【兵庫県文書問題】第2ラウンドは「マスメディア vs. SNS(YouTube)」の闘いへ?
※兵庫県庁問題の時系列はこちらのブログエントリーにまとめています。
今回の兵庫県知事選挙では、最初は少数の人達が、次に有権者のみならず他県の国民も、「マスメディアは我々が知りたい/判断をするのに必要な『情報』を与えていない」という怒りを伴うパワーで、「権力 vs. 草の根民主主義」という構図で語られていました。
「最初は少数の人達が」というのは、代表的なのは徳永信一弁護士で、「こんなもの(3月12日の告発文)は ”怪文書” に過ぎない」という事などを法律の解説も含めて分かり易いポストをしてくださっていました。
立花孝志氏が立候補したのも、元はと言えば徳永弁護士の一連のポストで、NHK党所属の浜田聡参議院議員や齊藤健一郎参議院議員が「斎藤元彦氏は陥れられたのではないか?」という事を立花氏に助言した事がきっかけです。
さて、結果としては斎藤元彦氏の勝利となりましたが、メディアは未だにその結果に不服な様で、どうやらその原因は、「マスメディアは悪」という庶民或いはネット民の論調によるものらしく、今度は、「斎藤氏を当選させたのは有権者はSNS(やYouTube)に扇動されたからだ」、「SNSはフェイクニュースが多い(=一方、既存メディアは正しい情報を流している)」という様なキャンペーンを始めました。
この根底にあるのは、「庶民は馬鹿である」という選民意識だと思います。
また、「メディアは権力を監視する機能」... これ自体は正しいと思いますが、実は「メディアだって権力だ」と庶民が認識している事に気づいていないのだと思います。
SNSに偽情報(誤情報)が氾濫している事を否定する庶民はいないでしょう。しかし、「裏取りができていないから... 」などと詭弁を使って情報を隠すマスメディアに対して、どれだけ庶民が怒っているのかに気づかない(フリをする)マスメディアは傲慢です。
庶民(SNS民)は既にマスメディアが流す情報とSNSやYouTubeで流される情報を ”フラット” (同等)に見ているのです。そこで、より納得できる情報を取捨選択しています。
ここでは、そのような傲慢なメディアの例として『読売新聞』の社説を提示しておきたいと思います。
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