【虎ノ門ニュース特番】在日特権SP (1)竹島、岸田首相の反日発言、三国人、通名、特別永住者と一般永住者の違い【2024/02/22】
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- 【通名と在日特権SP】西岡 力×坂東忠信×大高未貴×ゆんばん(在日韓国人2世)【虎ノ門ニュース特番】(2024/02/22配信)
<出演> 敬称略
・西岡力(麗澤大学客員教授)
・坂東忠信(元警視庁公安捜査官)
・大高未貴(ジャーナリスト)
・ゆんばん(在日2世)
以下、敬称略。重要な発言をピックアップして要約したものを記します。
◆竹島問題
西岡:『時の法令(別冊) 日韓条約と国内法の解説』〔※1〕に「紛争の解決に関する交換公文〔※2〕」が掲載されている。1965年の日韓基本条約を結ぶ為の交渉では、ぎりぎりまで佐藤栄作首相と朴正煕大統領とで揉めた。その後米国在住韓国の研究者によって明らかになったが、日韓で交換公文を交わし、共産勢力と戦う為に「日本の領有権主張を批判しない/竹島に(建造物を造るなど)手を触れない」という『竹島密約』があった。
しかし、国内支持率が低下した金泳三政権が約束を破った。日本の領有権主張を批判し、竹島で軍事演習などの示威行動をとった。その時に日本は強く抗議すべきだった。「(尹錫悦政権が日本との関係を重視するなら)少なくとも密約の状態に戻せ」と韓国に言うべき。「竹島の日」式典に政務官とかではなく、大臣を送れ。
※1 国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧可能(ログイン要)
編集:
谷田正躬(外務省外務次官)
辰巳信夫(外務省入国管理局参事官)
武智敏夫(農林省農林事務官)
※2 交換公文:広義で条約の一種であり、公文書書簡の交換実施によって国家間の合意成立を表す状態を指し、条約に準じる効力を持つ。
◆岸田文雄首相の『共生社会と人権に関するシンポジウム』のビデオメッセージ
大高:この手の原稿の裏には霞ヶ関の役人がいるが、こんな文章を出された時に、「こんな馬鹿な文章俺が読めるか!」と何で突き返さなかったのか。一国の首相が「日本は差別国家」だと公言するのは酷い。
◆在日特権(本日のテーマ、項目)
①通名
②特別永住権(×)→特別永住許可(○) ※フリップの文言に対する西岡先生の指摘
③税制上の優遇や住民税の優遇
④ 生活保護
⑤朝鮮学校関係の優遇
西岡:「特別永住権」は誤り。「特別永住許可」。
◆在日特権(通名)
ゆんばん:(私は通名を使っていないが、)在日が通名を使いたがるのは商売上などの「信用」の為。なぜ韓国人と知られたら信用が低下するのかというと、過去に在日朝鮮人が如何に悪い事をやって来たかを日本の方が知っているから。「差別」ではない。日本の方に「好かれない」だけ。
中でも酷いのは「阪神教育事件」〔※〕で、日本国憲法下で非常事態宣言が告された 唯一の事例。
※1948年度は朝鮮学校のピークで、606校、児童生徒数56,300人〔朴斗鎮 著『朝鮮総連』〕。米ソ冷戦を背景にして共産主義への締め付けが強化され、GHQの命により朝鮮学校閉鎖令が出された事に反発。
西岡:GHQにまで暴行を加えた。当時日本には主権が無かった。朝鮮人は「三国人」〔※〕と呼ばれたが、「俺たちは戦勝国民だ」とやりたい放題で、山口組が戦った。但し、(これらの騒擾事件は)共産党系の人達が主として行った。
※三国人:日本人(敗戦国民)との区別。つまり、蔑称ではない。
1955年に金日成が「お前達は日本革命ではなく、朝鮮革命の為に戦わなくてはならない。」〔※〕と言って朝鮮総連を作らせた。共産主義ではその国の共産党に入らなくてはならないので、在日朝鮮人は日本共産党に所属し、日本共産党の実働部隊だった。朝鮮戦争の時に日本で後方攪乱の騒擾事件を起こしたのも、日本共産党員としてやった。しかし、金日成はこの勢力を自分の革命に使いたかった。
※「私は中国にいる日本共産党書記長 徳田球一へ手紙を送った。私はその手紙で日本にいる朝鮮人は日本革命のために戦うのではなく、朝鮮革命のために戦わなくてはならない、... 朝鮮人は自らの祖国、朝鮮民主主義人民共和国を擁護し、祖国の統一独立のために戦わなくてはならない。...」〔朴斗鎮 著『朝鮮総連』〕
◆「通名」の歴史的経緯
西岡:【創氏改名】朝鮮には日本で言う「苗字」はない。一族を表す「姓」のみ。韓国人の姓は約300で、その内「金」22%、「李」が15%、「朴」が9%で、「チェ(崔?)」5%、「チョン(鄭?)」4%。この5姓だけで約半分。近代的な社会を作る為に、一族の称号の他に家族の称号「氏」を造らせた。これを『創氏』〔※〕と言い、戸籍に「姓」は残った。『改名』の方は義務ではない。但し、届出したのは約8割。
※自発的に創氏をしなかった場合、戸主の姓が自動的に氏となった。これを法定創氏という。つまり『創氏』は100%義務。
『改名』は希望者のみ。
なお、台湾では「日本語常用家庭」が条件など、許可制な事もあり、日本名に改姓(改名)する割合はわずか数%と低かった。
戦後、140万人の朝鮮人が日本から引き揚げ、60万人くらい残り、これが後に特永(特別永住者)になったが、彼等は元日本人で、創氏改名した名前を持っているので、それを日本国内で公的に使わせたのが「通名」の始まり。
坂東:【通名の悪用と法改正】2000年9月に在日韓国人が名前の異なる保険証を30枚取得し、携帯電話を購入・転売した事件。2013年11月には多数の通名を利用して160台のスマホを詐取し売りさばいた事件があった。問題となるのは、登録者名と使用者が繋がらない。その結果、2015年に法律が改正され、一度決めた通名は変更不可に。
◆一般永住と特別永住の違い
西岡:一般永住者は、パスポートを持って日本に来た人が条件によってなれる。特別永住者とは、1965年に韓国と結んだ協定で、韓国籍の1世と2世を対象に、まず「協定永住」というものが作られた。
しかし、1991年に朝鮮籍〔※〕の人を差別するのはおかしいと、朝鮮籍・台湾籍も併せて「特別永住者」として一本化した。
※北朝鮮籍ではない事に注意。戦後残留した朝鮮人は「朝鮮籍」であり、韓国籍に国籍変更しない在日朝鮮人。
【一般永住者と特別永住者の『強制退去』の基準】
西岡:【一般永住の急増】一般永住の条件は、平成20年(2008年)までは20年の滞在だった。それが突然法務書の内規の変更で、国会で藻議論されずに10年になった。それにより、1998年に9万の一般永住者が今は90万人。特別永住者は30万。
なんでこんなに簡単に永住許可を出すのだ。一般永住者は政治活動もできる。学生などに認める(期間のある)在留資格なら在留資格を取り消す事もできるが、永住者にはそれが無い。さっきの朝鮮総連の話の様に外国籍の永住者で我々は苦労した。
90万人の一般永住者の内一番多いのは中国籍の30万。そういう人をどんどん増やしていいのか?というのが一番問題だと思っている。
坂東:【特別永住者の逆差別】永住者の子孫も永住資格を持つのでどんどん増えており、特別永住者と結婚した外国人も同じ資格を持てる。特別永住資格が「世系」により、凶悪犯罪で無い限り強制退去もさせられないのは他の国籍者に対する逆差別になっている。
西岡:日本人名に近い通名は過去の経緯があるので特例では無い。
一旦ここまで。次回に続きます。
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