韓国の与党候補者「日帝強占期の方が朝鮮時代より暮らしやかったかも」
まずは記事を短くご紹介します。
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https://japanese.joins.com/JArticle/316163
総選挙出馬予定の韓国与党候補「日帝強占期はもっと暮らしやすかったかも」
2024.03.13
総選挙に出馬する予定の韓国与党「国民の力」のチョ・スヨン〔※조수연/趙秀衍:前大田地検検事〕候補(大田西区甲選挙区)が過去の日帝の植民支配に対し「国民は封建的朝鮮の支配を受けるより日帝強占期にもっと暮らしやすかったかもしれない」としながら親日派と売国奴李完用(イ・ワンヨン)の肩を持つ文書を作成していたことがわかった。〔中略〕
最近「国民の力」の一部候補は「親日発言」など不適切な歴史認識で批判を受けている。ソン・イルジョン議員は3日、伊藤博文について「人材」と言及して世論に叩かれ謝罪した。「国民の力」公認管理委員会は12日、光州民主化運動蔑視発言をしたト・テウ候補に対して公認維持を決めた。
チョ氏はあるメディアとのインタビューで「売国奴である李完用を擁護するつもりはなかった」と釈明した。チョ氏は「全体的な枠組みで為政者がしっかりとやるべきで、朝鮮が滅亡した原因は総合的に考察しなければならないという趣旨の発言で誤解の素地ができたようだ」とした。
cf. ハンギョレ韓国語版:국힘 조수연 “일제강점기에 살기 더 좋았을지도” 망언
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ソン・イルジョン議員の伊藤博文云々の発言は、伊藤博文そのものというより、英国に留学した長州ファイブ(長州五傑)と呼ばれる若者達を引き合いに出して、海外留学の勧めみたいな事は言っただけです。
引用した記事の「中略」部分には元大田地検検事のチョ・スヨン候補のFacebookからの引用が書かれていますが、投稿をスクリーンショットした画像を見つけたので以下に機械翻訳します。上手く翻訳できていない部分もありますが、そのまま掲載します。
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チョ·スヨン
2017年8月25日
光復節と国恥の日
...
1910年8月29日は、大韓帝国が日本によって併呑された日で、この日、韓日併合条約が調印されました。 8月には国民の祝日である8.15.光復節と亡国の日である8.29.が一緒に入っています。
人々は亡国の主な責任者として李完用(イ·ワンヨン)ら親日派を名指しし、彼らに矢を放ち腹いせをしますが、親日派がなかったら大韓帝国は滅びたのではないでしょうか。 違います.
既に朝鮮は古くから国家の機能が麻痺した植物の国であり、支配層であるソンビの社会的責任感も完全に消えた国でした。 乙未事変(1895年)が起きた時期に朝鮮常備軍は計4,000人に過ぎず、宮殿の守備もまともにできず、日本のやくざ数十人にお手上げで中殿〔※王妃〕が殺害された国だったのですから、話は尽きました。
朝鮮の亡国の責任はどこにあるのでしょうか。 日本の悪口を言いますが、当時は帝国主義時代で、日本は猫、朝鮮は魚でした。 魚になった自分を嘆いて反省すべきであり、それを食べた猫を責めることが慰めになりますか。
亡国の第一の責任は、誰が何と言おうと君主の高宗です。 李完用と言えば、それは君主の責任を臣下に押し付けることです。 高宗が君主50年間、民と国のためにしたことは何でしょうか。 甲午改革、乙未改革などいくつかの更張(経蔵)とはいっていましたが、すべて外勢に背中を押されて行ったもので、主体的にしたことはほとんどない無能な君主でした。
民費スカートの幅に積まれ〔※?〕、官職も全部お金をもらって売ったんです。 例えば、1890年(高宗27年)の1年間に現在のソウル市長にあたる漢城判尹を25人も交替させ、1882年(高宗19年)9月の1ヶ月間に漢城判尹を5人も交替しました。 朝に任命し、夕方に他の人を再び任命することもありました。 信じられませんが、事実です。 このような漢城判尹の席は普通10万両~20万両程度で売ったといいます。
大監〔※大臣·長官の地位にある官吏〕から田舎の県監まで全部お金をもらって売り渡して、両班には税金と賦役を免除させ、中人オン〔※?〕することが決まっていると免除させ、奴婢は奴婢だと免除され、それで結局人口の50%余り一般の民だけが税金と軍布〔※軍役に代えて納める綿布〕、賦役を引き受けたのですから、彼らの不満は天を衝いても残ったのです。 小作料もほぼ50%だったということで、苦労してどうやって暮らしたのでしょうか。
その時、民は本当に大韓帝国の亡国を悲しんだのでしょうか。 彼らは封建的な朝鮮支配を受けるよりも、日本による植民地時代に住みやすかったかもしれません。
光復であり、亡国の月である8月に様々な思いにふけってみます。 「新政府は福祉も良いが、成長を度外視してはいけません。 「私たちの周辺の日本は、私たちよりGDPが4倍多く、私たちを数千年間属国扱いした中国は、国交正常化の25年前は同じでしたが、今は6倍も多いです。 米国が退けば、中国は再び韓国を属国扱いする可能性が濃厚です。
「今、むやみに金づるを限りなく解けば、5~10年後にはどうするつもりですか。 恩着せがましく言うのはやめて、倹約して国の財政をして、国家経済を日本や米国の水準に引き上げることが優先です。 今、財政赤字がものすごく増えていますが、その光を誰が返しますか。 暮れは真夏の8月です。 健康にお気をつけください
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読んで分かる様に、別に日本統治時代を褒めそやしている訳ではなく、李氏朝鮮がどれほどひどい国だったのかを述べ、「(相対的に)併合期の方が暮らし易かっただろう」と論評しているだけです。
韓国人も、李氏朝鮮が(奴隷制一つ取っても)ひどい国だというのは知っているのですが、それを認めると「併合されてもしかたがない」という『植民地史観』に同意する事になるから、感情が許しません。
また、チョ氏も指摘していますが、朝鮮末期から大韓帝国にかけて行われた改革は日本が後押しして行っただけで、高宗の本心では無く、本格的に近代的なシステムを整えたのは併合期なのですが、学校教育のせいで、「地力で改革できたのに、日本が邪魔した」というのが定説になっています。
最近は韓国でも美化された朝鮮末期を見直す本が出版されたり、『反日種族主義』の影響もあり、内心ではチョ氏に同意する方も少なからずいます。百年歴史さんのようなブロガーが良い例です。
チョ氏がこのような文章をFacebookに書いたと言う事は、彼と繋がっている人達も同じ意見のはずです。
しかし、未だに、「韓国人はこうでなくてはならない」という建前論が幅をきかせ、公に自分の意見を述べると集中砲火を浴び、下手をしたら社会から抹殺されるのが現状です。
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