前回の記事(No.368)でご紹介した壁掛けタイプのドールハウスの細部をご紹介します。
実は、このエントリー、とっくにクリスマス前に公開済みだと思ってて忘れてました。(テヘペロ)
時期を取り逃がした感がありますが、 あらためてご紹介します。
全体像はNo.368をご覧下さい。
まず、ファサード、というか屋根の部分なのですが、三角形の屋根にもしたパーツをフォトフレームの上部に取り付けてから、以前作ったスワッグを貼り付けました。スワッグはNo.124でご紹介したもので、キットで作ったドールハウスに追加したものです。
こんな感じです↓。
そして、軽量粘土を載せて雪が少し積もったようにして、上から木工ボンドを塗って白いカラーサンドを付けました。
日本の豪雪地帯に見られるような屋根に積もった雪なら軽量粘土だけでもいいかと思いますが、イメージしたのは、ドイツで見た氷のような雪です。それで、こんな風にしてみました。
ちなみにカラーサンドと書きましたが、以前100円ショップ・セリアで購入した大理石の粉です。スイーツデコの材料として売られていたもの。
ドイツのクリスマス菓子シュトーレンは粘土で作成しています。
粘土の混色はNo.366と同じで、上にかかった粉砂糖は絵の具で表現しています。
パッケージはネットで拾ったシュトーレンの画像とか、それらしいマークの画像を使ってブログ主が作ったものですが、2時間くらい掛けてデザインしたのに、組み立てたのはこれ1つだけです。
ケーキと書きましたが、よく分からないお菓子です。
なるべく簡単に作れるように型抜きして作ったのですが、このハート型の型は100円ショップに売っているお弁当の具材用の型抜きです。
そんなに凝らずに手軽に大量に作りたいとき、こんな道具を使ってみたらいかがでしょうか。
下はショーケース部分(ケースを取った状態)です。
右側のドーナツのようなお菓子も、薄茶に色づけした粘土をお弁当の型抜きで丸く切り抜き、中心を凹ませて(金属製の粘土用の細工棒を使いましたが、筆の先(お尻?)とか、ボールペンのノックする部分とか、代用品はあると思います。)
シュトレンと同様に粉砂糖をかけたように塗装して、中心の窪んだ部分にはスイーツデコソースをジャムに見立てて垂らしています。(スイーツデコソースに関してはNo.293のエントリーで解説していますが、使用したのはダイソーで購入したものです。)
このショーケースは以前作ったもので、下に画像を転載します。
これも別のドールハウスに使っていたものを使い回しました。
ガラスの部分はやや厚めの透明のプラスチック板で作ったのですが、今回使おうと見たら壊れかけていたので改めて同じようなプラスチック板で作り直しました。(画像は以前のもの)
多目的ボンドで接着しましたが、厚みがあまりないのでやや苦労しました。
なお、やや厚めのプラスチック板をカットする時は下のようなプラスチック用カッターを使うと便利です。(オルファのもの)
画像は刃が下を向いた状態です。(缶切りの刃のように尖った方)
使い方は定規を当てて、この尖った方でツーッと滑らせるように切りますが、切ると言うよりは引っかけて削るという感じで、削りカスが紐状に出てきます。
これを何回か繰り返して薄くなった状態にして、最後はプラスチック板を手で持ってパキッと割ります。
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