【兵庫県文書問題】局長は誰かに脅されていた?/何故3月12日に告発文を配布したのか?
※兵庫県庁問題の時系列はこちらのブログエントリーにまとめています。
3月12日に告発文(怪文書)を兵庫県警や西播磨県民局長は誰かに脅されていたのでは?と考えている人は少なからずいて、「X」でもその様な事をおっしゃる方がいます。
例えば上原みなみ神戸市議。
「その場にいた多くの人に配布して回ってたので... 元局長が自らの意思で作成したのではない様にも思えました。」という論理はよく分からないのですが、ブログ主が引っかかっているのは、「半月後に退職を控えた3月12日になぜ決行しなければならなかったのか?」という事です。仮に正式な外部通報をするとしても、退職後1年以内なら「内部告発」と認められるのです。
告発者を突き止められるリスクを考えたら、退職後に内部告発をした方が安全なのに、です。
この点から、ブログ主は3月中にどうしても騒動を起こしたかった理由があると考え、そしてそれは局長以外の誰かの意思が働いていたのではないか?と考えたのですが、その目的は来年度(2024年度)の予算案を潰したかったのではないでしょうか。
この予算案の目玉は「県立大無償化」です。
結局、予算案は退席者が出る中、3月19日に可決されました。
県立大無償化は自民党の国会議員(文教族議員)の逆鱗に触れた、とは『週刊現代』が報じていた事です。また、「ひょうご県民連合」会派からは修正案が出されるも否決。自民党の4人の議員が退席しました。
では、局長は何をネタに脅されていたのか?
これは「脅迫されていた」と考える方の多くは「不倫日記」ではないかと言っており、ブログ主もそのくらいしか思い当たりません。
つまり、ブログ主の推理はこうです。
予算案を通したくなかった県議の一部が局長を脅し、告発文を書かせた... (あの告発文の稚拙な文章と県の公式サイトに不定期に連載していた局長コラムの文章とを比較して別人が書いたのでは?と考える方もいるようで、だとすると、主に別人が作成したのかも知れませんが。)... 3月12日にばら撒いた... 。
結局、特にメディアは騒がず、予算案は通り、その翌日の20日には県知事も外部から怪文書を入手して、3月25日には局長の仕業とバレ、27日には局長職を解任されるなどの処分を受けた。
もし局長が自分の身の保全だけを考えるなら、人事院に不服申し立てもできたのですが、それでは県知事を失脚させるという ”ミッション・コンプリート” (任務成功)とはならないので、県庁の通報窓口に「内部通報」で更に抗った。
県知事憎しの県議達は局長の事などお構いなしに「百条委員会」の設置までし、局長は委員会に召喚される羽目になった。そこではPCの中身が必ず追求されると恐れた局長は... 。
« 【兵庫県知事選挙】『Mr. サンデー』(フジ・宮根誠司氏)と『THE TIME』(TBS・安住紳一郎氏)の共通した言い訳 | トップページ | 【兵庫県文書問題】斎藤氏再選と同時に再び「斎藤下ろし」を始動させた県職員OB幹部 »
« 【兵庫県知事選挙】『Mr. サンデー』(フジ・宮根誠司氏)と『THE TIME』(TBS・安住紳一郎氏)の共通した言い訳 | トップページ | 【兵庫県文書問題】斎藤氏再選と同時に再び「斎藤下ろし」を始動させた県職員OB幹部 »
コメント