【兵庫県文書問題】局長のPCの中身一部を立花孝志氏が公開
※兵庫県庁問題の時系列はこちらのブログエントリーにまとめています。
立花孝志氏が11月29日から12月1日にかけて入手した局長のプライベートファイルを動画で公開しました。
個々のファイルの日付が2024/03/25になっている所を見ると、局長の公用PCと個人所有のUSBメモリを押収した同じ日に、他の媒体(ex. DVDやCD)に吸い上げた(=コピー&貼り付けした)ものの複写を入手されたものと思われます。
下記画像は11月29日に公開した動画で最初に表示されたディレクトリ(フォルダ)のツリー構造です。
これを見ると、データ保全の為のバックアップ作業はフォルダ単位で吸い上げた様に思えます。
ここで注目するのは「Dドライブ」と名付けられたフォルダがある事。PCによっては初めからCとDの2つのドライブがあったのでは無いかと思います。仮にそうだとすると、そのPCにUSBメモリやDVD装置などの外部記憶装置を差し込むと、仮想的に「E」が割り当てられたりします。
なので、元の状態が再現されている訳ではありませんが、Cドライブからは選択したフォルダのみを、Dドライブはまるごと(?)吸い上げたのかと想像します。 (となると、「渡瀬PC」と名付けられたフォルダと同レベルに「渡瀬USB」といったフォルダがある可能性があります。)
次に「100 智子」というフォルダの中身が表示されます。
恐らく立花氏のPCで表示したものをそのままキャプチャしたのだと思いますが、例えば1番目の「23智子通信」は『Word』文書だと分かります。
2番目のファイルは「.jtd」という拡張子があるので、『一太郎』ですが、立花さんのPCには一太郎がインストールされていないので、アイコンは ”白紙” で表示されています。
5番目の「23 智子通信デート集.jtd」は一太郎、その上(4番目)のWordファイル「23 智子通信デート集」は5をWordに変換した物か、あるいは4がオリジナルでそれを一太郎に変換した物が5かも知れません。
3番目の「23 智子通信デート集.$td」は一太郎ファイルを更新したときに自動的に作成されるバックアップの様です。(つまり、1世代前のファイル)
ついでに言えば、6番目のファイルは表計算ソフト『Excel』のファイルですが、県庁の様な役所では、表計算ソフトだけはMicrosoft社のExcelを使っているかも知れません。
これなら「平成23年から14年に渡って勤務時間中に計200時間程度、多い日で1日3時間、公用PCを使用して業務と関係ない私的文書を多数作成... 」してたのも分かります。局長職とはよほど暇なのでしょう。
* * * *
上記を公開した後で、「偽造だ」という声があった様で、立花氏は更に幾つかのファイルを「X」上で公開しました。
- 午後3:01 · 2024年12月1日: 「マスコミ等宛名.docx」(住所録のようなもの)
- 午後3:05 · 2024年12月1日: 不倫相手の写真(人事システムに保管されている写真をガラケーで写した様な画像)
- 午後3:08 · 2024年12月1日: 「Hな語録集.docx」
不倫相手の写真は前掲の処分理由にある「特定の職員(1名)の顔写真」と一致します。
これはモザイクも掛けずに公開したので批判も多く、また、今後、法的な問題が起きるかも知れません。
立花氏はマスコミ等が何か言ってこない限り、ファイルの公開はこれが最後と言っているのですが、ここにしたたかな計算が感じられます。
立花氏にとって、兵庫県知事選挙は斎藤氏が当選した事でひとまず終わり。
奥谷謙一百条委員会委員長を名誉毀損で訴えたり、11月29日には泉大津市長選への立候補を表明したりも既にしていますが、NHKを含むマスメディア相手にも闘いを挑んでいるようです。
局長の不倫相手の写真公開はその一つで、マスコミを挑発するものでしょう。
確かに、道義的にどうかとは思いますが、つい最近、マスコミは国民民主党の玉木雄一郎氏の不倫相手を根掘り葉掘り報道していたからです。
問題視されたら、それとこれがどう違うのか?と反論するつもりでしょう。
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