【沖縄】琉球新報主催の「沖縄ヘイトにあらがう」フォーラムで辛淑玉(シン・スゴ)が基調講演w
10日、沖縄で反基地活動家(& 琉球独立派?)による集会が開かれたそうです。
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https://yaeyama-nippo.co.jp/archives/22139
八重山日報:「沖縄ヘイト」とは何か 過激な主張、県民感情から乖離
2023/11/14
沖縄の基地反対派に対し、本土から寄せられる批判の声を「沖縄ヘイト」と呼び、沖縄に対する差別であると訴える風潮が沖縄メディアでは主流になっている。「沖縄ヘイト」とは何か改めて考え直そうと10日、那覇市内で「沖縄ヘイトにあらがう~私たちに何ができるか~」をテーマに開かれた琉球新報社主催のフォーラムに、八重山日報の記者が足を運んだ。登壇者からは「植民地主義とヘイトとレイシズム(差別主義)は同じ。琉球人として独立して行動しよう」(市民団体「ニライ・カナイぬ会」共同代表の仲村涼子氏)などと、一般の県民目線からすると、かなり過激な発言も飛び出した。他国の脅威を背景に沖縄の安全保障を強化しようとする政府の方針は、沖縄への民族的差別なのか。登壇者の主張を聞けば聞くほど、逆に「沖縄ヘイト」とは何か分からなくなった。(仲新城誠)〔中略〕
基調講演した反ヘイト団体「のりこえネット」共同代表の辛淑玉(シン・スゴ)氏は、オスプレイに反対した自治体首長らの銀座デモに「売国奴」という罵声が浴びせられたことを挙げ「沖縄は中国に対する盾(たて)になって当たり前だという考え方」と説明。朝鮮人差別の歴史を振り返り「(差別の)次のターゲットは沖縄。沖縄は日本の植民地として、日本の犠牲になる。沖縄はもう一度、沖縄戦をやることになる。戦争は利権だから」と警告した。〔後略〕
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中略の部分に面白事が書いてありました。
>パネル討論者の1人で「むぬかちゃー」の知念ウシ氏が「(私は)日本人じゃなくてよかった」と客席に語りかけると、会場から大きな拍手が。
ブログ主は「むぬかちゃー」という沖縄方言を知らなかったので調べたら、思わず吹き出してしまいました。
「むぬかちゃー」とは「物書き屋」(=著述家)を沖縄訛りで言っただけなのです。それもそのはず、『岩波 国語辞典 第七版 』によると、”「物書き」は1960年ごろからの用法で、もとは、記録作り(の役)や代筆(する人)を言った。” そうです。
沖縄方言は、津軽弁同様、ブログ主からするとおよそ日本語とは思えないのですが、文法は日本語(=中国語の語順では無い)だし、既に標準語から消えてしまった古語が残ってたり、単なる現代標準語の音便変化にすぎなかったりします。
仲村覚氏の『 狙われた沖縄― 真実の沖縄史が日本を救う』によると、音便変化には規則性があるようで、幾つかあるルールから関係あることだけ拾えば、
- 母音は「あ い う」しかなく、「え」が「い」に、「お」が「う」になる。
- 「つ」や「き」が「ち」になる。
そうです。
従って、「むぬ(munu)」は元は「もの(mono)」、「かち (kachi)」 は元は「かき(kaki)、つまり、「ものかきゃー」なのです。
ついでに言えば、NHKの朝のドラマ『ちむどんどん』の「ちむ(chimu)」は「肝=きも(kimo)」。「胸(心臓)がドキドキする」という意味です。
日本語の職業名を名乗り、日本語での物書きを生業としていて、何が「日本人じゃなくてよかった」だw
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