【ベルリン慰安婦像】市民団体は最後のあがき。ベルリン市長の辞任要求も。
ベルリンに設置された慰安婦像の撤去期限が今月28日と迫る中、これを設置した市民団体「コリア協議会」は地元の住民を巻き込んで署名を集めたり、市長の辞任を要求する集会を開いたりしています。先日、韓国からも国会議員... と言っても野党議員ですが、5名〔※〕がベルリン市を訪れ、直談判もしたようです。
※共に民主党4名+チョ・グク革新党1名
また、コリア協議会は青少年向け人権教育プログラムをやっており、市から予算が出ていたそうで(←所謂 ”公金チューチュー”)、この予算も打ち切られたそうです。
ところで、「ベルリン市長」と便宜的に呼んでいますが、ベルリンは市でありながら連邦州の一つなので、州首相でもあります。日本とは比較が難しいですが、敢えて喩えれば、都知事や県知事の辞任要求をしたり、その自治体の決定に韓国の国会議員が異議を申し立てに行くという異常な事をやっているわけです。
まぁ、野党議員の行動は国内向けのパフォーマンスでしょうが、ある意味、韓国という国の異常さを知らしめる良い機会かも知れません。
以下、関連する記事を幾つか保管しておきます。
* * * *
https://s.japanese.joins.com/JArticle/323389
中央日報:ベルリン少女像、撤去の危機に…市民たち、「市長辞任」を要求
2024.09.06
>現地時間5日、コリア協議会と「平和の少女像とともにする人々」の主催でベルリン市役所前の広場で開かれた集会で参加者100人は「少女像の存置と市長の辞任を促すスローガン」を叫んだ。
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https://news.sbs.co.kr/news/endPage.do?news_id=N1007790598
SBSニュース:베를린 소녀상 철거 눈앞…시민들 "시장 사퇴" 촉구
ベルリンの少女像撤去が目前···市民の「市長辞任」要求
2024.09.06
>ドイツのrbb放送は先月、ベグナー市長が日本政府と紛争の可能性を挙げ、コリア協議会の青少年人権教育プログラムへの支援可否を審査する諮問委員会に予算を削減するよう圧力をかけたと報じました。
コリア協議会は、ベグナー市長が日本企業の投資誘致のために予算審査に不当に介入したとして、関連疑惑を徹底的に調査してほしいとベルリン市議会に要請しました。
青少年人権教育は予算削減で5月に中断されました。
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https://www.hankookilbo.com/News/Read/A2024090518170003286
韓国日報:"베를린 소녀상 철거 절대 안 돼"… 한국 야당 의원단, 독일 방문
「ベルリンの少女像撤去は絶対にだめ」··· 韓国の野党議員団、ドイツを訪問
2024.09.05
>4-7日の日程でドイツ·ベルリン·フランクフルトを訪問した国会議員訪問団(以下、訪問団)は、共に民主党の秋美愛(チュ·ミエ、団長)、キム·ヨンマン、イ·ジェガン、チョン·ヨンギ議員、チョ·グク革新党のイ·ヘミン議員で構成された。 5日午前、韓国正義記憶連帯とともに少女像を建てたドイツコリア協議会関係者らと会った後、少女像設置現場を訪れた秋議員は「人権と平和の象徴である少女像が保存されなければならないという声を伝えるためにドイツに来た」と訪問理由を明らかにした。
>訪問団はこの日、少女像設置場所訪問およびコリア協議会懇談会を始め、ベルリン市国際関係担当次官、ドイツ連邦議会家族·老人·女性·青少年委員長などと面談する予定だ。 造形物設置の権限を持つミッテ区のシュテファニー·レムリンガー区長との面談も予定されている。 6日に予定されたミッテ区庁長との面談は、全体日程の核心だ。 訪問団は少女像を維持する必要性をドイツ社会に最大限説明する一方、今回の訪問を契機に少女像を守るために全方位的な努力を強化する方針だ。
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