【慰安婦問題】大邱(てぐ)の慰安婦歴史館「ヒウム」、財政難で閉館の危機
「ヒウム(희움)」というのは「希望を集めて花を咲かせる」の頭文字を組み合わせた言葉だそうで、慰安婦グッズのブランド名でもあるようす。
まずは記事全文を機械翻訳でご紹介します。長いのですが、館長の ”グチ” っぽくて面白いので。
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https://news.imaeil.com/page/view/2023082116564373304
「非首都圏唯一」大邱日本軍「慰安婦」歴史観 ヒウム、自治体の関心減で運営難を訴える
2023-08-21
国家記念日である「日本軍慰安婦被害者を称える日」の参加者も10人余り···「自治体首長も不参加」
非首都圏で唯一の大邱日本軍「慰安婦」被害者歴史観「ヒウム」が市民の無関心の中で無視されている。 人手不足と運営難に苦しヒウムは、訪れる市民を迎える多様な歴史コンテンツの開発さえ手に負えない状況だ。
17日、大邱中区ヒウム日本軍「慰安婦」被害者歴史館で会った挺身隊のソ·ヒョクス・おばあさんと共にする市民会代表は取材陣に会うやいなや直ちに収蔵庫〔展示室?〕に案内した。 歴史館内の小さな収蔵庫には慰安婦被害者のおばあさんたちの遺品だけでなく、被害を証言した記録がいっぱいだった。 にもかかわらず、ソ代表は漠然とした表情だった。
徐代表は「おばあさんたちが使っていた車〔車椅子?〕、生前に直接描いた絵などが全て私たちが記憶しなければならない歴史だ」とし「オランダではアンネ·フランクの家を作ってユダヤ人虐殺という恥ずかしい歴史を記憶しているが、韓国は日本軍『慰安婦』の歴史を政治的な用途だけで言及するのにとどまり、この歴史的記録をまともに活用することもできない」と話した。
ヒウム日本軍「慰安婦」歴史館は100人を越える後援者とブランド「ヒウム」の収益金で運営されている。 問題は地方自治体支援などが非常に少なく、歴史コンテンツを積極的に開発し広報するのが難しい実情だという点だ。
ソ代表は「学芸員2人がコンテンツを開発し、『ギリムイ(称える)日』〔※日本軍慰安婦被害者を称える日〕プログラムを組み、ブランド『ヒウム』が販売する物の包装まで全て引き受けて行う」として「それでも月給をかろうじて合わせてくれるほど難しい状況」と苦々しく話した。
国家記念日の「ギリムイ日」も大邱だけは小規模ホールでささやかに行われた。 14日、大邱中区の「大ホール」で開かれた「ギリムイ日」行事会場を訪れた人も10人余りだった。 これさえも一般市民どころか主催側関係者だけが参加した。
ソ代表は大邱が他自治体に比べて「ギリムイ日」等、慰安婦歴史に対する関心が非常に低調になったと証言する。 ソ代表によればソウル、京畿道、慶尚南道など他自治体の「ギリムイ日」行事は各市庁、道庁などで開催されるほど地方自治体の関心が高い。
大邱市だけでなく区役所の関心も低いのは同じだ。 大邱中区庁は「近代歴史文化」コースの中にヒウム歴史館を入れて観光コースの一つとして活用しているが、これといった支援策は出せずにいる。 中区庁関係者は「ヒウム歴史館に対する支援はない」とし「慰安婦関連支援は大邱市が受け持っている」と説明した。
専門家たちは、私たち皆が記憶しなければならない日本軍慰安婦の歴史を保全するために、自治体の積極的な支援を強調する。 安東(アンドン)大学史学科のカン・ユンジョン教授は、「アンネ·フランクの家のように、世界的にも恥ずかしい歴史であるほど、より赤裸々に記録しようと努力している。 これは結局、同じ過ちを繰り返さないという国家レベルの意志を示すもの」とし「地方自治体レベルの努力が必要だ」と話した。
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館内の様子は「희움 일본군 위안부 역사관」(ヒウム日本軍慰安婦歴史館)で画像をググると分かりますが、慰安婦の遺品以外は、写真や証言などのパネル展示くらいしかありません。あとは1階にショップコーナー。入場料は2000ウォン(約200円)だそうですが、タダでも行かないでしょう。
グッズは花をモチーフにした普通のデザインですが、400円くらいのトートバッグとかハンカチの類いで、別に欲しくもないでしょう。
以下の説明、
>中区庁関係者は「ヒウム歴史館に対する支援はない」とし「慰安婦関連支援は大邱市が受け持っている」と説明
から、民間の施設のようで、区役所は観光コースとして紹介はするが、運営にはノータッチ、と言う感じです。所謂 ”公金チューチュー”(公金にたかるビジネスモデル)の失敗例のようです。
思うに、『反日種族主義』(李栄薫 著)などの保守の広報活動の成果もあるかもしれませんが、何より元慰安婦と称する女性がほぼいなくなって「慰安婦」そのものが話題になることが少ないので、関心が薄れたのだと思います。展示館のコンテンツも少なければ、イベントも開催できないのでしょう。
正義連が元慰安婦を使って金儲けしてた事が発覚したのも痛かったでしょう。この歴史館も構造は同じです。
▲歴史館全景(HPよりキャプチャ)
1920年代の日本家屋という説明をあるブログで読みました。
近くには慰安婦像もあるようで、”日本人を呪う” 為のトーテムやアイコンとしてなら、像で十分なのではないでしょうか。
参考に、『民間歴史館が苦労して収集した慰安婦資料に危機=韓国(1)』、『(2)』という2014年の『中央日報』の記事をご紹介しますが、挺対協釜山協議会のキム・ムンスク会長が私財を投じて設立した歴史館が財政難になっているという内容です。
こちらも展示物はせいぜい紙の資料で、目玉となるような展示があるわけではありません。
>釜山市は昨年12月に歴史館資料の移管をキム会長と相談したという。今年4月末に竣工する釜山「日帝強制動員歴史館」に資料を寄贈するようにということだった。キム会長は「保管のための資料寄贈はできない」と話す。
とあるように、資料の保存云々より、自分が運営したいのでしょう。
おそらく、慰安婦問題はこのように関心が薄れて消えていくのを待つしかないのかも知れません。
そうして初めて韓国人が少し冷静に考えることができるようになり、事実にも耳をかたむけるようになるのではないでしょうか。
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