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2025/01/06

【朝鮮人陸軍特別志願兵】果たして彼らは強制されたのか?

朝鮮人の陸軍特別志願兵は、日本人なら、「競争率が60%近くあった」という事実(【画像1】)を以てして、「朝鮮人は帝国軍人になりたかった」・「自発的に応募した」と納得しますが、韓国では、それでも応募は強制的にされた(【画像2】)という言説が広く流布されている様です。

 

【画像1】
Fujichan3_1_20220406073401

▲「채널fujichan」(チャンネル・ふじちゃん)の「陸軍特別志願兵」シリーズの動画をキャプチャして追記。画像の右下は金柄憲(キム・ビョンホン)所長と鄭安基(チョン・アンギ)博士

 

【画像2】
2050105_shiganhei
▲百年歴史さんから送られてきた画像にブログ主が赤字で補足

 

画像2は、『民族問題研究所(민족문제연구소)」という団体が発表した論文の一部だそうで、韓国人ブロガーの『百年歴史』さんが疑問を感じてブログ主に送って下さったもので、横軸に年齢、縦軸に志望動機として、「自発的志願」、「官庁の慫慂」、「その他」がある表ですが、説明を読めば分かる様に、「慫慂」という言葉を「実質的には『強制』だ」としている事がポイントです。

 

実際の「慫慂」の意味は『大辞泉』によると、

(名)~スル
他の人が勧めてそうするように仕向けること。

「―されて出馬する」「彼れ君に仕官を―するの意ありて然るならんと / 花柳春話 純一郎」[類語] すすめる【勧める】

だそうで、「勧誘」程度の意味です。

 

果たして、”官庁から慫慂されて陸軍特別志願兵に応募した” 若者は強要されて応募されたのか?

この点を百年歴史さんは疑問を持って、ブログ主に元の資料をどこかで見られないかと相談されて来たのですが...

 

これは、鄭安基(チョン・アンギ)博士の著書『忠誠と反逆』からカラクリが分かりました。

この本は日本語に翻訳されていないので、日本で行った出版記念講演資料からご紹介します。

元となった資料(第79回帝国議会説明資料)が確認できていないのですが、そこから集計した下の表からは応募の「心理状態」まで調査されていた事が分かります。

 

20250106_shiganhei01

これを見ると、「その他」を除いては「愛国心」、「功名心」、「功利心」、「職業心」と、個人の「野心」を表す言葉です。

つまり、他人から勧誘されたとしても、個人の愛国心や立身出世の意思が感じられます。

民族問題研究所はこの部分を隠したのです。

 

以下は、『歴史認識問題研究会』のサイトに掲示されている鄭安基(チョン・アンギ)博士の講演会資料です。

1.講演の概略
http://harc.tokyo/?p=3566

2.講演内容(PDF)
http://harc.tokyo/wp/wp-content/uploads/2024/03/8d834012b4184458a9d769e07cd1e41a.pdf

 

鄭安基博士も「慫慂」という言葉に拘っていた事が分かる部分を、上記の2(p.6)からご紹介します。

特別志願兵として選ばれた人を対象にして、朝鮮総督府が調査した記録です。志願動機の中で、慫慂(しょうよう)という言葉がありますが、意味は勧誘と似ています。

表を見ると、志願動機は自発と慫慂がありますが、右の心理状態と合わせて考えてみると矛盾点があります。今までの韓国内の研究においては、志願動機の中で慫慂というキーワードをもって、これが強制性の証拠だと言ってきました。

しかし、もし慫慂が強制的な動員の証拠なら、右側にある心理状態が説明できないという問題が残ります。

慫慂の実態は、先生や親、周囲の人間から志願兵制度があるので一度応募してみてはどうかと勧められた、という意味で使用されているのではないでしょうか。つまり、日本人からではなく朝鮮人から慫慂されたというわけです。

このように解釈すれば、心理状態と総合的な説明が可能です。もし強制的なものだったら、右側の心理状態が説明できません。

 

所謂 ”徴用工” (実際は応募工や官斡旋)も、他者から、「こんな募集があるよ」と教えられて応募した例があります。ましてや、ステイタスが高く、未だに朝鮮時代の身分制度が残る朝鮮半島で、一発逆転のステップアップが見込まれる軍人になれるチャンスを、周囲が優秀な若者に勧めないはずがありません。

「慫慂=強制」だとするには無理があります。

* * * *

 

こんな事を百年歴史さんとやりとりしていて、面白い事を教えて頂きました。

日本で、小さい子がお姉さん・お兄さんに交じって遊ぶ時にミスしても大目に見てくれる「お味噌」(お味噌っ子/地方によっては「お豆」、「ごまめ」、etc. )というシステムがありますが、韓国ではこれをカクテキ(大根のキムチ)というのだそうです。

百年歴史さんが陸軍特別志願兵に関連して、カクテキの喩えで私に伝えたかったのは、要約するとこういう事です。

「日本統治時代の朝鮮人は、実力ではプレイヤーになれない『カクテキ』の様なものでは無かったか?」、「仲間に入れて貰えたのに、後になってから、『強制的にやらされた』と文句を言っている様なものではないか?」

 

日本人と韓国人の歴史認識の齟齬はこういう微妙な問題を一つずつ解消しないと解決しない問題だと思います。

 

* * * *

 

「第79回帝国議会説明資料」は1月6日現在、『国立国会図書館データベース』が正月休みで利用できないので確認ができていませんが、おそらくは、当時は「慫慂」の厳密な意味までは論じていないと思います。

これに関してはもう少し詳しい事が分かれば追記する予定です。

 

 

  


 

 

 

 

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