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2017/09/09

【ドールハウス工作】 No.359 ちゃぶ台のミニチュア/cobaanii 『檜の丸ちゃぶ台』木製キット

前回に引き続き、『No.357 中秋の名月のミニチュア(2)』でご紹介したミニチュアの説明で、今回は「ちゃぶ台」のミニチュアをご紹介します。

 

下は以前掲載した画像の再掲です。より大きな画像や他の作品の画像はNo.357に掲載しています。

 

Miniature_otsukimi03

 

 

 

この作品に使用したちゃぶ台は実は木製キットなのですが、コースターなどで良いサイズのものが見つかったり、板を丸く切り抜くことができれば、自作は可能なので、ここではキットをご紹介すると共に自作する方法を説明します。

 

なお、ちゃぶ台は日本の住宅事情に合わせて脚を折りたたんで片付けることができる低いテーブルのことなので、天板は丸とは限りません。

 

 

まず、本物のちゃぶ台を、適当に見つけた商品画像を利用してご紹介します。

 

Miniature_chabudai01

 

これは裏から見たところで、使うときには、脚(赤い丸/左右の「コ」の字型の部分)を立ち上げます。

これだけだと脚が倒れてしまうので、白い丸を付けた部分を起こして、“つっかえ”にして脚を固定します。

もう一つ、特徴としては周囲が「□」(幕板)で囲まれています。この□は天板の内側に描ける最大の四角形になっています。

 

ですから、ヒノキ棒で「□」状に枠組みして、その内側に脚を接着してから天板の裏に接着すればいいと思います。

 

作り方詳細は後述することにして、自作する際の参考になるので、まずキットをご紹介します。

 

コバーニ/cobaanii 『檜の丸ちゃぶ台』

実際に使用したキットは下のものです。(商品画像を直接表示しているので、販売終了や取り扱い終了の場合、表示されなくなります。

 


その他、『和の造作』シリーズはこちら。 

 

下は商品の内容物が分かるよう撮影した画像です。

 

Miniature_chabudai02

 

このように未塗装で天板は2枚に分かれているので、まずは2枚に分かれた天板を木工用ボンドで貼り合わせる必要があります。

このままだと接着面が弱いのですが、裏から「□」状の幕板を貼るので補強されます。

ボンドがはみ出ると、その上には塗料が乗らない場合があるので、はみ出さないよう、爪楊枝などを使って薄く均等に伸ばしてから貼って下さい。

 

丸ちゃぶ台の自作方法

このキットの天板は直径75mm、脚の長さは25mmくらいなので、もし、丸ちゃぶ台を自作する場合、このくらいの直径の丸い板(厚さは3mmくらい)を探してみて下さい。

脚にするヒノキ棒は4mm角、幕板は2×5mmくらいがいいかと思います。

 

幕板の一辺の長さは下記のように計算できます。

 

Miniature_chabudai03

 

中学生の数学で習ったピタゴラスの定理(三平方の定理)ですが、その辺の説明は飛ばして、薄く色を付けた「直角二等辺三角形」の各辺の比率が「1:1:√2」になることから、「半径×√2」で、「□」の一辺の長さが計算できます。

√2は1.141421356...(「ひとよひとよにひとみごろ」と覚えましたね。)なので、およそ1.4とか1.41として、「半径×1.41」で計算すればいいかと思います。

 

幕板を四角く組むときは、方眼付きのカッティングマットの上で、目盛りをガイドとして利用すればいいかと思います。

 

 

 

 


 

2016/09/24

【ドールハウス工作】 No.291 ミニチュアテーブル/ホームセンターで見つけたあるものを使って

ホームセンターで面白いものを見つけたので、それを使ってテーブルを作ってみました。

こんなの↓。

Miniature_dining_table01

30分くらいでちゃちゃっと組み立てただけでまだ未塗装です。

高さは58mmくらい。天板のサイズは60×100mm。

何を使ったかというと...

これ↓。

Miniature_dining_table02

木釘というものらしいです。

このブログでは、ブログ主の超絶技巧(んなもんないけど )で作った作品だけを掲載するより、“こんなものを利用してミニチュアを作れますよ”というのをご紹介することを“キモ”としているので、こういうものを見つけると嬉しくなります。

これより短いものもあり、そちらは丸椅子の脚かなにかに使えそうです。

価格は300円くらいでした。

 

簡単にテーブルの作り方を説明すると...

Miniature_dining_table03

木釘が丸いので、いつものように脚と幕板を最初に組み立てるのではなく、幕板を四角く枠のように作ってから天板に接着し、最後に脚をつけています。

木工用ボンドは速乾性のものを使っていますが、固まるまでに時間があり、弾力性があるので、あちこちから観察したり、時々ひっくり返して立ててみて、完全に硬化する前にゆがみを直しています。

脚は60mmではやや長すぎるので、5mmほどカットして55mmにしました。

天板は60mm幅のアガチスで、60cm位の長さで売られています。幕板は5×3mmのヒノキ棒。ヒノキ棒は90cmの長さで、どちらもホームセンターでよく見かけます。

 

 


2016/02/27

【ドールハウス工作】 No.231 引き出し付きテーブルの作り方と家具作りのコツ【how to】

まずはサンプルです。こんなの↓。

 

Table_with_drawer00
(図-1)

 

この手のテーブルは『【ドールハウス工作】 No.219 机と椅子のミニチュア/「ローラの小さな家」進捗状況』でも作りました。画像だけご覧になるならこちらをクリックして下さい。画像がポップアップします。

 

 

 

 

ミニチュアテーブルの作り方-Introduction

  • 過去にも「ワンポイントメモ」(カテゴリ『ミニチュア制作ワンポイントメモ』)などで材料や道具、家具の作り方などについて散発的に記事を書きましたが、今回は初心者の方にも参考にしていただけるように、過去の記事のインデックス的な役目と補足的な説明も加えるつもりです。
  • テーブルの作り方として過去記事『【ドールハウス工作】 No.94 テーブルの作り方【How to】』に基本的な作り方を書いたので、まずはこちらをご一読下さい。
  • 今回は100均フォトフレームに収めるため、横幅118mmという中途半端なサイズで作りましたが、説明は120mmとしています。

 

準備編(材料・道具)

【材料】(今回使用したもの。)

 

Table_with_drawer02 (図-2)

 

  • 天板(①): ヒノキ板(3mm厚/50mm幅) 120×50
  • 底(②): バルサ(2mm厚) 100×30
  • 幕板・奥(③): ヒノキ板(2mm厚/10mm幅) 10×100
  • 幕板・横(④): ヒノキ板(2mm厚/10mm幅) 10×30 2枚
  • 幕板・前(⑤): ヒノキ板(2mm厚/10mm幅) 10×25 2枚
  • しきり(⑥):  ヒノキ板(2mm厚/8mm幅) 8×30 2枚
  • 引き出し・前(⑦): ヒノキ板(2mm厚/10mm幅) 10×50
  • 引き出し・底(⑧): バルサ(2mm厚) 50×30
  • 引き出し・横(⑨): バルサ(2mm厚) 6×3 2枚
  • 引き出し・奥(⑩): バルサ(2mm厚) 6×46
  • 脚(⑪): 市販のもの、またはヒノキ棒(5×5mm) 長さ 58mm ※脚に飾りの削りする方法は『ミニチュア製作ワンポイントメモ(No.4)』を参照して下さい。
     
  • 引き出しの引き手: スプリングホック真鍮釘 (1.0×8mmくらいの小釘-真鍮製のものは柔らかいのでペンチでカットできる)

 

【ミニチュア家具に使用する木材・工作材】

工作材については特徴などを『ミニチュア製作ワンポイントメモ(No.1) 木材』にまとめましたが、家具にはヒノキ(檜)アガチスがよく使われます。(バルサについては後述)

ヒノキは板状、棒状のものが、各種厚さ・各種幅で売られており、テーブルや椅子の脚には棒状(角材)のもの、テーブルの天板や棚などには板状のものを選びます。

例えば、2cm幅の棚なら2cm幅の板を買ってくれば、長さを決めて切るだけなので簡単です。今回はテーブルの天板に5cm幅のものを使いました。

アガチスはやや茶色っぽい木材で、こちらは板状のものが一般的なようです。

個人的によく使う厚さは、家具、特にテーブルの天板には3mm厚、引き出しなどには2mm厚です。

バルサは非常に柔らかくてカッターで切れ、加工がしやすいのですが、表面や断面(小口)が粗いので、家具にはあまり使われませんが、目立たないところに使ったり、サンドペーパーをかけて表面を滑らかにすれば、その他の部分にも使えます。今回も引き出し部分にバルサを使用しています。

 

【道具】

  • ノコギリ(ピラニア鋸 がお薦め) マイターボックス と組み合わせて使うと便利です
  • カッター(バルサを切るため)
  • ピンバイス(引き出しの引き手をつけるため-釘を刺す穴を開けるため/ドリル刃を装着して使用する工具) またはミニドリル(精密ハンドドリル/ドリル刃が固定のもの。ドリル刃のサイズ毎に必要なものを揃える。)
  • サンドペーパー(空研ぎペーパーが丈夫でお薦めで、 ブロック状の端材などに両面テープで巻き付けておくと便利-板を切ったときの”バリ”を取ったり、仕上げに角を削ったりするのに使う)
  • ペンチ(釘をカットするため)
     
  • ボンド(木工用ボンド-速乾性で口の細いもの がお薦め/多目的ボンド-”Gクリア”とかそんな名前のもの/引き出しの引き手の釘を固定するため)
  • 塗料: 木部用水性塗料(ステイン)、好みでつや出しニス、引き手に色を塗る場合にプラモデル用水性アクリル塗料(タミヤカラー など)やアクリル絵具(トールペイント用塗料 は色が豊富 ※なぜかAmazonは塗料は高いのでJoshinヨドバシドットコムがお薦めです。

 

 

 

 

 

作り方

1. 木材をカットして塗装する(準備編/図-2参照)

鋸で切る時点でなるべく正確に切り、同じ長さにすべきものは揃っているかどうか確認して、長すぎるものはサンドペーパーで削って調整します。

カットした木材は切り口にバリ(ギザギザした出っ張り)ができているのでサンドペーパーで軽くこすってバリを落とします。

 

脚など、同じ長さのものを複数切り出すときは、最初に正確に切り出したものを物差し代わりにして使うと楽です。

鋸の刃の厚さ分誤差がでるので、1本1本図って切るようにして下さい。

 

単純な形のテーブルなら組み立てた後で塗装してもいいのですが、このように複雑な形のものは組み立て前に塗装するほうがいいです。

また、組み立ててしまうと塗りにくいだけでなく、ボンドがはみ出したりして表面に付着していると塗料、特にステインを弾いてしまうので、予め塗装しておく方が失敗がありません。

 

2. 脚を組み立てる

Table_with_drawer03
(図-3)

 

幕板(④)と脚(⑪)をカッティングマットの目盛りを利用してまっすぐ接着します。

 

木工用ボンドで貼り付けますが、直接塗らずにどこかに絞り出して楊枝で塗るか、細い口のボンドを直接塗って、いずれにしても均一になるよう、楊枝で広げます。

 

3. 引き出しを組み立てる

引き出しは⑦~⑩のパーツを使用します。下図-4、5を参照してボンドで組み立てます。

 

Table_with_drawer04
(図-4)

 

ブログ主は脚を天板から5mm引っ込んだ位置に付けることが多いのですが、これは、脚に5mm角のヒノキ棒を使うことが多いので、幕板の長さが切りのいい数字になるという単純な理由です。 (今回の例では、天板の長さが120mmくらい-実際には前述のように118mm-なら幕板は(5mm+5mm)×2=20m短くすればいいので10cmと分かりやすい数字になります。)

脚はもう少し外側でもいいので、図-4の青字のような表現をしています。

 

Table_with_drawer05
(図-5)

 

4. 脚と天板以外の部分を組み立てる

図-1のように、底(②)を置き、奥の幕板(③)を貼り、中央に引き出しを置いて手前の幕板(⑤)としきり(⑥)を接着します。

 

ボンドで接着する前に各パーツを配置してみてサイズを微調整(サンドペーパーで削るなど)するといでしょう。

 

ボンドが乾いたら、引き出しがスムースに出し入れできるか確認し、必要ならサンドペーパーをかけて微調整します。

 

5. 4を逆さにしておき、脚を接着する

 

Table_with_drawer06
(図-6)

 

6. 引き出しを外して天板に接着する

図-6から引き出しを外し、裏返しにした天板に接着します。(下図は『【ドールハウス工作】 No.94 テーブルの作り方【How to】』から転載したものですが、参考まで。)

 

Table_howto04
(図-7)

 

7. 引き出しに引き手を付ける

Table_with_drawer08 引き手はミニチュアショップでも売っていますが、今回はスプリングホックを使いました。(ワンピースの背ファスナーの上などに付いている小さいホック)

これを少し広げて金色に塗り、図のように釘を刺して引き出しの引き手とします。

まず、ホックを引き出しの手前の板に当てて位置を決め、目打ちなどで釘を刺す穴の位置に印を付けます。

次に、ピンバイスやミニドリルで穴を開け、多目的ボンドを少量つけて差し込み、内側に飛び出た余分な部分をペンチでカットします。

 

 

 

 

 


 

2013/09/15

【ドールハウス工作】 No.129 テーブルと棚のミニチュア/Gemuetlichkeit No.3

(。◕‿◕。) 椅子以外にテーブルと棚のミニチュアを作りました。

こんなの(↓)。

Furniture_m

椅子はこのシリーズの前回の記事『【ドールハウス工作】 No.128 椅子のミニチュア/Gemuetlichkeit No.2』でご紹介したものです。

テーブルは天板だけ水性の木部用塗料を塗り、脚などは椅子と同じトールペイント用の塗料を塗っています。

棚の抽斗はフェイク。(どうせ開いたりしないしね ) 取っ手はいつものようにアクセサリーパーツと100均ビーズです。

あとは小物を作ってフレームにセッティングするだけですが、それは後日ご紹介することにして、今回はこのテーブルのような脚の削り方を“ワンポイントメモ”に書き留めておこうと思います。

実は、アルバム(cocologのマイフォト)に掲載していたのですが、更新を怠っているために今は非公開にしているので、少し追記してこちらの記事に転載します。 

 

 

ミニチュア製作ワンポイントメモ(No.4) 家具の脚の削り方

テーブル自体の作り方は『【ドールハウス工作】 No.94 テーブルの作り方【How to】』を参照して下さい。

ブログ主は精密ヤスリも使いますが、カッターとサンドペーパーがあれば削ることができます。

1. 溝を削る位置に鉛筆で戦を描く

Howto_leg01

四面に線を入れます。

今回作ったテーブルの脚は5.7cmの長さで、下から1.5cm、0.5cm、1.5cmのところに溝を付けています。

2. 線を中心にV字(U字)の溝を掘る

Howto_leg01_2

線の上にカッターの刃を押しつけ、1mmほどの溝を作ります。(黒の太線) この後、その前後を上の図のように斜めに削ってV字にする(赤い斜線、青い斜線を削る)のですが、細密ヤスリがある場合は片側だけ(例えば赤い斜線の部分)を削り、ヤスリでU字に削ると捗ります。

手前だけ削ったところ↓

Howto_leg02

細密ヤスリを押し当てて左右に動かし、溝を中心にU字型に削ります。

Howto_leg03

3. 肩を削って丸みを出す

Howto_leg04

4. サンドぺーぺー(紙やすり)で削って仕上げる。

Howto_leg05

サンドぺーぺーは端材などに両面テープで下のように巻き付けたものを作っておくと、角で溝を削ったり、平面で平らな面を削ったりといった作業がやりやすくなります。

5. 脚の下方を細く削る

一度に削ろうとせず、例えば一面を削ったら裏の面を削り、横から見て均等になるに削ります。次に残りの二面を均等に削り、ある程度先細に削ってから、鉛筆を削るように回しながら削り、丸く、細くしていきます。

最後はサンドペーパーで仕上げます。

 

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2013/06/07

【ドールハウス工作】 No.94 テーブルの作り方【How to】

(。◕‿◕。) 最近、簡単なテーブルを作ったのですが、その製作過程の画像を利用して、以前予告したテーブルの作り方をご説明したいと思います。

 

ミニチュア製作ワンポイントメモ(No.2) テーブルの作り方

 

Work_table01_sm Coffeetable01_s

 

 

 

 

テーブルなどの家具に脚を接着する方法いくつかありますが、ここでは一番簡単な、『幕板(まくいた)』を使った方法を説明します。上の画像の脚と脚の間に天板と並行に接着されている板(棒)が幕板です。

最初に手順をざっと説明すると、部品をカットしてから、カッティングマットのように方眼が描いてあるものの上で組み、脚と幕板につけたボンドが乾いたら、天板を裏返しに置き、その上に接着します。

 

Table_howto2 〔図-1〕

 

【設計:サイズを決める】

設計などと大層なことを書きましたが、ブログ主は設計図なんて滅多に描きません。

木材をカットする作業をなるべく省きたいので、3mm厚のアガチス板を6cm幅、4.5cm幅などと常備していて、作るものによって板を選び、長さは「だいたいこのくらいかな?」と定規をあてて見当を付けて決定していますが、最初に決めるのは天板のサイズです。

 

脚に使うのはヒノキ棒で、華奢なものは4mm角、それ以外は5mm角のものを使っています。長さは普通のテーブルは57mmくらいで、天板の厚さ3mmと併せて60mm、ドールハウス(1/12サイズ)の世界では高さ70cmくらいです。

ミニチュア家具作りに使用する木材(工作材については、『ミニチュア製作ワンポイントメモ(No.1) 木材』をお読み下さい。

 

その他の部品のサイズの決め方ですが、ブログ主は下のように、だいたい脚は5mm引っ込んだところに付けるので、例えば9cm×5cmの天板のテーブルで4mm角の脚を使うのなら、長い方の幕板は、9-0.5×2-0.4×2=7.2(cm)と計算します。短い方は5-0.5×2-0.4×2=3.2(cm)。これをメモしておく程度です。

 

Table_howto00 〔図-2〕

 

幕板は脚より薄い板(棒)を使っています。4mm角の脚なら、厚さ3mmで、幅は5~8mmくらい。ヒノキ棒は2mm厚や3mm厚のものが何種類かの幅で売られているので1本買っておくといいと思います。価格は90cm長で30円前後です。

この記事の最初にあるテーブルの脚のような装飾的な削り方は『【ドールハウス工作】 No.129 テーブルと棚のミニチュア/Gemuetlichkeit No.3』に説明を記載しました。

 

 

【テーブルの脚の接着方法】

1. 材料をカットする

Table_howto01

サイズを決めたら、木材に鉛筆で印を付けてカットします。断面が毛羽立っているので、サンドペーパーできれいにして下さい。

右上に移っているのは角材に巻き付けたサンドペーパー(紙やすり)ですが、かまぼこ板などに両面テープで貼り付けたこういうものを作っておくと作業が捗ります。なお、紙やすりは「から研ぎペーパー」というタイプのものが丈夫です。番手は240番くらい。(仕上げ用には400番を使っていますが、数字が大きくなるほど目が細かくなります。)色が濃くなっている部分は摩耗してしまったところで、画像のものはそろそろ替え時です。

 

今回はテーブルクロスを掛けてしまうので、脚以外はベニヤ板とバルサの端材を使い、脚だけヒノキ棒を使っています。

 

2. 脚を組み立てる

Table_howto02

カッティングマットのマス目をガイドにして脚と幕板が直角になるよう木工用ボンドで接着します。ボンドがはみ出すと、塗料によってはその部分に色が載らないので、爪楊枝や端材などで、付けすぎないように均等にボンドを伸ばしておいて下さい。

これを2組作ります。

 

Table_howto03

次に残りの幕板2本で脚を組み立てます。真上や真横から見てまっすぐになっているのを確認しながら行います。

【追記】短い方の幕板と同じ長さの棒を脚の下部に付け、更に、その棒どうしを長い方の幕板と同じ長さの棒で繋げる(上から見るとHの形)と脚がまっすぐに作れます。(サンプル→『【ドールハウス工作】 No.218 エプロンとテーブルのミニチュア』)「H」の形でなくても「口」のような形に脚4本を繋げてもいいでしょう。

 

3. 天板と脚を接着する。

Table_howto04

天板に接着する部分にボンドをつけ、天板を逆さに置いて、その上に脚を載せ接着します。

 

4. 仕上げのヤスリ掛け

Table_howto05m

ブログ主は最初は組み立てることで精一杯で気づかなかったのですが、実物の家具の角は直角と言うことはありません。印を付けたようなところはヤスリを掛けておくと柔らかい感じに仕上がります。

脚の長さが異なってがたつく場合は、長すぎる脚を削ります。脚を持ってヤスリの上でクルクルと円を描くようにすると、均一に削れます。

 

塗装をし、ニスを塗って完成です。

 

関連記事

Table_with_drawer00

 

【その他の脚の接着方法】

他には、下のコンソールテーブルのように、ダボを使って脚を接着する方法もあります。

Meissen01_s

 

Table_howto1 〔図-3〕

ダボとはドイツ語のDübel(デューベル)に由来するそうで、一般的な家具などでも、木材どうしをつなぎ合わせるのに使う部品です。 コンソールテーブルの脚をつけるのに使いました。爪楊枝を削って使ったのですが、折れやすいので、竹ひごを使うといいでしょう。

 

下のテーブルの脚のつけ方は『【ドールハウス工作】 No.76 100均木箱で作るミニショップ No.2/Miniaturbud』でご紹介しています。

Miniaturbude07_countrytable

 

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【関連記事】 椅子の作り方

 

 

 


 

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