ロフトを見上げている(つもり)のカネゴン。
なぜこんな写真を撮ったのかは後ほどご説明します。
前回の記事で頂いたコメントでも話題が出ていますが、『大草原の小さな家』が映画化されるというニュースがハリウッドから先日発表されました。
「大草原の小さな家」を米パラマウントが映画化 映画.com ニュース/2016年1月28日 12:00
往年の人気ドラマ「大草原の小さな家」が、米パラマウント・ピクチャーズによって映画化されることになりそうだとハリウッド・レポーター誌が報じた。
「大草原の小さな家」は西部開拓時代のアメリカを舞台にしたファミリードラマで、1974~83年に米NBCで放送。日本でも人気番組となった同作の映画化権に関しては、2012年にソニー・ピクチャーズが獲得し、スコット・ルーディンが企画開発に取り組んできたが、昨年契約が切れ、権利者に戻されていた。
そしてこのほど、パラマウントが新たに映画化権を獲得。アビ・モーガン(「エレン・ターナン ~ディケンズに愛された女」)が脚本を執筆し、「マーサ、あるいはマーシー・メイ」のショーン・ダーキン監督がメガホンをとる予定だという。
ソース: http://eiga.com/news/20160128/8/
海外の他のソースも読んでみましたが、脚本家と監督が決定しただけで、配役などは一切決まっていないそうです。
この話題はこれ以上情報がないので終わりですが、ついでに『大草原の小さな家』に関する情報(後述)を調べていて今更ながら気づいたことがあります。
ブログ主が作っているドールハウスはドラマに出てくる家だったんだ...
度々書いていますが、ブログ主はドラマは一切観ておらず、原作はドールハウスを作る参考に数冊読んだだけ、ドールハウス本と原作の関連本(写真集)を主に参考にしてミニチュアを作っています。
まあ、考えてみればテキストはNHK婦人百科のテキストなので、NHKで放送していたドラマが下敷きになっているのは当然なのでしょうが。
今回、YouTubeでドラマのシーンをいくつか見たところ、家の真ん中に暖炉があり、その上にロフトがあるというのはドラマの家(要するにセット)の間取りだということを知りました。
下は、ドキュメンタリ動画から撮ったキャプチャで、暖炉のセットです。
今更ですが、今作っているドールハウスの暖炉やロフト、梯子がよくドラマを再現していることに驚きました。
で、ロフトの上はこんな感じ。(梯子の辺りから映したものですね。)
長女のメアリーと次女のローラのシーンでしょうか。
下はドラマで多用されたという、ロフトから見下ろすアングル。
そうです。これを見たら現在作りかけのドールハウスで冒頭の写真(再掲↓)を撮らずにはいられなくなったのです。
残念ながら、奥(画像の向かって左側)の屋根を固定してしまった後なので、暖炉の左側から下をのぞき込むことができなかったのですが、カネゴンにマイケル・ランドンの役を演じて貰いました。
下は、関連情報です。
■『大草原の小さな家』公式サイト: http://littlehouseontheprairie.com/
ハンドクラフトや物語に出てくる料理のレシピなどもあります。
■公式サイトの動画(“The Legacy of Laura Ingalls Wilder - Trailer ”)
著者である次女のローラの生涯を紹介するビデオ(2分57秒)英語ですが、字幕もついています。
下はこの動画からキャプチャした室内のイラストです。
■“(documentary) Little House on the Prairie: The American Dream by Elliot Robinson”
個人で編集したドキュメンタリ?(12分23秒) 原作よりはテレビドラマの制作に関するドキュメンタリで、かなりの力作です。こちらも字幕を表示することができます。
下はこの動画からキャプチャしたドラマの家の外観。
■The Queen's Treasures社オンラインショップ: http://www.thequeenstreasures.com/
『大草原の小さな家』のミニチュアを販売しています。(1:18スケール)
公式サイトにリンクが貼られていたので見つけました。1:18スケールはスウェーデンのLundby社によって作られたミニチュアのスケールのようです。(Lundby Dollhouseのサイトを見てみましたが、人形こそ人間に模していますが、家具やミニチュアなどはシルバニアンファミリーの豪華版という感じで、なかなか楽しいものでした。→https://lundby.com/en/)
日本の通販サイトで商品を検索したら、値段が高くてビックリ。でも、アメリカやヨーロッパの10倍くらいの値付けだと分かりました。送料がかかってもAmazon USAあたりで買った方がお得そうです。
以下はブログ主の覚え書き。
公式サイトの「history」の項でインガルス一家の歴史と世界史(アメリカ史)を時系列に説明していたのを、更に日本などの出来事を加えてみたものです。
1836/01/10 とうさん(Charles Ingalls)誕生
日本では1年前(1835/01/03)に坂本龍馬が生まれる。
1838 モールス信号の発明
1839/12/12 かあさん(Caroline Quiner)誕生
1856/02/13 ローラの夫(Almanzo Wilder)誕生
1860/02/01 とうさんとかあさん結婚
日本では、3月24日(安政7年3月3日)に桜田門外の変、4月8日(万延元年3月18日)に元号が安政から万延に改元された。
1861/04/12 南北戦争勃発(~1965)
1862/08/17 ダコタ戦争(The Dakota War/ネイティブアメリカンと白人との紛争の先駈け)
1863 とうさんとかあさん、ウィスコンシンのペピン(Pepin)に移住
日本では、4月30日(文久3年3月13日) 新選組結成、8月15日(文久3年7月2日) - 薩英戦争( - 8月17日(7月4日))と、幕末の動乱時代。
1865 英国人ルイス・キャロル「不思議の国のアリス」(Alice's Adventures In Wonderland)出版
1865/01/10 長女メアリー(Mary Ingalls)誕生 (『大きな森の小さな家』〔Little House in the Big Woods〕の時代)
1865/04/09 南北戦争終結
1865/04/15 リンカーン大統領暗殺
1865/12/06 米国で憲法修正第13条批准成立(法的に奴隷解放が行われた)
1867/02/07 ローラ(Laura Ingalls)誕生
(『大きな森の小さな家』〔Little House in the Big Woods〕の時代)
アメリカでは1月8日に米国コロンビア特別区で黒人が選挙権を獲得。日本では、1月10日(慶応2年12月5日) - 徳川慶喜が第15代征夷大将軍に就任した。
1868 ルイーザ・メイ・オルコットの『若草物語』(Little Women)が出版される。
1869 インガルス一家、カンザス(Kansas)のthe Osage Diminished Reserve (Indian Territory)に移住 (『大草原の小さな家』〔Little House on the Prairie〕の時代)
1869/05/10 アメリカ大陸横断鉄道完成
1870/08/03 三女キャリー(Carrie Ingalls)誕生
1871 インガルス一家、インディアン/テリトリーを去り、ウィスコンシンのペピンに戻る
1873 — 1877 バッタの大発生 ミネソタでは数年に渡り小麦が被害を受ける
1874/02/01 インガルス一家、ミネソタ(Minnesota)のWalnut Grove近郊に移住。最初の年はプラム・クリークの“土手の家”で過ごす。(『プラムクリークの土手で』〔On the Banks of Plum Creek〕の時代)
以下略
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