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2023年9月の16件の記事

2023/09/29

【慰安婦問題シンポジウム】柳錫春元延世大学教授の名誉毀損裁判が空転している理由

前回のエントリーで慶煕大学哲学科のチェ・ジョンシク教授が「日韓併合」や「慰安婦問題」、即ち、韓国ではタブーとされている事実について発言した話題をご紹介しました。

意見表明文には、『反日種族主義』(2019年)、『売国奴高宗』(2020年)という、韓国人によって書かれた、従来の歴史観を打破する2冊の本と、西岡力教授の『よく分かる慰安婦問題』(李宇衍 訳/2021年)が挙げられていました。西岡力教授の本は韓国社会では恐らく黙殺されているのだと思いますが、前者の2冊は左派や歴史学会の重鎮から激しく批判された本です。

また、秦郁彦教授の『慰安婦と戦場の性』も2022年に韓国語訳(李宇衍 訳)されました。

こうした動きを見ていると、慰安婦問題は ”潮目” が変わりつつあると感じます。

 

しかし、問題はチェ教授のような現役の大学教授の立場では、まだ職場から追われる、つまり社会的に抹殺されるリスクがある事です。

これでは、「沈黙は金」、「触らぬ神に祟りなし」と、思っている事を口に出さない人達が多いのもしかたがありません。

李承晩学堂の先生方や李宇衍博士、金柄憲 国史問題研究所所長は、確かに勇気のある行動をしていらっしゃいますが、既に職を失う恐れの無い方々です。

ジェイソン.モーガン教授の『Japan Forward』への寄稿文によると、今年、東アジアの研究者で開いたオンライン・シンポジウムでは、韓国の学者が匿名を条件に参加したしたそうで、それは ”明るい兆し” とは評していましたが、同時に現役の教授が韓国の歴史のタブーについて発言する事の難しさも表しています。

所謂「キャンセル・カルチャー」で、日本でも最近は左派がやりますが、署名を集めて大学に抗議したりして、その教授を辞めさせようとする行動が韓国では起こります。

 

そんな中、注目すべきは柳錫春(リュ・ソクチュン)元延世大学教授の裁判です。

 

あらためて時系列を整理すると、以下のような流れです。

  • 2019年9月 大学での社会学の授業中に「慰安婦は売春の一種」という趣旨の発言が録音され、懲戒処分。
  • 2020年11月 慰安婦に対する名誉毀損で訴えられ、起訴。
  • 2022年11月 「懲役1年6ヵ月」求刑。
  • 2023年3月 判決のはずが、公判で裁判官が「空転」を宣言し、次回の日程を示さず。

 

なぜ判決を下せないかというと、

  1. 似たような事件で先行している、朴裕河教授の『帝国の慰安婦』名誉毀損裁判が最高裁に係留されて6年間そのままになっている。
  2. 柳教授の事件の検事が、「慰安婦強制連行」の証拠を提示できない。

からなのだそうです。〔『月刊正論』2023年11月号の西岡力教授の寄稿文より

20231004_seiron_nishioka

 

 

柳教授の件は、発生した当時は『反日種族主義』のみでしたが、その後に韓国で出版された西岡力教授や秦郁彦教授の本を証拠として提出したそうで、検察側はこれらの研究を論破できないという訳です。

本来なら、それで無罪となるべきですが、所謂 ”国民情緒法” という、韓国国民の ”お気持ち” を恐れて、裁判所は判決を出せずにいます。

 

この裁判は2つの大きな要素があります。

それは。「(従来の定説を覆す)慰安婦の真実」と、「学問/言論の自由」です。

仮に柳教授の意見が間違っているとしても、それを表明する言論の自由は基本的人権として保護されるべきです。

柳教授が無罪を勝ち取ることは、チェ教授のような発言がしやすくなるという点で、次の大きな ”潮目” になるはずです。

慰安婦像の撤去を求めている方達はチェ教授を支援するそうですが、それと併せ、世間からは半分忘れられている 柳教授の裁判の理不尽さを改めてアピールして欲しい と思います。それが膠着している局面の打開に繋がり、勇気ある学者の後続を促すからです。

 

【参考:HANADAプラス】

 

 

  


 

 

 

2023/09/28

【慰安婦】新たに慶煕大教授が歴史の真実について意見表明

慶煕大学哲学科のチェ・ジョンシク教授(西洋哲学専攻)は過去にも、「慰安婦は自発的だった」という趣旨の発言をして学生やOBから糾弾され、1週間ほど前にも、あらためてニュースで取りあげられました。

今回、チェ教授は、学生・OB・同僚教授からも批判されているようで、意見文を発表しました。

まずは、9月19日付けの『YTN』のニュースを機械翻訳でご紹介します。

 

* * * *

https://news.nate.com/view/20230919n01580?mid=n1006
"위안부 피해자 증언은 거짓말"…'역사 왜곡' 교수 또 망언
「慰安婦被害者の証言は嘘」···「歴史歪曲」教授、また妄言
2023-09-19

アンカー:

慶熙大学校の教授が自発的に参加した慰安婦被害者が偽りの証言をしているなどの歴史歪曲発言をして論難がおきています。該当教授は昨年の講義でも似たような趣旨の言及をしたが、YTNに発言を撤回すると明らかにした人物です。

記者:

慶熙大学哲学科のチェ教授は今年1学期の専攻必須である「西洋哲学の基礎」講義で日本軍に付いていき自発的に売春をした人々が慰安婦だと主張しました。

慰安婦 被害者が偽りの証言をするという意味かという学生の質問には、嘘だと言い切ります。

チェ某氏/慶熙大学哲学科教授(3月):「嘘です。 その人たちの言うこと一つも合っていません。 自発的に行った人たちです。

日本でなかったら、韓国民族は高宗時代のままで、うめき声を上げて生きていたはずだとして、植民地近代化論も取り上げています。

チェ某氏/慶熙大学哲学科教授(3月):「日本が入ってくる前に、韓国では近代化という、近代化という概念も言葉もありませんでした。 近代化という言葉もありませんでした。 日本の人々が伝えてくれたから私たちが学んだんです。

チェ教授は昨年の授業でも似たような趣旨の言及をした事実がYTN報道を通じて知らされ文科大学次元の注意措置を受けたりもしました。

以下略

* * * *

 

おそらく、チェ教授の音声は学生が密かに録音したものだと思います。

この事からも分かるように、韓国では未だ慰安婦の真実など大して広がっていません。ただ、2019年9月(2020年10月29日提訴)に柳錫春元延世大学教授が同様の発言をした時とは確実に様相が異なっています。

元慰安婦は李容洙(イ・ヨンス)くらいしか活動しておらず(=原告になる元慰安婦がいない)、正義連も尹美香(ユン・ミヒャン)から今の李娜栄(イ・ナヨン)理事長に変わってからは裁判を乱発することもなくなりました。

今回は、ある市民団体が告発したとの事ですが、正義連は今のところ抗議声明を出しただけです。

名誉毀損で係争中の柳錫春元延世大学教授の裁判も、今は検察側が「日本軍が朝鮮人女性を強制連行した証拠」が出せず、空転しています。

確実に潮目は変わって来ています。

 

以下は、今回の意見表明文を掲載した『メディアウォッチ』からの引用です。〔記事本文は省略

* * * *

https://mediawatch.kr/news/article.html?no=256800
[단독] 수업 중 위안부 문제 발언 경희대 교수, 진실투쟁 선언
[単独]授業中慰安婦問題発言の慶煕大教授、真実闘争を宣言
2023.09.28

慶煕大学哲学科の学生、卒業生、同僚教授の皆様へ

哲学科の学生、卒業生、教授の皆さん、こんにちは。 チェ・ジョンシクです。最初に同窓生の声明が出たとき、同窓生の誤解に起因するものだろうと思い、同意せず、一緒に集まって議論しようという返事を送りました。講義してから約1年後にそのような声明が出された時から少しおかしいと思いましたが、その後、討論しようという私の提案を無視して声明がどんどん政治的な色彩を帯びていき、今回はついにある市民団体が私を告発しました。 そのため、彼らが純粋な心の私たち同窓生ではなく、政治的な主張をしようとする一部の同窓生と外部団体であるという事実が明らかになりました。 せっかくなので、堂々と彼らと対峙して対応したいと思います。 しかし、その前に今回の事態に対する私の説明が必要だと思い、このように申し上げます。

中略

真と偽が入り乱れるのはもちろん政治の世界でしょうが、それを話すと講義があまりにも政治的に流れてしまうので、それに負けず劣らず、私たちが最も真偽の判断を誤るのが私たちの歴史についてです。例えば、国を日本に売った売国奴は李完用だと知っていますが〔※「そう、学校で習っていますが」という意味だと思われる。、李完用は臣下であり、国を売る資格はありませんでした。国を売る資格がある唯一の人はまさに高宗でした。高宗はその後、自分に対する処遇を交渉しろというので、その交渉を李完用がしたのです。 高宗とその家族はその後、日本帝国が敗戦した1945年まで年間150万円を受け取りました。 日本の普通の貴族は年間10万円を受け取ったというから、ものすごい待遇をしたのです。 もちろん李完用も罪がないわけではありませんが、最後の責任は高宗にあるのです(パク・ジョンイン、『売国奴高宗』、ワイズマップ、2020)。

この罪を高宗に問わずにいわゆる乙巳五賊〔※乙巳条約を締結した時の5人の大臣=売国奴の代名詞に転嫁したのは、「是日也 放聲大哭」という論説を書いた当時のジャーナリスト〔※1でした。 彼は後に親日行為で非難された人でした。 このような誤った判断から出発して、後に私たちの独立運動史も多く歪曲されました。 そのような態度が今回問題になった慰安婦問題にもそのまま一貫しています。私たちの見方はすべて正しく、日本人はすべて間違っているというようなものです。 これがいわゆる植民地史観の克服〔※2という従来の韓国歴史学者の歴史観であり、それを皆さんも教育されたのです。

※1〔以下は、東洋経済(2008/11/14):<随筆>◇論説「是日也放声大哭」◇ (崔碩義 氏) より引用。〕

>「是日也放声大哭」(声を放って大いに慟哭するのはこの日をおいてない)とでも訳せるこの表現は、言うまでもなく『皇城新聞』1905年11月20日号に掲載された主筆張志淵の論説のタイトルである。張志淵は、大韓帝国が外交権を剥奪され、日本の保護国に転落するという屈辱的な乙巳条約(ウルサチョヤク・第二次日韓協約)の締結に徹底的に反対する論陣を張った。
彼はその論説の中で、日本の朝鮮侵略が如何に不法で、日本軍の銃剣が林立している状況のもとで調印を強制されたことを暴露し、これを全国民に告げたのである。同時に売国条約に賛成した李完用、李根沢、李址鎔、朴斉純、権重顕らの五大臣を「犬豚に劣る連中だ」と痛烈に批判した。以来、彼らは朝鮮で最も不名誉とされる「親日派」の元祖になったのは周知の通りだ。

※2 「植民地史観」とは「植民地にされた/併合されのは尤もだ」とする歴史観。その克服とは、植民地史観を否定する事。

  

慰安婦問題はもともとなかった問題ですが、日本の共産主義者である吉田淸治という人が1991年に日本の朝日新聞に文章を発表します。自分が日本人巡査と一緒に済州島のある村で洗濯をしていた処女を拉致して挺身隊に連れて行ったということです。 それが出発点となり、いわゆる慰安婦(最初は挺身隊でしたが、後に挺身隊は勤労兵として徴用された人々であることが判明し、名前が変わりました)問題が出たのです。

ちょうど一人のおばあちゃん〔※金学順の事がそのような経験があると出てきました。 しかし、彼女も最初は自分が慰安婦として売られたと証言し、その後は日本巡査に連れて行かれたと言い換えたのです。 その方の後、何人かが証人として出てきました。 しかし、その村に問い合わせた結果、そのような事実はなかったことが判明し、朝日新聞の社長と編集局長が責任を取って辞任しました。 このような事実は、李栄薫(イ・ヨンフン)教授の『反日種族主義』という本に載っています。もちろん、その本に載っているからといって全てが真実というわけではありませんが、とにかくそうだということだけお伝えします。

また、日本人の研究も同じ事実を語っています(西岡力、『慰安婦問題の真実』、メディアウォッチ、2021年)。 ここでどちらの言葉を信じるべきなのか。 これが学生が反省すべき問題です。私はその問題を西洋哲学の基礎の時間に反省すべき問題として投げかけたのであって、どちらの主張を支持したわけではありません。 もちろん、私の話のトーンや雰囲気から、私がどちらの立場であるかは学生が推測できたでしょう。 しかし、問題は、いくら教授の権威であっても、信じるべきは事実であって、権威ではないというのが、その授業が教える主な内容です。大衆が従うからといってそれに引きずり込まれるのではなく、当時の状況と歴史的な文脈から判断しなければならないでしょう。 当時の状況は、売春宿を認めていた時期であり、慰安婦募集人がいろいろな手口で若い女の子を連れて行ったのでしょう。 しかし、慰安婦がすべて売春婦だったのか、売春宿だったのかは知る由もありません。 したがって、卒業生の声明にあるように、慰安婦がすべて売春宿で売春をしたという主張を私はしたことはありません。

2023. 9. 26.
哲学科教授 チェ·ジョンシク

 

 

  


 

 

 

2023/09/24

【日露戦争】米国人作家Jack London(ジャック・ロンドン)が見た朝鮮人

Jack London(ジャック・ロンドン/1876年1月12日 - 1916年11月22日)と言えば、(ブログ主は読んだことがありませんが)『野性の呼び声』などでベストセラー作家として知られていると思います。

彼は従軍記者として日露戦争〔1904~05年〕を見聞していました。

そして、原題がよく分からないのですが、彼の見聞録が韓国で、『ジャック·ロンドンの朝鮮人覗き見 1904年日露戦争従軍記』〔잭 런던의 조선사람 엿보기 1904년 러일전쟁 종군기/2011年04月25日〕というタイトルで出版されています。

彼は親日家ではありません。むしろ、彼は中国や日本が将来大きな脅威になるだろうと考え、Wikipediaの年表によると、「1905年、アメリカ社会党大会での日系アメリカ人移民差別反対意見について、自分は白人であると述べ封殺した。」という事件も起こしているようなので、「黄禍論」者です。

彼が日露戦争を取材するために記者として来日したのは上記事件を起こす前年(1904年)の事だそうです。〔Wikipedia〕

 

ブログ主がこの本に関心を抱いたのは、「X」である韓国人の方が「Jack London ... 日露戦争(日露戦争)従軍記 .. 日本軍と一進会所属の朝鮮人の写真です」として数枚の画像をポスト(投稿)されていたからで、この写真は以前も見たことがあったのですが、調べたら、ジャック・ロンドンは写真の腕もあったようで、自身で撮影したものと分かりました。

一進会とは、日韓合邦を強く希望した団体で、日露戦争にも協力。従って、韓国の歴史では無視されています。

 

* * * *

20230924_jacklondon01

p. 12 - 砲撃戦を見ている。後ろから見た数人の日本兵が、写真のフレームの外で立って何かを見ている。一人はカメラの方を向いている。

p. 13 - 負傷した日本兵。担架に乗せられた日本兵を運ぶ2人の韓国人労働者。もう一人の労働者が横に立っている。全員がカメラに向かっている。

 

20230924_jacklondon02

p. 16 - 戦闘を見守る。制服姿の日本兵と白い服を着た朝鮮人労働者が、鴨緑江を遠くに眺める土の尾根の上の石垣に沿って立っている。

p. 17 - 白人特派員。帽子をかぶり、西洋風の服装をした男たちのグループが、カメラに背を向けて立っている。彼らは石垣を見渡し、日本兵と朝鮮人労働者に囲まれている。

 

20230924_jacklondon03

 

20230924_jacklondon04

上の2枚の写真にはキャプションは付いていないが、ある韓国人のブログに - 韓国の近現代史の8割は嘘」という趣旨のブログ - にも同じ写真があり、鴨緑江〔Yalu Jiang/朝鮮と中国東北部との国境をなす川〕という説明があったので、その上の写真も含めて、「鴨緑江会戦」の写真なのだと思う。

※鴨緑江会戦:1904年4月30日 - 5月1日/日本陸軍第一軍が鴨緑江を渡河して満州へ向かう途中で、これを阻止せんと待機していたロシア陸軍との間で起こった一連の戦い。〔Wikipediaより〕

※上記写真はこちらの個人ブログ〔https://m.blog.naver.com/samswlee/220652632797?referrerCode=1〕からのキャプチャとのこと。多くの写真が掲載されている。ブログ自体は反日的。

* * * *

 

上述のジャック・ロンドンの本に戻ると、彼が日露戦争で見た朝鮮人の姿が描写されています。

長いのですが、本の商品ページに書かれている説明を機械翻訳でご紹介します。

「朝鮮には搾取する階級と搾取される階級という二種類の階級しか存在しない。」と、イザベラ・バードと同じ事を言っています。

 

* * * *

本の紹介

ジャック・ロンドンが1904年日露戦争を取材するためにしばらく韓国に滞在して見た内容を記録したものである。彼の目に映った朝鮮の民衆は臆病で無能で非能率的であり、朝鮮の貪官汚吏はこの無力で諦めに陥った被支配階級に搾取を行う者であった。本書が伝える内容は、封建末期朝鮮社会の解剖でもなく、賛美的に朝鮮の外見を観察した記録でもない。 しかし、血気盛んなアメリカの進歩的知識人が日本、ロシア、中国など強大国の激動に巻き込まれた朝鮮を眺めながら投げかけた話が記憶からなかなか消えない。ジャック・ロンドンの観察は、私たちの歴史、文化、習慣などを見落としたものだが、そして一見私たちが認めたくない姿もあるが、100年前の私たちの姿を赤裸々に示している。

ジャック・ロンドンは弱い朝鮮人に対する特別な同情もなく、朝鮮文化に対する理解心もなかった。むしろ、彼は東洋の新しい強国として成長している日本と、数億の人口と広大な大陸、そして豊富な資源を持つ中国に、ある種の畏敬と恐怖を示した。 彼が予測した日本と中国の台頭は、当時西洋で流行していたアジア危険論である「黄化危険」〔※황화위험を反映したものだった。いつの間にか一世紀以上が経過し、現在の日本と中国の立ち位置は、ジャック・ロンドンの予測が妥当であったことを示している。では、当時、彼が全く希望のない国と見なした韓国はどう変わったのか。 半島の地政学的環境は当時も今も大きく変わらない。しかし、私たちは目覚ましい成長を遂げた。この点で、この本を見ると、ジャック・ロンドンが伝えた100年前の私たちの姿を超えて、今から100年後の私たちの姿はどうなっているのか考えさせられる。


本の中へ

この行列の中で最も興味深いのは、色と言えるが、荷車引きが朝鮮の風習に従って着ていた服は、奇しくも白だった。まるで大きな雪玉が真っ黒な川の上に浮かんでいるようだった。朝鮮人は、すでに彼らを占領し、今や主人の目で彼らを見つめている彼らの相棒である「倭人」の体格をはるかに上回る筋肉が発達した屈強な民族である。 しかし、朝鮮人には気概がない。日本人を立派な兵士にするそのような猛烈さが朝鮮人にはない。朝鮮人の容貌は繊細だが、重要なものが欠けている、それは力である。より逞しい人種と比較してみると、朝鮮人は鷹揚さがなく、女性的である。 昔は勇猛さを誇っていたが、何世紀にもわたる権力層の腐敗により、徐々に勇猛さを失ったのである。実際、朝鮮人は意志と進取性が絶対的に不足している地球上のすべての民族の中で最も非能率的な民族である。しかし、一つだけ優れた点があり、それは荷物を背負う能力である。 彼らは荷物引きの動物のように完璧に仕事をこなす---pp.60〜61

朝鮮人はとても怖がりだ。行動することへの恐怖が怠惰を生んだと見ることができる。ある社会の言語において、ある言葉の存在は、その言葉に対する必要性に対応するものである。スピードを出さなければならないという必要性によって、朝鮮語には少なくとも二十個の単語が作られたが、そのうちのいくつかを引用すれば、「忙いで」、「早く」、「早く」、「さっさと」、「さっと」、「急いで」、「冷静に」、「早く」、「早く」〔※‘바삐’, ‘얼른’, ‘속히’, ‘얼핏’, ‘급히’, ‘냉큼’, ‘빨리’, ‘어서’などである。

朝鮮人は、日本軍の兵士たちがお金を払わずに食料を奪うことを不平を言った。事実はこうだ。軍当局は一定量の食糧と飼料を徴集し、適当な価格をつける。 しかし、その価格は朝鮮人役人によって調整される。彼らのお金を奪う手腕は西洋人を凌駕する。これを指す言葉があり、「搾取」と呼ばれている。100年もの間、これは一種の手腕として定着してきた。朝鮮には搾取する階級と搾取される階級という二種類の階級しか存在しない。日本軍当局が朝鮮に兵士のための食糧を要求すると、朝鮮の官僚はそれぞれの家庭から例えば米二斗ほどを受け取る。朝鮮の民衆は米を提供し、日本軍の兵士は食べ、日本政府は支払い、朝鮮官僚はそのお金を搾取する---p.74

日本人通訳との本質的な困難は、彼が相手の立場で考えることを妨げることにある。日本人通訳はアジア人である。彼が白人ほど白人の考え方をよく理解することはできないのである。彼の通訳が蹄鉄を手に入れるとか、宿を確保することに限定される限り、何の問題もない。しかし、抽象的なことを説明してもらおうとした瞬間から混乱と誤解が始まる。 彼は相手の視点を理解できないまま、すぐに相手の立場で考え始めるのだ。最も厄介なのは、しばらく、いやおそらく永遠に相手がその事実に気づかない場合である---p.97

私たちが一つ知っておくべきことがあるが、それは、東洋人はストレートな言葉を聞くと、西洋人がまるで十戒を破ったときに受けるような衝撃を受け、相手を嫌悪するということである---p.152

中国人は日本人よりも企業関係における欧米的な規範や礼儀をはるかによく理解していた。例えば、彼らは約束を守り、契約を履行することを学んだ。 一方、日本人はそれを理解していなかった。ある時点で一定期間有効な契約を結んだ日本人商人は、様々な状況が変化し、その契約が損害を引き起こす場合、なぜ自分がその契約を履行し続けなければならないのか、その理由を理解できなかった。彼は、自分がその契約を守ることによって損害を被ることを認める商道徳を嫌った。日本人は、予期せぬ変化があれば、契約を解除することができると固く信じている---p.234

中国人と日本人は質素で勤勉である。中国は工業文明の基礎をなす膨大な量の石炭と鉄を保有している。世界で最も優秀な4億5,000人の労働者が工業化に向けて前進するのであれば、それはすなわち、私たちを不安にさせるほど巨大な新しい競争相手が、民族間の争いが激しい世界市場の舞台に登場するということである。これがまさに民族の冒険であり、アジア人の夢と私たちの夢の間で起こる最初の衝突である。
---p.252

 

  


 

 

 

2023/09/23

【沖縄】(1)玉城デニー沖縄県知事が9月18日に国連人権理事会で行ったスピーチの危険な内容

『チャンネル桜』沖縄の声で、玉城デニー沖縄県知事が9月18日に国連人権理事会で行ったスピーチの英文を分析していたので、その部分をブログにエントリーします。

【沖縄の声】全文を検証&解説!ヤバすぎる玉城デニー知事の国連スピーチ【ロバート・D・エルドリッヂ】【仲村覚】[桜R5/9/21]

 

英文とその日本語訳は玉城県知事側(NGO側)が発表したものらしいのですが、『沖縄タイムス』の記事よりお借りします。

なお、記事では「玉城知事の国連声明(英文)」と書かれていますが、国連では県知事など、首長の立場では出席できません。

声明と書いていますが、本来は、人権侵害されている団体(少数民族など)が、政府に訴えても聞いて貰えない事を『陳情』する場です。

従って、玉城デニーは「市民外交センター」という、国連人権理事会に ”枠” を持っているNGOの一員として陳情したわけで、玉城氏のスピーチの前に紹介される時には、

I now give the floor to Citizens' Diplomatic Centre for the Rights of Indigenous Peoples right.」(今から市民外交センターに発言の機会を与えます)

と言っています。

「(I now)give the floor to ~」は「(私は今から)~に発言の機会を与えます」という意味であり、「Citizens' Diplomatic Centre for the Rights of Indigenous Peoples right」は「市民外交センター」の英語名です。

もし、玉城氏が県知事として公費を使ってジュネーブに行ったなら、糾弾されるべきです。

恐らく、帰国後、住民監査請求が行われるか、県議会でそのことを質問されるでしょう。

 

* * * *

青字はロバート・D・エルドリッジ博士と仲村覚氏の発言を要約したもの、緑字はブログ主が付けた補足です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/64ae793448b07d5664380d09dcf4143d911e1950

Thank you very much, Mr. Chair.Haisai gusu-yo-.

ありがとうございます、議長。ハイサイグスーヨー。

I am Denny Tamaki, Governor of Okinawa, Japan.

私は、日本国沖縄県の知事、玉城デニーです。

【エルドリッジ(以下、「エ」】外国人には日本の行政体系が分からないので、「Okinawa(沖縄)」がどういう存在なのか分からない。「県知事」と言いたいなら、「Okinawa prefecture」の「Governor」と言うべき。外国人に「沖縄は日本の一部ではない」というニュアンスを与える目的か?

I am here today to ask the world to witness the situation in Okinawa,where the concentration of American bases threatens the peace, and prevents equal participation in decision‐making.

米軍基地が集中し、平和が脅かされ、意思決定への平等な参加が阻害されている沖縄の状況を世界中から関心を持って見てください。

【エ】直訳すれば、”「米軍基地の集中(the concentration of American bases)」が平和を「threaten」(脅かす)している” で、非論理的な主張をしている。”交番があるから犯罪が起きる” のか?

もっと意味が分からないのは、その次。これも主語は「米軍基地の集中」で、”「米軍基地の集中」が、「意思決定への平等な参加」を「prevent」(妨げる)している” と言っている。これも非論理的。

【仲村】横田基地のあるところは意思決定が出来ないとでも言うのか?

Okinawa covers only 0.6% of Japan's total land area, but 70% of all the U.S. military bases in Japan are concentrated on our small island.

日本全体の国土面積の0・6%しかない沖縄には、在日米軍基地の約7割が集中しています。

【仲村】この部分は一つ前の行(「米軍基地の集中」云々)の根拠のつもりで言っているのだろう。

【エ】(基地の集中は)永遠の議論だが、米軍基地には3種類ある。①専用施設、②米軍が管理し、自衛隊も使う基地、③自衛隊が管理し米軍も使う基地。この3つを合わせれば23%。①のみなら以前は62%、沖縄県の意思があれば返還できる基地もあるので、実際は40%台。30年近く沖縄県が協力してこなかったので返還が進まない。

Furthermore, the Japanese government is imposing the construction of a new American base in Okinawa by carrying out land reclamation work on our precious sea area.

さらに、日本政府は、貴重な海域を埋め立てて、新基地建設を強行しています。

* reclamation:開墾;埋め立て, 干拓.

【エ】「impose〔押しつける、(義務、罰金などを)課す〕」は『非民主主義』ニュアンス。「新基地(a new American base)」は共産党が使っている表現。実際は50年代から存在している既存の基地(キャンプ・シュワブ)の拡張。

【仲村】しかも、辺野古(キャンプ・シュワブ)は地元が誘致して作った基地。むしろ誘致に成功したことは手柄話になっている。

【エ】「強行」と言っているが、日本政府は過去歴代の知事と非常に丁寧に協議してきた。残念ながら多くの裁判も起こされたが、ほとんど国が勝っている。法の支配の観点から、「強行」ではない。一部の人が納得していないが、民主主義とは大多数の意見を汲むもの。

The reclamation work proceeds despite the fact that it was clearly opposed by Okinawan voters in a democratically‐held referendum.

県民投票という民主主義の手続きにより明確に埋立反対という民意が示されたにもかかわらずです。

* referendum:政務に関する重大事項、例えば憲法の改正などの場合、議会の賛否によらず、直接国民に賛否の投票を求めて決める制度。国民投票。人民投票。住民投票。リファレンダム。

【エ】県民投票は法的拘束力の無いもの。「referendum」だけでは法的拘束力があるのか無いのか分からない。前に「拘束力が無い(no binding)」と入れるべき。

また、裁判が繰り返されてきたという重要な事を言っていない。本当にこの問題の複雑さを訴えるなら、裁判の事を言うべきだが、裁判で負け続けているという不都合な事実を隠している。

We are afraid that the build‐up of military capabilities will increase tensions in the areas around Japan. This goes against the Okinawan peoples' aspirations for peace.

軍事力の増強は日本の周辺地域の緊張を高めることが懸念されるため、沖縄県民の平和を希求する思いとは全く相いれません。

We, Okinawans, call for stronger diplomatic efforts by the governments concerned to embody in our region the “Right to Peace," adopted by the 2016 United Nations General Assembly.

私たちは、2016年国連総会で採択された「平和への権利」を私たちの地域において具体化するよう、関係政府による外交努力の強化を要請します。

Thank you very much. Nife- de-bitan.

ありがとうございました。イッペーニフェーデービタン。

* * * *

 

動画の後半部分は別のエントリーとします。

 

  


 

 

 

【日清戦争】李朝末の儒学者 黄玹(ファン・ヒョン)が見た日清戦争

記事は2005年のもので、朝鮮末期の儒学者 黄玹(ファン・ヒョン)が著した『梅泉野録』(매천야록)の完訳本が出た事を題材に、韓国の反日史観を批判しています。

『梅泉野録』に日清戦争の事を記した部分があるようで、それを読むと、朝鮮人は日本軍を恐れるどころか、むしろ日本軍の味方をしていた事が分かります。

 

* * * *

※翻訳ツールによる明らかな誤字(漢字の誤り)以外は、多少日本語として不自然でも理解に影響が無いと思われる翻訳は機械翻訳ママ。

https://n.news.naver.com/mnews/article/001/0000902075?sid=103
임형택 교수팀, 매천야록 완역 교감본 완성
イム・ヒョンテク教授チーム、『梅泉夜話』完訳校勘本〔完成
2005.02.02.

※校勘:特に古典の刊本または写本をくらべ合わせて、その誤りを正し、あるいは相互の異同を調べ、できるだけその本の原本の形を再現しようとすること。

韓国歴史学が設定した近現代日本は常に悪である。いや、時代と場所がどこであろうと、日帝は常に絶対悪でなければならなかった。 そのような日帝の絶対悪が振るったすべての行為は暴虐であり、これに立ち向かったすべての行動は崇高さとして崇拝された。

梅泉黄玹(ファンヒョン、1855-1910)。義国志士の代名詞とされる彼は大韓帝国が日本に「併合」されたという知らせを聞き、絶命詩4首を残してアヘンを飲んで自決した。

彼の梅泉野錄は、1864年雲峴宮〔から始まり、1910年まで彼が身をもって体験し、聞いた内容を年代別に書いた韓国近代史の証言である。形式だけ見ると、年月日に沿って記述しているので編年体であるが、ところどころに当該事件に対する分析を添えているので、紀事本末体の形式を取っている。

※雲峴宮は、現在の大韓民国ソウル特別市鐘路区に位置する李氏朝鮮時代の宮殿。興宣大院君の旧居であり、子高宗も12歳で即位するまでを過ごした場所。

この梅泉夜録の中で清日戦争の時、平壌城で清国軍に日本に敗れた事実を梅泉は次のように書いている。

"この戦争で、倭人はすべての軍需品をすべて自国から輸送してきたが、柴炭までそうだった。 彼らは至る所で水を買って飲み、軍令が非常に厳しくて、私たちの民は(日本)軍隊が来ていることを意識できないほどだった。 だから、みんな喜んで彼らのために嚮道〔※道案内になった。(一方、)清人は淫行と略奪を行い、日々徴発を行い、官民ともに困窮し、彼らを敵視するようになった。平壌が包囲されると、門を開けて(日本軍を)導いた者もいたし、清軍が敗北して逃げて隠れていると、城内の民がその隠れ場所を教えてくれたので、逃げた者はほとんどいなかった。"

私たちの常識とは全く相反する日本軍の姿である。しかも、そのような姿が日本なら牙を剥いた梅泉による証言である。〔後略〕

* * * *

 

韓国では今、国防相候補者が過去に李完用〔日韓併合を推進した首相〕を擁護する発言をしていた事が発覚したり、「当時、韓国が抵抗したとしても国力の差があまりに著しく、独立を維持することが難しかった」という親日植民史観(を持っていること)も確認された、として、特に左派から不適格だという批判を受けています。 〔ハンギョレ(2023-09-21):韓国野党「親日附逆者を擁護した国防相候補、与党が指名撤回求めるべき」

 

このように、韓国では『あるべき歴史』が決まっていて、それに異論を唱えると、人格さえ否定するような攻撃がなされます。

ただ、この記事の筆者のように、韓国の近現代史は、”歴史家によって書かれた小説” だという事に気付いた/知っている人は確実にいます。

では、いつかはそれが主流派になるのかと言えば、できたとしても相当時間が掛かると思っています。

と言うのは、歴史関係の動画のコメント欄を読んでの体感的な印象ですが、個々の ”怪談”(定着したデマ、エピソードの類い)は証拠を提示すれば認識は改まるのですが、歴史観そのものは韓国人のアイデンティティと結びついているので、その認識を改めるのは精神的に抵抗があるように感じるからです。

「日帝は悪い奴らだが/植民史観(植民地になっても仕方がなかったという歴史観)は嫌いだが/etc. ... 事実は認めよう」という感じで、いちいち「歴史観は変えないぞ」という宣言をする人が多いのです。

「具体的にどんな悪い事をしましたか?」と質問しても答えは返ってこないのですがw
 

 

  


 

 

 

2023/09/17

【台湾】飛虎将軍だけではない、台湾で神として祀られた2人(3人)の日本兵

『チャンネル桜』台湾チャンネルで知った話を覚え書きとして記録しておきます。

台湾で祀られてる日本軍人は、「飛虎将軍」の杉浦茂峰少尉は比較的有名ですが、その飛虎将軍廟から直線距離で9km程北に、2人の日本兵のご神体が祀られた廟があるそうです。そこには、神像こそありませんが、もう一人の日本兵も供養されています。

詳しくは下の動画を見て頂きたいのですが、そこで廟を管理する地元の方は2人の名前すら知らずに昭和29年(1954年)以来廟を建てて供養し続け、昨年末、移転を機会に建て直したそうです。

 


【台湾CH Vol.489】感動秘話!日本少年兵を祀る廟が台南に今も / 映画『KANO』ゆかりの地 [R5/9/16]

 

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▲「飛虎将軍」こと杉浦茂峰少尉

 

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▲「台南市 日本將軍廟」でGoogleMapを検索すると「本将軍前大士殿」が見つかる

 

日本将軍前大士殿」ではなく「将軍前大士殿」と呼ばれるのは、国民党政権下の反日政策で、「日本」というのを隠したからではないかと言う事でした。

 

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▲もう一体、「水流仙姑」という女性の神様も祀られている。

 

廟を管理しているのは「溪埔寮安宮」〔※字幕ではそうなっていたが、検索すると「西港區溪埔寮安宮」が見つかる〕という道教の寺院だそうで、2人の日本兵も道教の形式で祀られているのだと思います。

 

今回、キャスターの永山英樹氏が「溪埔寮安漢宮」に行って、そこに保管されている多くの日本語の資料を読んで分かったのは、神像が祀られているのは、大原泰雄と繁田稔という若くして亡くなった飛行兵で、最後の訓練フライトで米軍の艦載機P-47に撃墜されたのだそうです。昭和20年(1945年)2月10日の事でした。

 

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▲日本大将軍と日本二将軍像

 

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もう一人、同じ日に亡くなった谷山利之という方は写真のみが飾られているそうで、この方のおじさんが台湾に住んでいたので、写真を奉納して供養していたそうで、今でも廟の中にその写真があります。

 

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永山氏がこの廟を探すつもりで調べていた所、たまたま台湾のメディア『聯合報』が廟の完成を報じていたそうで、何か「縁」を感じたそうですが、そこには ”谷山さんと杉浦さん(飛虎将軍)が祀られている” と書かれていたそうで、恐らく、地元の人に取材して記事を書いたのでしょうが、本当に誰が祀られているのかも分からずに供養してくれていたわけです。

溪埔寮安漢宮に保管されている資料は日本語で書かれていたので読めなかったようですが、今回の旅で永山氏が資料を読み解いて、地元の方も事実を知ったと喜んでいたそうです。

 

【参考】永山秀樹氏の9月6日付けFacebook投稿

 

* * * *

なお、この話題とは関係ありませんが、『中央フォーカス』社に、澎湖島で旧暦7月に外国人軍人の霊を慰める行事がある事を知ったので記録しておきます。

https://www.cna.com.tw/news/aloc/202309100164.aspx
澎湖首推中元普渡盟軍桌 促尋大航海時代記憶
2023/9/10
https://japan.focustaiwan.tw/travel/202309110004
離島で鬼月の行事 外国人軍人の霊を供養 日本人には精霊馬捧げる/台湾
2023/09/11

(澎湖中央社)離島・澎湖県の馬公市で10日、旧暦7月の鬼月の伝統行事「盟軍卓」が行われた。かつて戦争で命を落とした外国人軍人の霊を慰めるために供え物を用意する行事で、日本人向けには精霊馬などが捧げられた。

澎湖は台湾海峡の東に浮かぶ。大航海時代から世界との交流が始まり、さまざまな貿易が盛んに行われた。だが、波風が強く、船の沈没事故も多かった。

市内にはオランダ統治時代に建てられた要塞の遺跡がある他、日本統治時代に馬公港で沈没した旧日本海軍の防護巡洋艦「松島」の犠牲者を慰める慰霊塔や清仏戦争で殉職したフランスの軍人の記念碑が設置されている。軍艦「松島」は日清戦争で連合艦隊旗艦として活躍したが、1908(明治41)年4月、遠洋航海を終え馬公港に寄港する際、火薬庫の爆発により沈没した。

この日、日本やオランダ、フランスの料理人が腕を振るい、それぞれの国の料理を作った。日本の料理人はナスとキュウリで精霊馬や精霊牛を作り、殉職した将兵をもてなした。

旧暦7月は「鬼月」と呼ばれ、先祖や無縁仏の魂があの世からこの世に戻るとされる。今年は8月16日から9月14日まで。台湾には鬼月にごちそうを用意し、無縁仏の魂をもてなす風習がある。

 

 

  


 

 

 

2023/09/16

【慰安婦問題シンポジウム in ソウル】ようやくハンギョレとNewsweekが記事に

先日(9月5日)に行われた日韓合同慰安婦問題シンポジウム「慰安婦問題の実態と日韓教科書の記述」について第三者の記事が出ました。

これ以前に韓国の保守系ネットメディア『メディアウォッチ』が登壇者の発表内容を要約した記事を書きましたが、ここは主催者の ”身内” みたいなものなので...。

『ハンギョレ』は当日取材に来なかったので、どうやら「なでしこアクション」に掲載されているレジュメや動画などを見て書いたようで、

出席者たちは慰安婦被害者に対する嫌悪表現と検証されていない主張を吐き出した。 李〔※李宇衍/イ・ウヨン〕前教授は、「(慰安婦強制動員は)捏造された歴史だ。 慰安婦が募集される方式や経路は民間の娼妓や酌婦が募集されることと少しも違わなかった」と話した。 松木国俊国際歴史論戦研究所上席研究員は「慰安婦問題は嘘から始まり、日本左翼勢力と韓国内の親北反日市民団体が作り出した壮大なフィクション」とし「少女たちの『強制連行』された事実は悪徳誘拐団がしたものだ。 日本人警察官は力を合わせて救っていた」と話した。

[단독] 한·일 극우, 서울 한복판서 ‘위안부는 사기극’ 몰래 토론회/[単独]韓日極右、ソウルのど真ん中で「慰安婦は詐欺劇」密かに討論会を開催〕

 

と、いつものように「妄言!」と切り捨てる内容です。

 

もう一社、『Newsweek』は客観的な良記事です。こちらは、筆者が撮影したシンポジウム会場の写真もあり、きちんと取材していますが、シンポジウムそのものの報告は短めで、韓国に現れた「新親日派」(反反日派)の人達を紹介しています。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/09/post-102645_1.php
慰安婦問題を巡る日韓の対話──ソウルで歴史的なシンポジウムが開催された
2023年9月15日(金)14時30分
佐々木和義

新親日派も現れている。慰安婦問題やいわゆる徴用工問題といった日韓問題を調べるうちに、日本の主張が正しく、韓国の主張は誤っていると気づいて反日派を批判、糾弾する反反日だ。
親日派は日本贔屓、知日派は日本の立場には立たないが理由のない盲目的な日本批判は行わない、新親日派は捏造や歪曲に基づく反日は韓国にとって良いことではないと考える違いがある。

 

尤も、韓国語で『新親日派』と言うと、韓国に帰化した保坂祐二元教授の本のタイトルによって蔑称にされてしまったので、「反反日派」と呼ぶ方が適当かも知れません。

 

2ページ目は現状分析です。

現在、生存している慰安婦は9人で平均年齢は94.4歳。... 生存者がいなくなると、信頼を失っている正義連は、活動意義も失って事実上の解体に追い込まれるだろうし、そうなれば慰安婦像の撤去も時間の問題となるだろう。
反反日派と関係なく正義連が活動を停止し、像が撤去されると反反日派の主張が有耶無耶になる可能性がある。反反日派のあるメンバーは元慰安婦の生存中に少なくとも旧日本大使館前に設置された慰安婦像の撤去が目標と話す。

 

生存していると言っても、動けるのは李容洙(イ・ヨンス)くらいで、こちらはまだまだ元気のようですが、もはや大邱(テグ)市で名士のような扱いをされ、水曜集会にもめったに参加しません。

ラムザイヤー教授が慰安婦に関する論文を発表した時も、騒いでいたのは主に外国の学者達で、学術的(?)な理論を持たずに人権問題としか言わない正義連は蚊帳の外でした。

ここ数年は、慰安婦問題は海外に慰安婦像が建つ時くらいしか話題にならず、国内では慰安婦そのものに話題が無いので、水曜集会と言っても、労組や宗教団体などが持ち回りで主催し、話題は処理水放出だったり、尹錫悦政権打倒を叫んだりと、最近は単なる反日・反政府集会で、もはや相手にする価値もない集会に成り下がっていました。

従って、引用した最初の文はその通りだと思います。

 

そして、毎水曜日の周囲の様子はどうかと言うと、

隣り合って同時に行われる反日派の集会と反反日派の集会に、市民が気に留める様子はない。集会は昼12時から13時に行われる。近隣のオフィスビルの人たちは、集会を気に留めることなく昼食を摂るため食堂に向かい、昼食後もそのままオフィスに戻る。... 両団体の衝突に備えて警備する50人から60人の警察官も多くが手持ち無沙汰で、時間が経つのを待っている。

 

オフィス街なので、昼食時(どき)にそこを歩くのは一般市民ではなく、近隣ビルで働いている人達です。その人達さえ、おそらく毎水曜日は歩道を占拠しているデモ隊を避けて、裏通りにでも直接出るのではないでしょうか。

以前は慰安婦像の横で「反日行動」という若者の団体〔※下図参照〕がピケを張っていましたが、反反日派団体としばしば揉めたので、今では警察が慰安婦像の周りにバリケードを築き、近寄れないようになっています。

20230125_pdp_org_chart_v13
▲統合進歩党→民衆民主党(反日行動)の系譜
「反日行動」は米国大使館前でもよくデモをしている。

 

今までは通りの一番端の一角だけ水曜集会の為に予約をしなかったのですが、10月からは、その場所も反反日派団体が押さえてしまったので、水曜集会はいなくなります。

反反日派もまた、戦術を練り直す必要がありそうです。

 

 

  


 

 

 

2023/09/14

【慰安婦問題】9月5日の日韓合同慰安婦問題シンポジウムをようやく韓国メディアが報道するも...

シンポジウムから一週間以上も経って、ようやく『ハンギョレ』が報道しました。

金柄憲先生に伺ったら、当日、韓国メディアは一社も取材に来なかったそうですが、記事を読んで分かるのは、どうやら「なでしこアクション」のHPにある報告や当日使った資料だけを見て書いたような内容です。

そして、内容とは関係無い、「虚偽の申請で施設を借りた」という訳の分からない部分を批判しています。

以前のエントリーで、「ようやくスタート地点に立っただけ」と書きましたが、こうした集会を開けるようになったというレベルで、韓国では、無視あるいは "妄言” と言って切り捨てる手法がまだ使われています。

これを見ても、”慰安婦問題は間もなく終わる” というのが、如何に楽観論か分かるでしょう。

日本だって、1991年8月に金学順氏が記者会見をした時を起点としても、朝日新聞が記事の取消を行う2014年まで、20年以上掛かったのです。ましてや、「慰安婦は日本軍の被害者」という認識が一般的な韓国です。そんな簡単では無いという覚悟が必要です。

 

以下、記事を機械翻訳でご紹介します。

 

* * * *

※翻訳ツールによる明らかな誤字(漢字の誤り)以外は、多少日本語として不自然でも理解に影響が無いと思われる翻訳は機械翻訳ママ。

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1108563.html
[단독] 한·일 극우, 서울 한복판서 ‘위안부는 사기극’ 몰래 토론회
[単独]韓日極右、ソウルのど真ん中で「慰安婦は詐欺劇」を密かに討論会
登録 2023-09-14 16:28修正 2023-09-14 20:03

太平路韓国プレスセンターの貸館のために「非政治的行事」であるかのように申請書を虚偽記載

▲〔画像省略〕5日、「自由統一に向けた国家大改造ネットワーク」はソウル中区プレスセンター19階の記者会見場で「慰安婦問題の実態と韓日教科書叙述」と題した韓日合同シンポジウムを開催した。 「なでしこアクション」ホームページのまとめ

最近、日本軍慰安婦被害者の強制性を否定する韓日関係者がソウルの真ん中で「慰安婦は詐欺」と主張するシンポジウムを開催した事実が後になって分かった。 行事の主催側は、政治的行事を禁止する韓国プレスセンターを貸館しようと申請書を虚偽で作成したことが確認された。

「自由統一のための国家大改造ネットワーク」は5日、ソウル中区プレスセンター19階の記者会見場で「慰安婦問題の実態と韓日教科書叙述」と題した韓日合同シンポジウムを開催した。 シンポジウムには「反日種族主義」の著者である李ヨンフン元ソウル大学教授と「(慰安婦は)売春の一種」と発言したリュ·ソクチュン元延世大学教授らが出席した。 日本側からは極右団体「なでしこアクション」代表の山本由美子などが参加した。 主催側は「日本軍慰安婦は強制連行された性奴隷ではないという立場の韓日研究者が集まって韓国で開催する史上初のシンポジウム」と行事を説明した。

出席者たちは慰安婦被害者に対する嫌悪表現と検証されていない主張を吐き出した。 李前教授は、「(慰安婦強制動員は)捏造された歴史だ。 慰安婦が募集される方式や経路は民間の創期や作付が募集されることと少しも違わなかった」と話した。 松木邦俊国際歴史論戦研究所上席研究員は「慰安婦問題は嘘から始まり、日本左翼勢力と韓国内の親北反日市民団体が作り出した壮大なフィクション」とし「少女たちの『強制連行』された事実は悪徳誘拐団がしたものだ。 日本人警察官は力を合わせて救っていた」と話した。

彼らは貸館申請書を虚偽でっち上げる「小細工」を使ったりもした。 今年6月、彼らがプレスセンターを管理する言論振興財団に提出した貸館申請書によると、行事の内容は「韓国と日本の歴史教科書に示された韓日関係者叙述問題検討および対応方案」を議論するセミナーだと書かれている。 言論振興財団関係者は「慰安婦問題に対して政治的な主張をするセミナーだと明らかにしたならば内部で貸館可否を議論しただろう」とし「今後該当団体に貸館禁止をするかどうかを議論中」と話した。

正義記憶連帯のハン·ギョンヒ事務総長はハンギョレに「尹錫悦大統領就任以後、過去史に対する『逆走行』が起きている」とし「準政府機関が管理するソウルの真ん中にある建物で歴史歪曲シンポジウムが開催されたのは逆走行の延長線上だと見る」と話した。

▲〔画像省略〕5日、「自由統一に向けた国家大改造ネットワーク」はソウル中区プレスセンター19階の記者会見場で「慰安婦問題の実態と韓日教科書叙述」と題した韓日合同シンポジウムを開催した。 この日のシンポジウムでは学校講義で「(慰安婦は)売春の一種」と発言した柳錫春(リュ·ソクチュン)前延世(ヨンセ)大学教授が発表者として出た。 「なでしこアクション」ホームページのまとめ

▲〔画像省略〕今月5日、「自由統一に向けた国家大改造ネットワーク」が西中区プレスセンター19階の記者会見場で開催した「慰安婦問題の実態と韓日教科書叙述」シンポジウムポスター。 「なでしこアクション」ホームページのまとめ

 

 

  


 

 

 

【歴史問題】韓国政府、国連人権理事会に「日本政府は公式謝罪した」という意見書を提出

昨夜から今朝にかけて、掲題のような報道が韓国でなされました。当然、「”被害者”支援団体」からは「おまえらは日本政府の外交部なのか!」と反発も起きているようです。

まずは左派の『京郷新聞(경향신문)』の記事を機械翻訳でご紹介します。

 

* * * *

※翻訳ツールによる明らかな誤字(漢字の誤り)以外は、多少日本語として不自然でも理解に影響が無いと思われる翻訳は機械翻訳ママ。

https://m.khan.co.kr/national/national-general/article/202309131745011
“일본 외교부인가”…정부, 유엔에 “일본이 위안부·강제동원 공식 사과”
「日本外交部か」···政府、国連に「日本が慰安婦·強制動員を公式謝罪」
2023.09.13 17:45

  • 政府、国連人権理事会に意見書を提出
  • 被害者支援団体「事実歪曲」反発

画像省略/内容は後述〕政府が国連人権理事会に提出した国文答弁書の一部。政府は慰安婦被害者補償項目で女性家族部が被害を支援していると明らかにした。 第54回国連人権理事会韓国NGO代表団提供。

政府が国連人権理事会に「慰安婦および強制動員被害者に日本政府が公式謝罪をした」という内容の意見書を提出したことが確認された。 被害者支援団体は「事実歪曲であり、被害者の尊厳性を踏みにじる措置」として反発した。

13日、第54回国連人権理事会韓国NGO代表団などによると、政府は第54回国連人権理事会セッションに提出した意見書で、日本政府が「慰安婦」被害者と「強制動員」被害者に対して公式謝罪を行い、加害事実を認めたという内容の答弁を提出した。

代表団は「日本政府は被害者に公式的な謝罪をしなかっただけでなく、反人道的犯罪を犯した事実も否認しており、被害者に対する賠償請求権も否定している」とし「政府の答弁はそれ自体が不適切な答弁であり『慰安婦』および『強制動員』被害者の尊厳性を再び踏みにじる反人権的措置」とした。

代表団は「政府は国連真実正義特別補佐官に過去史問題解決のための努力を持続するという立場を明らかにしたが、実際には相反する態度で過去史問題に対応している」とし「国家暴力トラウマ治癒センター予算を削減し、『慰安婦』および『強制動員』関連過去史対応予算も削減し、法改正および公式謝罪など真実和解委員会が政府機関に下した勧告も大部分履行していない」と指摘した。

それと共に「第54回国連人権理事会で意見書の不適切さを指摘し、政府に過去史問題において国際人権基準にともなう義務を履行することを促す予定」と話した。

被害者支援団体も「日本外交部でしかできない返事」と反発した。 正義記憶連帯のハン·ギョンヒ事務総長は通話で「国連では戦争犯罪に対する謝罪と賠償がどのようになされたのかを尋ねたが、『女性家族部が被害者を支援している』という突拍子もない同文書回答をした。 他の内容も日本外交部から出た資料をそのまま持ってきて書いたのではないかと思うほど」とし「日本はむしろ責任を回避し続けているが、今の政府の立場は理解できない」と話した。

日帝強制動員市民会のイ·グクオン理事長は「謝罪と賠償がうまく行われているならば、なぜ被害者が第3者返済を拒否しているのか」とし「政府が乗り出して日本が強制動員を認めたということは被害者だけでなく国民の一般的な常識にも反するものであり加害国の賠償責任を被害国が代わりにするということ」と話した。 続けて「小渕宣言がまともに履行されてもいない状況で小渕宣言を取り上げ、今回の政府の成果であるかのように包装し、過去史問題が解決されたかのように話すことは恥知らず」と話した。

* * * *

 

日本政府が「慰安婦」被害者と「強制動員」被害者に対して公式謝罪を行い、加害事実を認めたという内容の答弁

とありますが、確かに、元慰安婦には道義的なお詫びをしました。しかし、朝鮮人女性を慰安婦として強制動員した事は認めていませんし、彼等が「徴用工」あるいは「強制動員被害者」と呼ぶ労働者については特に謝罪などしていません。

今年5月に岸田首相がソウルで「(徴用工問題について)厳しい環境のもとで多数の方々が大変苦しい、悲しい思いをされたことに胸が痛む」と述べた時はヒヤヒヤしましたが、幸いにも(?)、「個人的見解」、「謝罪では無い」と捉え、公式謝罪とはとられませんでした。

https://www.asahi.com/articles/ASR583PQRR58UHBI00R.html
岸田首相「心が痛む」発言、韓国メディアは「一歩前進」「謝罪ない」
2023年5月8日
保守系の東亜日報は社説で、「一歩進んだ遺憾表明と言える」と評価。ただ、日韓共同宣言にある「反省とおわび」に直接触れず、岸田氏個人の遺憾表明にとどまったことから「韓日間の深い認識の溝を埋めるには、非常に足りない」と指摘した。
同じく保守系の朝鮮日報も社説で、対北朝鮮など日韓の協力の必要性に触れ「過去に縛られている時間はない」としながら、岸田氏の発言は「謝罪と反省に言及するかわりに遺憾を表明したもので、韓国社会の望みには及ばなかった」と評した。

 

韓国の保守と言うか、「過去のわだかまりを捨てて、日本とは協力し合うべき」という意見の、左派でない人達は、実際は尹錫悦政権のような意見です。即ち、「もう日本は何度も謝った(から、許してやろう)」。

歴史認識は変えずに被害者と加害者の立場を固定するもので、だから、日本側が事実に基づいた歴史に言及すると、「やはり反省してない」と批判の声に変わります。

韓国政府の意見書は、これでは物足りないのは事実ですが、8月19日に韓国で行われた、西岡力教授を囲んでの討論会で李栄薫(イ・ヨンフン)博士が仰った言葉を借りてブログ主の意見とします。 〔1:41:03~:https://youtu.be/_jwcPkf_cO8?si=9CiSOyBa6t3sonQJ&t=6063

歴史的事実を追及する立場で、いつも違和感を抱くことの一つは...『日本政府も認めた』または『国連も認めた』...。それなら、日本政府とか国連とか、そういうのが歴史の法廷に於いて神の役割を果たす訳ですが、歴史の真実は、そういうものとは関係ありません。たとえ認めたとしても、歴史学者の努力によって明らかになる歴史の真実は別にあるのです。歴史の真実は政治的に、外交的に決定されるものではなく、歴史学者の真実を追究する学問的努力によって決定されるのです。国連の権威を借りるとか、日本政府も認めたとか、河野談話を挙げること自体、相当政治的なことです。...

 

間もなく、佐渡金山が議題に上るユネスコの総会が行われるはずですが、そこで韓国政府がどのような態度を採るのか、しばらく静観することとします。

 

 

  


 

 

 

2023/09/08

【慰安婦問題】韓国で日韓合同シンポジウムが開催される/西岡力教授を囲んでの討論会

9月5日にソウルで慰安婦問題に関する日韓合同シンポジウムが開催されました。

出席者(敬称略)は、韓国側では

  • 柳錫春(リュ・ソクチュン/元延世大学教授で、授業中に慰安婦は売春婦だという趣旨の発言を録音されて、元慰安婦等から名誉毀損で訴えられ裁判中)
  • 李宇衍(イ・ウヨン/『反日種族主義』執筆者の一人。最初に日本大使館前の水曜集会に対抗して「一人デモ」を始めた方)
  • 金柄憲(キム・ビョンホン/国史教科書の誤りを糾す為に戦っている方。)

日本側は、

  • 西岡力(現在、慰安婦問題や ”徴用工” 問題での第一人者)
  • 山本優美子(「なでしこアクション」代表で、国連で慰安婦問題に関して戦っている方。)
  • 松木國俊(元ビジネスマン。「朝鮮近現代史研究所」所長)

という顔ぶれでした。

YouTubeで配信され、その動画もあるのですが、字幕がなかったり、映像が乱れたりしているので、代わりに『キムチわさび』さんが編集した、ラムザイヤー教授と西岡教授、なでしこアクションを中心としたダイジェスト動画を貼っておきます。

【追記】「なでしこアクション」が当日使用された資料や写真をupしてくれました。

 

日米韓の歴史的なシンポジウム /Truth of Korean Comfort Woman/역사적 심포지엄

 

なお、金柄憲所長によると、このシンポジウムを報じた韓国メディアはないそうです。

しかし、柳錫春(リュ・ソクチュン)氏の例でも分かるように、数年前は「慰安婦は売春婦」と言っても訴えられていたのです。ようやく、韓国内の公開の場でこうした議論ができるようになったのは、「マイナスから出発して、ようやくゼロの地点に立てた」レベルとは言え、そのマイナスが大きかった事を考えれば偉大なるゼロだと思います。

だからこそ、「間もなく慰安婦問題は終わる」などと言う誇大広告には要注意です。

 

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もう一つ、『李承晩学堂』に於いて、西岡力教授を囲んでの討論会が開催されました。

正確には、韓国で慰安婦問題の最前線で戦っている方々が、西岡力教授に色々と疑問点を質問するという趣旨で、この様子を撮影した動画に『メディアウォッチTV』(미디어워치TV)が日本語字幕をつけてupしてくれました。

これはかなりためになります。慰安婦問題が始まったいきさつや、左翼側の主張の変遷などを改めて時系列に整理するのに役立つでしょう。質問から、日韓の社会認識のズレも浮かび上がってきます。

重要なポイントは抜き出してブログに記録しておこうと思うのですが、先に動画だけご紹介します。

 

【日本語字幕】 「慰安婦問題の真実」 西岡 力 教授 招請 懇談会(2022年8月19日、李承晩学堂)

 

 

  


 

 

 

2023/09/06

【韓国】歴史問題(関東大震災、慰安婦問題、etc. )の背後には平壌

このエントリーでは、尹美香が朝鮮学校無償化要求集会に参加した〔かどうかは不明だが、予定に入っていた〕件と、韓忠穆(ハン・チュンモク)「韓国進歩連帯」常任代表を日韓の情報機関が調査しているという記事を保管します。

なお、韓忠穆氏の妻は「ウリ学校市民会」の孫美姫氏だそうで、7月に韓国発足したという「関東虐殺100周年真相究明と名誉回復のための事業委員会」参加団体に入っています。

http://news.onekoreanews.net/detail.php?number=90866&thread=01r01
統一日報:「日本軍慰安婦問題」の背後は平壌
2023年01月17日
国情院は尹美香の補佐官がベトナムで北韓工作員と接触する状況や、乱数表と暗号で平壌に報告した事情もすべて把握していた。「日本軍慰安婦問題」が平壌の指令によるものであることが証明されたのだ。「金福童の希望」「モンダン鉛筆」などを作り、慰安婦問題と朝総連学校支援を繋げ、従北媒体の「民族21」や「統一ニュース」などが朝鮮新報(労働党日本支部機関誌)と一つになって動いた構図も確認された。
尹美香と共に朝総連学校を支援してきた「ウリ学校市民会」の孫美姫も、夫が従北反逆勢力の連帯体の「韓国進歩連帯」常任代表である韓忠穆だ。国会がスパイの巣窟にならないためには国情院の対共捜査権を回復させねばならない。

 

20230904_risoutetsutv

 

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韓国では、朝鮮学校への日本政府の補助金打ち切りは、以前は、安倍総理憎しで ”民族差別” の観点から報じられていましたが、今回は、朝鮮学校がどういう学校であるのか、何故助成を止めたのか、正確に報道している点に注目して下さい。

 

※翻訳ツールによる明らかな誤字(漢字の誤り)以外は、多少日本語として不自然でも理解に影響が無いと思われる翻訳は機械翻訳ママ。

https://www.joongang.co.kr/article/25189994#home
[단독] 윤미향 일정표엔…"조총련 조선학교 지원 시위 가겠다"
【単独】ユン·ミヒャンの日程表には···「朝鮮総連朝鮮学校支援デモに行く」
2023.09.05

無所属の尹美香(ユン·ミヒャン)議員が1日、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が東京で主催した「関東大震災100年朝鮮人虐殺追悼式」に出席した後、朝鮮学校の無償化(就学支援金支援)要求デモに参加した情況が明らかになった。 朝鮮総連系民族学校である朝鮮学校は、教室に金日成(キム·イルソン)主席と金正日(キム·ジョンイル)総書記の肖像画をかけて北朝鮮式思想を学ぶところで、日本では「北朝鮮学校」〔※原文は「北韓学校」と呼ばれている。

国会予算決算特別委員会所属の梁錦熙(ヤン·グムヒ)国民の力議員が4日、外交部から受け取った尹議員の日本出張関連提出文書には、このような内容が盛り込まれている。 ユン議員が国会に出した公文書は「国会議員日本出張出営·送還協力要請の件」と貼付書類である「ユン·ミヒャン議員日本出張日程(案)」そして「日本訪問関連業務協力要請事項」公文書など計3枚だ。 いずれも先月25日に提出され、国会事務局の国際局は同日、外交部に該当文書を送った。

このうち日程(案)を見ると、尹議員は9月1日午後1時30分の「虐殺追悼式」出席に続き、午後4時には文部科学省前で「朝鮮学校に対する高等学校無償化適用を要求する金曜行動」に参加すると書いた。 朝鮮学校は2013年、安倍晋三政府から「北朝鮮との密接な関係が疑われ就学支援金が授業料として使われていない恐れがある」として無償化制度から排除されたが、ユン議員がこれを解除してほしいと要求するのだ。

朝鮮学校無償化問題は、日本では親北朝鮮問題が絡んだ論議が大きかった。 朝鮮学校の中で最高教育機関である東京の朝鮮大学校は2016年創立60周年行事の時、「米国と日本の壊滅を目指す」という内容の手紙を金正恩に送ったと産経新聞が報道し波紋を呼んだ。 同年9月には小池東京都知事が管内の朝鮮学校11校を調査したが、教科書には400校以上の金日成·金正日親子を褒め称える内容が含まれていた。〔後略

 

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https://www.donga.com/news/article/all/20230905/121031712/1
[단독]윤미향 초청 ‘간토추도 추진위’ 대표 “DJ-盧정부때 北 100번 넘게 갔다왔다”
[単独]尹美香を招待した「関東追悼推進委」代表は金大中-盧武鉉時代に北朝鮮に100回以上行ってきた男
2023-09-05

北朝鮮の指令を受けて米軍撤退闘争など主導···有罪判決も

共に民主党出身の無所属の尹美香(ユン·ミヒャン)議員が5日、「韓国で関東虐殺100周忌追悼事業推進委員会が構成され、推進委から国会議員に追悼行事への参加要請があった」と明らかにした中、韓日情報当局が推進委共同代表を務めた韓忠穆(ハン·チュンモク)韓国進歩連帯共同代表の活動を調べていることが分かった。 尹議員は1日、韓国政府後援で在日本大韓民国民団(民団)が開催した関東大震災100年の韓国人犠牲者追悼式の代わりに、親北朝鮮団体である在日本朝鮮人総連合会(総連)追悼行事に出席し、議論を呼んでいる。

韓日当局によると、両国政府は韓代表が朝鮮総聯および北朝鮮当局と関係を結んだことに注目し、北朝鮮側との接触の有無やコミュニケーション内容などを調べている。ハン代表は1日、東京・横網町公園で朝鮮総聯主催で開かれた「関東大震災朝鮮人虐殺100年東京同胞追悼集会」で、公に名前が登場した唯一の韓国側人物だ。韓代表はこの日、推進委名義で「連帯の挨拶(北朝鮮式表記): 日本政府は100年間の欺瞞をやめ、歴史正義を正し、アジアの共同繁栄に向けて共に歩みましょう!」というタイトルの挨拶文を朝鮮総聯に送った。

韓代表は04年から3年間、中国、北朝鮮の開城(ケソン)で北朝鮮工作員に会って指令を受けて国内でマッカーサー銅像撤去闘争、在韓米軍撤収闘争などを主導した疑いで10年拘束起訴され、14年最高裁判所で懲役1年6ヵ月、執行猶予3年を言い渡した原審が確定した。 韓代表の夫人である孫美姫(ソン·ミヒ)市民の会共同代表は、尹議員が活動した韓国挺身隊問題対策協議会(挺身隊協)対外協力委員長として団体実務を受け持ってきた。

ハン代表は過去、あるインタビューで「金大中・盧武鉉政府時代に北朝鮮に100回以上行ってきた。すべて統一部の許可を得て合法的に行ったが、そのうち5回が統一部の許可外の行動だと拘束された」と明らかにした。

韓代表は今回の総連主催の追悼会で「韓日政府は歴史正義と平和を両韓両国市民の努力と熱望を踏みにじっている」とし、両国政府を批判した。 続いて「韓日米軍事同盟の構築に拍車をかけ、周辺国との敵対を強要している」と韓米日協力を非難した。

 

  


 

 

 

【関東大震災】朝鮮総連の行事に参加した尹美香、朝鮮学校授業料無償化集会にも参加か

日本の左派(福島瑞穂議員、杉尾秀哉議員、etc.)や韓国メディアが関東大震災に於ける朝鮮人殺傷事件で韓国世論を焚きつけようとしている事はこれ以前にご紹介しましたが、韓国国内では、尹美香(ユン・ミヒャン)議員が議員資格で来日し、総連主催の慰霊祭に参加した事の方が大きな話題になっています。

これを機会に、今更100年前の出来事を持ち出して国家間の歴史問題にしようとしている日本側の活動家の正体に気付いて欲しいのですが...。

  

その慰霊祭には現正義連理事長の李娜栄(イ・ナヨン)氏も出席している事も発覚したのですが、こちらはあまり大きな話題にはなっていないようです。尹美香の問題だけに矮小化せず、正義連の正体にも疑いの目を向けて欲しい所です。

しかし、益々慰安婦団体の ”オウンゴール” の感が出てきました。「益々」と言うのは、昨日、慰安婦を追悼する「記憶の地」から、セクハラ芸術家の作品が撤去されたからです。〔→2023-07-28 慰安婦追悼のモニュメントを設計した韓国芸術家、強制わいせつで1年の求刑

この時、撤去工事を妨害するため集会を開いたのが正義連側(慰安婦団体側)の人達です。”日本軍による性被害” を糾弾しているはずの彼等が、自分達の側の強制猥褻は擁護するダブルスタンダードが批判されています。

 

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それはさておき、尹美香や李娜栄が接触した朝鮮総連は、韓国では反国家団体と指定されており、韓国からは総連のサイトは「有害サイト」としてアクセスすらできないようになっています。

 

20230905_block
接続IP-180.230.159.218
訪問されたサイトは有害サイトとして確認され、接続がブロックされました。
▲韓国からアクセスを試みるとこういう画面が出る

 

李相哲(り・そうてつ)教授によると、韓国では7月に「関東虐殺100周年真相究明と名誉回復のための事業委員会」が発足したそうで、動画『(2023.9.4)尹美香の来日は偶然ではない!』でもその参加団体を紹介しています。朝鮮日報の記事によると「関東虐殺100周忌追悼事業推進委員会」が発足したのは昨年とのことですが、名前が挙がっている団体はほぼ同じなので、発展させたものと思われます。

  • 朝鮮日報正義連と民主社会のための弁護士会(民弁)、民族問題研究所、民族和解協力汎国民協議会、民主労総、韓国労総、韓国進歩連帯など
  • 李相哲TV:日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯〔正義連〕、民主労総、1923 韓日在日市民連帯、615共同実戦南側委員会 強制動員問題解決と対日過去清算のための共同行動、民族和解国民協議会、地球村同胞連帯、民族問題研究所、ギョレハナー、市民の集い独立、靖国反対共同行動、ウリ学校と子供を守る市民の集い

 

慰霊祭をきっかけに、韓国側の従北団体が改めてあぶり出されたといった所でしょうか。

 

現在は、尹美香に対して過料を科すとか、議員辞職を求めるという話が出ていますが、当然、野党の「共に民主党」は擁護しています。

彼女はまた、朝鮮学校への日本政府の補助を求める集会にも出席したそうで、それ以外にも、総連の主催した慰霊祭に唯一韓国側から共同代表になった韓忠穆(ハン・チュンモク)という男を日韓の情報機関が調査中という『東亜日報』の記事が出ました。この記事については別のエントリーでご紹介します。

 

※このエントリーはカテゴリ「関東大震災」ではなく「慰安婦問題」に分類します。

 

 

  


 

 

 

2023/09/05

元正義連理事長の尹美香、総連系の関東大震災慰霊祭に出席して物議。正義連の現理事長も同伴

元正義連理事長で現国会議員の尹美香(ユン・ミヒャン)議員が来日して総連主催の慰霊祭に出席したことは韓国では様々なメディアが報じていますが、朝鮮日報の記事を保管を兼ねてご紹介します。なお、その記事の韓国語版に掲載された写真には正義連の現理事長、李娜栄(イ・ナヨン)氏も映っているのですが、何故かその事には触れていません。〔別の記事で取りあげていました。次のエントリーでご紹介します。

 

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https://www.chosun.com/international/japan/2023/09/02/DBDINGRT5NDX7D5B4ZTDTPWIQM/
윤미향, 친북 조총련의 ‘관동대지진 행사’ 참석
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/09/02/2023090280006.html
尹美香議員、「親北」朝鮮総連の関東大震災追悼式に出席…韓国の行事は欠席
2023/09/02

 現職の韓国国会議員である尹美香(ユン・ミヒャン)氏=無所属=が1日、東京都内で親・北朝鮮系団体の在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)主催による関東大震災発生100年追悼行事に出席した。同日、韓国政府と韓国系同胞団体である在日本大韓民国民団(民団)が東京都内で行った関東大震災朝鮮人虐殺追悼行事には出席しなかった。尹美香議員は入国過程で韓国外交部と駐日韓国大使館側から入国手続きおよび車などの支援を受けていた。韓国政府の支援を受けて、親・北朝鮮系の行事に出席したということだ。

 尹美香議員は同日午後1時30分、東京都墨田区の横網町公園で朝鮮総連が開いた「関東大震災朝鮮人虐殺百年東京同胞追悼会」(北朝鮮式表現)に韓国代表団の一員として出席した。この追悼会には許宗萬(ホ・ジョンマン)議長や朴久好(パク・クホ)第1副議長など朝鮮総連指導部が出席した。許宗萬議長は2020年に北朝鮮最高等級の「労力英雄」称号と「国旗勲章1級」を受けた人物だ。朝鮮総連東京都本部の高徳羽(コ・ドクウ)委員長は追悼の辞で、韓国政府を「南朝鮮傀儡(かいらい)徒党」と呼んだ。この追悼会に出席した「関東虐殺100周忌追悼事業推進委員会」側は、韓日政府が「歴史、正義と平和に対する両国市民の努力と熱望を踏みにじり、(韓日および韓米日)軍事同盟に拍車をかけ、周辺国との敵対を強要している」と非難した。

※横網町公園というのは、例の「6,000人」という数字が刻まれた石碑のある所。朝鮮人犠牲者の慰霊祭を独自に行っている日本の団体『そよ風』のブログによると、時間を区切って様々な団体が慰霊祭を行っているらしく、尹美香と李娜栄が参加した時間帯は朝鮮総連の時間帯だったようだ。

そよ風は予約していたにもかかわらず、邪魔をされてできなかった。

そよ風側は「6,000人」という数字を問題視しているので、スピーチを聞いていても ”歴史戦” の意味合いがある感は否めないが、彼等が式典を行っている間、妨害者達は「レイシスト帰れ!」とずっと騒いでいた。

省略:国会議員として駐日大使館が便宜を図ったという内容

 尹美香議員は入国翌日の先月31日には埼玉県で行われた「関東虐殺遺族と共にする埼玉・具学永(ク・ハクヨン)追悼祭」に出席した。同議員が特別委員として活動し、昨年7月に作った「韓国関東虐殺100周忌追悼事業推進委員会」が主催した行事だ。「具学永」は関東大震災時、埼玉県内で自警団に殺害された朝鮮人の名前だ。

 尹美香議員は今月1日、韓国側の行事「第100周年関東大震災韓国人殉難者追念式」には出席しなかった。韓国側行事を主催した駐日韓国大使館と民団側は「韓国の行事は午前11時からだったので、時間のことだけを考えれば両方とも出席は可能だったが、尹美香議員側から出席の問い合わせや要請はなかった」と説明した。

 尹美香議員が親・北朝鮮系の行事に出席したことで、同議員に近い人々の親・北朝鮮的な行動があらためて俎上(そじょう)に載せられている。同議員の夫・金三石(キム・サムソク)氏(59)は国家保安法違反の前科がある。金三石氏は妹の金銀周(キム・ウンジュ)氏と共に「兄妹スパイ団事件」で裁判を受け、同氏には1994年に懲役4年の実刑判決が言い渡された。金銀周氏は懲役2年(執行猶予3年)が言い渡された。判決文によると、この兄妹は1992年に日本で反国家団体である在日韓国民主統一連合(韓統連)議長らと会い、国内情勢・市民運動団体の動向資料などを渡し、数回にわたって50万円相当の金品を受け取ったという。

 尹美香議員の補佐官は国家保安法違反容疑で韓国国家情報院の内偵捜査を受けたこともある。同議員の補佐官は議員室に入る前の2016年、ベトナムで北朝鮮工作員と接触していたことが昨年明らかになり、国家情報院では現在、関連調査を進めているとのことだ。

 

※このエントリーはカテゴリ「関東大震災」ではなく「慰安婦問題」に分類します。

 

  


 

 

 

2023/09/03

【関東大震災】『朝鮮日報』も ”みずほ” グループ? またも記事になった「電信文」

みずほグループと言っても金融機関ではありません。

社民党の福島瑞穂議員が ”発見” した内務省警保局〔現在の警察庁〕の電信文を様々なメディアが使い回している事を前回のエントリーでご紹介しましたが、今度は『朝鮮日報』が記事にしました。

発見と言っても、福島瑞穂はその文書が存在している事を知っていて国会で確認しただけだし、そこに書かれていた韓国人の暴動や放火の企図は今となってはどこまで事実だったのかはもはや検証ができません。

問題はそれが内部文書であり、勝手に傍受して記事にしたのは新聞。

 

で、『朝鮮日報』ですが、韓国内では最も保守で、読者も比較的冷静な方が多いのですが、基本的に韓国メディアは反日。特に、日本在住の特派員にその傾向が強いのです。

新たに、こんな記事もありました。立憲民主党 杉尾秀哉議員のインタビュー記事です。

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/09/01/2023090180175.html
関東大震災100年:立民・杉尾秀哉議員「喉に刺さったとげを放置したまま真の日韓和解は困難」
2023/09/03
「関東大震災100年…埋もれる朝鮮人虐殺」

 

情報源はこんなのばっかり。

そして、以下の記事は、例の「電信文」です。

何度も繰り返しますが、過剰防衛などで無辜の朝鮮人が殺されたこと、それが数百人単位である事を否定する者はいません。

しかし、その原因を流言飛語だけにしようとする韓国側(日本人も含まれます)、且つ、6,000人という数字を否定しようものなら、「虐殺を否定した!」と論点をすり替えてヘイトだレイシストだと罵声を投げる輩。こういう人達に反論しているだけです。

 

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https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/09/01/2023090180159.html
関東大震災100年:日本の警察、1日夕刻から「朝鮮人が殺人・放火」と流言飛語をばらまいた
2023/09/02

戒厳軍、翌日から朝鮮人の殺害を始める
日本の一部メディアもフェイクニュースに加担

1923年9月の関東大震災当時、「朝鮮人が混乱に乗じて攻撃してくる」という流言飛語は急速に広まり、その中心には日本政府と軍・警察がいた

9月1日午前11時58分、マグニチュード7.9(推定)の大地震が東京・横浜など関東地方を襲い、10万人を超える人命被害が発生した。日本政府は、国民の不満を他にそらす工作を展開し始めた。山田昭次・立教大学名誉教授の研究によると、地震が起きた1日の夕刻から、日本の警察は「朝鮮人が殺人・放火をしている」という流言飛語をばらまいた

 翌2日、うわさは一段と急速に広がった。「朝鮮人が井戸に毒を入れた」「産業施設を破壊している」「略奪・暴行までやっている」という根拠のないうわさが、日本の軍人・警察官によって広められた。故・姜徳相(カン・ドクサン)在日韓人歴史資料館長は生前、9月2日午前10時の時点で一部地域の警察署長は「朝鮮人は殺してもよい」と公々然と発言していた、と明かした。

2日午後6時に戒厳令が宣布され、内務省警保局長後藤文夫の名義で「朝鮮人が各地で放火しており、爆弾を所持して石油をまく者がいるので厳しく取り締まるべき」という電文が全国に発せられた。実弾を持った戒厳軍が出動して東京や千葉などで朝鮮人を殺害し、退役軍人などからなる自警団が各地で組織され、街頭を闊歩(かっぽ)してほしいままに虐殺を行った。

※「全国」とわざと曖昧に書いているが、公開文書ではない。また、以下はどこまでがフェイクかは不明。

 軍・警察の電文を根拠に、一部メディアが作り出した「フェイクニュース」もまた、流言飛語の流布に加担した。『関東大震災「虐殺否定」の真相』の著者で元朝日新聞記者の渡辺延志氏の研究によると、9月3日発行の大阪朝日新聞は「朝鮮人が爆発物を持って石油缶を運び、放火しようとしている」と報じた。これは、同日午前に千葉県の海軍送信所から発信された電文によるものだった。4日付の名古屋新聞は「朝鮮人が列車爆破計画を自白した」と報じたが、その後、この事件に関する記録は全くない。

 「朝鮮人暴動」の実体が明らかになると、日本政府は5日に臨時震災救護事務局警備部名義で「(朝鮮人が暴動を起こしたという)風説を徹底的に取調べ、之を事実として出来得る限り肯定することに努むること」という奇怪な決定を下した。自分たちがばらまいた流言飛語が事実であるかのように捏造(ねつぞう)し、虐殺の責任を隠蔽(いんぺい)しようというのだ。

しかしその後、司法省の調査で放火・殺人・強盗・強姦(ごうかん)などを働いたとされる朝鮮人120人のうち115人は「姓名不明」であって、残りは「所在不明」「逃亡」「死亡」だった。うわさの実体は全く存在しなかったのだ。

鄭在貞(チョン・ジェジョン)ソウル市立大学名誉教授は「今の日本で、ほとんどの良心的な人は『朝鮮人暴動』が捏造されたものだという真実を理解しているが、一部の極右勢力は依然としてあれは事実だったと主張する」とし「関東大震災のフェイクニュースがまだ流布されているということ」と語った。

 

 

  


 

 

 

2023/09/02

【関東大震災】朝鮮人殺害を国家責任にして新たな歴史問題にしようと画策する福島瑞穂と反日ネットワーク

まずは、韓国KBSの報道番組の動画をご紹介します。ここに社民党の福島瑞穂参議院議員が登場します。(23:58~)

 

 

福島瑞穂「9月3日の時点で、朝鮮の人達が爆弾を所持したり、石油を注いで放火をしている者がある、と。だから、東京都下に於いて『戒厳令』を敷いた。まさにこれが、大きな虐殺の原因になった。という風に思っています。」

 

戒厳令が出たから虐殺が起こった?

論理に飛躍がありますが、それもそのはず、彼女は肝心なことを隠しているからです。

戒厳令が出される前に、内務省警保局、現在の警察庁ですが、そこから各地方長官に電信文が送られ、それを傍受した新聞社がそこに書いている朝鮮人の犯罪行為を含めて記事を書きました。

そこに誤報が含まれていようと、電信文はあくまでも内部文書であり、それを傍受して広めたのはマスコミなのです。

内務省もデマが拡散されている事に気付きますが、既に新聞が報じた後であり、それ以前から感じていた朝鮮人に対する反感や恐怖も相まって、また、現実に略奪などの犯罪も起きたこともあるでしょう。流言飛語の要因の一つとなったのです。

戒厳令そのものは関係ありません。

 

この電信文の事は、議事録のリンクを貼っておきますが、6月15日の参議院法務委員会で福島瑞穂議員が質問しています。

 

「内務省、つまり日本政府がデマを広めて虐殺が起きた」という構図で日本政府の責任とし、新たな日韓問題の火種を作る意図があるためと思われます。

 

そして、この質疑を報道したのは『共同通信』です。

この記事を受けて検証なさったのは「X」でNathanというアカウント名の方です。これでブログ主は、新聞社が電信文を傍受して記事を書いたことを知りました。ブログ内に通信文を傍受して書いた記事の画像があります。

 

そしてもう一人、東京新聞の望月衣塑子記者が、松野官房長官 定例会見(2023年8月31日午前)で電信文について質問しています。

以下略ちゃん(@ikaryakuchan/午前9:06 · 2023年9月2日)さんのポスト(ツイート)に文字起こしされているので、一部をお借りします。

関東大震災の朝鮮人虐殺について。... 防衛省に保管されている公文書の中で大震災直後に内務省から全国に発信した電信文というのもあります。ここには東京付近の震災を利用する朝鮮人が各地に放火、現に東京都内で爆弾を所持し石油を注いで放火するものがあると、こういったような内容が記されているそうです。... 

これに対して松野官房長官は、以下のように答えます。

(存在は承知しているが)... その内容〔=朝鮮人の破壊活動や騒擾の企図〕について政府内に事実関係を確認することのできる記録が見当たらないものと承知をしております。

 

直接この ”反日スクラム” とは関係ありませんが、韓国メディアも、日本政府の謝罪を求める動きに出ました。

https://japan.hani.co.kr/arti/opinion/47721.html
[社説]関東朝鮮人虐殺100年を無視した韓日政府、恥を知るべき
2023-09-01
関東大震災当時に起きた朝鮮人集団虐殺から100年を迎える日が、韓日両政府の冷たい無視の中で過ぎ去った。韓日の市民による真相究明と謝罪を求める声に対し、両国政府は沈黙と無関心で一貫している。

 

尹錫悦政権の間は大丈夫かも知れませんが、今後もこの問題は ”火種” として残るかも知れません。

 

 

  


 

 

 

2023/09/01

【関東大震災】立憲民主党 杉尾秀哉議員が『朝鮮日報』に渡した証拠書類(?)とは

『朝鮮日報』が、"斎藤実文書に記録された「関東大震災当時の朝鮮人虐殺被害者813人」....” という書き出しである資料の画像を掲載しました。〔記事後述

立憲民主党の杉尾秀哉議員の提供による物です。

 

20230901_earthquake01
▲【図-1】『関東地方震災ノ朝鮮ニ及ホシタル状況』(朝鮮総督府警務局)

 

朝鮮日報が見せたのはこの画像だけですが、前回のエントリーの最後にご紹介した動画クラウドファンディングを呼びかける動画らしい〕にも杉尾氏本人が登場して、他の頁も示しながら説明をしています。

そこには表紙のコピーも映っていて、大正12年11月に朝鮮総督府警務局が作成した『関東地方震災ノ朝鮮ニ及ホシタル状況』である事が分かります。

探したのですが、この文書は見つかりませんでした。

 

20230901_earthquake02
▲【図-2】『関東地方震災ノ朝鮮ニ及ホシタル状況』表紙(朝鮮総督府警務局)

 

ここで、【図-1】をもう一度見てみると、表の項目名に「見込数」とあり、これは朝鮮総督府東京出張所が調査した、朝鮮人被殺者の見込み数だと分かります。

表の横にはこのように書かれています。〔漢字などを適宜現代的な表記に変更

>(3)処置
被殺鮮人死体始末は関係官警に於いて區々〔くく=まちまちになせるより、其の後、更に左記一定の方針の下に処置せれつつあるか〔が?、未だ遺骨引き渡しを申し出たる遺族なし。而して〔しこうして=また同時に〕これ等被殺者の遺族に対する慰藉方法其の他に就きては...

 

この資料は既に、以前のエントリーでご紹介した内閣府のサイト『1923 関東大震災【第2編】』の中の『第2節 殺傷事件の発生』というPDF文書で紹介されています。以下、途中で改段落して該当部分を引用します。

朝鮮人被殺害者数の全体について、朝鮮総督府の記録によれば、10月22日現在、内務省は「朝鮮人被殺人員」を約248名と把握していた。しかし、朝鮮総督府東京出張員はこれを前提に「内査したる見込数」として、東京約300、神奈川約180、埼玉166、栃木約30、群馬約40、千葉89、茨城5、長野3の合計約813名を挙げている(大正12年12月朝鮮総督府警務局,「関東地方震災ノ朝鮮ニ及ホシタル影響」,斉藤実文書,『関東大震災朝鮮人虐殺問題関係史料Ⅳ』影印)。内務省の把握が部分的であることは、当時の植民地官僚の目にも明らかだったのである。

その後、総督府は震災による朝鮮人の死者・行方不明者を832名と把握して、1人200円の弔慰金を遺族に支給した(大正13年6月,朝鮮総督府官房外事課,「関東地方震災時に於ける朝鮮人問題」,『現代史資料(6)』所収)。この際、死亡が災害の直接の結果か、殺傷事件によるものかは区別していない。しかし、日本人の死者、行方不明者へ一律で配布されたのが御下賜金の1人16円であったことと対比すれば、200円という金額は政府が朝鮮人の被災を特異なものと捉えられていたことを示している。

 

死亡が災害の直接の結果か、殺傷事件によるものかは区別していない」とは書いてありますが、大半は被殺者と見ていたのではないでしょうか。この数字に関して、『関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実』の著者、工藤美代子氏の算出方法を説明したと思われる産経の記事を引用します。

 

(33)震災後覆った無政府状態 「流言蜚語」による「虐殺」だったのか
産経 2013/11/17
p.2

まず「虐殺」された人数について、当時の内務省による公表では過剰防衛で殺された(罪のない)無辜(むこ)の朝鮮人は233人だ。
工藤氏〔※工藤美代子氏〕はさまざまな資料から、震災当時東京やその周辺に居住していた朝鮮人を約9800人と推測する。

※1920年の内地朝鮮人総人口(30,149人)に占める関東在住朝鮮人人口は2,989人で約9.9%、1925年が129,870人/20,335人/約15%である。震災のあった1923年は総人口80,151人なので9,800人なら約12%となり、妥当な数字だと思われる。

ところが後藤新平内務相による国会答弁によれば、自警団などの動きを見て日本政府が千葉県の習志野陸軍廠舎(しょうしゃ)などに収容・保護した朝鮮人は計6797人に上る。これと確かに殺害されたという233人を引くと残りは2700人あまりだ。
しかも日本人の死者との対比で震災で直接亡くなった朝鮮人も約1900人と推定されるから、虐殺の対象となったのは800人前後と見る。

工藤美代子氏の著書で死者・行方不明者の総計を2,700人と見積もっているが、1900+800の計算結果と一致する。

記事はこの後、「流言飛語ばかりではない」という話が続きます。

 

現代の感覚ではピンときませんが、殺害方法を見ると日本刀とかピストルが使われ、朝鮮人も武装しており、”殺(や)られたら殺(や)り返す” みたいな物騒な時代だったようです。

 

* * * *

https://www.chosun.com/international/japan/2023/08/24/P55KQBQO55CP3NDTM3UQUOUPWQ/
日정부 문서 “살해된 조선인 813명”...본지, 조선총독부 기록 확인
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/08/30/2023083080002.html
関東大震災100年:朝鮮総督府「殺害された朝鮮人813人」 日本政府文書で確認
2023/08/31
「関東大震災100年…埋もれる朝鮮人虐殺」

 1923年9月、関東大震災直後の朝鮮人虐殺に関連して、当時朝鮮総督府が内務省の集計を信頼せず、東京出張所の職員を通して被害者数を独自調査していたことが確認された。

 当時、内務省は朝鮮人被害者の数を231人と発表したが、朝鮮総督府は同年12月に独自の集計を行い、推定813人とする文書を残していた。文書には「神奈川県は追加調査中」という但し書きが付いており、朝鮮総督府ですら、控えめに見積もっても1000人以上だと認識していたものとみられる。

 8月23日に本紙は、杉尾秀哉議員(立憲民主党)のオフィスを通して入手した「斎藤実文書」(斎藤実が朝鮮総督を務めていた1919-27年、29-31年に記録された公式文書)を立教大学の宮本正明・立教学院史資料センター助教と共に検討した。宮本助教はおよそ10年前、早稲田大学在学時に国会図書館と共に斎藤実文書の整理を担当していた。

 「関東地方地震の朝鮮人現況」という資料は、「殺害朝鮮人数文書」で「朝鮮総督府の東京出張員が内偵した推定数は次の通り」と記す。東京はおよそ300人、神奈川県はおよそ180人、埼玉県は166人、千葉県は89人、群馬県はおよそ40人、栃木県は30人など、合計813人だった。この文書で併せて提示した内務省の集計には、虐殺の規模を縮小した痕跡が少なからずあった。例えば、朝鮮人虐殺が最もひどかった神奈川県の死亡者数はわずか1人と記録されている。

 斎藤実文書には、虐殺隠蔽(いんぺい)の状況を示す内容もあった。朝鮮総督府警務局が各警察署に送った五つの指針だ。「埋葬した死体は早く火葬すること」「遺骨は日本人・朝鮮人の区別がつかないように措置すること」「殺害された人で名前が確認され、遺族が引き渡しを申請する場合には遺骨を渡すこと」「遺族ではない者が引き渡しを申請するのであれば遺骨を渡さないこと」などだ。とりわけ、5番目の指針として挙げられた「起訴された事件で被害者が朝鮮人である場合は早急に、遺骨をきちんと分からないくらいまで処理すること」は、隠蔽措置と解釈できる。

 宮本助教は「隠蔽の証拠とみることができる文書」としつつ「当時は三・一運動の直後で、朝鮮総督府は、関東大震災の朝鮮人虐殺が伝えられて韓半島の日本支配を揺るがすのではと考え、懸念したものとみられる」と語った。朝鮮人虐殺問題を深刻な問題と認識した、というわけだ。文書には、朝鮮総督府が韓半島に朝鮮人虐殺のニュースが伝わることを防いだという「流言飛語対策」も含まれている。「日本で朝鮮人が虐殺された」という事実を伝えたせいで115人が、朝鮮総督府に流言飛語流布の容疑で捕まり、刑事処罰を受けたのだ。

成好哲(ソン・ホチョル)東京支局長

* * *

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/08/31/2023083180002.html
韓国語:https://www.chosun.com/culture-life/relion-academia/2023/08/24/XCO276F7V5ELTBGEXYX7CBFHGU/
関東大震災100年:朝鮮人がどれだけ被害に遭ったか、公式調査がないため正確な数字分からず
2023/08/31

▲本紙が入手した「斎藤実文書」の一部。1923年9月の関東大震災当時、朝鮮総督府が独自に調査した朝鮮人虐殺被害者の見込数が813人(赤い円内)と記されている。/写真=成好哲・東京支局長〔前掲画像

 斎藤実文書に記録された「関東大震災当時の朝鮮人虐殺被害者813人」は、朝鮮総督府東京出張所で調査した虐殺被害者の数だ。当時天皇の直属機関だった朝鮮総督府が遂行した調査なので、最終的には日本政府の立場だとみることができる。

 しかしこの数字は、関東大震災当時、東京から発表されたものとは大きな差がある。司法省は、殺害された朝鮮人犠牲者の数を233人と発表し、内務省情報局は、朝鮮人死亡者231人、誤認された日本人死亡者59人と発表した。朝鮮総督府の調査と差があるのは、虐殺事件に対する日本政府の調査妨害や、隠蔽(いんぺい)工作を通した虐殺規模の縮小があったことの傍証とみられる

 韓国の学界では通常、当時虐殺された朝鮮人の規模を「およそ6000人」とみている。根拠は、1923年12月に上海臨時政府の機関紙「独立新聞」が報じた6661人という数字だ。これは、在日朝鮮人留学生を中心に結成された「在日本関東地方被災朝鮮同胞慰問団」が横浜、神奈川、埼玉地域を詳細に調査した結果だった。この朝鮮同胞慰問団が10月末まで調査した資料を基にしたものが、当時「中央公論」誌の編集者だった吉野作造の資料で、朝鮮人被害者は2613人だとした。

 東北アジア歴史財団のソ・ジョンジン韓日歴史問題研究所長は、在日歴史学者の故・姜徳相(カン・ドクサン)在日韓人歴史資料館長が「関東大震災当時、関東地方の朝鮮人居住者はおよそ2万人、行方不明になった人はおよそ9000人」と算定した点を根拠に「独立新聞で報じられた6661人という統計は実際の数にかなり近いだろう」と語った。姜徳相館長が算定した「行方不明者9000人」は、地震による被害者と、生活基盤を失って移住したり帰還したりした朝鮮人の、双方を含む数字とみることができる。

 ところで2013年、新たな資料と数字が出てきた。韓日近代史が専攻のカン・ヒョスク博士が、1924年3月のドイツ外務省の英文資料「Massacre of Koreans in Japan(日本における韓国人虐殺)」を分析した結果、当時虐殺された朝鮮人は実に2万3058人だというのだ。このうち、警察が577人、軍隊が3100人を殺害したと記録していた。しかしこの記録は、当時関東地方に居住していた朝鮮人の数と照らしてみると、かなり誤りを抱え込んでいる数字だという指摘がある。

兪碩在(ユ・ソクチェ)記者

 

 

  


 

 

 

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