【ドイツの『韓国展』】乳を出した女性の写真撤去
前回のエントリーにも追記しておきましたが、20日、フンボルト・フォーラムの企画展からこの写真が撤去されたそうです。
後述する記事によると、韓国の報道を受けて博物館が撤去したようです。他にも、日本製の簪(かんざし)も撤去されたとの事。
◆韓独通商修好140周年
この騒動を『カイカイ反応通信』の管理人氏が動画で解説しました。
ブログ主がこの動画で知ったのは、そもそもこの企画展が、韓国(李氏朝鮮)とドイツの通商140周年を記念したものだと言う事。調べたら、1883年10月27日に両国は「朝獨修好通商條約」を結んだのでした。
となると、2025年には、1875年に日本と朝鮮との間で結ばれた江華島条約(修好条規)から150周年なんですが。
何度か書いていますが、韓国人の歴史認識では、「江華島条約から日帝の侵略が始まった」ですからね...。
逆に、反日煽動のネタになるかもw
以前、金柄憲(キム・ビョンホン)先生やキムチわさび氏が動画で、「江華島条約は不平等条約ではない」という説明をしていましたが、「朝鮮は刑法が整ってなかったから、日本人は日本の国内法で裁いたのは仕方がない→だから不平等ではない」みたいな説明で、ブログ主には理解できませんでした。
逆に言うと、こういう(無理矢理な)説明をしないと、韓国人の恨みや怒り(?)を静められない、という事だと思います。
ちなみに、上にリンクを貼った「조독 수호 통상 조약(朝獨修好通商條約)」 の一部を機械翻訳で読んでみたところ、やはり片務的で、不平等条約です。
>本条約の重要な内容を検討してみると、朝米通商条約に比べて有利な点は、第一に、外交使節と領事は朝鮮内を自由に旅行することができ、朝鮮は彼らの旅行を保護すること。第二に、朝鮮人の逃亡犯はドイツ官庁が逮捕して朝鮮側に引き渡さなければならず、朝鮮官憲は勝手にドイツ船と住宅に侵入することを許さない。第三に、釜山・仁川・原山・陽華鎮をドイツ商民の貿易に開港すること。第四に、開港地でドイツ商人は信教の自由を持つこと。第五に、ドイツ商人は一定の行政区域では旅行権なしで自由に行き来できること。第六に、ドイツ軍艦は開港場の有無を問わず、朝鮮内のどこにでも停泊し、また船員の上陸を許可することなどである。この条約も租界条約と同様、朝鮮に不利な点が多かった。
また、動画で紹介されたこの銅像、ブログ主は存在は知っていたのですが、釜山の「四十階段文化観光テーマ通り」にある銅像群の一つだと分かりました。
調べたら、この母子像は朝鮮戦争の避難民を描いたものだそうで、つまり1950年頃の韓国人の姿です。
自分達でこんなもの造っておいて、何が日帝の陰謀だw
ただ、何となく、単に授乳に便利だから、乳飲み子がいる母親はこういうミニチョゴリを着てた様にも思えます。この像の様に、母は忙しく、また、逞しかったのではないかと。
以下は、撤去を報じる『中央日報』の記事です。
* * * *
https://www.yna.co.kr/view/AKR20231021005100082
同様の聯合ニュースの記事:독일 훔볼트포럼 日촬영 추정 가슴 드러낸 조선여성 사진 철거
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad0f9a6d7f370ee4d64ed26be26cad95f7137651
「息子を産んで自慢」…胸をさらけ出した朝鮮女性の写真、独博物館から撤去
10/23(月)
中央日報日本語版
ドイツ・ベルリンの中心部に位置した博物館「フンボルトフォーラム」全景。[写真 在ドイツ韓国文化院]
20日(現地時間)、ドイツ・フンボルトフォーラム内にあるアジア芸術・民俗学博物館は韓国遺物特別展「アリアリラン」から「水を汲む女性」という説明書きがついた胸をはだけた朝鮮女性の写真を撤去した。
この写真は、ドイツ北京公使館に勤務していたアドルフ・フィッシャーが1905年に韓国を訪問した時に撮影された写真と推定されるという説明が添えられて展示されていた。1907年日本人が運営する京城写真館が発行した韓国風俗風景アルバムに収録された。
写真は「誇らしい母たち」というタイトルで、「朝鮮時代中期から女性が男の子を産めば非常に自慢して授乳する胸をあらわにし、男の子を産んだことを周囲に見せた」と記載されている。
韓国国会外交統一委員会所属の金炅俠(キム・ギョンヒョプ)共に民主党議員は在ドイツ韓国大使館の国政監査で「日本人がスタジオでモデルを使って撮影した胸をさらけ出した朝鮮女性の写真を、まるでドイツ人が撮影した写真のように展示した」とし「朝鮮女性を対象化して朝鮮文化が劣等で未開であるというイメージを作り出すために日本が意図を持って製作した写真」と指摘した。
フンボルトフォーラム内のアジア芸術・民俗学博物館側は17日、韓国メディアから報道があった直後に該当写真を撤去した。また、20世紀韓国かんざしとして紹介されていた日本女性の頭部装飾品かんざしも撤去された。
韓国のキム・ホンギュン駐独大使は国政監査で「提起された間違いに対して国立中央博物館とフンボルトフォーラム側が協議している」とし「フンボルトフォーラム側が全く修正するつもりはないという立場を表明しているが、これは間違っていると理解している」と伝えた。引き続き「今後大使館が積極的に関与して誤った部分を正し、論争がある部分は話し合いを通じて調整・対話して協力していくようにする」と話した。
フンボルトフォーラムのアジア芸術・民俗学博物館は13日から韓国遺物特別展「アリアリラン-閉鎖された王国に対する魅惑」を開いて、プロイセン文化遺産財団民俗学博物館に所蔵されていたがこれまで未公開だった朝鮮時代(1392年~1910年)などの韓国遺物1800点余りのうち120点を公開している。展示期間は来年4月21日までとなっている。
* * * *
『聯合ニュース』の記事は、「植民地史観」に関わる発言がありました。これが、韓国人がファンタジー時代劇で李氏朝鮮時代を美化して描く理由です。
>国会外交通商委員会所属の共に民主党のキム・ギョンヒョプ議員はこの日、駐ドイツ大使館の国政監査で「日本人がスタジオでモデルを立てて撮影した胸を露出した朝鮮女性の写真をまるでドイツ人が撮った写真のように展示した、朝鮮女性を対象化して朝鮮文化が劣等で未開であるというイメージを作り出すために日本が意図を持って製作した写真だ」と指摘した。
>これは、朝鮮は日本の植民地支配を受けなければならないことを暗黙的に広報するために製作した写真だというのが彼の指摘だ。
聯合ニュースのコメント欄を少し読んで見ましたが、日本人の悪口を書く者、事実を隠蔽する事を批判する者、両方ありました。(共感/非共感数も加味すると、前者の方が多いかも。)
« 【ドイツの『韓国展』】乳を出した女性の写真展示に「日帝のせい」←えっ?w | トップページ | 【”乳出し”チョゴリのマリア】「恥」と「誇り」の狭間 »
« 【ドイツの『韓国展』】乳を出した女性の写真展示に「日帝のせい」←えっ?w | トップページ | 【”乳出し”チョゴリのマリア】「恥」と「誇り」の狭間 »
コメント