【兵庫県文書問題】腰の据わらぬ日本維新の会(吉村代表)
※兵庫県庁問題の時系列はこちらのブログエントリーにまとめています。
初めはこのエントリーは「正直者が馬鹿を見る『兵庫県百条委員会』」みたいなタイトルで、百条委員会の情報を漏らしたことを認めた日本維新の会の県議だけが責任を取って、それ以外の、情報をダダ漏れさせている他会派の議員は不問にされる不条理さを書くつもりでしたが、まずは日本維新の会の迷走っぷりを記録しておこうと思います。
* * * *
2月21日のNHK党定例記者会見で立花孝志氏が岸口みのる県議について語っていましたが、その中で、岸口氏からの又聞きの形ではありますが、日本維新の会が斎藤知事を切り捨てたのは、「このままでは(2024年10月15日投開票の)衆議院選に負ける」という危機感からだということでした。
公正を期す為に書いておくと、そもそも斎藤元彦知事を推したのは自民党の改革派(反井戸前知事派)で、彼らもまた斎藤知事を守るべきでしたが、メディアによる斎藤バッシングの強烈さで井戸前知事派の勢力が盛り返したのか、出直し選挙の時には斎藤知事派の自民党は全く存在感がありませんでした。これ以降の自民党は論外です。
結局、日本維新の会は斎藤元彦氏の対抗馬として、任期半ばの参議院議員である清水貴之氏を擁立し、アンチ斎藤元彦の立場を取りました。
しかし、これに反発したのは一部の維新の兵庫県議や市議であり、この兵庫県議が増山誠氏、岸口みのる氏、白井たかひろ氏の3氏だったわけです。
https://mainichi.jp/articles/20250221/k00/00m/040/186000c
兵庫の維新・白井県議「立花氏と電話」認める 元局長のうわさ話など
2025/2/21 15:18(最終更新 2/21 21:03) 597文字
兵庫県の斎藤元彦知事らの疑惑に関する情報を日本維新の会所属の県議らが政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首に提供した問題で、維新の白井孝明県議(41)は21日、立花氏と電話でやりとりをしたことを明らかにした。「(立花氏が2024年の知事選期間中に発信した内容の)情報源になったとの認識はない」とした上で「処分を受けるなら厳粛に受ける」と報道陣の取材に述べた。知事選を巡って立花氏との接触が判明した維新の県議は3人となった。
白井県議によると、立花氏への情報提供を目的に24年11月1日から計3回、電話で連絡した。文書などの提供は否定し「(告発した)元県西播磨県民局長に関するうわさ話も含め、情報をつまびらかにすべきだと思った」と説明。知事選期間中に具体的なことは話していないとしている。
で、今や党本部はこの3県議も突き放した形です。恐らく世論を眺めているのでしょう。
一応、吉村氏は増山・岸口両県議に記者会見をさせるおつもりのようです。
そして、立花孝志氏は「白井たかひろ県議も同席させるべきで、自分(立花氏)も呼んでほしい」とYouTube等で訴えています。
党としての説明会見としては異例にはなりますが、第三者の立花氏を呼ぶことで、維新に批判的な記者達の一方的な ”サンドバッグ” にならなくて済む(緩衝材になる)のではないでしょうか。
尤も、立花氏は維新県議の保身の為の嘘も容赦しないだろうから ”諸刃の剣” です。
吉村洋文(よしむら ひろふみ)代表の政治的嗅覚が問われる所です。
NHK党定例記者会見などによると... 岸口みのる県議と立花氏は千葉県四街道市の宮城市議同席の下、ホテルオークラのスイートルームで3人で話したと言います。
仲介した民間人A氏は別室にいたとのこと。
メモを取り出したのは岸口氏で、単に渡すだけでは無く、その内容を説明したそうです。
ここからは立花氏の推測ですが、
A氏は岸口みのる県議の有力な後援者で、同時に立花氏にメモを渡したがっていた。彼の頼みを受け入れた岸口氏は立花氏に会った。しかし、清水貴之氏を推す党本部に逆らう行為なので、今年の参議院選に出たい岸口氏としては、立花氏に暴露された後でも「会ったけどメモは渡していない」などとしどろもどろの言い訳をした...
様です。
立花孝志氏は煮え切らない日本維新の会に対しても憤っているのだと思います。彼が守ろうとしたのは斎藤元彦氏だけだからです。
岸和田市長の件も関係しているのかもしれません。
育ての親のような岸和田市長夫妻を裏切った前田将臣(まえだ のぶみ)府議を見て見ぬ振りをしているからです。
ここで日本維新の会党本部が、増山誠県議や岸口みのる県議、更には白井たかひろ県議を記者会見の矢面に立たせるだけなら、ただでさえ人気が凋落気味の維新は全国区的には更に没落していくでしょう。
大阪の有権者(や、大阪圏内の地方自治体有権者)が維新を支持する理由は理解できます。しかし、大阪府から遠く離れた有権者が見ているのはあくまでも国政「日本維新の会」であり、再びローカル政党に戻るのか、全国区の政党としての立ち位置を確保できるのか...
日和見主義的な吉村洋文さんで大丈夫?とは感じています。
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