【中学歴史教科書】『日清戦争』はどの様に説明されているか?【小山常実氏の分析】
中学の歴史や公民の教科書を比較・分析されている小山常実氏のブログより... 。
驚いた事に、韓国政府から抗議があって以来、「朝鮮=清の属国」という事実は書けないのだそうです。ちなみに、竹田恒泰氏の『令和書籍』は、「朝鮮は清を宗主国として冊封体制下にあった」という旨の記述との事です。
詳しくは小山さんのブログをお読みください。
一般的な理解では... 、
日本は当時の大国である清国との対決は避けたく、李氏朝鮮が中国の属国でいるのは危険であり不都合でした。これは日本側のある意味勝手な論理で、李王家は中国の附庸国(宗主国に従属してその命令に従う小国。属国)である事に別段不満はありませんでした。ごく一部の開化派は忸怩たる思いでいましたが。
遠因としては、東学党の乱(甲午農民戦争)〔※〕が挙げられます。
※ 【『大辞林』より】 朝鮮で1894年(甲午の年)東学の信徒が主導した農民戦争。地方官の悪政に反対した全羅道の農民の蜂起に始まる。朝鮮王朝政府は鎮圧のため清(しん)に出兵を求め,清に対抗して日本も出兵,日清戦争の契機となった。東学党の乱。
「清に対抗して日本も出兵」とはいささか言葉足らずで、日本と清は天津条約(1885)により、互いに派兵するときは事前通告をする取り決めになっていました。
これは、1885年4月の甲申政変〔※朝鮮の急進的開化派に依るクーデター。李王家の要請で清が介入し、三日天下に終わる。〕の後に日本と清の間で締結された条約です。
つまり、日清戦争の原因を語るには、「朝鮮が自立していない国であった」事が重要なのですが、端的に「属国だった」とは書けないのです。
最後に、ブログ主の手元にある高校生用『日本史要点まとめ』をご紹介します。
右側の頁の上、「原因:日清両国の朝鮮市場を巡る対立」...
( ゚Д゚)...
当時の朝鮮に、”市場” なんてものがあるかい!w
鉱山や木材などの資源は多少あり、また、鉄道敷設権や鉱山採掘権、森林伐採権という元手の要らないものを売却して安易に金を得ようとする李王家につけ込む西欧列強がいた事は事実ですが、これは ”市場” などと言えるものではありませんでした。
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