【同志社国際高校・辺野古ボート転覆事件】沖縄県の”平和”教育に自浄作用があるのだろうか?
沖縄県議会で自民党の会派が提案した「辺野古事故特別委」が否決され、これに関し、事故で亡くなった武石知華(たけいし ともか)さんのご遺族がnote(ブログ)にそれに対する思いを綴られました。
https://www.sankei.com/article/20260710-DL6F32RZRJMYFA3BY5HVJXCIHI/?213484
産経: 沖縄県議会の辺野古事故調査特別委、設置否決の公算 自民以外「時期尚早」などと反対
2026/7/10
沖縄県議会の各会派代表者会が8日開かれ、名護市辺野古沖で3月に発生した修学旅行船舶転覆事故を巡り、沖縄自民党・無所属の会が提案した調査特別委員会の設置について協議した。しかし、自民以外の各会派は「捜査中で時期尚早」「総務企画委員会で対応できる」などとして反対し、意見の一致には至らなかった。自民会派は引き続き、本会議への上程を求める方針だが、設置議案は否決される公算が大きくなった。...
note: 防犯カメラ映像 沖縄県議会
2026年7月10日 19:02
辺野古事故特別委、設置否決へ 県議会、自民以外が反対
... 海上保安部による捜査は、刑事責任の有無を明らかにするためのものです。
一方で、なぜ学校の研修旅行という教育活動の中で、生徒が安全性が確認されていない船に乗ることになったのか。学校、旅行会社、受け入れ側、そして行政のそれぞれに、どのような課題があったのか。こうした全体の構造の検証は、捜査とは別に行われる必要があるものです。文部科学省の調査と通知、学校法人の特別調査委員会は、その一部を担うものですが、沖縄県側の受け入れの仕組みを検証できるのは、沖縄県と県議会しかありません。
「時期尚早」という言葉について、考えてしまいます。...
* * * *
自民党の沖縄県議が頑張っているのは認めます。
そして、同志社国際高校の武石知華さんのご遺族が、事故そのものだけではない原因究明を望んでいるのも分かります。
しかし、沖縄の「”平和”教育」は根本から歪んでいるので、自民党県議がどこまでメスを入れるつもりなのか... には疑問があります。
まず、資料館の様な施設の展示は基本的には「反日本軍」。
これに異議を唱えた大山たかお那覇市議は潰されてしまいました。(2025年07月20日の那覇市議会議員選挙では落選)
https://www.qab.co.jp/news/20250612255442.html
大山那覇市議「対馬丸記念館の展示は間違い」市議会で発言/一部取り消しも持論は堅持
琉球朝日放送
2025年6月12日
那覇市議会の大山孝夫議員が11日の本会議・一般質問で、対馬丸記念館の展示について「間違っている」と発言していたことが分かりました。
議員の申し出で「間違っている」という発言を議会はきょう取り消しを認めました。
11日の那覇市議会で「なは自民・みんなの協働!」会派の大山孝夫議員が、対馬丸記念館の展示パネルの県外疎開の経緯について「次の戦力となる子どもを確保とすることが真の目的」と記述があるとし「学習施設としてこのような間違っている記述については、適切でない」と発言しました。
6月12日の那覇市議会の本会議場で「大山孝夫議員からの発言取り消しの許可にご異議ありませんか」「異議なし」「ご異議なしと認めます」きのうの大山議員の発言のうち「間違っている」という部分の発言の取り消しを認めました。〔... 〕
対馬丸というのは疎開に向かう途中で米軍の魚雷によって沈没したのですが、大山市議は「次の戦力となる子どもを確保とすることが真の目的」という記念館の記述に異議を唱えただけです。
しかし、沖縄では、(個人の意見は別として、)未だに「日本政府/日本軍の被害者」というナラティブ(物語)が主流で無いとならないという同調圧力があります。
ぶっちゃけて言うと、当選できない。
2018年のチャンネル桜『沖縄の声』で、元・平和記念資料館(糸満市)の警備員の方... つまり、2018年以前の話ですが、展示内容は「反日(反日本軍)」で、順路に沿って進むと展示物が反日から反米に変わり、ベトナム戦争でのむごたらしい写真や集団自決後の等身大のパネルなどがあり、見学に来る子供には「無理に見なくていいよ」とアドバイスしていたと仰っていました。
今回の事件で、「平和学習」スポットを巡ると必ずそこに活動家がガイドとして現れ、その説明を聞いた同志社国際高校の生徒さんから、「思想が偏っているなぁ」という感想が伝わっています。また、ウジの湧いた死体の写真を見せられたなどと報告している生徒さんもいました。
沖縄県議会の動画を見ていて知ったのですが、例えば広島では、教育委員会が「平和教育」を監修しており、一方、沖縄では知事公室周辺の組織が担当しているそうで、文化観光スポーツ部長は、「沖縄県の『修学旅行ナビ』は活動(現地ツアー)を紹介しているだけで、それを利用した学校については把握していない。」と答えていました。
しかし、既に沖縄の修学旅行ナビで紹介されているアクティビティには活動家が入り込んでいます。
つまり、歪曲した博物館だけでなく、偏向した語り部によって一方的な歴史観や意見に免疫の無い他県の子供が晒されるのが沖縄の「”平和”学習」であり、県(行政)はそれを是正しようとはしない。
同志社国際高校の校長の記者会見でも元産経新聞記者の三枝玄太郎さんが質問して、民泊(実際にはホームステイ)の中には「あの家はちょっと... 」みたいに生徒からクレームがあったと言っていました。
しかし、沖縄県はそうしたレビューを吸い上げて改善しようとはしていません。
多くの人が今回の問題で、「『平和学習』そのものは良い」と言います。
一般論としては同意しますが、沖縄行政を追求している県議(や市議)自身が「平和学習はどうあるべきか?」という自問自答無くして、仮に「辺野古事故特別委」なるものを設置したからと言って、辺野古ボート転覆事故だけに問題を矮小化していたら、大した成果は得られないのでは無いかと思います。
沖縄への修学旅行の妨害をするつもりはありませんし、素晴らしい自然や文化のある沖縄での修学旅行は生徒さんの良き思い出になると思います。しかし、県が活動家を排除しない限り、沖縄での「”平和”学習」は行うべきではありません。
次回に続く
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