【レーダー照射事件】真相解明を棚上げ/レーダー照射「文在寅の指示」
このエントリーでは主に『レーダー照射「文在寅の指示」』の記事を扱います。
▼産経新聞 2024/06/15:レーダー照射隠蔽「文在寅の指示だった」
省略した部分は『「真相」に南北の闇」と題され、当時北朝鮮では粛正が相次ぎ、その罪状は金氏暗殺未遂説が有力だ、という説明の後、麗澤大学の西岡力教授のコメントが掲載されています。
「北朝鮮内部につながる情報源から聞いた内容によると、大和堆で漂流していたのは粛正を恐れて逃亡した護衛司令部幹部等3人と機関長」。
拓殖大学教授で特定失踪者問題調査会の荒木和博氏も同様の話をしており、2022年8月には、月刊朝鮮の張源宰(チャン・ウォンジェ)・ベナTV代表のコラムに、2020年9月22日付日本のインターネット媒体「現代ビジネス」に乗った河野克俊前自衛隊統合幕僚長と近藤大介「現代ビジネス」編集次長の対談として以下の様な事が書かれています。
以下、2022年8月27日付け『荒木和博BLOG』より、該当部分をお借りします。
>この記事で近藤大介次長は「韓国政府関係者から得た情報」だとしてこのように語った。
「金正恩が元山葛麻観光地区の現地指導をする時に現場にいた兵士の中で暗殺を企図した人々がいた。暗殺は未遂に終わり加担した人々は一網打尽にされたが、その中の4人が逃亡して船で日本に亡命しようとした。この事実を知った北朝鮮当局が南北合同事務所を通して捕まえろと要請し、文在寅政権はそれに応じた。
事実、海軍と海洋警察両側に命令することができる権限を持っている期間は大統領官邸しかない。そしてその時文在寅政権はこの事件の関心をそらすためにレーダー照射事件として韓国の世論を反日の方向に誘導したという。
「X」でお世話になっている『e takaqu』さんの検証動画(13:46~)では、防衛省の公開動画に映っている、海面にあるものは「(北朝鮮の)潜水艇のスコープ(望遠鏡)部分」ではないかと推定していらっしゃいますが、北から南に拿捕を依頼したとしたら、その位置を北朝鮮は把握してと思われます。警備艇だけなら捜査の為に大和堆付近をうろついても言い訳はできますが、駆逐艦が共に北朝鮮船を探すとは考えづらいからです。
なお、産経の記事に対しては、韓国メディアは沈黙を守っています。
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