄(+白)
  • ハス: No.268参照
  • 筍: モデナ+黄土+黄
  • コンニャク: モデナ+黒+ダイソー砂絵用砂(黒)

煮た野菜の透明感を出すためにモデナを使ってみたのですが、ダイソー白でもかまいません。

【参考図書】

以下の本を参考にしていますが、このブログでは材料は基本的にダイソー樹脂粘土で、ブログ主独自の方法で作っています。

 

ところで、今まで作ってきたおせち料理は、あらためて本を見直してみたら、1/12スケールではなくて1/6スケールでした。どうも作っていて本の説明を読み、変だなと思うことはあったのですが、ものによっては1/12くらいのスケールなのです。

例えば黒豆は1mmくらいの長さなのですが、1/12とすると実物は1.2cmくらいになります。まあ、大きめの豆ならこのくらいでもおかしくない(1/6スケールだと6mmになり、小さすぎ)ので勘違いをしていました。

大きさはブログ主の目分量、つまり、一種類か二種類の料理を作ったら、あとはそのスケールに合わせて他の料理や具材も作っていったので、だいたい1/12スケールと思って下さい。

 

 



2016/09/06

【ドールハウス工作】 No.287 ミニチュアおせち料理/(9) 門松、柚釜

ミニチュアおせち料理と一緒に飾れるような門松を作りました。

 

Miniature_osechi06

 

台は以前の記事(No.278)でご紹介した100均のディスプレイケース(平面:11×10cmくらい)です。

 

この記事を最初に開いた方もいらっしゃるかと思うので、このおせち料理シリーズについて簡単に説明すると、ミニチュアフードの本を参考にしつつ、材料は基本的にダイソー樹脂粘土を使い、ブログ主独自の方法で作っています。

本に書いてあるような詳しい作り方(←正直に言って、この本、たいして詳しい作り方は書いていないのですが、)はブログでは書きませんが、ブログ主の覚え書きとして、混色した粘土の色などをメモしています。(このブログに出てくる粘土の表記についてはNo.268の記事、粘土の種類についてはNo.269の記事をお読み下さい。)

今回は、前回の記事でご紹介できなかった柚釜に関する覚え書きです。

なお、ミニチュアおせち料理はカテゴリ『おせち料理・和食』、正月の小物も含めたミニチュアは『正月』にまとめています。

 

 

■柚釜(ゆずがま)

二の重の左下隅にあるのが柚釜で、柚釜というのは柚の上部を切り取って中に柚味噌を詰めて焼いた料理という意味もありますが、柚を器のように使って中に和え物などを盛る料理(の器)もこう呼ばれます。

ここでは後者の柚釜で、中に紅白なますを入れて、上にいくらをのせています。

【作り方ワンポイント・粘土の混色】

柚は白の粘土で作り、下のような細工棒(小)を使ってくぼみを付けています。


この細工棒は先端が球形ですが、柚釜の口自体は球の直径より小さくはできないので、代わりにペンや箸、筆などの柄の先端も利用できるのでないかと思います。

表面を針や爪楊枝などで突いてデコボコにして、粘土が硬化したら、表面をアクリル絵具で黄色く塗り、つや出しニスを塗ります。

 

■紅白なます

ここでは大根とニンジン、それと昆布を少々加えています。

【作り方ワンポイント・粘土の混色】

  • 大根: 白
  • ニンジン: 赤+黄(+白)
  • 昆布: 緑+黒(+白)

上記の粘土をローラー(No.275参照)で薄くのばし、硬化したらハサミで細く切る。柚釜に詰めるときはウェットティッシュや水に湿らせたキッチンペーパー等にしばらく挟んで柔らかくしてから丸めるようにして、内側にボンドを塗った柚釜の中に入れる。

 

■いくら

今回は粘土で作ったのではありませんが、透明な粘土を使わなくても、モデナやダイソー白でも作ることができます。

数の子で説明したように、透明感は模型塗料やニスで出せるからで、粘土をなるべく小さな球形に丸めます。(着色方法は後述)

しかし、いくらの粒はせいぜい6~7mm程度の直径なので、1/12スケールでは0.5mm程度となり、このサイズに粘土を丸めるのはちょっと面倒です。

それで、グラスビーズを使ってみました。。いくらのミニチュアに昔から定番で使われている穴の空いていない小さなビーズです。色の付いた小さなビーズはユザワヤ(手芸用品店)の蒲田店で見たことがあるのですが、無色、つまり透明なビーズもグラスビーズという商品名で売られています。

ユザワヤで思い出したので、ここでちょっと脱線ですが、プロレスラーの獣神サンダー・ライガーさんは石粉粘土で怪獣のフィギュアを作るのがとてもお上手です。

ブログ主は比較的最近知ったのですが、昔から知る人ぞ知る腕前で、テレビ朝日系の『大改造!!劇的ビフォーアフター』という番組の新日本プロレス寮の改築(前編後編←この番組に登場するプロレスラーの方達が皆礼儀正しく、改築も見事で良回です。)で広く知られるようになりました。

少し調べてみたら、『俺の趣味! 第6回 獣神サンダー・ライガー ガレージキットを語る!「誕生日プレゼントは粘土が一番嬉しいです!(笑)」 』という記事があり、その中で、“ファンの方から時々「誕生日のプレゼントは何がいいですか?」って聞かれるけど、粘土をください(笑)。粘土が一番嬉しいね! ユザワヤで売ってます。”と書かれていて、手芸店で石粉粘土を買っているライガーさんを想像したら可笑しくなりました。

閑話休題。

 

ネットでグラスビーズを見つけたので、ブログ主はこれを使ってみました。サイズは様々あり、リンク先にも拡大画像が掲載されていますが、今回は縮尺を無視して少し大きめの0.7mmΦを使いました。

着色はタミヤアクリルのクリヤー(クリア-)のオレンジと赤を使っています。

グラスビーズと同様の商品で、ダイヤビーズという商品もあり、こちらは球形ではないので、ミニチュアのクラッシュアイスに使えそうです。

まだご紹介していない三の重の料理とミニチュア門松は別の回にご紹介します。

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2016/09/04

【ドールハウス工作】 No.286 ミニチュアおせち料理/(8) 二の重の料理

おせち料理でまだご紹介していない料理の続き、今回は二の重の焼きもの、酢のもののうち、海老(の旨煮)などです。

Osechi02

 

■海老

【作り方ワンポイント・粘土の混色】

    粘土の表記についてはNo.268の記事、粘土の種類についてはNo.269の記事をお読み下さい。

    海老はテキストを読んでもイマイチよく分からなかったので実物の海老の画像を観察して、思い切り簡略化して作ってみました。

    Miniature_osechi_prawn

    粘土を「つ」の字にまとめて、針を使って頭・胸と腹のくびれを付け、頭部の額角(がっかく/後頭部?から伸びている角のような部分)や、第1触覚(短い触覚)はハサミで切れ込みを入れたり、余分な部分を切り落として作っています。脚は省略。

    塗装は、アクリル絵具のオレンジ(パーマネントオレンジ)に赤を加えたもので縞模様を描き、上からタミヤのクリヤカラーのオレンジ+レッドを塗っています。

     

    ■穴子の八幡巻き

    Miniature_osechi_yawatamaki

    【作り方ワンポイント・粘土の混色】

    • ごぼう: 白+茶
    • あなご: 白+黄土

    茶色のアクリル絵具で焦げ色を付けて、ブリの照り焼き同様、木部用ニス(水性ステイン)で照りを付ける。

    ところで、八幡巻きって「やわたまき」なんですね。ずっと、「やはた」だと思っていました。

    と言うのも、八幡(やわた)が地名でそこの特産のゴボウ=八幡ゴボウが名前の由来ということを知らなかったからです。

    八幡ゴボウをPC上(日本語変換ソフトATOK)の広辞苑で引くと「山城国八幡山(現、京都府八幡市)あたりから産出する、名物のゴボウ。淀川上下の舟へは、これを「たたき」にして売った。」とあり、関東ではなじみの少ないおせち料理の「たたきごぼう」が関西では定番のおせち料理というのもこれで謎が解けました。

    また、この辺りではウナギが捕れたので、ウナギで巻いたのが元々だったようですが、ブログ主はこれまた穴子で巻くものだと思っていました。なお、テキストの八幡巻きは牛肉か何かをイメージしているようで、彩りを考えてか、ゴボウだけでなくニンジンも巻いたものです。

      

    ■松風焼き

    Miniature_osechi_matsukazeyaki

    【作り方ワンポイント・粘土の混色】

    • 〔白+黄土〕+タミヤ =1:2

    芥子(けし)は白+黄土の粘土を硬化させてヤスリを使ってすり下ろしたもの、青のりはジオラマ用のシーナリーパウダーを使って。

     

    ■菊花かぶ

    Miniature_osechi_kikukakabu

    【作り方ワンポイント・粘土の混色】

    粘土をカブの形の丸めて硬化させ、細かい格子状の切れ込みを入れて、キッチンペーパーを湿らせたもの(or ウェットティッシュ)にしばらく挟んで粘土を柔らかくしてから菊のように広げる。

    色画用紙で菊の葉を作り、鉄筆(スタイラス)で葉脈を付ける。(実際は色画用紙そのままの色ではなく、アクリル絵具で好みの色に塗っています。)

    柚釜(+なます・いくら)については長くなるので、別の機会にご紹介します。

     

     

     

     

    【参考図書】

    以下の本を参考にしていますが、このブログでは材料は基本的にダイソー樹脂粘土で、ブログ主独自の方法で作っています。

     


    2016/09/01

    【ドールハウス工作】 No.285 ミニチュアおせち料理/(7) 鏡餅

    おせち料理に合わせて作った、三方(さんぽう)に載った鏡餅です。

    こんなの↓。

     

    Miniature_osechi05

     

     

     

     

    大きめの画像はこちら↓。

     

    Miniature_kagamimochi01

     

    三方を1mm厚のヒノキ板で作るのは結構大変でした。特に、折敷(上のお盆の部分)は真四角ではなくて、角を落とした形です。

     

    ところがね、三方(さんぽう)を広辞苑で引いてビックリ。“神仏または貴人に供物を奉り、または儀式で物をのせる台。方形の折敷(おしき)を桧の白木で造り、前・左・右の三方に刳形(くりかた)のある台を取り付けたもの。古くは食事をする台に用いた。

     

    ん? 「前・左・右の三方に刳形(くりかた)」...だと?

    三方ってそこから名前が付いているのね。 知らなかった。四面に穴を開けちゃったよ...

     

    三方の詳しい作り方は、下記の記事を参照して下さい。

     

    折敷は25×25mmの大きさです。

     

    裏白(ウラジロ)は以前クリスマスの飾りを作るために買ったフェイクグリーンのシダから取りました。ミニチュアのシダではなく、普通の大きさのシダですが、部分が小さなシダの形をしていたので。こんなの↓。

     

    Miniature_kagamimochi02

     

    クリスマスの時期に見つけたものなので、表面にラメというかスパンコールのようなものが付いていてキラキラしてるので、絵具で両面を塗っています。

    前面に下がっている紙は「しで」(紙垂、垂、四手)と言い、下のように色々な形があって、玉串(たまぐし)、注連縄(しめなわ)などにも垂れ下げます。

     

    Miniature_kagamimochi_shide_2

     

    ここでは右側の形で、ブログ主は小学生の時に運動会で使う獅子頭を作ったときに、家の注連縄を調べて、作り方(折り方)を調べた記憶があります。半紙を使って作りました。

     

    作り方は、長方形の紙(半分に折って長方形の形)の左右から互い違いに切れ込みを入れて、上のような形に折ります。

    鏡餅の下に敷いている紙は「四方紅」(しほうべに)と言うそうで、文字通り、四方を紅で縁取った紙です。PCで作って、半紙に印刷しました。

     

    ミニチュア鏡餅の作り方ワンポイント・粘土の混色

     

    • 餅: タミヤ+白
    • ダイダイ: 赤+黄色(+白)/葉: 椿と同様
      爪楊枝で刺して表面をブツブツにし、硬化してからダイソーの紙巻きワイヤー(緑)を刺して、葉を付けました。

      粘土の表記についてはNo.268の記事、粘土の種類についてはNo.269の記事をお読み下さい。

     

    餅を樹脂粘土だけで作らないのは、マットな感じにしたかったからです。

     

     

     

     


    2016/08/15

    【ドールハウス工作】 No.280 ミニチュアおせち料理/(7) 栗きんとん/モデナペースト

    今回は一の重の料理の内、前回ご紹介できなかった栗きんとんをご紹介します。(画像は以前の記事より再掲)

    Osechi01

    栗きんとんは参考にしているミニチュアフードの本とは違う材料で作ってみました。

    この本は以前書いたように、パジコ社の製品(粘土「モデナ」やそれに着色するための絵具)で作成することになっているので、試しにモデナを購入するついでにカタログで紹介されていたモデナペーストというメディウムも入手してみました。

    商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

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    そして、まずはどんな性質か知るために塗料と混ぜたりして実験してみたところ、栗きんとんのきんとんに使えそうと分かりました。

     

     

    下はその実験結果です。

    Modena_modeling_paste

    硬化前は不透明で、緩いフェイスクリームのような見た目ですが、硬化するとやや透明感を帯びます。(画像左)

    と言っても、不透明のアクリル絵具と混ぜるとアクリル絵具がそのまま固まったような感じです。(中央)

    使い方としては、白の絵の具を混ぜ、絵具の量を加減したら、生クリームやクッキーなどのアイシング(砂糖ごろも)なんかに使えそうですね。パンフレットの作品サンプルでタイルの目地剤のような使い方をしているので、2枚のクッキーの間に挟んだら接着できるんじゃないかと思います。

    また、プラモデル用塗料のクリヤーイエロー を混ぜてみると、混ぜた直後はカスタードクリームのような感じですが、透明感が出てくるにつれて、きんとんぽくなりました。(右)

    これでいけそうと分かって、モデナペーストに混ぜる塗料の量を変えて実験してみたところ、モデナペースト10gに塗料を2滴加えたくらいが丁度良いことが分かりました。

    この「2滴」とは爪楊枝で垂らしたものですが、手持ちの塗料は何度か使っている内に濃くなっていたものに自分で溶剤を加えたので、この2滴が必ずしも新品の塗料に当てはまるかどうかは分かりません。

    あと、特徴としては、硬化すると若干“ひけ”が生じます。(体積が小さくなります。)

     

    【作り方ワンポイント・粘土の混色】

    栗: 伊達巻きと同じ(伊達巻きで残った粘土)

     

    【参考図書】

    以下の本を参考にしていますが、このブログでは材料は基本的にダイソー樹脂粘土で、ブログ主独自の方法で作っています。

     

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    2016/08/09

    【ドールハウス工作】 No.277 ミニチュアおせち料理/(6) 一の重の料理、金屏風

    ミニチュアおせち料理は何セットか作って、ブログ主のミニチュアを気に入ってくれる友人にもプレゼントしたのですが、お正月に飾って貰えるように、他の小物も作ってみました。

    Miniature_osechi02

     

    飾り台はダイソーで買った半月盆。横幅は14cmくらいです。

    これに合わせて金屏風も作りました。

    金屏風は、1mm厚のスチレンボード(スチレンペーパーの両面紙張りのもの)を使って、表にはダイソーの金色の色画用紙を貼りました。

    この金色の色画用紙は以前からいい色だなと思っていて、金屏風を作る時には使おうと暖めていたアイディアです。裏には同じくダイソーで見つけた千代紙の折り紙を貼ってあります。(もう少し詳しい作り方をupしました。→『【ドールハウス工作】 No.349 ミニチュア屏風の作り方』)

     

    今回は、一の重に入っている料理で、まだご紹介していない料理を説明します。

     

    ■伊達巻き

    Miniature_osechi_datemaki
    (下に敷いている黒い板のサイズは5×3cm)

    【作り方ワンポイント・粘土の混色】

    • 〔白+タミヤ(1:1の割合)〕+黄+黄土+赤

    粘土の表記についてはNo.268の記事、粘土の種類についてはNo.269の記事をお読み下さい。

    マット(つや消し)な質感にしたかったので、ベースとなる白い粘土に軽量粘土を混ぜてからカラー粘土で色を加えています。

    混色した粘土は作っている最中にメモしたものから転記したのですが、赤も混ぜていることに自分でも「ん?」と思いました。多分、白に黄色と黄土色を混ぜたあとで、もう少し赤みが欲しいと思ったのでしょう。

    粘土を四角くカットしてすぐに茶色の絵の具で焼き色を付けて巻き、ワイヤーで巻き簀の跡をを付けました。

     

     

    ■蒲鉾

    Miniature_osechi_kamaboko

    【作り方ワンポイント・粘土の混色】

    • 赤+白

    白の粘土を文字通りかまぼこ形にまとめ、薄くのばした白、ピンクの粘土を表面に貼っています。

     

    ■田作り

    【作り方ワンポイント・粘土の混色】

    • 茶(+白)

    一つ一つ、背を黒に塗ってから、目を描き、最後にシルバーのアクリル絵具をさっと塗っています。

     

    ■ゴボウ(たたきごぼう)

    【作り方ワンポイント・粘土の混色】

    • 白+茶

    本に習って、輪切りにしたときに年輪のような層になるよう、3色(濃淡)の粘土を使っていますが、見えないですね。

    ■栗きんとん

    栗きんとんの作り方は長くなるので別の記事でご紹介します。

     

    【参考図書】

    以下の本を参考にしていますが、このブログでは材料は基本的にダイソー樹脂粘土で、ブログ主独自の方法で作っています。

    ミニチュアおせち料理はカテゴリ『おせち料理・和食』、正月の小物も含めたミニチュアは『正月』にまとめています。

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    2016/08/06

    【ドールハウス工作】 No.276 ミニチュアおせち料理/一の重、二の重、三の重

    完成したミニチュアおせちです。

    こんなの↓。

    Miniature_osechi01s

    作品としてはまだ関連小物を追加するのですが、まずはお重のみ。

    重箱のサイズは3×3×0.8cm。1mm厚のスチレンボードを使用して作ったので、内側は2.8×2.8×0.7cmです。

     

     

    まだご紹介していない料理は、今後他の小物と共にご紹介していく予定です。

     

    ■一の重: 祝い肴、他

    Osechi01

    ■二の重: 焼きもの、酢のもの

    Osechi02

     

    ■三の重: 煮しめ

    Osechi03

    【参考図書】

    以下の本を参考にしていますが、このブログでは材料は基本的にダイソー樹脂粘土で、ブログ主独自の方法で作っています。

     


    2016/08/03

    【ドールハウス工作】 No.274 ミニチュアおせち料理/(4) 数の子、昆布巻き

    まず初めは前々回に説明した「祝い肴」、これさえあればおせちの体裁が整うという3種の肴の一つ、数の子です。

    こんなの↓。

    Miniature_osechi_kazunoko

    (下に敷いている黒い板のサイズは5×3cm)

     

    粒が多いから子宝に恵まれる、子孫繁栄というだけでなく、親の「にしん」が「二親健在」に通じるというう縁起物です。

    通常は塩漬けになっているのを塩抜きをして、だし醤油に漬けるので、もうちょっと醤油の色が染みているかもしれません。

    これは、参考にしているミニチュアフードの本とは全く違う作り方で作りました。

    【作り方ワンポイント・粘土の混色】

    粘土の表記についてはNo.268の記事、粘土の種類についてはNo.269の記事をお読み下さい。

    これは透明感が欲しかったので、モデナを使いましたが、試しにダイソー樹脂粘土の白でも作ったところ、完成品を混ぜたら区別が付かなかったので、どっちでもいいようです。

    クリヤーイエローはごく少量、ほんのりと黄色くなる程度で、数の子の形にまとめたら、針で全体を刺し、ブツブツした感じを出します。

    硬化後、ジェルメディウムにクリヤーイエローを混ぜたものを塗って、透明感とツヤを出しました。

     

    もう一つは昆布巻き。

    Miniature_osechi_kobumaki

    昆布は「養老昆布(よろこぶ)」から、不老長寿の意味があるそうです。

    昆布巻きは昆布だけを巻いたもの、魚を芯にして巻いたもの、その魚の種類も色々ありますが、ブログ主はニシンを巻いたものが一番好きなので、そのイメージで作りました。参考にしている本もはっきりとは書いていませんが、色合いからすると、どうやらニシンのようです。

    【作り方ワンポイント・粘土の混色】

    • ニシン: 白+黄土+茶
    • 昆布: 黒+緑
    • かんぴょう: モデナ+黄土

    この画像の段階ではニスを塗っていませんが、昆布巻きはつややかなので表面にグロス(つや出しニス)を塗ります。


    【参考図書】

    以下の本を参考にしていますが、このブログでは材料は基本的にダイソー樹脂粘土で、ブログ主独自の方法で作っています。

     

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    2016/07/30

    【ドールハウス工作】 No.273 椿とネコヤナギのミニチュア

    粘土で作るミニチュアフードは各ステップの作業は単純だけど完成に時間がかかるので、気分転換に椿とネコヤナギを作って青竹の花入れに生けてみました。

    こんなの↓。

    Miniature_camellia_and_pussywillow0

    ガチャガチャで買った猫をさっそく小道具に使ってみました。別に猫柳のしゃれではありませんが...

    下に敷いている黒い板(敷板)のサイズは22×15mm。竹の花入れ(花器)は直径8mmΦのプラパイプで、高さは22mm。おせち料理の黒豆の容器に使ったものと同じです。

    角度を少し変えてもう一枚。

    Miniature_camellia_and_pussywillo_2

     

     

    粘土工作は結構手間がかかります。料理の形にするには具材から作るわけですが、完全に硬化するまで次の作業に進めないので、硬化中の“フード”は家の中で最も乾燥している冷蔵庫に待機させます。(冷蔵庫の扉に貼っているホワイトボードには「タコ ○月○日」、「かまぼこ ○月○日」 などと入れた日をメモしてあり、まるで本物の食材が入っているかのよう...

    その点、花は花びらや葉など薄く粘土を伸ばすので、作っているそばからある程度硬化し、扱いやすい堅さになるので集中して一気に作れます。完全に硬化するには丸1日くらいかかりますが、完成形で硬化まで待てばいいので気が楽です。

     

    さて、今回のミニチュアですが、おせち料理に合わせて、冬っぽいものを作りました。

    ブログ主は生け花の嗜みはないのですが、斬新的で奇抜な生け花は苦手で、こういう茶室の花のような生け方が好みです。“野にあるように”という生け方ですね。

     

    【作り方ワンポイント・粘土の混色】

    • 猫柳: 庭木(竹)の枝先を茶系の塗料で塗り、タミヤ(軽量粘土)で作った花をつけたもの
    • 椿(花): 花心=白、花びら=赤+モデナ (1:1)
    • 椿(葉、萼): 緑+黄+茶 +モデナ (1:1)

    粘土の表記についてはNo.268の記事、粘土の種類についてはNo.269の記事をお読み下さい。

    葉や萼の緑は暗緑色にしたいので、緑+黄だけでなく、少量の茶を混ぜます。

    モデナを混ぜたのは花びらなどに透明感を出そうと思ったのですが、思ったほどの効果はありませんでした。花びらには赤とモデナをおよそ1:1の割合 でまぜ、椿の葉の「1:1」という割合は、緑+黄+茶を混色してイメージする色の粘土を作ったあと、混色した粘土と同量のモデナを足したという意味です。

    これで分かるように、モデナに色を薄く(淡く)する効果はあまりありません。

    ダイソー粘土だけ使って作るなら、花は赤のみか、好みで白を混ぜてピンク系にします。葉にも硬化後の色を調整するために白を少々混ぜるか、全く混ぜなくてもいいかと思います。

    作り方の詳細説明は、需要があるかどうか分からないので、ちょっと保留。

     

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