日本統治時代の朝鮮の通知表(大邱師範学校)
韓国人ブロガー『My Identity』さんのブログで、昭和11年(1936年)の大邱師範学校の通知表という興味深いものを拝見しました。
- 대구사범학교 수험표와 통지표 1936/大邱師範学校受験票と通知票 1936
このエントリー自体は、My Identityさんに伝わればいいなぁと言う為だけのものです。〔Naverのアカウントが無い為、コメントを書けないので。〕
ブログに掲載されていた通知表は郷土資料館か何かに展示されているものだと思うのですが、その画像の一部、「身體の状況」部分をお借りしたのが下の画像です。
解像度は低くても、日本人なら、「脊柱」と読めます。
博物館には漢字をハングルに翻訳したレプリカもあったようで、それもブログにupされているのですが、「脊柱」を「春桂」と読み違えて翻訳されたようで、「춘계」と間違っている為、ブロガーさんは意味が分からないようでした。
正しくは、多分「척주」。
背骨が曲がっていないかどうか、目視で調べる「脊柱検査」だと思います。
右側の「歯牙」というのも、現代では「歯牙にもかけない」(=問題にしない/相手にしない)という慣用表現くらいしか使われない言葉ですが、「歯科検診」の結果を書く欄でしょう。2文字で統一したかったのかも知れません。
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