最新情報

  • 2024/02/26
    ブログを更新しました。
    2018/04/30
    冷やし中華...じゃなかった、Twitterはじめました。

このサイトに関して



当サイトご利用上の注意

  • 2019/04/14現在、コメント欄にURLを書く場合は、「https」や「http」はNGワードに設定しているので、それを外すか、例えば「h ttps」の様に書いて下さい。
    メールアドレスの入力が求められる場合、とりあえずメールアドレスの形をしていれば(@の前は適当でも)OKです。

    コメントは承認無しで掲載されますが、ココログの仕様で投稿されたコメントが画面に反映されるのにはしばらく時間が掛かります。ご了承下さい。



    このブログの趣旨など。コメント欄はゲストブックとしてご利用下さい。


    記事についてご不明な点などはメールでは回答しかねますので、各記事のコメント欄にお願いします。






    ** ツイログ/Twilog **

特設コーナー

  • Banner_wuhanvirus2

    banner_kunimori01


















外部サイト(その他)

  • 台湾の名前で東京オリンピック参加を!署名活動


    憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会









管理人ポータル

大師小同窓会関連












  • 画像を提供、あるいはオリジナル写真を貸して下さる方は管理人までご連絡ください。


我が町!大師の情報

  • 大師の歴史・町名の由来

各種ノウハウ集



私家版スクラップブック

  • ブログ主の個人的スクラップブック集です。

    100円ショップの木箱やディスプレイケースなどを利用したドールハウスのまとめページです。

    メンテナンス中のため一時アクセスを制限しています。

友達の輪・お薦めSHOP

  • CHITIのボディデザイン
    魅せるボディデザイン/カラダ作りの本質とは!?
    川崎市在住のインストラクターが近隣のスポーツ施設や公園・ご自宅でのパーソナルトレーニング受け付けます。




    かわさき楽大師

    ファッション・雑貨の店 「+R」

    ヘアーサロンE'(イーダッシュ)


« 【佐渡金山】韓国『MBC』が再び相川郷土博物館を取材。よくよく展示パネルを見て激怒w | トップページ | 【ベ・ミン博士】韓国『国史』教科書「近代史」の問題点(2) »

2024/09/05

【ベ・ミン博士】韓国『国史』教科書「近代史」の問題点(1)

前々回のエントリーでご紹介した韓国の歴史教科書の執筆者... この方は高校の歴史教師ですが、イギリスに留学して学位を取られたようなのでここではベ・ミン博士と表記しました... 博士のブログに韓国の歴史教科書、特に近代史の問題点が書かれていました。

歴史教科書に関するセミナーのようで、『反日種族主義』の執筆者の一人でもある金容三氏の講演内容(現行歴史教科書批判)を要約したもので、ご自身がそれぞれの時代区分をどのように見ているのかを述べているので、非常に参考になります。

長いので2回に分け、ご紹介します。

なお、本文から各章の小見出しを切り出したくらいで文章はほぼそのまま。途中にブログ主のコメントや補足(黒字)を挟んでいます。

 

 

* * * *

https://www.baeminteacher.com/post/%EA%B5%AC%ED%95%9C%EB%A7%90-%EC%97%AD%EC%82%AC-%ED%86%A0%EB%A1%A0
구한말 역사 토론
旧韓末歴史討論会

ここで「旧韓末(구한말)」という言葉について補足説明します。

今まで、あんな短い大韓帝国に「末」も何もないだろうと思っていたのですが、現在の大韓民国に対して「旧韓」、そして「末」は「王朝の末」の事だそうです。一般的には、李氏朝鮮時代末期と大韓帝国の時代を指す言葉です。

 

発題されたキム・ヨンサム大記者〔※〕は東亜出版、天才教育、金星出版社の3ヶ所の教科書を分析対象にして現行の高校韓国史教科書の旧韓末~大韓帝国の時期を分析している。

※韓国では専門分野を持つジャーナリストを「大記者」と敬意を持って呼ぶと、以前、産経新聞の黒田勝弘客員論説委員が何かに書かれていました。黒田さんもこの基準で言ったら「大記者」でしょう。

 

1.「西欧列強の接近と朝鮮の対応」

この部分は開港前の19世紀後半の時期を扱っている。 衛正斥邪〔※〕政策が外交政策の主を成す時期だったが、当時の国内に排他的な両班集団の情勢認識を発題者がよく指摘している。

衛正斥邪(えいせいせきじゃ):朝鮮王朝末期の思想。元来は正学(朱子学)を守り,邪学(仏教や天主教など)を排斥するという内容であったが,欧米列強の侵略に直面して,欧米諸国を夷狄視して排斥し,鎖国を維持しようとする思想へと変化した。 〔大辞林〕

 

興宣大院君〔※〕の外交政策の本質は、国内政治の延長線上にあった。 国際情勢などは政府の役人たちも、地方の儒者たちも知るところではなかったのは、単に旧韓末だけでなく、もしかしたら今現在にも適用されるのではないかという気がする。

※興宣大院君(1820~1898):「大院君」は国王の父の尊称だが、一般には大院君だけでも朝鮮王朝第26代高宗の父を指す。高宗の妻 閔妃と確執。

 

2.「東アジアの変化と近代的改革の推進」

この部分は開港後の日清戦争直前の時期までの内容だが、発題者はここでも教科書の歪曲された内容に対して重要な指摘をしている。 「征韓論」論争を招いた朝鮮と日本の外交関係摩擦の本質は、朝鮮が清の属邦だったという事実にあるのではないかと思う。

しきりに現行、そして既存の韓国史教科書は一貫して民族の自尊心を高めようとする目的なのか分からないが、この明確な旧韓末の大前提を隠してきた。 その結果、学生たちは旧韓末の歴史を歴史的な視点で接近できず、現在の大韓民国国民の視点で接近し、日本、清、ロシア、米国に備えて朝鮮の当時の現実的な状況を認識することに失敗することになる。 この部分だけではないが、韓国史の教科書でこのような現実をありのままに見せる上で無責任に回避する姿は、明らかに是正されなければならないのではないかと思う。

 

江華島条約が不平等条約だったという内容は、特に旧韓末の教科書の中で最も本質的に歪曲された表現ではないかと思う。 江華島条約は、朝鮮が上で述べた清の属国だったことを勘案すれば、むしろ独立国としてさらに平等な地位を初めて保障されるようになった結果をもたらしたのが真実に近い。 真実は不平等条約というより不利な条約だった。 そして、この結果は発題者が正確に指摘したように、朝鮮の外交的無知がその原因だった。

その後続く朝鮮と西欧列強との修交は典型的に清が属国である朝鮮をどのように料理して自身の主導権を持っていこうとしたのかをよく示しているが、これも現行教科書は一切清に不利な内容を表さずに隠蔽している。 現代史(大韓民国史)では、少しでも政府による、特に自由党政府と軍人政府時代の政策によって、民間人が怪我をしたり、死に至ったりした辛い過去を表に出すことができず、焦った韓国史教科書が、なぜ旧韓末に清によって惨めに外交的に引きずられていた過去を表さないよう、これほど努力するのか理解し難い。

隠蔽は非常に選別的に起こる。 日本による損害や被害は実際よりも誇張して表し、清の場合はその逆である。 旧韓末だけでなく、これは韓国史、近現代史全体を貫く一つの叙述原則のようだ。 これを偏向的だと言えなければ、何に対して偏向的だと言えるのか分からない。

 

この、”江華島条約〔※〕が不平等条約では無い” というのは、ベ・ミン博士以外にも仰る韓国人がいます。

※江華島事件: 1875年(明治8),朝鮮の開国を要求して示威中の日本の軍艦雲揚号が,江華島砲台と交戦し,一時占領した事件。この結果,翌76年,釜山ほか二港の開港などを内容とする江華条約(日朝修好条規)が締結された。

 

ブログ主にしてみれば、(日本が幕末に欧米列強と結んだ不平等条約と比較しても、)日本側だけが治外法権を持ったり、勝手に朝鮮で測量できるなど、「平等では無いのだから『不平等』だろ?」と思うのですが... 。

ただ、ベ・ミン博士の説明を借りれば、それまで清の属国であり、外交権を持たないはずの朝鮮が日本と(一応、)対等な国同士という関係で結んだ初めての条約という意味が大きいようです。

江華島条約の第一款、

「朝鮮は自主の国であり、日本と平等の権利を有する国家と認める。 」

実はこの部分に朝鮮は当初抵抗しました。

日本側は「独立国」としたかったそうですが、「自主の国」という表現で独立国と解釈し、朝鮮側は清に気兼ねして、「清の属邦だが自主はある」という解釈で納得しました。

”不利な条件ではあったが、不平等では無い” ... この説明には納得しかねますが、韓国人には矛盾ではないのでしょう。

 

不思議なことに、英国についてはむしろ非常に中立的に述べている。 いや、叙述を非常に大事にしているような姿だ。 これも理解できないのが、19世紀の世界最強大国だった英国の東アジア外交戦略の大きな枠組みを記述せずに、旧韓末の歴史を論じるということから、「めくらが象を触る」ようなものだからだ。 国際関係を正義と不義、善悪の構図よりは、各国がどのような利害関係を持っており、旧韓末の朝鮮はその中でどのような利害関係を追求すべきだったのかをもう少し冷徹に見つめるようにする教科書の内容にならなければならないのではないかと思う。

 

次回に続きます。

 

 

  


 

 

 

« 【佐渡金山】韓国『MBC』が再び相川郷土博物館を取材。よくよく展示パネルを見て激怒w | トップページ | 【ベ・ミン博士】韓国『国史』教科書「近代史」の問題点(2) »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 【佐渡金山】韓国『MBC』が再び相川郷土博物館を取材。よくよく展示パネルを見て激怒w | トップページ | 【ベ・ミン博士】韓国『国史』教科書「近代史」の問題点(2) »

counter since 2018/12/25

  • Flag Counter

    FLAG Counterのロゴをクリックすると、更に詳しい分析結果が表示されます。
    ココログのアクセス解析よりは少ない数字になるようです。
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

sponsored link


ドールハウス工作おすすめ参考図書

カテゴリー

無料ブログはココログ