【佐渡金山】キム・グァンソン氏「父は血を吐きながら逝った」
前回のエントリーで、『中央日報』が佐渡で働いた朝鮮人労働者の息子であるキム・グァンソン(김광선)氏をインタビューした記事をご紹介しましたが、このキム・グァンソン氏について調べてみました。
すると、「民族問題研究所」(민족문제연구소)のサイトの2022年12月16日付け記事に登場しているのが分かりました。強制動員特別展を開催し、遺族としてスピーチをしたようです。
もうひとつは、『JTBC』という中央日報傘下のケーブルテレビ局のニュースで、取材を受けていました。ちなみにこのJTBCというのは、朴槿恵大統領弾劾の一因となったタブレット端末をでっち上げた放送局です。つまり左派系のメディア。
インタビュー記事(動画)のタイトルは「血を吐いて亡くなった父...日本に良いことだけを書けばそれが歴史なのか」というもので、中央日報とのインタビューでも石肺(せきはい)がどうのこうの言ってましたが、ここでもその事を語っています。
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- JTBC: "피 토하고 가신 아버지…일본에 좋은 것만 쓰면 그게 역사인가" / JTBC 뉴스룸
2022/01/06
動画には父(金鐘元氏)の「保険証」(?보험 주)なるものが出てきます。保険証も兼ねていたのかも知れませんが、左側の頁は「異動申告欄」。作業場所が変わる度に書き込んでいったものらしく、上段には作業場や手当の記録。左端に3円70銭の手当が追加された記録がある。下段にはその管理者(使用者)の名前。
ブログ主はよく見えなかったのですが、「X]で他の方が教えてくれたのは、右から、昭和15年(1940)6月1日に入所〔下段の確認印日付は15.10.3〕、昭和15年12月28日に異動、昭和18年3月30日に解用(解雇)だそうです。
もしかしたら、12月28日の異動は妻が来て宿舎が変わったのかも知れません。
ところで、動画に映った母親の遺影が別の写真の女性だと気づいた方がいます。
左側が遺影で、右の写真は終戦間際に佐渡から川崎に逃げた朴順任さん(後列右から3番目)が他の妻と一緒に佐渡に来た時の写真ですが、前列中央の女性はキム・グァンソン氏の母親のようです。
朝鮮人用長屋でご近所だったかも知れませんね。
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以下は民族問題研究所の記事。2022年に既に佐渡金山に言及している事に驚くかも知れませんが、実は2019年に日帝強制動員被害者支援財団が「日本地域炭鉱山朝鮮人強制動員の実態」という報告書をまとめています。
報告書のURLは過去のブログエントリーで:2022.02.03 【佐渡金山】「朝鮮徴用工」の写真の出典について
https://www.minjok.or.kr/archives/129821
연구소가 기획한 “사라지는 목소리들” 강제동원 특별전 열려
研究所が企画した「消えゆく声」強制動員特別展が開かれる
2022년 12월 16일
11月1日、民族問題研究所が企画した「消えゆく声、石炭と鉄に隠された歴史、そして犠牲者の物語」特別展が釜山国立日帝強制動員歴史館で開かれた。 今回の展示は日本政府が世界遺産に登録させた「明治日本の産業革命遺産」が無視する強制動員の歴史を被害者の声で再構成した。 日本政府が「世界遺産」として宣伝する日本近代化の成功ストーリーに隠された加害と被害の歴史を表わし、世界市民が記憶し保存しなければならない世界遺産の価値が何なのかを振り返るための席だ。
開幕式は展示を主催した日帝強制動員被害者支援財団シム·ギュソン理事長の挨拶で始まった。 植民地歴史博物館のユン·ギョンロ館長の祝辞に続き、佐渡鉱山被害遺族のキム·グァンソンさんが父親の強制動員被害をさらに記録し、残せなかった点が残念だという感想を明らかにし、この展示の大切さとともに粛然さを加えた。
展示は大きく2部構成になっている。 第1部では軍艦島など日本の産業施設に連行され強制労働をした韓国人被害者、中国人·連合軍捕虜、佐渡鉱山被害者の証言と強制動員の実態を裏付ける史料が展示された。 佐渡鉱山強制動員の歴史は、今回の展示で初めて公開される内容と資料だ。 第2部では日本の産業遺産登録をめぐる議論の中で「産業遺産情報センター」が伝える話と他国の「否定的世界遺産」の展示事例を一緒に展示した。
今回の展示には被害者遺族と国家記録院、国史編纂委員会、日帝強制動員被害者支援財団、国立日帝強制動員歴史館が強制動員関連所蔵史料を出品し、日本の岡正治記念長崎平和資料館、POW研究会、強制動員真相究明ネットワークなどの日本市民団体の積極的な協力で計190点余りの史料と写真資料などが展示された。 展示を企画した民族問題研究所の所蔵遺物と証言映像、日帝産業遺産関連史料イメージなども多数出品された。
特に、5つの映像ブースで紹介される証言映像は、強制動員の歴史の生々しい証言であり、被害者たちの最後の遺言でもある。 展示準備期間に証言映像に登場する被害者一人が亡くなった。 もう私たちが彼らが残した声に耳を傾け、その痛い歴史を記憶する時間だ。 今回の展示は12月16日まで行われる。
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