【関東大震災】朝鮮人殺害を国家責任にして新たな歴史問題にしようと画策する福島瑞穂と反日ネットワーク
まずは、韓国KBSの報道番組の動画をご紹介します。ここに社民党の福島瑞穂参議院議員が登場します。(23:58~)
福島瑞穂「9月3日の時点で、朝鮮の人達が爆弾を所持したり、石油を注いで放火をしている者がある、と。だから、東京都下に於いて『戒厳令』を敷いた。まさにこれが、大きな虐殺の原因になった。という風に思っています。」
戒厳令が出たから虐殺が起こった?
論理に飛躍がありますが、それもそのはず、彼女は肝心なことを隠しているからです。
戒厳令が出される前に、内務省警保局、現在の警察庁ですが、そこから各地方長官に電信文が送られ、それを傍受した新聞社がそこに書いている朝鮮人の犯罪行為を含めて記事を書きました。
そこに誤報が含まれていようと、電信文はあくまでも内部文書であり、それを傍受して広めたのはマスコミなのです。
内務省もデマが拡散されている事に気付きますが、既に新聞が報じた後であり、それ以前から感じていた朝鮮人に対する反感や恐怖も相まって、また、現実に略奪などの犯罪も起きたこともあるでしょう。流言飛語の要因の一つとなったのです。
戒厳令そのものは関係ありません。
この電信文の事は、議事録のリンクを貼っておきますが、6月15日の参議院法務委員会で福島瑞穂議員が質問しています。
- 第211回国会 参議院 法務委員会 第22号 令和5年6月15日 〔「戒厳令」で検索して下さい。〕
「内務省、つまり日本政府がデマを広めて虐殺が起きた」という構図で日本政府の責任とし、新たな日韓問題の火種を作る意図があるためと思われます。
そして、この質疑を報道したのは『共同通信』です。
この記事を受けて検証なさったのは「X」でNathanというアカウント名の方です。これでブログ主は、新聞社が電信文を傍受して記事を書いたことを知りました。ブログ内に通信文を傍受して書いた記事の画像があります。
そしてもう一人、東京新聞の望月衣塑子記者が、松野官房長官 定例会見(2023年8月31日午前)で電信文について質問しています。
以下略ちゃん(@ikaryakuchan/午前9:06 · 2023年9月2日)さんのポスト(ツイート)に文字起こしされているので、一部をお借りします。
>関東大震災の朝鮮人虐殺について。... 防衛省に保管されている公文書の中で大震災直後に内務省から全国に発信した電信文というのもあります。ここには東京付近の震災を利用する朝鮮人が各地に放火、現に東京都内で爆弾を所持し石油を注いで放火するものがあると、こういったような内容が記されているそうです。...
これに対して松野官房長官は、以下のように答えます。
>(存在は承知しているが)... その内容〔=朝鮮人の破壊活動や騒擾の企図〕について政府内に事実関係を確認することのできる記録が見当たらないものと承知をしております。
直接この ”反日スクラム” とは関係ありませんが、韓国メディアも、日本政府の謝罪を求める動きに出ました。
https://japan.hani.co.kr/arti/opinion/47721.html
[社説]関東朝鮮人虐殺100年を無視した韓日政府、恥を知るべき
2023-09-01
>関東大震災当時に起きた朝鮮人集団虐殺から100年を迎える日が、韓日両政府の冷たい無視の中で過ぎ去った。韓日の市民による真相究明と謝罪を求める声に対し、両国政府は沈黙と無関心で一貫している。
尹錫悦政権の間は大丈夫かも知れませんが、今後もこの問題は ”火種” として残るかも知れません。
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