【ドールハウス工作】 No.132 小学校の机と椅子のミニチュア/椅子の作り方
(。◕‿◕。) 前回、ランドセルのミニチュアを作ったので、机と椅子も作ってみました。
イメージしたのは小学校1年生の机と椅子なので、やや小さめで、椅子の高さが5cm、机は4.3cmです。
1/12スケールなので、それぞれ、60cm、51.6cmになりますが、ランドセルを基準に適当に決めたサイズです。
実は、ブログ主は、こういう机ではなく、2人用の机を使っていました。
単純に画像のような机を横に長くして2人掛けにしたものですが、大抵はいつのまにか中央に線が引かれていて、「(#゚Д゚)<こっから出るなよ!」とか言って喧嘩してたものです。
多分、一人掛けの机と椅子(脚がパイプのもの)は中学校に行って初めて使ったのではないかと思いますが、もう、記憶があやふやで...
パイプの机と椅子はこんな感じ(↓)でしたね。(画像は市販のミニチュアです。同シリーズに「飛び箱」とか教室用の「三角定規」なんてのもあります。)
机は、基本的には『【ドールハウス工作】 No.94 テーブルの作り方【How to】』で説明した作り方と同じです。
天板部分以外(=脚部分)を組み立ててから、最後に天板を裏向きにおいて、脚部分を接着します。
椅子も実は同じ作り方。こちらは今回の“How to”として後述します。
塗装はダイソーで買った水性ニスで、色はウォールナットです。仕上げにつや出しニスを塗っていますが、これは100円ショップ・セリアで買ったもの。(このつや出しニスは試しに買ってみたのですが、ちょっとベタベタします。そこで、ホームセンターで買った「水溶性のつや出し/つや消しニス用・専用薄め液」というのを少し加えて使っています。)
以下、ブログ主の覚書として、各パーツのサイズをメモしておきます。材料はホームセンターの木工コーナーで売っているヒノキ棒(ヒノキ板)です。
【机】
- 天板: (4×5.6×0.3cm)×1枚
- 脚: (0.4×0.4cmヒノキ棒)…長さ4cm×4本、長さ2.4cm×2本、長さ4.4cm×1本
- 物入れ部分(底): (3×4×0.2cm)×1枚
- 物入れ部分(側面): (0.8×0.2cmヒノキ板)…長さ3cm×2枚、長さ4.4cm×1枚
【机の作り方ワンポイント】
天板と物入れの底部分は、それぞれ4cm幅(3mm厚)と3cm幅(2mm厚)のヒノキ板を使用して、必要な長さにカット。
組み立て方は、まず、物入れ部分を作り、裏向きにおいて、四隅(すみ)に脚を立てるように接着。乾いたら天板に接着する。
側面のフックはスカートなどに付けるホック(↓)を使っています。
【椅子】
- 脚: (0.4×0.4cm)…長さ5cm×2本、長さ2cm×6本
- 座面、背もたれ: (0.8×0.2cm)…長さ3cm×4枚
【椅子の作り方ワンポイント】
後ろの脚は、上から1.5cmくらいのところから先端に向かって、斜めになるように削っています。
ミニチュア製作ワンポイントメモ(No.5) 椅子の作り方
様々なデザインが考えられますが、背もたれは下の画像のように脚と脚の間に挟むように接着するタイプの場合で説明します。
上に、基本的にはテーブルの作り方と同じと書きましたが、まず、脚2本の接着から始めます。
図-1
上のような椅子を作る場合、下図(図-2)の左側のように、脚2本を「h」のような形に接着したものを2組作ります。
図-2
この時、ガイド線が引いてあるようなカッティングマットの上で作業をするとやりやすいと思います。
これを、間に接着する棒を挟んで組み立てるのですが、ちょっと難しいですね。
片側(一組)の脚に全て接着して、完全に乾ききる前にもう片側を接着するようにするとやりやすいかも知れません。
木工用ボンドは弾力性があるので、もう片方の脚に接着するときに多少の微調整ができます。
この状態で上から見るとこんな感じ(図-3)になります。
図-3
今回作った小学校の椅子は、座面として0.8×0.2cmのヒノキ板を3枚貼り付けているのですが、座面は通常、図-2の右側の図のような形にカットします。
だいたい3cm四方(実際にサイズに直すと42cm四方)なので、2mm厚/3cm幅のアガチスとかヒノキの板から切り出すといいでしょう。
脚をはめ込むための切り込みを入れるのがちょっと大変ですが、しっかりしたカッターで、まず角を切り落とすようにカットし、次に「L」字形になるよう、少しずつ削ってみて下さい。
机と椅子ができると、机の上や周りに置くものもだんだんイメージが湧いてきますね。また何か作ったら続きをupします。
【関連記事】テーブルの作り方
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