【ハングル抹殺】日本統治時代の『朝鮮語辞典』/朝鮮語学会事件
韓国人ブロガーの『百年歴史』さんのYouTubeからご紹介します。
YouTubeには「コミュニティ」と言って、ブログのように記事を書ける機能があり、その投稿の機械翻訳です。
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朝鮮語使用禁止に関する真実
最初の画像:最近影印本〔※写真撮影原本として印刷した復刻本〕をとして出版された文世栄の朝鮮語辞典
2番目の画像: 文世栄(ムン・セヨン)の朝鮮語辞典初版本出版のニュースを知らせる1938年7月20日毎日新報記事
3番目の画像:朝鮮総督府30年史に掲載された朝鮮総督府の朝鮮語辞典出版のニュース(1940年)
文世栄先生の朝鮮語辞典は
1938年初版本発行
1940年の語彙を追加した修正増補発行
1942年修正増補の裁判本を発行
1944年、修正増補の3版本を発行しました。
当時の出版は朝鮮総督府の許可の下で公開的に行われ、新聞紙上に広告がされました。
文世栄先生の朝鮮語辞典は1920年代に出版された朝鮮総督府の朝鮮語辞典を根幹としていました。
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下記は百年歴史さんのブログ(2024. 3. 18. 付け)ですが、注文していた1938年版の影印本を入手したという報告です。
- 문세영의 조선어사전(1938 초판본의 영인본이 도착)〔朝鮮語辞典(1938初版本の影印本が到着)〕
ところで、コメント欄〔別の投稿の物〕にどなたが ”ハングルの弾圧” について質問して、それに対して百年歴史さんが答えているコメントも有益な情報なので、機械翻訳でご紹介します。所謂「朝鮮語学会事件」です。学会のメンバーが逮捕されたのは治安維持法によるものですが、韓国ではこれが ”朝鮮語やハングル弾圧” の証拠とされています。
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質問された内容について、関連論文を根拠に申し上げますと、
発端は国防服を着ていないパク・ビョンファ〔※박병화〕を不審尋問した末に家宅捜索につながったが、この過程で彼の甥パク・ヨンオク〔※박영옥〕の日記帳で「国語を使って先生に処罰を受けた。」というフレーズが見つかります。
(この時、当然国語は日本語だったので、刑事は国語(日本語)を使ったとして処罰を受けたというのがおかしいと思い、当時の国語教師であるチョン・テジン〔※정태진/丁泰鎮〕を調べることになります。 1942年になると、1938年の教育令改正後、ほとんどの学校で朝鮮語科目が随意科目に変更されてから教科課程から消え、チョン・テジンは国語(日本語)教師だったが、日本語を使ったとしてパク・ヨンオクを処罰したというのは何か釈然としません。)
続いて論文の内容によりますと、チョン・テジンを調査する過程で、彼が身を置く朝鮮語学会にまで調査が拡大しましたが、この時、イ・グクロ〔※이극로〕の机から、満州にいるユン・セボク〔※윤세복〕が檀君聖歌の作曲を斡旋してくれることを頼む手紙が見つかります。
事がこの辺になると、この件を思想事件として捏造することになるのですが、ここに一番大きな功績を立てた刑事たちがいわゆる「人間白丁」〔?※사람백정〕と呼ばれたアン・ジョンムク〔※안정묵〕とキム某〔※김 모〕という朝鮮人刑事たちでした。
総合的に、朝鮮語学会の朝鮮語辞典もまた総督府の出版許可を一部得た状態で、総督府の通訳官タナカ(田中徳太郞)の参与の下で進められていたので、いわゆる朝鮮語学会事件というのは朝鮮語を弾圧するためのものではなく、朝鮮語学会という団体の下で思想犯、要注意人物が集まってある種の陰謀を企てて発覚したものと捏造されたものです。
独立運動関連の判決文サイトでイ・グクロなどの判決文を検索してみれば、より正確な内容を確認することができます。
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文中「1938年の教育令改正」とありますが、これは転換点で、それ以前の朝鮮語教科書などを提示しても、「しかし、1938年以降は弾圧されたのではないか」という反論の根拠となります。
「第三次朝鮮教育令」(1938年)の重要点は日本語常用生徒(主に日本人)と非日本語常用生徒(朝鮮人)の学校を一本化した事ですが、Wikipediaには「ハングル文字を使った授業の実質的な廃止」と書かれています。
従って、それ以降も朝鮮語辞典が発行された事や、以前ご紹介したハングル電報は、その疑問に再反論する証拠となります。
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【参考】キムチわさび動画:朝鮮語の本当の歴史/한글 사용을 금지했다고?
ここでは、文世栄の朝鮮語辞典(1938年)の後に設立された朝鮮語学会が辞書を製作しており、1940年3月の段階で出版許可を得ていた事、途中、資金難で遅れた事が語られます。この遅れを韓国では朝鮮総督府の妨害だと教えられているそうです。
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