【併合期の朝鮮】総督府官邸での敬老会(1938年11月12日)
朝鮮総督官邸で敬老会が開かれたという記事を見つけました。
別の画像...これは戦後の本のようですが...日付が分かりました。昭和13年(1938年)11月12日です。
最初の画像は解像度が低くて読みにくいのですが、
「けふ(今日)敬老の集い 総督さんもけふは子供」
>「お年寄りは国の宝です。大切にしなければなりませぬ」と、人一倍老人思いの南総督は朝鮮に赴任以来、毎年敬老会を開いているが、今年も...
とあり、南次郎総督は1936年8月に赴任しているので、記事にも書いてありますが、3回目のようです。
この時の写真はもう1枚あります。(左端が南総督のようです。)
この画像で検索すると、デタラメな使われ方をしていて、ある記事には「《創氏改名》を強要した朝鮮総督南次郎」というキャプションが付けられていたり、また、ある記事では、「カツ〔※갓〕を被った老人を嘲弄する日本軍人」などと書かれています。
「カツ(갓)」とは、右の老人が被っている馬の尾やたてがみで作った帽子(笠、冠)の事で、その記事を一部機械翻訳してご紹介します。
https://www.koreaherald.com/view.php?ud=20150906000139
北잡지, 일제의 갓쓴 노인 희롱·어린이처형 사진 등 공개
北朝鮮雑誌、日本のカツの老人嘲弄·子供処刑写真などを公開
Published : Sept 6, 2015 - 11:24 Updated : Sept 6, 2015 - 11:24
光復70周年を契機に日帝強占期の蛮行に対する再照明作業が活発に行われる中、日本軍人たちがカツ姿の老人を嘲弄したり少年を斬首するなどの場面を撮った写真が北朝鮮英文雑誌を通じて多数公開された。
これらの写真は、「KOREA」(8月号)の「Crime-ridden History Can Never Be Hidden」(犯罪に覆われた歴史は決して隠すことができない)と題した「8·15特集面」に掲載されている。
これらの写真の中では、日本軍兵士が笠をかぶった韓国の老人を嘲弄する場面を撮った写真が一番目を引く。
この写真の中の日本軍は、自分の顔を老人の顔の前に近づけたままニヤニヤ笑っている。 老人の年はまだ80歳にはなっているようだ。 また、他の日本人も鋭い目つきで彼をにらんでいる。
老人はこの状況に戸惑うようにそっと彼らの視線を避けてしまう。 どんな行事に参加するためにここに来たのか、老人の左胸にはリボンがついた。
まあ、よくもこの写真でそんなストーリーが作れるものだと感心...いえ、呆れると同時に、この時代に朝鮮に関わった我々の先祖が不憫でなりません。
この敬老会のことは、『百年歴史』さんの動画で知り、調べたものです。
6:31~: 근대 조선의 흔한 사진들 모음(1 of 3) - Japanese Subtitle
近代朝鮮のありふれた写真集(1 of 3)
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