【兵庫県「告発文」】五百旗頭氏の大動脈瘤破裂は斎藤知事が引き起こした!? もはや名誉毀損
兵庫県の西播磨県民局長が3月12日に兵庫県警やマスコミに送付した「告発文」は「怪文書」と呼ぶべき物でした。 〔全文はこちら〕
メディアによって部分的にはその内容が報じられていますが、報じられない部分があります。
それは著名な政治学者で今年3月に逝去された五百旗頭真(いおきべ まこと)氏の病死の原因を斎藤元彦知事のせいにしている事。
それも一番最初に書いてあるのです。
これは憶測に過ぎず、こんな "告発” を受け取った相手は戸惑うでしょう。
簡単に言えば、”五百旗頭理事長が「ひょうご震災記念21世紀機構」に招聘した(?)2名の学者を県が解任した事で、激高のあまり大動脈瘤破裂を起こした” という事が書いてあるのですが、因果関係は不明です。
この内容を読んで、これに真実性があると思う人はいないでしょう。むしろ、誹謗中傷として名誉毀損で訴えられてもしかたがない文書です。
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齋藤元彦兵庫県知事の違法行為等について (令和6年3月12日現在)
①五百旗頭真先生ご逝去に至る経緯
令和6年3月6日に五百旗頭真先生が急逝されました。その死に至る経緯が次のとおりです。
先生は現在、ひょうご震災記念21世紀研究機構の理事長をされています。井戸敏三兵庫県前知事から懇願され、兵庫県立大学理事長をはじめ兵庫県行政に深く関わってこられました。
令和3年8月に知事が反井戸の齋藤元彦氏に交代してからは知事はじめ県幹部と の関係に溝が出来ていたようです。とにかく齋藤氏は井戸嫌い、年長者嫌い、文化学術系嫌いで有名です。
お亡くなりになられた日の前日ですが、齋藤知事の命を受けた片山安孝副知事が五百旗頭先生を訪問。要件は機構の●●●●〔※役職名〕をされている●●先生、●●●●先生お二人の解任についての通告です。相談ではなく、通告です。
来年1月は阪神淡路大震災から30年の区切りの時を迎えます。機構の役割・使命 を果たす事実上最後の大きな契機であると言っても過言ではないと思います。 ●●、●●の両先生はまさにこの分野における第1人者であり、井戸前知事が要請し、兵庫 県政に関わってこられました。五百旗頭理事長もお二人には全幅の信頼を寄せておら れているにも関わらず、このタイミングでの副理事長解任はハッキリ言って、五百旗頭先生と井戸前知事に対する嫌がらせ以外の何ものでもありません。
あまりに突然の県からの通告に、先生はその時点では聞き置くに止め、片山氏にはお引き取り願ったそうです。その日、帰宅されてからも、齋藤知事のあまりの理不尽な仕打ちに憤慨され、夜も眠れなかったそうです。翌日、機構に出勤されてからも、 周囲の職員に同様の胸の内を明かされたそうです。そして、その日の午後に機構の理事長室で倒れられ、急性大動脈解離で急逝されました。 急性大動脈解離は激昂などの情動的ストレスがトリガーになることもあるといいます。齋藤知事、その命を受けた片山副知事が何の配慮もなく行った五百旗頭先生へ の仕打ちが日本学術界の至宝である先生の命を縮めたことは明白です。
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なお、告発文の内容について、Q&A形式の「陳情書」が7月19日の百条委員会で資料として採用されましたが、ひょうご震災記念21世紀機構の人事と五百旗頭氏の死についての因果関係は ”憶測” と答えています。
下記PDFのp.7。
https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/tokubetsu/bunsho/shingi/documents/bunshoshiryou060719.pdf
1 五百旗頭先生ご逝去
Q 告発文書の内容はいつ誰から聞いたか。
A 令和6年3月8日から9日にかけて瑞宝園で行われた私の送別会の会場で、当時ですが、21世紀震災記念協会の●●●●●●●●(●●●●●●●●●●●●●●●)から聞いた。
Q 聞いた内容は文書にあるとおりですか
A その後の確認で、日にちについては聞き間違いがあり、記載に誤りがあります。
「齋藤知事、その命を受けた片山副知事が何の配慮もなく行った五百旗頭先生への仕打ちが日本学術界の至宝である先生の命を縮めたことは明白です。」の部分は憶測です。
以下略
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