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外国語の学習

2013/01/26

【ブログ主のつぶやき】趣味の外国語学習 No.3

会話本の選び方と活用のしかた

「会話本」と書きましたが、これは決して会話“だけ”を学ぶために使うのではありません。むしろ文法の習得に役だったと思っているのですが、それは追々説明します。

また、ブログ主が話題にしている「ドイツ語」に限らず、例えばフランス語や英語、イタリア語など、他の言語でも同じことが言えます。

まず、ブログ主が買ったのはこの本で、これは文法書を読み進めるのとほぼ同時に使い始めました。

残念ながら既に絶版で、中古が手に入ることは入るのですが、音声メディアが入手できません。(あってもカセットテープ) なので、さすがにお薦めとは言えません。

そこで、この本に代わるような、自分にあった会話本を見つけられるように、以下、この本を例にして、会話本を使った勉強法を書いていきます。

ポイントその1:シチュエーションが明確で、短いダイアローグのものを選ぶ

この本はもう手元にはないのですが、確か、大学生くらいの女性がドイツでホームステイをするという設定で、第1章は初対面の挨拶から始まります。

うろ覚えですが、これ以降は「町を案内して貰う」、「郵便局で郵便物を出す」などと、様々なシチュエーションでのダイアローグが続いていくのですが、各章はせいぜい8センテンス(8つの発話)くらいから成り立っています。

これを使ってどう勉強したのかというと、ダイアローグを丸暗記したのです。

この本は、一応、その章で学ぶ文法事項というものがあるのですが、初心者には難しい表現も出てきて、その場合は「このことは○ページで詳しく学びます」といった説明があります。つまり、「(この文法事項は後で学ぶので)細かい文法にはとらわれず、会話を覚えなさい」という勉強法を薦めているのです。

そこで、あまり文法にはとらわれず、そのダイアローグを何も見ずにすらすら話せるまで、何度もテープを聴いて暗記しました。

もうちょっと具体的に書くと、ナチュラルスピードで10回連続してつかえずにそのダイアローグを話せたらようやく次に章に進むということにトライしました。

暗記するためには、旅行会話本にあるような、ダイアローグになっていない文がズラズラ書いてあるだけの本では難しいと思います。シチュエーションが明確で、「こんにちは、花子と言います」-「ドイツへようこそ」...などと、自然に会話が続くからこそ、暗記しやすかったのです。また、暗記するためには短いダイアローグであることが重要です。

ただ、大人になって勉強する場合、あまりにも文法が分からないと、納得できないこともあり、そういうときは文法の参考書で自分が満足できる程度の確認はしていました。これは以下にちょっと触れます。

 

ポイントその2:個々の単語に囚われず、固まりで暗記する

次に、こういう勉強法がどのように文法理解に役だったかを説明します。

例えば2章では、いきなり、

Wir fahren heute mit dem Bus in die Stadt. 今日は(僕らは)バスで町に行くよ

というような文が出てきたかと思います。(参考までに、文節毎に英語に逐語訳すると、We go today by bus into town / downtown. という文です。)

ここでのミソは、「~(手段)で」、「バス」、「~(目的地)へ」、「町」という単語を別々に覚えるのではなく、「バスで」、「町へ」とひとかたまりで覚えてしまうことです。

ドイツ語が分かる方なら、

mit dem Bus (英:by bus -バスで)

fahren (gehen) ... in die Stadt (英:go into town / go downtown -町へ行く)

というのが、前置詞の格支配という、少し後で習うべき文法事項だと分かるかと思いますが、そういうものにとらわれず、mit dem Bus/ミット・デム・ブス、in die Stadt/イン・ディ・シュタットという表現をまとめて暗記してしまうことにより、後々、「名詞と冠詞の性」とか「前置詞の格支配」(ここではmitは3格と結びつくということ)、「前置詞と場所を表す言葉との結びつき」(=「~(場所)へ」の「~」と前置詞と結びつき)、(さらには「枠構造」も含むかな?)といったことを学ぶときに、理解を早めることになるのです。

ここで、「mit dem Bus」や「in die Stadt」がどうしても気になってしまう場合は、素直にその本の先にある前置詞の解説や文法書をちょっと読んだりしました。そうすると「mitは3格と結びつく」とか「方向を表すinは4格を支配する」などと言うことが書いてあるわけです。しかし、「へぇ、(英語と違って)ドイツ語の前置詞は後に来る名詞の格が決まってるのか」という程度で納得するにとどめました。これによって、この後、「こういうことを勉強することになるのか」と、予め心の準備ができました。

繰り返しになりますが、英語の例で言うと、「バス」という単語と「(手段)~で」という前置詞をバラバラに覚えるより、「バスで」が「by bus」だと覚えてしまうほうが効率的だというのは理解できると思います。また、後々、「手段を表すbyとwithの使い分け」を学ぶかも知れませんが、その時、「交通手段はbyが多くて、冠詞は付かない」ということは機知の情報になっていて、理解が早いのです。

ここで言いたいことは、単語を一つ一つ覚えるのではなく、ひとかたまりのフレーズで覚えることで、語彙を増やすだけでなく、用法の理解や文法を理解するスピードが何倍にも速まるということです。

ところで、ここまで書いて(読んで)、辞書の話がまったくでてきませんが、それはまた別の記事に書くつもりです。また、語彙はどうやって増やしたのか、単語帳は作らなかったのか、という疑問を持たれるかもしれません。

単語帳に関しては...

もうね、中学高校の時と違って、単語帳なんて作っても覚えられんのですわ...('A`)

だいたい、書いても後から見ないし...^^;

 

語彙を増やす

で、単語帳の代わりに、こういうことをしました。(↓)

077s

(画像が大きいので、右クリックして別タブまたは別ウィンドウで表示して下さい。)

次回(不定期)は、語彙を増やす方法について書いてみたいと思います。

2013/01/25

【ブログ主のつぶやき】趣味の外国語学習 No.2 

この記事の目的

ブログ主は英語は学校の授業や講義+会社の英会話教室(会社負担や自費)に行ったりして習い、嫌いではなかったのですが、受験のためとか検定試験、昇進に必要とかで、したくない勉強もしなくてはならず、あまりいい思い出はありません。でも、ドイツ語は全くの趣味で勉強したので、興味を持って勉強し、わりと短期間での上達を実感できたた思っています。

しかし、今でも情報収集にネットでドイツ語を読むことはあるけれど、もう何年も使っていないので、かなり錆び付いてしまいました。

で、最近またドイツ語の勉強をやり直そうと思っていて、その方法を模索するにあたり、この数日、どうやって0から勉強したのかを振り返っていました。

語学だけでなく、勉強法は人それぞれにあったやり方があると思うので、「このやり方がいい」と押しつけたりアドバイスするつもりはありません。強いて言えば、文字に起こすことで頭の中を整理するのが目的で、ついでにたまたま目に留まった方の役に立てばいいかな、と思っている程度です。

そのために、なるべく学習の過程を時系列で書いてみようと思ってます。

(タイトルに「No.2」としたのは『【WBC2013】各国暫定ロースター発表となぜか外国語の勉強の話』が「No.1」だからです。)

そもそも、ドイツ語を勉強し始めたのは、ドイツ語圏を旅行するのが楽しくて、「ドイツ語ができればもっと楽しいだろうなあ」という単純な理由からです。まぁ、一時期流行った『成田決意』みたいなものです。

今では使う人もいない言葉なので『成田決意』を説明すると、海外旅行に出かけて自分の語学力のなさに愕然として、「英会話を習おう!」と決意することです。

 

参考書(文法書)の選び方

説明は後述しますが、結論は「自分にあった本を選ぶ」ということになります。

前述したように、目的は『ドイツ語で旅ができるようになりたい=会話ができるようになりたい』だったのですが、当時は学校に行く時間がなかったので、取りあえず文法の参考書を買ってきました。

それは、『はじめて学ぶドイツ語』という本です。(ブログ主が持っているのは「新装版」ではありませんが。)

数ある文法書の中でこの本を選んだ理由は忘れてしまいましたが、この本は、中級者になっても使える良い本だと思います。

「忘れた」と書きましたが、多分、変化表が羅列されているだけの文法書は避けたのだと思います。この本は、文章が多くて「読んで理解できる」本だと思ったのでしょう。

「中級者になっても使える」というのは、(これは当然ながら中級レベルになって気づいたのですが、)その課のまとめとして収録されている例文に対して、そこでの学習事項でないことも、コラムのような形で解説されており、その時は理解できなくても、中級レベルになってから役に立つことがたくさん書かれているのに気づきました。

この本を使ってどう勉強したかと言うと、初めから力んで全て暗記しようなどとは考えませんでした。ドイツ語の場合、諸学者の前に立ちはだかる「語形変化」(動詞の人称変化や冠詞類の格変化*などです)というのがすぐに出てきます。「これをマスターできなければ先に進めない」とは考えず、最初は「ドイツ語の概略」というか「ドイツ語はどんな感じの言語か」というのを理解するだけにとどめて読み進んでいきました。

*格変化

英語でも、he, his, him (主格、所有格、目的格)などと「格」はありますが、「the dog」のような定冠詞が格によって変化することはありません。ドイツ語の場合は名詞によって男性・中性・女性と3つの姓に分かれ、さらに複数形があり、それに付く定冠詞が格によって、der Hund, des Hundes, dem Hund, den Hund(Hund=犬は男性名詞)と変化します。

日本語の文法用語では、それぞれの格を1格、2格、3格、4格と呼び、大抵、「デア・デス・デム・デン(der des dem den」などと念仏のように唱えて、一度で覚え(させ)ようとするのですが、後にドイツ語学校に通ったら、最初に1格(=主格:英語で言う主格)と4格(=対格:英語で言う目的格)だけを教えていて、学習者の負担を軽減する良い方法だと思いました。

上述の本はブログ主にとっては良い選択だったと思っていますが、書店でこの本を手にとって中を見たときに、文字ばかりで取っつきにくい気がする人も多いかも知れません。そういう方には、下の本(マイスタードイツ語コース)をお薦めします。(シリーズの他の本もおすすめ。)

この本は、同じく文章の多い本です。しかし、軽妙な語り口はまるで著者の講義を聴いているような感じで、あるいはエッセイを読むような感覚で読み進められる文法書です。

実際は、この本は中級レベルになって、単純にドイツ語関連の本が読みたいと思って買ったので、基本的に学習用の文法書としては『はじめて学ぶドイツ語』1冊だけを使いました。

【参考書の選び方】

一言で言えば、自分にあった本を、実物を見て選ぶことです。

学生なら既に教科書のようなものを持っていて、それを補うために買うかも知れませんし、また、些細なことかも知れませんが、本の体裁-色や行間、余白、さらには紙の質-なども意外と気になるものです。

ネット(Amazonなど)のレビューも参考にはなりますが、学習する人によって背景が異なるので、鵜呑みにしない方がいいでしょう。

もし、既に少し学習を進めていて、「手持ちの教科書などでは説明不足だから参考書を買う」と言う場合は、書店で、自分が知りたいことを複数の参考書で調べてみるのがいいと思います。

これは学習参考書に限らず、他の参考書、例えばPC関係の参考書も同じことが言えます。自分の知りたいことを実際に調べて、理解できるか、或いは分かりやすく説明されているかという基準で自分(のレベル)にあった本を見つけます。

大人が趣味で学ぶために買うのだったら、教科書等は持ってない状態で選ぶことになるので、本当は教科書に該当するような本-CD付きの会話本-も同時に買った方がいいのですが、これについては別の機会に書くとして、同じように適当な章を複数の本で読み比べて、自分の好みにあった本を選んで下さい。

また、これはたまたまこの記事を書くにあたり、『はじめて学ぶドイツ語』をAmazonで検索して読んだレビュー受け売りですが、非常に同意できるので、一部引用させて頂きます。

「文法書を選ぶときは後ろについている索引が充実しているかどうかを基準にして選ぶと、それほどハズレを引かない。」以前、どの文法書を選べばいいのか迷っていたときに、大学の先輩にこんなことを言われ、勧められたのがこの文法書です。

最初は各章を頭から読んだり、「ええと、形容詞の変化はどうだったっけ」などと、パラパラめくって見つけることが多いのですが、学習が進むにつれて、もっと狭い範囲をピンポイントで知りたいことが多くなります。この時に、索引があると非常に便利です。

この本に関して言えば、例えば、dochという単語を巻末の索引で見てみると、「『いいえ』の~ 32  ...(中略)... 文意を強める~ 153 ...(後略)...」のように出現ページだけでなく、簡単な説明もあるので引きやすくなっています。(本によってはページだけを提示しているものもあります)

 

後から考えれば、この後すぐに学校に通い始めても良かったのかも知れませんが、この時は薄い問題集を買ってきて文法事項をもう一度勉強しました。無駄なことはなかったのですが、まぁ、やらなくても良かったかも知れません。

こうしてある程度勉強してからドイツ語学校に行き始めました。

まず、レベルチェックのペーパーテストを受け、その後、ドイツ人の先生のインタビューがあったのですが、会話の勉強は一切していなかったので、悲しいかな、全く話せませんでした。

先生にお願いして英語で会話させてもらったところ、「文法レベルから言うと、一番初歩のレベルは飛ばしてもいいけど...」と言われたのですが、結局初歩の初歩から受講しました。

ブログ主の場合は、たまたま通える場所に学校があったのですが、機会がなく、独学で会話を学ぶ場合はどうしたらいいか?と思われる方がいるかと思います。

それには「参考書の選び方」に少し書いた「CD付きの会話本」を活用するのですが、長くなるので回をあらためて、会話本の選び方について書いてみたいと思います。

2013/01/18

【WBC2013】各国暫定ロースター発表となぜか外国語の勉強の話

WBC公式サイトのメルマガによると各国のロースターが発表されました。日本語公式サイトもいつの間にか出来ていましたが、現在は英語の公式サイトトップページにある国旗のマークからメンバー表を見ることができます。(予選敗退国は予選時のメンバーのようです。)

なお、WBC関連の情報・リンクは以前の記事『【ブログ主覚書】WBC 2012/2013【ワールドベースボールクラシック2013】』を随時更新しているので、そちらを参考にして下さい。

取りあえず、過去の2大会のサマリー(新聞記事)はこの記事にも貼っておきます。

2006年(第1回)、2009年(第2回)大会のサマリー(2013/01/01付新聞記事より)

Wbc2006_summary Wbc2009_summary

(画像が大きいので、画像の上で右クリックして表示されるメニューから別ウィンドウ、または別タブで表示してください。)

TV放映スケジュールはまだどうなっているか分かりませんが、過去の例ではCSのJスポで全試合中継、ネット(MLB.com かな?)でも多分有料で配信されると思います。

3月に入ると本戦はすぐに始まるので、スカパーの契約は忘れずに。料金の請求は加入した月の翌月からなので。

 

以下はブログ主の呟きです。

「ロースター」という言葉、MLB中継を見ていると、メンバー表(リスト)のような意味でを耳にするので知っていましたが、あらためてメルマガ(英語)で「roster/pl.) rosters」という単語を見て、「あれ?」と思ったので、今更ながら辞書を引いてみました。

それによると、この単語が初めて文献に現れるのは1727年で、オランダ語の「rooster(表)」が語源だそうですが、原義は「焼き網」(焙り器の並行した鉄格子)なのだそうです。表から焼き網の格子を連想したんですね。

もうこの時点で言葉に敏感な人なら気づくと思うのですが、rosterは「オーブンなどで焼いたり、火で焙る」という「roast」とも関係があります。

「roast」は13世紀、古フランス語「rostir」に由来する言葉で、ドイツ語は「rösten」、オランダ語は「roosten」と派生していったようです。

こういうことはちょっと大きな辞書を引けば書いてあるのですが、ブログ主は単語を辞書で引くときに、(時間に余裕があれば)必ず語源にも目を通します。なぜかというと、大人になって記憶力が落ちた今は、単語は暗記よりも理解して覚える方が身に付くからです。そして、そのためには持っている知識と五感を総動員するようにします。

ブログ主ごときの語学学習法を文豪に喩えるのはかなり気が引けますが、外国語に堪能な森鴎外は語学(欧米の言語)の習得は簡単だと言い、その根拠はギリシャ語だかラテン語だか(←ここはうろ覚え)の知識があれば、大抵の言語は理解できるからと述べたと何かで読んだことがあります。

さすがに英語やドイツ語、フランス語を学ぶ前にギリシャ語やラテン語を学ぶ余力はないですが、知っている他の言語から類推するというのはかなり有効な手段だと思います。

外国語の勉強方法に関しては、他にも色々書きたいことはあるけれど、長くなるのでいずれまた。

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