【兵庫県・斉藤元彦知事】パワハラ・おねだり?、クーデター? 兵庫県庁問題時系列まとめ【随時更新】
公開:2024-10-05 08:10:48 最終更新:2025/05/29 6:32 〔2025年5月27日の「井ノ本元総務部長の停職3月処分」を追記〕
兵庫県の斉藤元彦知事に対して9月19日、議会で不信任決議が全会一致で採択されました。
ここでは一連の騒動の概略と時系列をまとめる事にします。〔3月12日の告発文はこちら〕
1.概略
自殺した元局長(渡瀬康英氏)が知事を批判する文書は匿名で3月12日にメディア等にばらまかれました。この時、受け取った側は「公益通報」とは見なしていません。そこには県知事に関するパワハラ・おねだりの噂話(←後に多くは否定される)を集めた程度の事や、因果関係が不明な他人の死(ex. 五百旗頭真氏)を県知事のせいにする事しか書かれておらず、証拠も添付されて無く、「真実性」があるとは誰も見なさなかったからです。
↑ ↑ ↑
ここ重要
この文書を入手した兵庫県(知事)側では核心部分がデマである「怪文書」と判断し、庁内で調査を始めます。結果、西播磨県民局長が「噂話をあつめたもの」と白状する事になり、更に業務用PCの中身を調べたところ、その文書のみならず、様々な業務規定上問題がある行為が行われていた事が判明しました。
3月27日、県は局長の3月末の定年退職を取り消し、県民局長職を解任します。
この局長が県の正式な窓口で公益通報(1号)手続きをとったのは4月4日。
よく、「ひとが2人も死んでいるんだぞ!」と言う人がいますが、その一人は局長がばらまいた文書で濡れ衣を着せられた課長です。この文書の中で休職理由(病名)もばらされました。むしろ、課長のプライバシーを暴露して死に追いやったのは自殺した局長かもしれないのです。
※下記画像は局長がマスコミなどに配布した文書の一部で、自殺した課長の死因に言及。(資料として固有名詞を伏せ字にしたもの/全文はこのエントリーの下方に追加。) しかし、この課長は寄付金調達の担当ではなかった事が判明しており、局長の邪推(憶測)。
一番のミステリー、というか、第三者をミスリードしている原因は県民局長が7月に自殺した事。
これを、「命を賭して県知事の不正を糾弾」したと見るか、「身の破滅を恐れて逃げた」と見るかで印象は異なるでしょう。
また、怪文書に関わった産業労働部次長の女性(噂レベルでは局長の不倫相手の一人)の存在も報道では極力隠されているので、パズルのピースが欠けている状態です。
既に、局長は業務用PCを使って小説を書いていた事が判明していますが、それ以外にも、”倫理上非常に問題のある” ファイル(→ 後に10年間に亘る「不倫日記」の様なものと判明)があった事も分かっていますが、故人のプライバシーを盾に公式には伏せられています。
下記の処分理由の詳細は9月6日の百条委員会で明らかになりますが、③のパワハラの被害者は原田剛治産業労働部長です。(コーヒーメーカーの人)
もう一つ、斉藤知事は県庁職員の天下り規制を行った事が重要です。
巷では様々な利権(港湾利権)を知事が潰そうとしとからとか言われていますが、あくまでも想像。それよりはっきりしていて、退職を控えている職員(局長も某大学の学園長への天下りが決まっていた)やOBの怒りを買ったと思われるのは天下り規制だと思います。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202112/0014887019.shtml
神戸新聞:兵庫県、外郭役員56人に退職要請 OBが年齢上限超え再就職 〔記事画像〕
2021/12/3 05:30
>兵庫県が、県の外郭団体の役員などに就いている65歳以上の県職員OB56人に対し、本年度末までの退職を求めたことが、県への取材で分かった。県の内規は65歳での退職を定めているが、慣例的に延長されていたといい、制度の適正化を図るという。
>8月に就任した斎藤元彦知事は11月末、神戸新聞のインタビューに応じ、県の外郭団体について、「兵庫でも時代に合わせて見直すことは必要」として、外郭団体の整理も視野に検討する意向も示している。
* * * *
2.時系列
◆2023年までの出来事
- 『週刊現代』(10/26・11/2合併号)より → ブログエントリー
◆2021年 兵庫県知事選挙(斎藤元彦氏当選)
2021年4月13日 自民党本部、斎藤元彦氏の推薦を正式決定
- 先に維新が推薦を決めており、相乗りの形。
- 一旦は井戸敏三前知事の流れを汲む金沢和夫副知事の推薦を決めたが、自民党本部は推薦をせず、県議会が分裂した選挙となった。
→ 反斎藤派(親井戸派)自民党県議の存在 → ⚠️後の ”斎藤知事下ろし” の火種?
ラジオ関西(2021/04/13):自民党本部、斎藤元彦氏の推薦を正式決定 県連からの申請受け
>自民党には、前・副知事の金沢和夫氏(64)と斎藤氏の2人が推薦を求めていたが、県連の会長を務める谷公一衆議院議員(69)らが9日、県連として斎藤氏の推薦を党本部に申請しており、これを党本部が最終決定した。
>県連は7日に開いた選挙対策委員会で、県議らによる投票の結果、一度は推薦候補を金沢氏に決定。しかし、県連は所属の国会議員団の意見を合わせ検討した結果、方針を転換、斎藤氏を推薦候補として党本部に申請した。これに対し、金沢氏を支援する党県議団所属の県議らは「信頼関係を大きく損なうものだ」などとした抗議文を県連の谷会長に宛てで出すなど、強く反発している。
丹波新聞(2021.08.23):異例の兵庫県知事選(中) 大役担った県議 「コロナ禍の候補者選びを優先」
>候補者の擁立を巡り、県議会の最大会派・自民党が分裂した異例の舞台裏では、丹波地域(丹波市、丹波篠山市)選出の県議2人が別々の候補者を推し、それぞれの陣営で中心的な役割を担って選挙戦を下支えした。
2021年7月18日 斎藤元彦氏、当選
***
◆局長の死によるワイドショー化 ~ 知事の失職まで
【対立構図】
下の画像は浅見彰氏作成の画像。上図の『改革』部分をもう少し詳しく説明するものとしてお借りしました。
2024年3月12日 元西播磨県民局長の男性 一部の報道機関や議員に文書を配布
- 配布先は兵庫県警捜査二課(公益通報2号)や各種マスコミ(3号:NHK、産経新聞、神戸新聞、朝日新聞 )、県議(ひょうご県民連合:竹内英明、自民党:山口晋平、黒川治、原哲明)、国会議員(自民党:末松信介)など。しかし、この時点では受け取った相手は「公益通報」とは見なしていない事に注意。 ※配布先個人名はソース不明だが、こちらのポストより。
cf.【公益通報者保護法】公益通報1号は「事業者内部」 - 局長は公益通報の窓口も担当しており、法的な仕組みにも精通していたはず。
- 「兵庫県警は3月15日に受け取った」と8月20日に産経が報道。
産経: 知事告発文書、兵庫県警にも届く 「法と証拠に基づいて必要な活動行う」と刑事部長
2024/8/20 14:09
>県警の藤森大輔・刑事部長は「3月15日付で同一の表題の匿名の文書を受領している」とした上で、「記載内容や匿名の文書であることなどを総合的に考慮した結果、現状においては、公益通報としての受理には至っていない」と答えた。
3月19日 県議会が2024年度予算案決議
- 目玉は「県立大無償化」。「ひょうご県民連合」会派から修正案が出されるも否決。最大会派の自民党(37人)の内4人が退席。→ ⚠️反斎藤派
- 「大学無償化は維新の政策だ」と自民党からは反発あり。(『週刊現代』によると、兵庫選出の自民党国会議員が怒った。)
3月20日 情報提供で文書の存在を斎藤知事が把握
- たとえ公益通報(3号通報)でも真実相当性が無ければ通報者は保護されない〔第3条←徳永信一弁護士の説明〕
3月21日 斎藤氏は、片山安孝副知事(当時)ら県幹部と 対応を協議。作成者の特定を含む調査を指示
- 22日~、人事当局が男性など文書作成に関与していると思われる複数の職員の公用メールを調査
3月23日 局長の公用メールから文書作成の関与の可能性が高いと斎藤氏へ報告。斎藤氏が男性への聴取実施を了承
3月25日 片山氏らが局長を事情聴取し、公用パソコンを押収。斎藤氏は、局長がこの日「噂話を集めて文書を作成し、配布したと認めた」
- PC内には怪文書が見つかったほか、メール調査の結果、”クーデター”、”革命”、”逃げ切る” などと言う文言がが発覚。⇒ 告発文は斉藤政権を転覆させる事を目的とした不正な目的〔公益通報の保護対象とはならない〕と判断。
- 局長は聞き取り調査では最後までしらを切るが、その聞き取り最中に片山安孝副知事は「A(別の職員=白川智子氏との事/唐津肇氏という情報も)が怪しいと思っている」と鎌をかけた(?)→ すると、Aを聞き取り調査中、局長から電話が掛かってきたのでスピーカーをONにして通話する様指示。それに気づかない局長は、Aに、自分が告発文を作成した事や、警察や議会(議員)、マスコミに送付した事を告白、局長がやった事がバレた。 〔9月16日放送『めざまし8』より〕
▲FNN(2024年9月16日):【新事実】兵庫・斎藤元彦知事“告発者捜し”内容詳細判明「聞き回っとるんやろ」片山安孝前副知事の告発者追及“やりとり全容”
3月27日 3月末の定年退職取り消し 西播磨県民局長を解任(地方公務員法28条 ← 徳永信一弁護士の説明)
兵庫新聞:兵庫県幹部が知事を中傷する文書を配布 知事「うそ八百」と解任、退職認めず 報道機関や県警が入手
2024/3/28
>兵庫県の斎藤元彦知事と県幹部を誹謗中傷する文書を流布したとして、県は27日、西播磨県民局長(60)を同日付で解任したと発表した。県民局長は今月31日付で退職予定だったが、退職を認めず、今後降格させた上で懲戒処分を検討する。
- 懲戒処分(停職)や分限処分(解任)に不服がある場合は人事院に不服審査の申し立てができる(3ヶ月以内)。(← 徳永信一弁護士の説明)
→ なぜ局長は申し立てしなかったのか? 処分に妥当性があると分かっていた?
4月ごろから 井ノ本知明総務部長(当時)らが告発内容とは関係ない局長の私的な情報を漏洩した疑い
- 井ノ本氏は優勝パレード担当課長(後に自殺)の上司で、告発文に「(部下がうつ病になったのに)どこ吹く風」などと中傷されていた。→ 局長と確執
産経:<独自>告発した元局長の私的情報漏洩か 兵庫知事側近の前総務部長ら 県が調査検討
2024/8/29
>関係者によると、井ノ本氏らは4月ごろから、パソコンに保存されていた告発内容とは無関係な男性の私的情報を県議らに開示していた疑いがあるという。
>男性(=元局長)は7月19日の県議会調査特別委員会(百条委員会)に証人として出頭を予定。しかし、一部の委員が告発とは無関係な情報も提出するよう求めているとして、代理人を通じプライバシーを保護するよう百条委に要請〔※7月2日の項参照〕するなど、私的情報が流布されていることに不安を抱えていたという。
- 2025/05/27 県議への情報漏洩で、井ノ本氏に「停職3月」の処分
県議経由で自分の秘密が総務部長によってばらされている事が局長の耳に入ったのだろう。小説どころではない、他人に知られたら身の破滅を招くようなファイルが存在していたとしたら、相当な恐怖を感じたと思う。
→「不倫日記」は事実だった。この年表の10月31日参照。
4月1日 局長、マスコミ各社に「反論文」を送付
読売新聞:知事中傷疑い文書問題、元県民局長の反論受け事実関係調査へ
2024/04/03 12:00
>職員は4月1日、文書を作成したことは認めたが、「文書は内部告発で、事実無根とは認めていない。事実関係を早急に調査すべきだ」との反論を公表した。
>斎藤知事は2日の会見で、文書の内容について「虚偽の内容が含まれている。県への信用失墜の可能性も高い」と改めて指摘。ただ、詳細な説明は避け、「内容を調査してから説明したい」と述べるにとどめた。
同日 上原みなみ神戸市議、怪文書を受け取る。
- その場にいた人に配布されたと11月18日にSNSで語る。既にこの頃には広範囲にばら撒かれていたと思われる。 → ブログエントリー
4月4日 局長、兵庫県職員公益通報制度を利用して内部通報
- → 7月20日頃結論が出る。(7月20日の項参照)... 内部通報は受理され、粛々と調査されていた事になる。
- 報道機関に対し、局長が文書で、「公益通報したのは、1つめの五百旗頭氏の項目を除外した6つの疑惑」だという事を連絡していた事が12月11日の県知事定例記者会見で判明。朝日新聞の記者が言っている。 → 12月11日の項参照。
4月上旬(公益通報の直後) 局長と反齋藤派の自民党県議、前知事井戸派の県OBらが庁内で打ち合わせ
【『週刊現代』10/26・11/2合併号 より引用】兵庫県総合庁舎内の一室に、A氏と反齋藤派の自民党県議、井戸派の県OBらが集まった。その席でA氏は「この件は早く終わらせたい」と訴えたが、自民党県議と県OBが「何を言うとるんや。齋藤をとことん追い詰めるチャンスやないか」などとすごんだというのだ。ある県OBは、こうも指摘する。
「Aさんは不遇な人事をきっかけに告発文を書いたが、それを利用して反齋藤の『ヒーロー』に仕立て上げ、不信任案提出、さらには齋藤知事の辞職までつなげるシナリオを描いた勢力がいるのではないか」...
4月12日 局長の文書作成に関わった女性幹部(55歳/白川智子 産業労働部次長)、自己都合退職
- 局長の不倫相手(の一人)とされる女性。
- 本来3月末に早期退職をする旨申請していたが、文書の件で保留されていた。懲戒処分はせずにこの日付けで退職が認められた。
神戸新聞:兵庫県知事への批判文書、作成関与疑いの女性職員「懲戒に該当せず」 自己都合退職を認める
2024/4/12 16:21
>文書作成に関わった疑いがあるとして男性とともに退職を保留していた次長級の女性職員(55)について、「調査の結果、懲戒処分に該当する事実はなかった」として、同日付で自己都合退職を認める人事を発令した。
>県人事課によると、女性職員は昨年12月に、今年3月末で早期退職する意向を示していたが、退職直前に今回の問題が浮上。文書作成に携わった疑いがあるとして、退職を取り消されていた。
4月20日 うつ病で休職中の県民生活局総務課長 死亡(自殺)
- この課長は局長が作成した文書に、阪神オリックス優勝パレードの寄付金集めの担当者と書かれていた(←実際は違う)。また、その業務のストレスでうつ病を発症したとも書かれていたが、そもそも担当では無く、因果関係も不明。
5月7日 県は内部調査の結果、核心的な部分が事実で ないとして局長を停職3カ月の懲戒処分(地方公務員法29条)
- 企業から贈られたコーヒーメーカーの返却を怠ったとして原田剛治 産業労働部長を訓告〔読売 2024/05/08〕
5月16日 『FRIDAY』から第三者を通じて局長への取材依頼 → 断る
- パレード担当課長の自殺を自分の告発文書のせいだと思い悩んでいた様子。=局長の死の遠因 → ブログエントリー
5月23日 丸尾まき(社民党系)、橋下けいご(立憲民主党)から県議会議長宛「百条委員会設置の申し入れ」
6月7日 知事、うそ八百発言「表現行き過ぎた」と謝罪
- @県議会 〔神戸新聞:2024/6/7 20:11〕
6月13日 県議会が百条委員会を設置 → 6月14日に初会合
産経(2024/06/13):51年ぶり百条委設置を可決、自民など賛成、維新・公明は反対
>県議会は13日、地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)の設置を求める動議について、賛成多数で可決した。県議会最大会派の自民や第4会派のひょうご県民連合の議員らが賛成し、第2会派の維新や第3会派の公明は反対した。
6月27日 局長、調査チーム宛てに「人事委員会の不服申し立てを行っていない理由について」提出
- 「処分について不服なら人事院に申し立てすれば良いのでは?」と言われている事に対する弁明。
7月2日 局長の弁護士から内容証明郵便で百条委員会の奥谷謙一委員長と竹内英明県議に対し、PCの中身のプライバシーに配慮するよう依頼 → 7月4日到着 〔文面文字起こし〕
https://ameblo.jp/takesan110/entry-12860537168.html
竹内ひであきブログ:渡瀬さんが亡くなる直前に百条委と私に届けた文書〔魚拓〕
2024年07月19日
7月4日 弁護士からの手紙、竹内英明県議の手元に
7月7日 元県民局長自殺(※19日に百条委員会で証人尋問が予定されていた)
- 局長が恐れていたのは百条委員会(プライバシーが明かされる事)だったのでは? → ブログエントリー:【兵庫県庁】ある県議「元県民局長の自殺の原因は懲戒処分への抗議ではなくて... 」
- 立花孝志氏情報(11月4日付け「X」ポスト): 奥谷委員長は、約1週間前に故渡瀬氏【自殺した元県民局長】と話していたそうです。
また、亡くなる直前に故渡瀬氏と会話したのは長岡議員〔※長岡壯壽(そうじゅ)/自民党〕です。
長岡議員は、【穏便に済ませて欲しい】と懇願する故渡瀬氏に対して【最後まで頑張れ】と激を飛ばしました。〔以下略〕 - 宮崎謙介元衆議院議員によると、「局長は死の直前にある県議と電話で会話していた」 〔11月9日『虎ノ門ニュース』〕
7月8日 9:30~10:00 百条委員会の理事会でPCの中身の公開について議論される(この時点で局長の死は知らない?)
https://news-hunter.org/?p=23304
>維新の県議2人は最後までパソコンのデータを全面的に開示するよう訴えた。6人の県議で採決をとり、4対2〔※〕でW氏の「申入書」通り関係ある部分のみの開示が決まった。 〔※ソースは『文春』らしく、公開を主張したのは維新の増山誠県議と岸口みのる県議の2人〕
>別の県議が次のように説明する。
「W氏は県民局長という幹部なので、維新の動向を把握していたはずだ。何人かの県議に、維新の対応を聞いていたとも聞いている。百条委員会の設置には公明党も反対していた。“パソコンのデータを全面的に開示するという結果を聞きたくなかったから、自ら命を絶ったのではないのか”という声は少なくない。ちなみに、7月8日朝に開催された理事会では、W氏の自殺のことはまだ誰も知らなかった。百条委員会でも、採決までとったんですから……」〔ニュースサイトHUNTER〕
- 報道特集〔放送日未確認〕によると、増山誠県議(維新)はPCの中身を知らない。
局長の弁護士からの手紙は百条委宛てなので維新のメンバーは読んだはずだが「中身を公開すべき」と主張。PCの中身を知っていた県議(維新以外)と知らない県議(維新・公明)とで意見が分かれた?
同日 局長の自殺の一報
- 奥谷謙一委員長がテレビ局の取材に「百条委員会が重圧になっていたのかも知れない」旨の発言。 〔→ ブログエントリー〕
- 奥谷氏、17時台のニュース番組で、7月7日午前10時ごろに局長に提出を求めていた資料が事務局に届いていた事を明かす。 〔→ ブログエントリー〕
7月10日 局長の葬儀
7月12日 14:02 局長夫人から文書問題調査特別委員会宛てメール送信
- 添付ファイルは音声データと陳述書を圧縮ファイル形式(zip)にしたもの。
7月17日 原田剛治産業労働部長、6月に兵庫県警から任意聴取を受けていた事を議会で明かす
- これをもって兵庫県警は3月12日の告発文を元に調査を進めていた事になるのか、局長の自殺で動き始めたのかは不明。
7月19日 百条委員会
- 局長の「陳述書」が資料として採用される。(7月12日に遺族が音声データと共に百条委に提出。〔朝日新聞 2024/07/15〕)
同日 竹内英明県議が局長夫人からのメール(陳述書が添付されていたもの)を自身のブログで公開
https://ameblo.jp/takesan110/archive-202407.html 〔魚拓〕
竹内ひであきブログ:渡瀬さんの奥さまからのメール、渡瀬さんの陳述書を公開します
7月20日 兵庫県公益通報窓口が是正勧告 〔→ ブログエントリー〕
- 4月4日の内部通報に対するもの。但し、正式発表ではなく、日経の記事で分かった事。
ここで一旦内部通報の結果が出たのに、これを大々的に公表せずに百条委員会を続ける意義は?
何故これ以降正式発表しないのか? → 増山誠議員(維新)が問い合わせた所、ある会派の議員が発表の延期を主張した為と判明。
増山誠議員「X]ポスト より。
7月末 片山安孝副知事辞職
7月末 井ノ本知明総務部長 病欠
- 7月末から病欠していた井ノ本知明・総務部長が総務部付に異動することが16日、わかった。... 異動は19日付 〔2024年8月16日 朝日〕
7月30日 県民局長の代理人から県庁宛(?)に、31日迄にPC内のデータを破棄する様依頼する書面が届く
- 12月25日の項参照
- 委任契約は委任者の死亡によって終了する。民法653条1号だよ。〔by 徳永信一弁護士〕
8月1日 丸尾まき県議(緑の党)独自に兵庫県職員・OBに対するアンケートを採り始める
- 「X」ポスト(8月1日)キャプチャ
- このアンケートは百条委員会では採用されず。
8月2日 百条委員会
8月20日 兵庫県警、局長の告発文を公益通報として受理しなかった事を発表 〔記事画像 〕
https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202408/0018028688.shtml
神戸新聞: 県民局長の告発文書、県警「公益通報として受理せず」 内容や匿名を総合的に考慮
2024/8/20 20:55
兵庫県の斎藤元彦知事らへの告発文書を作成した元西播磨県民局長の男性が死亡した一連の問題で、兵庫県警は20日に開かれた県議会警察常任委員会で、この文書と同一とみられる文書が送られてきたと認めた上で、「現状では、公益通報としての受理には至っていない」と明らかにした。
8月23日 パワハラ疑惑について百条委が県職員に対する初めての証人尋問を実施
- 庁内のアンケート中間報告
- 百条委員会の奥谷謙一委員長「明確に知事からパワハラを受けた方はいらっしゃらなかった」
8月30日 百条委員会にて斉藤知事を尋問
9月5日、6日 百条委員会に斎藤氏が出頭
- 5日、井ノ本知明前総務部長、心身の不調や脅迫があったことなどを理由に欠席〔産経:告発者処分のキーマン、前総務部長が百条委欠席 心身の不調や殺害予告理由に〕
>井ノ本氏は県の人事当局トップとして、文書を作成、配布した元県西播磨県民局長の男性(60)=7月に死亡=の懲戒処分を主導したとされる。 - 5日、奥山俊宏教授(上智大学文学部新聞学科/朝日新聞に33年間勤めただけで法律の専門家ではない)が公益通報に詳しい専門家として証言。→ ⚠️ 誰がこんな素人を呼んだのか?
- 6日、公益通報に詳しい山口利昭弁護士が出席&レク。但し、弁護士は「告発文」を読んでいないと思われる。→ ⚠️ 本当に読んでいない?
パワポ資料 p.13 : 県民局長クラスの職員による外部通報である以上、通報事実について、単なる伝 聞・憶測ではなく、通報内容を裏付ける内部資料等がある場合や関係者による信用 性の高い供述があると思料され「真実相当性」は厳格に判断されるのが通例
9月7日 【フジTV『めざまし8』】元NHKのジャーナリスト 立岩陽一郎氏が「人を殺してしまった」と発言
- 斎藤知事が県民局長を追いつめて殺してしまったという名誉毀損。この番組をYouTubeにupした時にはこのシーンは削除されていた。
9月12日 兵庫県、「第三者委員会」を弁護士に委託
- 終期を来年3月31日と定める。(結論が出るのは4月以降)〔兵庫県の広報より〕
9月17日 【フジ『めざまし8』】立岩陽一郎氏、斎藤知事を「人を殺してしまった」と発言、物議を醸す
- 番組は問題箇所をカットしてYouTubeにup。
9月19日 兵庫県議会で斉藤元彦知事の不信任決議可決
- 百条委員会の結論も出ていないのに不信任案???
9月24日 『探偵ファイル』というサイトで局長が不倫していた事やその記録?が業務用PCにあった事を暴露 → 数時間で記事は消される
9月30日 斉藤元彦知事、失職
- 出直し選は11月17日予定
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◆兵庫県知事選へ(~公告迄)
9月下旬~10月中旬 複数人が「PCの中身」の中身について兵庫県に開示請求(内一人は元読売新聞記者の新田哲史氏)
- 「通常他人に知られたくないと認められるものである」という意味深な理由で開示を拒否
10月3日 YouTubeチャンネル『ReHacQ』(リハック)に斎藤元彦元知事出演
10月4日 YouTubeチャンネル『ReHacQ』(リハック)に奥谷謙一委員長出演
- 番組中、奥谷氏は「PCの中身は見ていない」と発言。→ ⚠️ 実際に見ていないとしても内容は知っていると思われる。〔10月31日の項参照〕
10月9日 市民が「優勝パレードキックバック」の件で前知事と前副知事を告訴
朝日新聞:兵庫前知事と前副知事を刑事告発 優勝パレードで「キックバック」
2024年10月9日
大阪市と神戸市で昨秋に開かれたプロ野球の優勝パレードをめぐり、不適切な税金投入で県に3億円の損害を与えたとして、兵庫県内の市民オンブズマンなどが9日、斎藤元彦前知事と片山安孝前副知事について、背任容疑で県警に告発状を提出した。県警が受理の可否を判断する。...
10月24日 百条委員会(非公開)
- 知事選への影響を考慮し、非公開で開催。
- 優勝パレードの協賛金を出捐した企業がキックバックは無いと証言。
朝日新聞:優勝パレードへの協賛金に「見返りなかった」 兵庫百条委が証人尋問
2024年10月24日
>県関係者によると、県側から協賛を依頼されたうちの一つの信用金庫の理事長が出頭。訪問してきた片山氏から協賛金を依頼されたことを認めた上で、協賛することへの見返りの提示はなかったと証言したという。
- 片山前副知事、西播磨県民局長は明らかにクーデターの意図があった事を説明する為に局長の公用PCの中身を語り始めるが、奥谷委員長から発言を遮られる。→この音声が10月31日に立花孝志氏に漏れ、後に大騒ぎになる。
- 11月15日、委員会後の片山安孝元副知事とその弁護士の囲み取材で、片山氏は証言の内容を記者に説明しようとしたが、記者が寄ってたかって「言うな!」と片山氏を責めた事を新田哲史氏が暴露。 〔→ ブログエントリー〕
- 11月16日、新田哲史氏が音声データの第2弾を公開。囲み取材で出た「不倫日記」発言を取り消させようとしている事まで判明。 〔→ ブログエントリー〕
10月25日 百条委員会(非公開)
- 井ノ本元総務部長が証言(ソースは長瀬たけし自民党県議の11月2日付けYouTube動画)
同日 【立花孝志氏】〔これ以降【立花】と表記〕兵庫県知事選立候補を表明
- 「選挙活動を通じて斎藤元彦氏を擁護する!」 → ブログエントリー
産経:N党立花氏、兵庫県知事選立候補へ 当選目指さず「斎藤前知事を合法的サポート」
2024/10/24
10月27日 自民党県議連は独自候補擁立断念、自主投票も斎藤氏支持禁止に一部市議が反発
- 基本的には稲村和美元尼崎市長推し。
- 11月1日、自主投票と発表
毎日新聞(2024/10/28):兵庫知事選、自民県議団は自主投票 独自候補擁立を断念
>藤田孝夫県議は「37人のうち半数以上の約20人が稲村さんを支援すると意思表示している」と述べた。
※稲村和美氏は『神戸新聞』の論説委員 → 神戸新聞の稲村氏推し
サンテレビ( 2024/10/29):明石市議会の自民党会派が自民党県議団に抗議 知事選巡る対応で
>... 明石市議会の自民党会派は29日、県内の自民党内で統率が取れていない中、独自候補がいないにも関わらず、特定の候補者への支援を制限するのはおかしいと抗議しました。
MBC:【独自】自民党の一部県議が稲村和美氏に政策協定を持ちかけへ 稲村氏側は慎重な姿勢 兵庫県知事選挙(2024年10月28日)
10月30日 【立花】ABC(朝日放送)、立花孝志氏のみ知事選立候補者討論会から除外された事をYouTubeで暴露
- 生出演からVTRでの出演へと依頼。
※亡くなった西播磨県民局長の妹(渡瀬ひろみ氏)は朝日放送の子会社「(株)ディー・エル・イー」の役員
◆選挙戦開始(公告~)
10月31日 兵庫県知事選挙 告示
同日 【立花】10月24日の百条委員会(非公開)の音声データを公開
- 音声データの内容:片山安孝元副知事「(「公用PCの中には他の職員や斎藤県知事に関する中傷ビラ的文書云々の2種類のファイルがあった」という話の後)、3つ目には倫理上問題のあるファイルがありました。それは当該本人の不倫日記です。過去10年に亘ります ... 」→ 奥谷謙一委員長、慌てて遮り「暫時休憩」を宣言。 ⚠️ 奥谷謙一委員長はPCの中身を知っていた可能性が高い。〔→ ブログエントリー〕
- 音声データは片山元副知事から貰ったと11月1日『ReHacQ』で発言。→【訂正】番組の発言はそのように受け取れたが、その後「X」で県議の誰かから貰ったと明言。→2024/11/05付け動画で下記枠内の様な時系列を説明。
- 立花氏は音声データをメディアにも配布。しかしメディアはどこも報道せず、11月7日付けで、「朝日新聞は、兵庫県百条委員会の自民党奥谷委員長から口止めされている!と杉山あかり記者から直接聞いた!」と「X」に投稿。
10月30日17時頃 カラオケボックスで某県議より音声データを入手 → 明石に移動、18時、街宣で音声公開。〔2025/02/19 増山誠県議が音声データは17:22 LINEで送ったと証言。/2025/02/22 自身のYouTubeで「10年で10人の女性と... 」の情報源は増山県議では無いと発言〕
11月1日 ホテルオークラへ(片山元副知事が待っていると聞かされていた為。)→ 会ったのは某県議(後に岸口みのる県議と判明)で、 ”メモ” を渡される。(最初は11月5日の動画で黒塗り箇所があるものを公開/画像) → 『ReHacQ』の公開討論会(21~23時)出演 → 3人目の県議(白井たかひろ県議?)から電話あり。
11月5日 片山安孝元副知事、立花氏との「面談一切ない」〔産経〕→ これを受け、立花氏は上記の経緯を説明。
11月1日 【立花】PCの中身等に関する ”メモ” をSNSで公開 〔Xポスト画像〕〔→ ブログエントリー〕
- この文書は10月31日に増山誠県議から受け取ったと、2025年2月20日にSNS〔Xポスト画像〕で発信。
同日 YouTubeチャンネル『ReHacQ』(リハック)で候補者の公開討論会 〔→ ブログエントリー〕
同日 自民党県連が「自主投票」を決める
神戸新聞(2024/11/01):兵庫知事選、自民党県連が自主投票決める 斎藤氏「支援禁止」は科さず 県議団の決定覆す
>県議団は前知事の斎藤元彦氏(47)への支援を禁じると決めたが、県連としては科さないとした。独自候補を擁立できなかった県議団への反発が内部で強く、党県連は立候補した斎藤氏に対する「支援禁止」の党議拘束をかけられない形となった。
11月7日 【立花】11月1日に片山氏の代理人(?)から受け取った ”メモ” (黒塗り無し)を動画で公開
11月9日 宮崎謙介氏(元自由民主党衆議院議員)、虎ノ門ニュースで「局長が死の直前に45分間電話した相手がいる」と発言
- 宮崎氏は県知事選に出馬を考え、様々な調査を行っていた由。
- 「45分間の電話」の件はこれが初出?
11月10日 【立花】原テツアキ県議(自民党)作成文書を石破総理に提出
- 首相就任の挨拶回りの際に手渡す。
- 文書自体は10月31日以前に書かれたものと思われ、「斎藤元知事の問題点」を列挙したもので、最後に「稲村和美元尼崎市長を推す」という事が書かれている。
- 翌11日にはSNSで拡散。
11月13日 兵庫県の市長有志22名が「稲村和美さんを支持する表明について」という文書を連名で公開
11月14日 片山安孝元副知事が兵庫県議会議長宛に要望書 〔→ ブログエントリー〕
- 増山誠県議(維新)が「X」で公開
11月15,16日 『SAKISIRU』の新田哲史氏が10月24日の百条委員会後の片山安孝元副知事とその弁護士への囲み取材の音声データを公開
- 「不倫日記」云々という発言が出るやいなや記者が制止するのみならず、「取り消せ!」とまで恫喝する異様な状況が明るみに。
11月17日 斎藤元彦氏再選
立候補者数 7、有権者数 4,463,013、投票率 55.65%(前回比 +14.55ポイント)
斎藤元彦 1,113,911(45.2%)
稲村和美 976,637(39.6%)
清水貴之 258,388(10.5%)
: : :
立花孝志 19,180(0.8%)
◆兵庫県知事選挙後
11月17日 斎藤氏当選を受け、斎藤氏の県職員OBが早速 ”転覆計画” 文書をOBに配布
- 増山誠県議(維新)が後日入手して「X」で公開。
11月18日 【立花】立花孝志氏、南あわじ市長選挙出馬を表明(現職への刺客として)
- 2025年1月26日投開票
同日 百条委員会
- 増山誠県議(維新)が野村修也・徳永信一の2弁護士を参考人招致申請したが却下。理事会から専門性への疑問、意見が偏っている等の理由が挙げられた。(※)
- 次回の開催は25日で斎藤知事を招致したが、全国知事会があり、委員会に出席できず。(知事会の予定の方が先だが、メディアは「斎藤知事欠席」としか報じず。)
- 竹内英明県議が議員辞職。
神戸新聞:兵庫県議会の竹内県議が辞職
2024/11/18 16:30
>兵庫県議会の竹内英明県議(50)=姫路市選出=が18日、議員辞職願を浜田知昭県議会議長に提出し、同日付で辞職が許可された。辞職理由は「一身上の都合」という。
※そもそも、3月12日の告発文が「公益通報」の外部通報に該当するのかどうかの議論がある。しかし、9月に呼んだ専門家(山口利昭弁護士、奥山俊宏教授)の意見だけで「公益通報」に該当すると結論づけ、異なる意見を排除するのはいかがなものか? また、山口弁護士のレクチャー資料には告発文を読んでいない事を伺わせる表現がある。奥山教授は弁護士資格もない元朝日新聞記者。⇒ 結論ありきの百条委員会では?
11月19日 【立花】奥谷謙一議員(百条委員会委員長)に対し、名誉毀損で提訴する事を宣言
11月21日 稲村和美氏、「X」の選挙応援アカウントが凍結された事に対する刑事告訴を発表
FNN:【独自】稲村和美さんのSNSが兵庫県知事選挙期間中「2回凍結」“うそ”の通報による「不当な選挙妨害」不特定多数のアカウントを刑事告訴へ
2024年11月21日
>兵庫県知事選挙に立候補していた稲村和美さんのSNS〔※本人のアカウントではなく、広報活動用のアカウント〕が、選挙期間中、2回に渡って凍結された。
後援会は、うその通報によって凍結され、選挙活動が妨害されたとして、22日にも刑事告訴する方針だ。
11月21日~ 斎藤氏のSNSコンサルタントがネット上で炎上(公職選挙法違反の疑いを持たれる)
- 広報担当者(折田楓氏)がブログ(note)で兵庫県知事選挙のSNS戦略を公開し、本来ボランティア(無償での活動)であるべき広報担当が企業であった事から、反斎藤派に攻撃ネタを与えた格好。
11月22日 奥谷謙一百条委員会委員長、立花孝志氏を名誉毀損で告訴
産経:斎藤氏の疑惑調査の百条委・奥谷委員長がN党立花氏を告訴 立花氏は民事提訴の方針
2024/11/22
>兵庫県知事選に立候補していた「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏から、交流サイト(SNS)上で虚偽の内容を投稿され名誉を傷つけられたとして、県議会調査特別委員会(百条委員会)委員長を務める奥谷謙一県議が22日、名誉毀損(きそん)の罪で立花氏を刑事告訴した。一方、立花氏は、奥谷氏を相手取って民事訴訟を起こす考えを示した。
11月25日 百条委員会(一部証人非公開)
11月29日 【立花】泉大津市長選への立候補表明(12月8日告示)
同日 増山誠県議(維新)が11月14日付けの片山元副知事から兵庫県議会に宛てた「要望書」を「X」で公開
同日 【立花】局長のPCの中身を一部公開 〔YouTube〕
- データは県庁職員から提供。「PCデータの全てではない」と言われたと、後に立花氏発言。〔局長PCの中身は回収後、USBメモリ3本に分けて吸い上げたので、その内の1本分か?〕
12月1日 神戸学院大の上脇博之教授と郷原信郎弁護士斎藤県知事とPR会社社長(折田楓氏)を告訴
- 実際は、告訴状を送付しただけ。
産経:斎藤知事の公選法違反疑惑、弁護士と大学教授が買収罪で刑事告発 PR会社代表も
2024/12/2
>神戸学院大の上脇博之教授と郷原信郎弁護士は2日、神戸地検と兵庫県警に公職選挙法違反(買収)罪で斎藤氏を告発したと明らかにした。同法違反(被買収)罪でPR会社の女性代表も告発した。1日付で告発状を送付したという。
12月3日 斎藤陣営の収支報告書公開
同日 【立花】郷原信郎弁護士を「虚偽告訴罪」で告訴 〔石丸幸人弁護士のYouTube〕
同日 NHK党 丸山穂高氏が局長PCファイルの詳細を公開 〔→ ブログエントリー〕
12月11日 百条委員会
- 次回、「公益通報者保護制度」に関して別の弁護士を参考人招致する事を発表。但し、増山誠県議(維新)が要請した徳永信一弁護士と野村修也教授ではなく、多数決で自民党が推薦した結城大輔弁護士(のぞみ総合法律事務所)
同日 内部通報の結果発表 〔→ ブログエントリー〕
同日 県知事定例記者会見
- 朝日新聞記者「4月4日に元県民局長さんが内部通報した際に、こういう文書を報道機関に配ってまして、で、これ、何書いてあるかというと、所謂7つの疑惑の内、1つめの五百旗頭先生に関するものを除いた6つの疑惑について公益通報しました、という事を明記していて、こういう事を報道機関に連絡しています。」
12月22日 『兵庫県知事選挙に異議あり 真相究明県民集会』〔動画〕
- 上野英一県議(ひょうご県民連合)登壇。
12月25日 百条委員会 10:00~ 参考人・証人尋問
- のぞみ総合法律事務所・結城大輔弁護士、片山安孝元副知事、斎藤元彦県知事 〔→ ブログエントリー〕
- 丸尾マキ議員が「7月30日に県民局長の代理人から県庁宛(?)に、31日迄にPC内のデータを破棄する様依頼する」内容の書面が届いたのを知っているかどうか、片山安孝元副知事に質疑。片山氏もその事は承知していると答弁。続けて、「片山氏が紙で受け取ったPCデータを他に見せてないか」質疑。 → 片山氏によるのPCデータ漏洩を疑っているのか?
2025年1月7日 徳永信一弁護士、兵庫県の22市長に対し、公職選挙法違反で告発 → 2月5日、兵庫県警受理
- ABCテレビニュース動画:【ノーカット版】兵庫県知事選での「市長会有志」の稲村和美氏支援表明は公選法違反として兵庫県民の女性が刑事告発 代理人弁護士会見
- 徳永弁護士note:稲村和美を支持した22市長の公選法違反に対する告発状
産経(2025/1/7 15:19):「反斎藤」の兵庫22市長を刑事告発、代理人弁護士「地位利用の選挙活動」
>兵庫県の斎藤元彦知事が再選された昨年11月の知事選を巡り、県内市長会有志の22市長が対立候補だった元同県尼崎市長、稲村和美氏(52)の支持を表明したのは、公選法違反(公務員の地位利用による選挙運動の禁止)に当たるとして、同県川西市の元市議の60代女性が22市長を兵庫県警と神戸地検に告発したことが7日分かった。告発代理人の徳永信一弁護士が神戸市内で会見し明らかにした。同日付で告発状を送付した。
2025年1月18日 竹内英明元県議自殺
産経:元兵庫県議の竹内英明氏自宅で死亡、自殺か 斎藤知事文書の百条委元委員 SNSで中傷
2025/1/19
- 兵庫県警が「竹内氏の容疑者としての取り調べ」は事実無根と発表(2025/1/20)
→「参考人」としては?
神戸新聞:県警本部長「全くの事実無根、明白な虚偽」と否定 立花氏のSNS投稿巡り、異例の発言 <警察常任委員会・主なやりとり>
>竹内氏については、容疑者として任意で調べをしたこともないし、ましてや逮捕するといったような話は全くない。全くの事実無根であり、明白な虚偽がSNSで拡散されていることについては、極めて遺憾であると受け止めている。
※ メディアは竹内英明元県議の死を立花孝志氏やSNSの攻撃が原因かのような論調を創り上げる。
2025年2月5日
神戸新聞:公選法違反疑いで告発状、兵庫県警が受理 県知事選巡り、市長会の有志22人が前尼崎市長を支持表明
2025/2/5
>告発状によると、22人の市長らは知事選期間中の昨年11月14日、県庁で会見を開いて前尼崎市長の支持を表明。首長としての影響力を利用して、翌15日の新聞各紙に記事を掲載させたと指摘していた。
2025年2月8日 TBS『報道特集』
- 発端は1月27日に立花氏が「11月1日にホテルでメモをくれたのは岸口みのる県議」と暴露した事に始まる。岸口県議は番組でこれを否定。〔→ブログエントリー〕
2025年2月13日 片山前兵庫県副知事、1月22日付で兵庫県議会に提出した要望書に対する回答(←6日午後、電話による)が不満とコメントを発表。
神戸経済ニュース:片山前副知事、要望書への議会回答に不満表明 「後日対応」もなく「非常に不誠実」
2025/02/16
2025年2月18日 マスコミ各社が「県民局長の処分撤回を」という百条委員会最終報告書案を報じる 〔→ブログエントリー〕
2025年2月19日 ネットメディア『ReHacQ』に増山誠県議(維新)出演
- 10月25日の片山前副知事の音声データを立花孝志氏に渡した事を認める。(11月1日 17:22 LINEにて)
2025年2月22日 『SAKISIRU』の新田哲史氏、YouTubeで住民監査請求→住民訴訟の呼びかけ
- 目的は真実を明らかにする事にあり、従って、請求及び訴訟内容は、例えば「県民局長が仕事をさぼった200時間相当の給与の返還を、兵庫県に求める」もので良い。(あくまでも対象は兵庫県であり、税金を無駄遣いした事をそのままにしている県の不作為を問うもの)
2025年2月23日 維新の県議(増山、岸口、白井)記者会見
- 白井たかひろ県議は11月1日に支援者から立花氏の電話番号を教えられ、電話。情報提供するも、既に立花氏の方が詳しかった。(この時点で、白井県議は増山・岸口両県議からも立花氏が情報を得ていることは知らなかった。
- 増山誠県議は独自の調査で、局長が「不同意性交罪」に該当するような行為があった事を聞いていた。立花氏は会見中継の途中で、「私が、元県民局長には不同意性交等罪の可能性あると発言した根拠は、片山元副知事の、10月25日の百条委員会秘密会とその後の記者囲み取材ての発言が根拠【証拠】です!」とXに投稿。増山県議からの情報であることを否定。
- 増山県議は、不同意性交の問題は告発(公益通報)すべき問題と捉えており、11月初旬に立花氏にその事を相談した。
- 岸口県議は、議会での議論から百条委員会に切り替わるのに際し、PCの中身の公開を要求していた。公益通報か否かを議論するのであれば、その”入口”がPCの中身にあると考えたから。
- 増山県議から、10月24、25日の秘密会の記事を朝日、神戸新聞が書いている事を指摘。神戸新聞に「誰から聞いたのか?」と嫌みな質問をすると、「ここはそういう事を話す場では無い!」と逆ギレw
- 岸口県議は、11月1日にホテルオークラで立花氏に会う(A氏に誘われた)経緯についてはやや言葉を濁す。しかし、元々は片山元副知事が来るという事でその会合が設定されたという件は全く知らなかった。
- 7月8日(局長の死の翌日)の百条委員会理事会の前にごく一部の委員だけが局長の死を知らされた。例えば増山委員はそれを知らずに理事会に出ていた、と岸口県議。
- 増山誠議員、離党届を提出していた。
2025年3月5日 兵庫県議会で百条委員会調査報告書を採決 〔→ブログエントリー〕
- 4日に報告書を公開。
- 増山誠県議が反対討論。県議達は無視するも、傍聴席からは拍手。採決には岸口県議が退席、白井たかひろ県議と増山誠県議が反対(起立せず)。
- 片山元副知事、公用PCの中身公開を求める。
- 知事記者会見で、「猥褻な文書」と、県民局長のPCの中身についてやや踏み込んだ発言。
2025年3月19日 兵庫県、住民監査請求を実施すると発表
- 2025年2月22日の項参照。
- 本来の目的はこの後住民訴訟を起こして公用PCの中身を公にする事なので、最悪のパターンは兵庫県があっさりと県民局長の遺族に仕事をさぼった200時間分の賃金の請求を行う事。
2025年3月20日 第三者委員会が報告書を公開。〔→ブログエントリー〕
2025年4月2日 SAKISIRUの新田哲史氏(代理人:徳永信一弁護士)、公用PCの情報開示請求訴訟
2025年5月13日 公用PC情報の漏えい問題調査結果を第三者委員会が発表 〔神戸経済ニュース(2025/05/14)〕
- 文春やNHK党立花孝志氏等が公表したデータは県保有の情報と一致することを認め、情報が漏洩したと結論。
- 兵庫県は地方公務員法で定める守秘義務の違反に当たるとして同日、警察に告発状を提出。
- 兵庫県:県保有情報漏えいの指摘に係る調査に関する第三者調査委員会の調査報告書の公表 (2025年5月13日)
リンク先にPDFの報告書あり。
※片山元副知事やNHK党の立花孝志・丸山穂高氏が言っていた「公用PCの中にあったクーデター計画や猥褻文書」が事実とのお墨付きが出た事は、斎藤派(というか、反オールドメディア派)は動きやすくなった。
2025年5月18日 片山安孝元副知事、個人YouTuberの番組に出演
- 香椎なつ: 【緊急対談】兵庫の騒動について、片山元副知事は今何を語るのか。
- → 神戸経済ニュース: 前兵庫副知事、百条委や記者クラブの二重基準を批判 「嘘も平然と報道」
2025年5月20日 『SAKISHIRU』新田哲史氏、兵庫県を提訴
- 住民監査請求→却下→住民訴訟 の既定路線。
神戸新聞: 「公用PCで私的文書作成」元県民局長の給与返還求め住民が提訴
>兵庫県の告発文書問題で、元西播磨県民局長(故人)の公用パソコン内にあった私的な文書を巡り、県内に住む13人が20日、元県民局長の相続人に給与を返還させるよう、県に求める訴訟を神戸地裁に起こした。
2025年5月27日 県議への情報漏洩で、井ノ本氏に「停職3月」の処分
- 第三者委員会の認定によるが、この件は本人が認めていなかっただけで、既に報じられていた。〔→ 時系列の2024年4月辺りを参照の事。〕
神戸経済ニュース: 兵庫県、元総務部長に停職3月 根回しで県議に漏えい・第三者委が認定
2025/05/28
>兵庫県は27日、元総務部長で現在は総務部付の男性職員(57)を停職3月の懲戒処分にすると発表した。2024年4月、県議3人に対して職務上知った秘密である元西播磨県民局長の私的情報を、故意に漏らしたため。元総務部長は紙に印刷したものの一部を提示し、あわせて内容の一部を口頭で述べたという。兵庫県の人事課が第三者委員会の調査をもとに事実を認定し、処分を決めた。
産経:元総務部長・井ノ本氏「誠に残念」と代理人通じコメント 正当性を主張したいとも強調
2025/5/27
>井ノ本氏は27日、代理人を通じて、「業務行為が情報漏洩と評価されたものであり誠に残念」などとするコメントを発表した。
>井ノ本氏は「審査請求及び執行停止の申し立てを行い、正当性を主張したい」ともコメントした。 → 不服申し立ての意思か?
2025年6月2日 兵庫県、被疑者不詳のまま、週刊誌(文春)などに公用PCの中身を漏洩した人物を刑事告発
2025年6月10日 共産党系弁護士団体「自由法曹団」、6月2日の刑事告発を取り下げるよう要求
2025年6月14日 【立花孝志】立花氏、尼崎市議選応援中に、週刊誌等に情報漏洩した人物名(兵庫県職員)を暴露
- 6月2日~6月14日までの動きは纏めてブログエントリーへ。
続く : : :
* * * *
※このブログエントリーは追々資料(画像)などを追記していきます。また、追加のブログエントリーへのリンクも貼る予定です。
* * * *
【追記(2024/10/06)】局長が作成した ”告発文”(怪文書)
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