【関東大震災・慰安婦問題】韓国の市民団体が日本の国家責任を追及、その後水曜集会を主催
韓国の市民団体が在韓日本大使館が入居するビル前で関東大震災の朝鮮人虐殺に対するデモを行ったそうです。
ただ、ブログ主が注目するのは、関東大震災ではなく、慰安婦問題の方です。
彼等は、日本大使館前での集会を終了すると、水曜集会を行ったそうです。
以下、『聯合ニュース』の記事です。
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https://m-jp.yna.co.kr/view/AJP20230823001900882
関東大震災の朝鮮人虐殺 韓国団体が日本の国家責任追及
2023.08.23 14:34
韓国の市民団体や宗教団体などが参加する「関東虐殺100周忌追悼事業推進委員会」は23日、ソウルの日本大使館前で記者会見を開き、日本政府に対し関東大震災の際に発生した朝鮮人虐殺の国家責任を認めるよう求めた。
同委員会は「日本の議会で何度も関東虐殺事件に対する国の責任を追及したが、日本政府は全責任を日本自警団に転嫁し、100年間何の関係もなかったかのように破廉恥な行いを見せてきた」と批判した。
委員会は続いて、この日正午から開かれた旧日本軍の慰安婦問題の解決を求める「水曜集会」を主管した。
集会では日本政府に対して慰安婦被害者への謝罪と賠償を求めるとともに、関東大震災の朝鮮人虐殺について国の責任を認めるよう要求した。
1923年9月1日に発生した関東大震災では「朝鮮人が井戸に毒を入れた」「放火する」などのデマが広がり、朝鮮人や中国人が自警団や警察、軍人によって殺害された。大韓民国臨時政府の機関紙「独立新聞」は当時、在日朝鮮人6661人が犠牲になったと報じた。
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この記事でも分かるように、現在の「水曜集会」は、もはや挺対協だけでは維持できず、毎回、キリスト教団体とか、仏教団体、民主労総(労働団体)などが持ち回り?で主催しています。
しかも、時には原発処理水放出反対など、慰安婦問題とは関係無いテーマで日本を批判する事もあります。
つまり、慰安婦問題はこじつけに過ぎず、単なる活動家による反日集会になっているのです。
時々は教師に引率された子供も参加し、先週(8月16日)などは、世界ジャンボリーの為に来たスウェーデンの隊員が参加していました。
これは韓国メディアの報道で知ったのですが、この日、金柄憲所長やそのお仲間の皆さんは鬱陵島への遠征をしていたので、いつものような中継はありませんでした。
水曜集会のカウンターデモが方針転換の時季に来ていると思うのは、こういう点です。
道を挟んで「反日は精神病!」とか「尹美香(ユン・ミヒャン)を逮捕しろ!」とか叫ぶスタイルでは、彼等(水曜集会)に対する嫌がらせにはなるとは言え、慰安婦問題だけが目的では無いので、こたえないのです。
鬱陵島での集会は以前のスタイルに戻って、慰安婦問題の欺瞞などをスピーチする形式でした。皆さん、手慣れた物で、理路整然と慰安婦問題の欺瞞を説明するので、聴衆の中には理解してくれた人もいたそうです。
今日は雨の予報だったので始めからカウンターデモは中止して、金柄憲所長による教科書の問題点の講義(勉強会?)でした。こうした形式も今後は織り交ぜていく方が良いのではないかと思います。
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