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2016/03/31

【ドールハウス工作】 No.244 本格的な製本のミニチュアブックを作ってみよう No.3【Excel】

前回の続きで、今回は下のような本のカバーを作成します。

Miniature_book_magdatrott

カバーのタイトルや画像は最初は勘で配置することになり、背タイトルは帯状の紙の中央に置けばよいのですが、表紙に当たる部分のタイトルや絵などの位置は本の厚みに左右されるので、プリントしてみてからの微調整が必要になってきます。

ただ、安価なコピー用紙でも使って試し刷り(プリント)しつつ調整すればよいので、それほど面倒ではありません。

 

以下の説明は、No.1とNo.2の記事を読んでいることを前提としています。

 

 

テンプレートを取り込む

下の図をクリックして拡大表示(オリジナルサイズの画像を表示)し、一旦PCに保存して、Excelに取り込んで下さい。(色はExcelで変更できます。→後述)

Cover_template

この画像は、No.2の記事で作成した本がだいたい高さ26mmになったので、260ピクセル×730ピクセルで作成しています。

これをExcel(Excel2013)に取り込んで(図形に変換した後)、高さ26mmに設定すると、縦横比が変わらずに横は730mmになる、ということはNo.1で説明しました。

この730mmというのは、No1.のアウトラインを使って本文ページを3ブロック(1ブロック=8ページのものを3つ)使い、No.2のように製本した場合に適した長さ(横幅)です。(もし730mmで足りなければ、取り込んだテンプレートに対し「縦横比を固定する」のチェックを外して横の長さを適宜変えて下さい。長ければ印刷後にカバーの両端をカットすればOK。)

下の画像の本は本文の高さを32mmにした結果、表紙が35mmになったので、カバーもそのサイズに設定したものです。ページ数は2ブロック分で薄いのですが、カバーの横幅はそのままで違和感ありません。

Miniature_book_amenimomakezu_miyaza

テンプレートの色を好みの色に変更する

このような単色の図形なら、Excelで色を簡単に変えることができます。

Miniaturebook31
(図-1)

画像を選択した状態で、「図ツール/書式」タブ→「色」から行います。

今回用意したのは山吹色のような画像ですが、例えば上の図のように薄いグリーンの上にマウスカーソルを重ねるだけでその色がシミュレーションされます。クリックすると決定します。他の色にする場合は「その他の色」から色を選択できます。

イラストや本のタイトルを挿入する

イラストを挿入する方法は【ドールハウス工作】 No.191 ハロウィン no.3 Excelでトリートバッグ(Treat Bag)を作ろう!【Excel2013】で説明しました。

ここでは「ワードアート」を使用して文字を入力する方法を簡単に説明します。

ワードアートとテキストボックスの違い

テキストボックスもオブジェクトとして文字を入力できますが、文字に対する装飾は限定されています。ワードアートでは文字色をグラデーションにしたり、立体的にしたり、変形したりと様々な装飾を加えることができます。

また、画像としてコピーしても劣化が少ないようです。(Excel2003の頃はテキストボックスの文字を画像に変換するとかなり劣化しました。)

「挿入」タブ→「ワードアート」(A のボタン)をクリックすると様々なテンプレートが表示されますが、これは後からでも変えられるので、左上のシンプルなタイプを選択(クリック)します。

Book_howto04(図-2)

すると、下のようにワードアートが挿入されるので、文字を入力したり、フォントやサイズを変更します。

Book_howto05(図-3)

文字をドラッグして選択(図-5)すると、いつでも上のようなツールボックス(メニュー)が表示されるので、フォントに関する設定はいつでも変えられます。

下図はフォント名とフォントサイズを変更した例です。

Miniaturebook34
(図-4)

ワードアートを縦書きにする

ワードアートは様々な効果をつけることができますが、全てをご紹介することはできないので、ここでは背表紙に使う可能性がある縦書きについて説明します。

図-3の「文字の効果の設定」から行いますが、その下のメニュー(「図形の書式設定」)からでも最終的に縦書きの設定をするパネルを表示することはできます。

Miniaturebook35
(図-5)

上のように、右側に表示されるパネルから、「文字のオプション」→「テキストボックス」(アイコン)→「文字列の方向」を「縦書き」にします。

行間を調整

テキストボックスやワードアートで改行をすると初期値で行間が1行に設定されているので、行間を詰めたくなるときがよくあります。行間を変更するには右クリックメニューがから「段落」を選択します。

Book_howto07
(図-6)

行間は初期値で「1行」になっているので、「固定値」に変えて、ポイント数を変更(小さく)します。([OK]を押さないとワードアートに反映しません。)好みの行間になるまで調整します。

必要であればイラストなどを加えて下さい。

Miniaturebook37
(図-7)

これをNo.1の記事で説明したように、印刷用のシートに画像として貼り付け、高さを調整した後にプリントします。

Miniature_book_peterrabbit

 

 

 


 

2016/03/29

【ドールハウス工作】 No.243 本格的な製本のミニチュアブックを作ってみよう No.2

前回の続きです。ここでは前回作った本文を使って下の画像のようなミニチュアブックを作成します。

Miniature_book_magdatrott_02

若干の省略はしていますが、「豆本」と呼んでも良いくらいには丁寧に装丁しています。

 

以下、作り方を説明します。

本の各部の名称

これ以降の説明に必要になるので、まずは本の各部の名称を確認します。

ミニチュアブックの画像と下の図(図-1)を併せて参照して下さい。(特に★印の用語はこの後何度か出てきますから理解しておいて下さい。)

Miniaturebook11
(図-1)

今回は、本文(ページを閉じたもの)に「しおり」と「花ぎれ」、「見返し」を付け、ボール紙を芯にした表紙(表紙、背、裏表紙)をつけます。

「見返し」とは、表・裏の表紙と本文との間に挟む見開き2ページ大の紙で、半分(1ページ分)を表紙の裏に貼りつけ、残り半分は遊び紙とします。

図-1の「遊び紙」は今回はつけません。(遊び紙:巻頭・巻末の見返し紙と本文との間に付ける白紙で、体裁を整えるために入れるもの)

材料・道具

【材料】

Miniaturebook12
(図-2)

画像に写っているもの以外にしおり用の紐、表紙の芯にするためのボール紙を用意します。(ボール紙がなければ、プリンター用紙の保護用に入っているしっかりした厚紙でもいいかと思います。)

今回は表紙に布を使っていますが、紙でも構いません。

花ぎれや見返しに使う紙は画用紙くらい厚手の少ししっかりした紙が良いでしょう。ちなみに花ぎれ用の赤い紙は梅干しの瓶の蓋にかけてあったもの、見返しの黄色い紙は封筒です。皺(しぼ)があって良い雰囲気です。

【道具】

Miniaturebook13
(図-3)

画像に写っているもの以外に木工用ボンドを使用します。

クリップは本文を閉じるときに抑えるために使います。目玉クリップのほうがダブルクリップより跡がつきにくいのでお薦めですが、のり付け後しばらく置いておくのでいずれにしても紙を挟んだ方がいいかも知れません。大きめのものを使って下さい。

鉄筆は本文を折る際、折れ線をつけるために使います。画像の 鉄筆 (VANCO社製) は針先が細く、且つきちんと丸まっているのでシャープな折れ線をつけることができます。

仕上がりの美しさはいかにこの本文のページが揃っているかに関わってくるので、丁寧に折って下さい。

ボンド(木工用ボンド)を水で緩めるのに小皿があると便利です。緩めると言っても筆で塗りやすくする程度なので、筆を湿らせて調節しても構いません。その場合はスポイトは不要です。

 

 

本文ののり付け

Miniaturebook14
(図-4)

上の画像はWordのスクリーンショットですが、前回作ったExcelの原稿をA4版のマット紙に印刷したものだと思って下さい。

ここでは3ブロック(24ページ)を使いますが、1ブロックずつ丁寧に切り取り、折れ線に鉄筆で線をつけて奇数ページと偶数ページの間を山折りにしていきます。

3つのブロックを揃えて下図のようにクリップで抑えてヤスリで削ってボンドが密着しやすくし、のり付けをします。ボンドは少し水で緩めて筆で均一に塗って下さい。

Miniaturebook15
(図-5)

この状態でボンドが完全に乾くまで放置します。

ブログ主は高校の美術の授業で習った製本方法を思い出しながら、ネットで用語などを確認しつつ、この記事を書いていますが、このように糸や針金(線)を使わない綴じ方を「無線綴じ」と呼ぶのだそうです。また、背に切れ込みを入れて糊を浸透しやすくする綴じ方は「あじろ綴じ」と言うそうです。ここでは、背のデコボコをならして平らにするような感じで全体に軽くヤスリを掛けています。

本文にしおり、花ぎれ、見返しをつける

花ぎれ(花布/ヘッドバン)とは、装飾のために本文の背の上下に貼る布のことです。ここでは本文の補強も兼ねて、本文の背全体に装飾用の紙を貼り付けます。(通常は寒冷紗〔かんれいしゃ〕という目の粗いガーゼのような布で補強しますが、ここではこの簡易な花ぎれで寒冷紗も兼ねます。)

花ぎれは本来布(織物)を使うので、背の幅に合うリボンで代用してもいいかと思います。

着物の伊達襟やネクタイのような感じで、「背」より上下をやや長くして見えるようにし、アクセントにします。

Miniaturebook16
(図-6)

しおりはあとでカットするので、少し長めに残しておきます。

上の図では花ぎれは長方形で表現していますが、背の高さより10mmくらい長くし、上下を4mmほど折って厚みを出します。

次に見返し(見開き2ページ分のサイズを半分に折ったもの)を本文の1ページ目と最終ページに貼ります。画像のように、本文に1mmほどの幅でボンドをつけて貼ります。(ボンドはつけすぎないように爪楊枝で伸ばすとよいと思います。)

表紙を作成する

表紙は下図-7の要領で厚紙を布または紙で包みます。この時につけるボンドも原液のままより少し水で薄めて筆で塗った方が薄く均一に塗れます。

Miniaturebook19

【厚紙のサイズの決め方】

あくまでも今回作成するような小さな本の場合ですが、完成した表紙は本文より上下1mmくらい大きくなるサイズにします。

Miniaturebook17
(図-8)

  • 高さは本文のページの高さ(H)+2mm(上下1mm)
  • 背の幅は本文の厚み(D)+表紙(+裏表紙)の厚さ分(1mm程度)広くします。
  • 表紙用の厚紙の幅は本文の幅(W)と同じにします。

幅のサイズの考え方は、「溝」を作るために背と表紙の間を2~3mmくらい空けますが、背表紙と表紙を直角に折り曲げのに使われてしまうのと、ピンと張らずに溝にするのとで1mm程度の余裕になります。(図-10参照)表紙の厚紙を本文と同じ幅にすると、この分で本文より1mmくらい大きくなります。

但し、芯にする厚紙の厚さや表紙に貼る布の厚さで微妙に変わってくるかとは思います。

【参考】一般的なサイズの表紙のサイズ:『上製本用表紙の作り方』(株式会社栄光)

表紙と本文を接着する

Miniaturebook18
(図-9)

見返しの裏(表紙と接する側)にボンドをつけ、表紙に貼りますが、その時、背の厚紙の端と本文の角を合わせると見た目がいいそうです。(図-8を参照)

Miniaturebook20 (図-10)

真上から見て左の形を目指して下さい。

ボンドが完全に乾くまでクリップで挟んでおき、しおりを適度な長さでカットして完成です。

お疲れ様でした!

次回、Excelを使ったカバーの作り方をご紹介します。

 

 

 


2016/03/26

【ドールハウス工作】 No.242 本格的な製本のミニチュアブックを作ってみよう No.1【Excel】

ミニチュアブックを作ってみました。こんなの↓。

Miniature_book_magdatrott

表紙のサイズは横2cm×高さ2.6cmくらいで、本文のページのサイズは1.8cm×2.2cmです。

下はカバーを取ったところです。布で装丁してあります。

Miniature_book_magdatrott_02

10円玉とほぼ同じ大きさの1Euroコインと比較しています。

今回、割合と本格的な製本を行いました。本文も印刷してあります。

装丁には布を使ったので、本のタイトルなどは別にカバーを作っています。大抵のハードカバーの本はこんな体裁ではないでしょうか。

ブログ主は高校の美術の授業で製本を習ったことがあり、今までもこういったミニチュアの本を作ってはいたのですが、本棚に並べるだけなら表紙だけそれらしく作って、本文の部分はバルサやスチレンペーパーで代用した簡単なもので十分なので、あまり詳しく作り方を説明することはありませんでした。

本文の原稿はExcelを使えば作成できるし、製本もさほど難しいものではないのですが、このような小さいものだと、本文に使用する紙、表紙に使う厚紙や布の厚さにかなり左右され、いざ説明するとなると簡単には説明ができないことも大きな理由です。

でも、このブログにもミニチュア本の作り方といった内容のキーワードでのアクセスが少なからずあるので、今回は原稿の作り方から装丁の方法までを解説しようと思っています。

基本的には、

  1. 本文の原稿を作る【Excel】
  2. 製本
  3. カバーを作る【Excel】

の3つに分かれますが、丁寧に説明すると長くなりそうなので今回は主にExcel(Excel2013)を使用して本文の原稿を作る方法をご紹介します。

本文に使用する用紙について

今回使用した用紙はそれほど厚くないマット紙(厚さ0.14mm)です。

マット紙とはつや消し(mat/matt(e)の紙で、OA用に様々な厚さのものが売られており、大きく分けて、

  • 特厚、厚口: ペーパークラフトに使うような厚手のしっかりした紙(0.20~0.22mm)
  • 薄手: しっかりした上質コピー用紙(0.10mmくらい)
  • 中間のもの(表記は一定していない): (0.14mmくらい)

の3種類くらいあるようです。家庭やオフィスで使う安いコピー用紙はだいたい0.1mm以下です。

探したら、紙の通販のダイゲン社のサイトに『紙の厚さについて』という分かりやすいページがあったのでいくつか比較のためにご紹介すると、

  • 1万円札: 0.10mm
  • 商品券: 0.12mm
  • 厚手模造紙: 0.14mm
  • 画用紙: 0.21mm
  • 官製はがき: 0.22mm

だそうです。目安にして下さい。

また、「両面」、「片面」の区別があり、「片面」のものは裏表があって、表はインクの定着や発色が良いよう加工がしてあり、裏よりも白色度が高いので見て分かります。片面で十分なのですが、たいして価格は変わらないようなので、却って「片面」で限定して探すと選択肢が狭まるかと思います。

本文の紙は薄いほど実際の本のようになりますが、ページ数が多くなると手間がかかり、綺麗に折るのが難しくなるるので、今回は0.14mmの紙を使っています。

 

 

本文作成手順概略

手順は下記の通りです。

  1. Excelのシートをキャンバス代わりに使い、そこにアウトラインを読み込み、テキストボックスでテキストを記述したり、イラスト(挿絵)などを取り込んで本文を作成する。
  2. 作成した本文を画像に変換。サイズを調整する。
  3. Excelのシートを増やし、そこに2で作成した画像を貼り付ける。(印刷用のシート)
  4. 3のシートを印刷。
  5. 切り取って製本する。(次回に説明)

なお、ここで必要なExcelの基本的な操作は下記の記事でご紹介しています。トリートバッグ(紙袋)の作り方を説明したものですが、Excelの操作に慣れていない方はまず下記記事をご一読下さい。基本的に行っていることは同じです。

【ドールハウス工作】 No.191 ハロウィン no.3 Excelでトリートバッグ(Treat Bag)を作ろう!【Excel2013】

アウトラインを取り込む

下の図をクリックして拡大表示(オリジナルサイズの画像を表示)し、一旦PCに保存してからExcelに取り込んで下さい。(枠線は薄いグレーで作成しています。色が薄すぎるという場合はExcel側で色を濃くできます。→※後述。)

Book_page_blank

このアウトラインは背景が透過された枠のみの画像(png形式)で、1ページを180ピクセル×220ピクセルの大きさ、8枚連続なので、1440ピクセル×220ピクセルとなっています。

ピクセルというのは点なので長さ(大きさ)の実態がない単位で、ここでは単に、横:縦の比率が180:220と考えてください。つまり、この画像をExcelで縦22mmに設定すると、自動的に1ページのサイズが横18mm、縦22mmとなります。

※アウトラインの色を濃くする方法

Miniaturebook00

画像を選択している状態で「図ツール/書式」→「修正」で明るさやコントラストを修正できます。

また、Excelの罫線と被って見にくい場合は、「表示」→「枠線」のチェックを外すことで背景の罫線を非表示にできます。

テキストボックスを挿入し、テキストを入力する

下はアウトラインを挿入後、既にテキストボックスも挿入してページサイズに合わせ、テキストも入力しています。

Miniaturebook01
(図-1)

テキストボックスは、「挿入」→「テキストボックス」から行います。マウスで斜めにドラッグすると四角のテキストボックスが作成され、あとからサイズは自由に変更できるので、最初は適当なサイズで作っても構いません。サイズは枠の四隅などに表示されるポインターをドラッグして変更します。

枠線を「なし」、塗りつぶしも「なし」に設定します。

Miniaturebook02
(図-2)

フォント(フォント名、サイズ)を好みのものに設定します。 ここでは「AR新藝体E」、サイズ「8」に設定しました。(使用できるフォントはPCによって異なります。)

Miniaturebook03
(図-3)

上の図で「キャレット」とは文字が入力できる場所を示すマークのことです。大抵、点滅していると思います。

ここでは青空文庫から宮沢賢治の『雨ニモマケズ』をコピペしました。

テキストをコピーして貼り付けた場合、せっかくフォントを設定してもコピー元のフォントを継承してしまいます。その場合は、自動的に現れる「Ctrl」と表示されたアイコンの▼をクリックして「テキストのみ保持」を選択(クリック)すると、テキストボックスに設定された書体が適用されます。

Miniaturebook04
(図-4)

2つめからは最初に設定したテキストボックスコピーして使うと良いでしょう。

Miniaturebook05
(図-5)

原文が短いので1ブロック(8ページ)と1ページの計9ページしかありませんが、次回の製本の説明では3ブロック使っています。

ページ数が違っても構いませんが、蛇腹折りする関係で偶数ページになるよう調節して下さい。(この場合では2ブロック目の2ページまで使います。)

印刷用のシートを追加し、ページのブロック毎に画像として貼り付け、サイズを調節する

【ドールハウス工作】 No.191 ハロウィン no.3 Excelでトリートバッグ(Treat Bag)を作ろう!【Excel2013】』と全く同じ方法なので、ここではスクリーンショットで簡単に説明します。

1ブロック全体(全てのオブジェクト)を選択(図-6)し、コピー(Ctrl+C)。

Miniaturebook06
(図-6)

新しいシート(印刷用のシート)を開き、貼り付け位置で右クリックして画像(png画像)として貼り付けます。(図-7)

Miniaturebook07
(図-7)

高さを2.2cm(22mm※)に変更。高さだけ変更すれば縦横比はそのままで自動的に横の長さも変更されます。(「縦横比を固定する」にチェックが入っていること)

ここでは横は14.41cmと、1.8cm×8ページ=14.4cmとほぼ同じになりました。

Miniaturebook08

※高さを設定するときに単位がcmになっていますが、これはプロパティで他の単位に変更できます。

Miniaturebook09
(図-9)

設定は「ファイル」→「オプション」→「詳細設定」の「ルーラーの単位」で行います。

印刷

「ファイル」→「印刷」で、印刷プレビューを確認して、「プリンターのプロパティ」で用紙の設定を行い、印刷をします。

Miniaturebook10
(図-10)

横幅が14.4cmくらいの図形なら100%の大きさでA4縦1枚に納まると思います。別のサイズに設定した結果A4縦1枚納まらなければ、余白を狭めたり、紙を横向きにして100%のサイズで1枚に納まるようにして下さい。

 

 


 

2015/10/07

【ドールハウス工作】 No.194 ハロウィン no.5 ハロウィンブック/クリップアート集【RICOH Clip Art Factory】

ハロウィンの本をいくつか作ってみました。

こんなの↓。

 

H_book

 

 

 

 

ページの中身は印刷していませんが、開けるようになっています。(長い紙を蛇腹折りにしています。)

本の作り方は以前ご紹介したので、再掲はしませんが、画像から表紙の作り方は想像できると思います。折り込む部分にも色を付けているのは、折り目から白い部分が出ないためです。

先日ご紹介したトリートバッグと同様、個人で楽しむだけなのでweb上の画像をお借りして作りましたが、こういった工作に利用できるクリップアート集を見つけたのでご紹介します。

 

 

RICOH(リコー)社の「Clip Art Factory(クリップアートファクトリー)」というページで、様々なシーンに使えるクリップアート(画像)が提供されています。(サイトのトップページは「Print out Factory」で、ここでは様々なテンプレートも提供されているようです。)

【注意】商店のチラシや学校行事のポスターなどに使えるフリー素材ですが、著作権フリーではないので、画像自体の配布は禁止されています。詳しくは「よくあるお問い合わせ」をよくお読み下さい。

下は、Clip Art Factoryのインデックスから「ハロウィン」を選んだところです。

 

Ricoh01_3

 

こんな感じでテーマ毎のイラストの一覧が表示され、ダウンロードできます。

クリップアート(clipart)とは、報告書やチラシなどの文書やwebサイトなどの挿絵として使うような画像(集)のことで、以前はMicrosoft社がExcelなどのOffice製品で使えるようなクリップアートを提供してくれていたのですが、そのサービスは終了してしまいました。

豊富な素材が提供されているので、ミニチュア工作だけでなく、仕事や趣味に活用できると思います。

以下、使い方をご説明します。

 

【画像のダウンロード】

画像のダウンロードは、[WMF]というボタンを押すだけです。(ExcelやWordで使う場合はWMFを選択。EPS形式は取り扱えるアプリが限られています。)

但し、zip(ジップ)という形式で『圧縮』されているので、ダウンロード後、『解凍』(『展開』)してからでないと使えません。

Window8や8.1ではフォルダ(正しくは「エクスプローラー」というアプリ)に解凍する機能があるので、その方法をご紹介します。(他のOSの場合は、Googleなどの検索サイトで、「Wndows7 zip 解凍」などと入力すれば解凍方法が見つかります。)

余談ですが、圧縮されたファイルを使える形に戻すのを「解凍」とは面白い表現ですね。英語では、defrost(冷凍食品の解凍)ではなく、decompressと言うのですが、よく自己解凍型(※)の圧縮ファイルは電子レンジの絵のアイコンが使われていたりします。(※解凍するためのアプリがなくても、ダブルクリックで『実行』するだけで解凍される形式のこと)

 

【Win8、8.1/エクスプローラーでの解凍方法】

1.保存先のフォルダを開く

 

Ricoh02

 

Window8や8.1ではダウンロードしたファイルは、デフォルト(規定値)で「PC」の直下にある「ダウンロード」というフォルダに保存されます。

圧縮されたファイルを選択(②)すると、メニュー(タブ)に「圧縮フォルダーツール」というタブが表示(③)されるので、その中の「すべて展開」をクリック(④)します。

 

2.解凍先を指定

 

Ricoh03

 

保存先を聞かれるので、必要ならここで指定(⑤)します。

 

3.完了

Ricoh04

 

ここでは、 ⑤を変更しなかったので、「ダウンロード」フォルダの直下に「halloween017」というファイル名と同じ名前のフォルダが作成されました。その中に解凍されたクリップアートが入っています。

一度解凍してしまえば、元のzip形式のファイルは不要なので、削除して構いません。

 

 

 

 

 


 

2013/04/17

【ドールハウス工作】 No.70 ミニチュアブック/MiniatureBucher

(。◕‿◕。) ミニチュアの本を試作してみました。

こんなの(↓)。

Peterrabbitminiaturebook_m

表紙のサイズは2.8×2.0cmくらい。

 

 

 

製本は高校生の頃、美術の時間にやったことがあり、ミニチュアの本も以前作ったので、何が試作かというと、表紙の素材をテストしたからです。

今までは紙を使っていたのですが、布でできないかと考えていて、たまたま以前100円ショップ(セリア)で見つけて買っておいた「アイロンプリント布」というのを見たら、表面が布地風なので、これならPCで加工した画像を印刷できるし、面白そうと試してみたのです。

サイズはページに使用する紙の厚さにも左右されるし、それに合わせて背表紙の幅などの微調整がいるし、正確な作り方は説明が難しいのですが、ブログ主の覚書がてら、簡単に作り方を書いておきます。

1.ページを用意する

中身を印刷する場合、両面に印刷するのは難しいので、紙は横長に用意し、蛇腹に折ってページにします。この時、いかに正確にカットし折るかがきれいに作るポイント。印刷しなければ、見開きサイズに紙をカットし、谷折りにしたものを何枚も重ねてもいいかと思います。

これをきれいに重ね、背表紙に接する部分にボンドを付けてクリップなどで固定します。

2.背表紙に接する面の幅(つまり本の厚さ)を計り、これで、表紙(表表紙と背表紙、裏表紙)のサイズを決めます。

3.見返しと表紙を作成

Peterrabbitminiaturebook_howto

ちょっとその前に...

大阪市立中之島図書館の『「本」の部分の名称』を見ると正しい本の構造と各部の名称が分かりますが、通常の製本では、背表紙とページは布(「喉布/のどぬの」と呼ぶそうです)で接着し、上下に「はなぎれ」と呼ばれる装飾用の布を少し見せるようにして挟みます。これは着物の伊達襟(襦袢の襟と着物の間に飾りのために挟む襟)みたいな感じです。

また、表表紙・背表紙とページは「見返し」という紙(見開きページのサイズの紙を谷折りにして表紙には全面に接着、ページ側には背表紙に近い部分だけを細く糊付けする紙)で接着するのですが、ここでは、図-1のような形の、きれいな紙を用意して「見返し」と「はなぎれ」を兼用させています。

この紙をコの字型折って(図-1)、2で作ったページの周囲に背表紙部分だけ接着します。(図-2)

これを図-3のようにして作った表紙に貼り付けます。図-3の表紙は布に紙を貼ったところを示していますが、図のように四隅をカットして、紙を包むように糊代を折って接着します。

豆本の正確な定義はよく分かりませんが、小さくても正式な製本をするものとしたら、これは豆本とは言えないでしょうが、ミニチュアの場合、どこまで緻密に作るか(どこで妥協するか)個人の自由なので、上記作り方をベースにご自由にアレンジして下さい。

なお、今回はgutenberg.orgが提供している(閲覧)無料のeBookの「THE TALE OF PETER RABBIT」(ピーターラビット)の画像と本文を私的利用のためにコピーして作ったものですが、厚い本は全文、薄い本は適当に画像と本文を数ページ分だけ使用して作りました。

棚などに接着してしまい、開いて読むことができるミニチュア本でなくても良いというのであれば、バルサやスチレンボードから本型の板を切り出し、下のようにレザー調のシールや表紙だけは上で説明したようなものを貼って、本のように見せれば簡単です。

Beatrix_room02b_m

このレザー調シールも100円ショップ(セリア)で見つけたもので、画像の色ともう少し濃いブラウンの2色がありました。

 

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