【”徴用工”(挺身隊)裁判】金性珠(ソンジュ)・正珠(ジョンジュ)という姉妹とは(1)
まずは、2024/05/25付けの『共同通信』の記事をご紹介します。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/cf05c6d3abd4292205a9c679c2b9da474c1786da
元徴用工「少しでも補償して」 原告らと支援者、ソウルで集会
5/25(土) 20:24配信
日韓の支援者との集会で話をする元朝鮮女子勤労挺身隊員の金正珠さん=25日、ソウル(共同)
【ソウル共同】韓国の元徴用工訴訟の原告らと日韓の支援者による集会が25日、ソウルで開かれた。機械メーカー「不二越」を訴えた訴訟で1月に韓国最高裁で勝訴が確定した元朝鮮女子勤労挺身隊員の金正珠さん(92)は「少しでも補償してほしい」と述べた。
金さんは13歳の時、朝鮮女子勤労挺身隊として不二越の富山の軍需工場に動員されたという。日本側が賠償に応じない中、不二越の資産を差し押さえて売却し、賠償金代わりにしたいと訴えた。〔以下略〕
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金正珠(김정주/キム・ジョンジュ)氏は1944年12月に不二越(富山)へ、2歳年上の姉の金性珠(김성주/キム・ソンジュ)氏は同年5月に三菱重工(名古屋)に挺身隊として行き、それぞれ裁判を起こしています。
日本では最終的に敗訴しましたが、その後韓国で訴訟を起こし勝訴。金性珠氏はしばしば梁錦徳(ヤン・クムドク)氏と共に報道され、「第三者弁済」(彼らが言う”戦犯企業”からの賠償金ではなく、基金からの賠償金)を拒否している自称強制動員被害者です。
彼女たちは何を主張しているのでしょうか?
この2人は日本でまず提訴したので、供述書が日本語で残されており、後ほどそれを分析しようと思っていますが、大まかな2人の境遇は以下のようなものです。
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姉、性珠(ソンジュ)は、国民学校(小学校)を卒業後、家庭の事情で進学ができず、2年ほど家事手伝いのような事をして過ごし、妹、正珠(ジョンジュ)が6年生の時に口利きをして、姉は国民学校時代の教師から挺身隊を勧められます。
姉は1944年5月、妹も45年3月に日本に行きます。
なお、朝鮮半島では女子挺身隊の「徴用」は行われませんでした。女子が学校に行く事が少なかった朝鮮ではスキルの高い女子は少なかった為、朝鮮の挺身隊は学校教師の推薦(斡旋)によるものでした。
問題になるのは、それが強制か甘言か?という事ですが、彼女たちの証言が事実とすれば、甘言の部類です。
「勉強が続けられて、お金も儲けられる」といった話で、妹は更に、「日本に行けば姉に会える」とも言われたそうです。(実際に2人は日本で再会している。)
姉は、弟が亡くなったのに帰国させてもらえなかったとも言っています。
また、姉は作業中に左手人差し指を切断したそうで、更に1944年12月の昭和東南海地震にも遭い、仲間の少女が亡くなるという悲劇にも見舞われています。
2人とも、1945年10月に帰国できますが、賃金は未払いだったそうです。
その他にも、食事が不十分だったとか、休憩が十分でなかったといった話もしており、気の毒だとは思いますが、こうした精神的被害を含めての日韓請求権協定であり、その中で「完全且つ最終的に解決した」と両国で合意した以上、日本で裁判を起こしても敗訴しています。
また、2人とも、韓国国内での「挺身隊=売春婦」という誤解から、挺身隊に行った過去を隠して結婚しますが、どちらも夫に知られてしまい、DV被害を受けます。姉は夫と死別、妹は離婚と苦労しましたが、さすがに帰国後の苦労まで日本や日本企業のせいにされても... 。
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日本人には韓国人のこうした ”意地汚さ” はなかなか理解できないのですが、日本が統治する以前の朝鮮社会は、イザベラ・バードが表現したように、搾取する者とされる者の二種類しかいなかった社会です。近世の社会で庶民階級が育った日本とは異なります。
両班と呼ばれる上流階級の家の使用人は「食口(シック)」(同じ釜の飯を食う人≒家族。ちなみに旧統一教会は信者を「食口」と呼ぶ。)として両班にカウントされたので、統計上は朝鮮末期には両班が増えたように見えますが、現代の韓国人の多くは基本的には奴婢だった人達。
隙さえあればサボろう/盗んでやろうという根性が染みついた社会なのです。特権を得たら得たで、搾取しなくては損だと考える中世社会。
そのどちらかになる「ゼロ/サム社会」が韓国。
近代人となった一部の韓国人には気の毒ですが、その人達は少数派だと考えないと、韓国という国(社会/民族)はなかなか理解できません。
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