【日本統治時代】『大邱府上水道案内』
韓国人で感心するのは、『百年歴史』さんや『キムチわさび』さんのように、個人で日本統治時代の史料を集めてブログやYouTubeで真実を発信している方が多い事。
まず、韓国人の目線から見たら、”自虐史観” と捉えられて攻撃される危険性を顧みずに発信している事、それ以外には、そもそも史料にアクセスしづらいというハンディキャップがあります。
日本人なら、ある程度インターネットで簡単に見つけられる情報で事足り、また、国会図書館などで閲覧できる史料を読むことができますが、韓国の場合、ネットの情報では、重要な事が言及されていない(隠蔽されている)とか、多くの人が日本語の史料が読めないのは当然としても、漢字ハングル交じり文でさえ一次資料が読めないので、調べる術(すべ)と能力が限られています。
そうしたハンディキャップを乗り越えようとする労力は並大抵のものではありません。
韓国人の方に教えていただいたこのブログ(『My Identity』)は、管理者が大邱市の方なのか、大邱にまつわる様々な史料を発掘して、韓国語で発信してらっしゃる様です。
- 대구부 상수도안내 1918 (大邱府上水道案内 1918)
上記エントリーでは『大邱府上水道案内』という漢字カタカナ交じりの読みにくい本を韓国語に翻訳して紹介していました。
ここでその内容を細々(こまごま)と内容を紹介するつもりはないのですが、本文の末に書かれたまとめ部分を読めば、管理者がどういう意図でこの本を紹介しているのか分かるので、機械翻訳でご紹介します。〔明らかな誤翻訳以外は機械翻訳ママ〕
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上水道施設の設置は大邱市民生活にまさに革命的な変化をもたらしました。 衛生的で便利な給水を通じて生活の質を向上させ、大邱の産業発展にも寄与しました。 飲み水の衛生的管理により、従来の濁った水による水因性伝染病などを予防し、市民の健康にも大きく貢献します。 また、洗濯や入浴、清掃など日常生活を営む上で水道水の供給は革新的に生活の質を高めました。 銭湯ができ、入浴文化が変わり、頻繁に洗濯や掃除をすることで、より清潔な市民生活が可能になりました。 それだけでなく、火災現場の防災機能を向上させるなど、まさに水道水は市民生活と一時も切り離せない必須材として位置づけられ、大邱が文明社会に跳躍するのに起爆剤の役割を果たすことになります。
それにもかかわらず、現在の韓国のほぼすべての書籍や著述には、日帝時代の水道施設の設置をただ日本人のための施設であり、朝鮮人は疎外された恩着せがましい事業に加え、さらにはこのような近代都市の最も基本的なインフラである水道施設まで戦争侵略に向けた施設と規定しているのを見ると呆気にとられます。 これまで韓国の本でなぜ日帝時代の水道施設を紹介しながらも給水規定と料金体系をあえて紹介しなかったのかその理由が分かりました。 このように原典を読んでみると、「大邱府水道給水要項」と「大邱府水道料金体系」を見ますと、貧しい朝鮮人は家ごとに自力で専用給水栓を設置することはできなかったでしょうが、家庭用に限って共同給水施設を設置し利用できる規定によって、1世帯当たり1ヶ月に30銭と比較的安価に水道インフラを利用したことが容易に推察できました。 このような規定は大邱だけでなく、水道が設置された他の都市も同じだったはずです。
本文にも言及されていますが、大邱に水道が設置された当時、1918年現在、大邱の全人口は3万人で、そのうち日本人はわずか7千人でしたが、誰がただ少数7千人、日本人だけのための戦時行政施設のために、なんと3万人分の過剰施設を建設するという精神的なことができるのでしょうか? 水道供給事業は、建設とメンテナンスの費用が大きい事業です。 お金が腐らない以上、そんなことはできません。
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この方は日本統治時代の真実を解説する本を何冊かまとめて紹介するエントリーも書いていたので、出版界でもタブーに挑戦する人が増えているのが分かります。
正直に言って、ブログ主はこうした韓国社会の変化を過信はしていません。韓国人の多くは、ちょっとやそっとでは修正不可能なくらい、尊大、あるいは夜郎自大になっているからです。それでも、「事実」を求める方は、以前よりは増えているのを感じます。
文字にして残す限り、いつか誰かの目に留まる機会があります。
こういう方々の努力が報われる日がいつか来ればいいなと思い、ご紹介しました。
追記:このブログ主の方は ”ただ者” ではないようです。他にも、日本人ですら読まない様な専門的な本を翻訳してブログに公開していらっしゃいます。
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