【軍艦島】NHKの映像が昭和30年に撮影された事は分かったが、最終目標は元島民の名誉を回復する事
前回のエントリーで、昭和30年(1955年)11月17日にNHKで放送された『緑なき島』が、問題の採掘作業映像も含めて30年製のフィルムで撮影されたと書きました。
『産経新聞』の記事の前回引用しなかった部分にはこうあり、NHKが認めたものです。
>(フィルムの事は)19日に開かれた自民の外交部会と日本の名誉と信頼を確立するための特命委員会の合同会議に、NHKの山名啓雄専務理事が出席し、明らかにした。
>会合後、特命委の委員長を務める有村治子参院議員は記者団に「放送されたフィルムについてNHKから『戦後作られたものだ』と確認を取った」と説明。「韓国の複数のメディアで目的に沿わない使われ方をされているのは、日本の国益や歴史認識に関わってくる」とも述べた。
今、「産業労働研究会」の皆さん(端島島民側)は、詰め将棋のような作業をしています。NHKを追い詰め、こちら側はつけいられる隙が無い様、理論武装しています。
有村治子議員はツイートで、
>時系列をたどれば、「(戦時中の)地獄のような端島の炭鉱強制労働」という韓国の主張の論拠には、(戦後撮影された)このフィルム映像が使えないはず
と仰っていますが、「昭和30年に裸で這う様に作業してたなら、当然戦前も」となり得ます。だから、まずはNHKにあの映像がヤラセだと認めさせる必要あります。
これには、おそらく、昭和22年のNHKのニュース映像(作業員はきちんと作業着を着てキャップランプを付けていた映像)が役立つとは思います。〔下図〕
しかし、最終目標は「元島民の名誉を回復する事」であり、「韓国があの映像を使ってデマを振りまくのを止めさせる事」です。
NHKと韓国KBSは提携していて、映像などを融通し合っています。無断で『緑なき島』の映像を使うとは思えないので、NHKも了解済みでしょう。但し、その経緯は説明されていません。
仮に、NHK相手に訴訟を起こして、KBSの映像使用停止の申し入れをNHKにさせる事を約束させても、相手が従わないければ、今度は韓国の司法に訴える他無いかも知れません。
動画(会議)でも、そのことは話し合われていましたが、映像自体は既に著作権切れとなっています。
更にこんな映像(↓)に至ってはお手上げです。
これは一筋縄ではいきません。
政府レベルでも動く必要はありますが、民間企業(メディア)が勝手にやっている事だと言われるのは目に見えています。
有本香さんが仰ってたような、国民から賛同者を募って支援部隊を作るとか、ようは、大きな問題にして行く必要があると思います。
※このエントリーは『【国際】徴用工問題』カテゴリとは別に『【国際】徴用工問題(軍艦島)』カテゴリに(も)分類しています。
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