【兵庫県文書問題】『小人閑居して不善を為す』... PCの中身が一部公開される
※兵庫県庁問題の時系列はこちらのブログエントリーにまとめています。
2024/11/29付けの立花孝志氏のYouTube、元読売新聞記者でメディア『SAKISIRU』の主幹の新田哲史氏のYouTubeで、元西播磨県民局長のPCの中身(フォルダやファイル名の一覧)の一部が暴露されました。新田氏は立花氏から事前に画像で貰っていたが、仁義を通して立花氏が公開するまで待って動画を公開しました。
これについて書く前に...
結局、PCの中身の概要が知られると、3月12日に局長が兵庫県警やメディア、一部県議にばら撒いた ”告発文” が「公益通報」の「外部通報」に当たるという『百条委員会』やアンチ斎藤の大前提が崩れます。
と言うのは、「公益通報者保護法」の第2条にある、保護の対象となる、
>不正の利益を得る目的、他人に損害を加える目的その他の不正の目的でなく...
という条件に当てはまらなくなるからです。
PCの中身が明らかになると、渡瀬県民局長の、斎藤元彦県知事を失脚させてやろうという邪(よこしま)な考えが露わになるからです。
だから、増山誠県議(維新の百条委員会委員)が、「局長の3月12日の告発文は公益通報に当たらない」と主張する弁護士を参考人として呼びたいという要求を奥谷謙一委員長(実際は背後にいる「理事会」の古参議員達)が頑なに認めないのです。
こうなると、斎藤知事を再び失脚させたい百条委員会(理事会)は、公益通報に当たるか否かという ”そもそも論” などやりたくありません。
あくまでも、「公益通報なのに犯人捜しをした斎藤知事はけしからん!(→従って、犯人捜しをして局長を処分した知事サイドが悪)」という、”入り口部分” で議論を進めるしかありません。
一方、”3月12日の告発文は公益通報者保護法の保護の対象にならない” 派は、自分達の主張(推論)の正しさを証明するためには、局長が正義の人などではなく、クーデターを起こそうとした邪な人物という事を示したい...
ここで二者の次元の違う争点が対立します。
* * * *
前置きが長くなりましたが、後は、ソース(エビデンス)を提示します。
1.立花孝志氏の暴露動画:
2024/11/29 県民局長の公用パソコンの中身を一部公表します!智子写真館の中身は公開しません。
2.新田哲史氏の動画
2024/11/29 元県民局長の公用PC、アノ中身が判明か?【11/30 未明 緊急速報アーカイブ】
3.NHK党 丸山穂高氏の「X」ポスト
* * * *
上記の情報が正しい(立花孝志氏ががせネタを掴まされていない)事が前提とはなりますが、闘いは、
『斎藤知事は公益通報者保護法違反だ!』vs. 『(違反ではなく、)局長が処分されたのには正当性がある』
という次元の違う争いになりました。
まずは前者を、「3月12日の告発文は公益通報に当たるのか否か?」という原点に立ち戻らす事が重要です。
* * * *
あと、これはどうでもいい事ですが、「何故、こんな事を(自宅PCではなく)公用PC、つまり仕事中に作業したのか?」という疑問ですが、ある程度の管理職になると、暇だとは言いませんが、ルーチンワーク(日常の定型的な業務)が無くなり、暇な時間と忙しい時間にムラができます。
これは管理職にならないと分からないでしょうが... 。
本来は、管理職たる者、時間に余裕があればするべき事はあるのでしょうが、渡瀬県民局長はそんな真面目な公務員では無かった(=小人)というだけの話し。家のPCでは作業できなかったから... なんて話では無いと思います。
小人に暇を与えると、ろくな事をしないのですw
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