【慰安婦問題】韓国で日韓合同シンポジウムが開催される/西岡力教授を囲んでの討論会
9月5日にソウルで慰安婦問題に関する日韓合同シンポジウムが開催されました。
出席者(敬称略)は、韓国側では
- 柳錫春(リュ・ソクチュン/元延世大学教授で、授業中に慰安婦は売春婦だという趣旨の発言を録音されて、元慰安婦等から名誉毀損で訴えられ裁判中)
- 李宇衍(イ・ウヨン/『反日種族主義』執筆者の一人。最初に日本大使館前の水曜集会に対抗して「一人デモ」を始めた方)
- 金柄憲(キム・ビョンホン/国史教科書の誤りを糾す為に戦っている方。)
日本側は、
- 西岡力(現在、慰安婦問題や ”徴用工” 問題での第一人者)
- 山本優美子(「なでしこアクション」代表で、国連で慰安婦問題に関して戦っている方。)
- 松木國俊(元ビジネスマン。「朝鮮近現代史研究所」所長)
という顔ぶれでした。
YouTubeで配信され、その動画もあるのですが、字幕がなかったり、映像が乱れたりしているので、代わりに『キムチわさび』さんが編集した、ラムザイヤー教授と西岡教授、なでしこアクションを中心としたダイジェスト動画を貼っておきます。
【追記】「なでしこアクション」が当日使用された資料や写真をupしてくれました。
▲日米韓の歴史的なシンポジウム /Truth of Korean Comfort Woman/역사적 심포지엄
なお、金柄憲所長によると、このシンポジウムを報じた韓国メディアはないそうです。
しかし、柳錫春(リュ・ソクチュン)氏の例でも分かるように、数年前は「慰安婦は売春婦」と言っても訴えられていたのです。ようやく、韓国内の公開の場でこうした議論ができるようになったのは、「マイナスから出発して、ようやくゼロの地点に立てた」レベルとは言え、そのマイナスが大きかった事を考えれば偉大なるゼロだと思います。
だからこそ、「間もなく慰安婦問題は終わる」などと言う誇大広告には要注意です。
* * * *
もう一つ、『李承晩学堂』に於いて、西岡力教授を囲んでの討論会が開催されました。
正確には、韓国で慰安婦問題の最前線で戦っている方々が、西岡力教授に色々と疑問点を質問するという趣旨で、この様子を撮影した動画に『メディアウォッチTV』(미디어워치TV)が日本語字幕をつけてupしてくれました。
これはかなりためになります。慰安婦問題が始まったいきさつや、左翼側の主張の変遷などを改めて時系列に整理するのに役立つでしょう。質問から、日韓の社会認識のズレも浮かび上がってきます。
重要なポイントは抜き出してブログに記録しておこうと思うのですが、先に動画だけご紹介します。
▲【日本語字幕】 「慰安婦問題の真実」 西岡 力 教授 招請 懇談会(2022年8月19日、李承晩学堂)
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